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コンテンツマーケティングを外注するメリットとは?委託先選定のポイント・おすすめ代行会社まで

樋口 可奈

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樋口 可奈

コンテンツマーケティングを外注するメリットとは?委託先選定のポイント・おすすめ代行会社まで

「コンテンツマーケティングを外注しようかな?」

マーケティング担当者であれば、1度は考えるのではないでしょうか。

コンテンツマーケティングを外注すれば、自社リソースを削減できるのはもちろん、専門性が高い知識やスキルを活用できたり、場合によってはコストの削減に繋がったりといったメリットが挙げられます。とはいえ、外注先に丸投げにしていては、思うような結果に至らないこともあるため、しっかりと知識をつけておくことが重要です。

本記事では、

  • コンテンツマーケティングを外注するメリット・デメリット
  • 外注する前に押さえておくべきこと
  • 外注先選定時のチェックポイント

について解説していきます。おすすめの外注先も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

コンテンツマーケティングを外注するメリット

自社リソースを削減できる

コンテンツマーケティングは、基本的に1人で行うことはなく、数人でチームを作って運用するものです。それを社内で行うとなると多くのリソースを充てなければならず、大企業では可能かもしれませんが中小企業にとっては容易ではありません。

外注を依頼してしまえば人的リソースを削減できるため、中小企業でもコンテンツマーケティングに踏み切ることができます。

作業時間が減る

コンテンツマーケティングは人員だけでなく、作業にかなりの工数を費やさなくてはいけません。従来行ってきた業務と兼任となると、これまでかけていた時間を削ってコンテンツマーケティングの業務にあたらなければならなくなり、普段の業務が疎かになってしまうことも考えられるでしょう。外注することで作業時間は減り、従来の業務に専念することができるようになります。

専門性が高い知識やスキルを活用できる

知識が無いまま闇雲にコンテンツを増やしたところで思い描くような効果は出づらく、かといって勉強すればすぐに知識やスキルが身につくというものでもありません。プロに外注することで、社内では持ちえない専門知識やスキルを借りてコンテンツマーケティングを進めることができます。

戦略的なコンテンツマーケティングが実現する

コンテンツマーケティングの要となるのが戦略です。しかし、これまでに経験が無い人が効果の高い戦略を練るのは難しいものです。プロに外注することで、経験や知識をもとに自社に合う戦略を提案してくれます。

多方面からのアプローチが可能になる

コンテンツマーケティングのアプローチ方法はWebサイトに記事を増やす手法だけでなく、ホワイトペーパー、SNS、メルマガ、イベント、セミナーと多岐に渡ります。しかし、数ある選択肢の中から効果的な手段を組み込んだ戦略を立てるのは簡単なことではありません。

外注することで、複数のコンテンツを掛け合わせ、それぞれの手法の特性を生かしたマーケティングを実践できます。

コストを抑えられる場合がある

コンテンツマーケティングは性質上、成果が出るまでに時間がかかります。模索しながら進めるとなるとなおさらで、結果的に思い描く成果が上がらない可能性もあります。そして当然のことながら、成果が出ていない期間でもリソースを消費し、人件費も発生します。

コンテンツマーケティングのプロは、効率的に成果を出す方法を研究し、熟知しているため闇雲に取り組むよりもスムーズに成果を出すことが可能です。

コンテンツマーケティングを外注するデメリット

イメージの共有に時間がかかる

社内であれば普段から商材と接していたり、コミュニケーションも慣れているためイメージの共有にそれほど苦労が無いかもしれませんが、外注となると正確なイメージを短時間で共有するのは難しいものです。しかし、きちんと共有ができていないと、施策が始まってから、「思っていたのと違う」というトラブルに繋がりかねません。

あらかじめ目標や方向性などのイメージを社内で明確にしておきましょう。また、共有にある程度の時間が必要なことを理解し、共有のための時間を確保しておくことも重要です。

ナレッジが社内に蓄積しづらい

外注先に施策を丸投げにしていると、成果が出てきたとしても成功要因がわからず再現性が低くなってしまいます。今後、社内での運用を少しでも考えているのであれば、受け身の姿勢にならず、こまめにコミュニケーションをとってノウハウを吸収するようにしましょう。

コンテンツマーケティングを外注する前にするべきこと

最低限の知識をつける

まず外注する前に、社内のマーケティング担当者が最低限の知識をつけておきましょう。予備知識が無いままに外注しようとすると、会社選定で適切な判断ができなかったり、いざ契約しても目標の共有や方向性の話し合いがスムーズにいかなかったりする可能性があります。

以下の記事を参考にしてみてください。

【目的・手法別】コンテンツマーケティングの成功事例12選

目標・目的を定めておく

外注先を決める前に、コンテンツマーケティングで達成したい目標を明確にしておきましょう。
目標や目的が無いまま外注先を決めてしまっても、費用がかさむばかりで利益が思うように上がらないという事態に陥ってしまうかもしれません。

コンテンツマーケティングで目標として設定される内容は以下のようなものがあります。

売上・利益を増やしたい

Webサイトからの問い合わせを増やしたい

セミナー参加者を増やしたい

上記のような目標を元にKGI(重要目標達成指標)、KPI(重要業績評価指標)といった具体的な数値を示す指標に落とし込んでおくことが重要です。

【例】売上・利益を増やしたい場合のKGI・KPI設定

 

  • KGI:3カ月で売上10%アップ
  • KPI:新規顧客獲得数5%アップ
       顧客獲得単価5%アップ

このように期間や数値まで明確にしておくことで、代行会社の選定がスムーズになり、外注すべきサービスも絞られてきます。
さらに、外注先とのイメージの共有もしやすくなり、運用もうまくいくでしょう。

コンテンツマーケティングにおけるKGI・KPI設定とROI分析の方法と注意点について解説

コンテンツマーケティング外注先選定時のチェックポイント

コンテンツマーケティングの外注先を選ぶ際、チェックするべきポイントは以下の通りです。

  • 支援内容
  • 得意ジャンル・テーマ
  • 情報共有の仕組み

ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。

支援内容

コンテンツマーケティングの代行といっても様々なタイプのサービスがあり、会社によって提供内容は異なります。自社の現状や目標に合う支援内容を提供している会社を見つけましょう。

コンテンツマーケティングの代行会社の主な支援内容は以下のものがあります。

コンテンツ制作

記事の執筆、ホワイトペーパー制作、動画制作など、質の高いコンテンツ制作を外注できます。
このタイプのサービスは、

「自社で戦略は固まっている」
「コンテンツ制作に充てる時間を捻出できない」
「コンテンツの質の高さにこだわりたい」

という場合に活用すると良いでしょう。

コンサルティング

自社の現状や目標をもとにコンテンツマーケティングの戦略のコンサルティングをしてもらえます。
基本的にコンテンツ制作などは自社で行うもので、会社によってはオプションとしてコンテンツ制作も外注できることがあります。

「コンテンツ制作は人任せにせず自社で行いたい」
「コンテンツマーケティングの進め方がわからない」
「これまで自己流でやってきたマーケティングの効果が出なかった」

という場合に活用すると良いでしょう。

ツール提供

解析ツールやCMSを提供してもらうことができます。マーケティング運用もコンテンツ制作も自分で行うことになります。

「自社で施策を完結したいけど解析だけはツールの力を借りたい」
「自社にマーケティングの知見はあるけどサイト制作ができる人はいない」

という場合に活用すると良いでしょう。

マーケティング運営代行

戦略立案からメディアの構築、コンテンツ制作、SEO、解析、運用改善までをワンストップで外注できます。

「リソースの確保はできないがコンテンツマーケティングを取り入れたい」
「従来の業務と兼任で進めてきたが支障が出始めた」

という場合に活用すると良いでしょう。

また、何から始めて良いか、どんな施策を取り入れて良いかわからない場合も、運営代行の扱いがある会社に相談してみると良いかもしれません。

得意ジャンル・テーマ

コンテンツマーケティングは、扱うジャンルやテーマによって最適なアプローチ方法やコンテンツの種類が異なります。BtoBのサービスを扱っているのであればBtoBのマーケティング実績がある制作会社、医療や健康に関する媒体で結果を出したいのであれば医療・健康分野を得意とする制作会社というように、自社のジャンルやテーマの実績がある代行会社を選ぶほうが安心です。

情報共有の仕組み

コンテンツマーケティングにおいて、「目標やKPI」のすり合わせや「進捗状況」の確認が重要です。しかし、会社によって仕組みは異なり、中には情報共有を重要視していない会社もあります。

「自社のイメージが伝わらず思うような施策をしてもらえなかった」「進捗状況のレポートが無くて効果がどの程度出ているかわからない」ということが無いよう、事前に情報共有の仕組みを確認しておきましょう。

おすすめのコンテンツマーケティング代行会社3選

ここからは、豊富な実績とスキルを持つコンテンツマーケティングに強い会社を3社紹介します。

ナイル株式会社

ナイル株式会社

ナイル株式会社は、戦略、調査分析、制作、運用まで幅広いサービスを提供する会社です。

ライオン株式会社が運営する「PAIR」や三井住友カード株式会社が運営する「ビジドラ」など、多数の有名企業のコンテンツマーケティング実績があります。

強み
  • SEO・コンテンツ・解析各部門に専門化が在籍
  • 安定したチーム体制
実績
  • クラウド会計ソフトを扱うfreee株式会社
    …コンテンツのリライトで検索流入を700%に改善
  • デンタルサロン・プレジール
    …コンサルティングの実施でセッション数が約8倍に
公式サイト https://cont-hub.com/

株式会社イノーバ

株式会社イノーバ

株式会社イノーバは、500以上のコンテンツ制作実績をもつコンテンツマーケティングのリーディング会社です。

ノウハウが豊富でBtoB・BtoC両方に対応しています。

強み
  • 戦略づくりが得意
  • 2000人以上のライターコミュニティをもち、発注者の業種業界に合ったコンテンツ制作が可能
実績
  • ソフトウェアを輸入販売する株式会社テリロジー
    …マーケティングオートメーションツール導入で問い合わせ数3倍増
  • 総合事務用品メーカーのプラス株式会社ファーニチャーカンパニー
    …ツール導入で案件情報獲得数が5倍増
公式サイト https://innova-jp.com/

株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-Bは、デジタルマーケティング技術でトータル的なサポートを実現する会社です。

企画設計からインフルエンサーによる拡散まで幅広いアプローチ方法で集客の実現に導いています。

強み
  • SEO施策
  • 自社雇用ライターによる高品質なライティング
実績
  • オリジナルTシャツを提供する株式会社プラスワンインターナショナル
    …サイト設計~コンテンツ戦略までトータル的なサポートにより流入数223%アップ
  • グループウェア業界大手の株式会社ネオジャパン
    …上位表示ページ見直しによりCTR/CVRが120%改善
公式サイト https://www.plan-b.co.jp/company/

コンテンツマーケティングの目的を明確にして最適な外注先をみつけましょう

コンテンツマーケティングを外注することで、自社でリソースを確保することが困難でも高いスキルや知識を借りることができます。ただし、コンテンツマーケティングの外注先の選定を誤ると、期待しているような効果が得られないことも。

まずはコンテンツマーケティングの目的を明確にし、本記事で解説したポイントをチェックしながら最適な外注先を見つけてください。

この記事を書いたライター

樋口 可奈

樋口 可奈

運営元のJetB株式会社メンバーで優良WEB立ち上げから参加。得意ジャンルはSEO、マーケティングやEC分野。これまでに数百記事を執筆した経験を活かし、読者にわかりやすい記事を提供します。趣味はアイドルのライブや漫画鑑賞。

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この記事を監修した人

金井 宏透

金井 宏透

JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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