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ECサイトの構築方法を徹底比較!費用相場・おすすめの構築サービスまで

樋口 可奈

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樋口 可奈

ECサイトの構築方法を徹底比較!費用相場・おすすめの構築サービスまで

「ECサイトはどんな構築方法がある?」
「どのECサイト構築サービスが良いの?」

このような疑問を抱いていませんか。ECサイトの構築方法は、大きく5種類に分類されています。それぞれ複数のサービスが提供されており、機能や費用、サポートなどに差があるため、どれを選ぶべきか悩みがちです。

本記事では、

  • ECサイトの5つの構築方法
  • ECサイト構築の費用相場
  • 代表的なECサイト構築サービスの特徴

について解説します。本記事を参考に構築サービスを比較し、自社にあった構築方法を見つけてください。

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ECサイトの構築方法

ECサイトの構築方法は、下記の5つに分類されます。それぞれの特徴は下記の通りです。

メリット デメリット
ASP ・簡単にECサイトを構築できる
・サーバーを用意する必要がない
デザインや機能に制限がある
オープンソース ・こだわってECサイトを構築できる
・費用を抑えられる
プログラミングの知識が必要になる
モール ・ショップオープンまで時間がかからない
・モールの集客力により、ユーザーに
 訪問してもらえる可能性がある
・モール独自のデザインやキャンペーンに縛られる
・価格競争になりやすい
パッケージ 手間なくクオリティの高いECサイトを構築できる ・カスタマイズに一定の時間と費用がかかる
・システムの陳腐化が起きる
フルスクラッチ 独自性の高いECサイトを構築できる ・高額な費用がかかる
・高いスキルが必要になる

構築方法ごとにメリット・デメリットがあるため、どのようなECサイトにしたいか明確にした上で検討することが重要です。

ECサイト構築の費用相場

ECサイト構築にかかる費用は、ショップの規模や含める機能などによって差があります。下記は、構築方法ごとの費用相場となりますので、参考にしてください。

初期費用 月額費用
ASP 無料~100万円 数千円~10万円
オープンソース 無料 数千円
モール 無料~70万円 数千円~10万円
パッケージ 100万円~ 10万円~
フルスクラッチ 500万~ 50万円~

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ECサイト構築サービス比較

ECサイトの構築方法ごとに、さまざまなサービスが提供されています。下記は、代表的なECサイト構築サービスの一覧です。

構築方法 代表的なECサイト構築サービス
ASP BASE
STORES
Shopify
カラーミーショップ
makeshop
ショップサーブ
オープンソース EC-CUBE
WooCommerce
Welcart
Magento Open Source
モール 楽天市場
Yahoo!ショッピング
Amazon
パッケージ ecbeing
ebisumart
EC-Orange
フルスクラッチ
(制作会社が1から構築)

ここからは、代表的なECサイト構築サービスの特徴を解説していきます。

ASP

ASP(Application Service Provider)とは、ECサイト構築に必要な機能を備えたシステムのことです。プログラミングなどの知識がなくても簡単に構築できることや、費用を抑えて構築・運用できるという特徴があります。またクラウド上のシステムを利用するため、サーバーを用意したりソフトウェアをインストールしたりといった準備の必要がない点もASPの強みです。

一方、デザインや機能に制限がある点はデメリットといえるでしょう。独自性を出したい人や、成長に合わせて拡張させたい方は、物足りなさを覚える可能性があります。

代表的なASPサービスの費用と特徴は下記の通りです。

費用 特徴
BASE 初期費用:無料
スタンダードプラン:決済手数料3.6%~+40円、サービス利用量3%
グロースプラン:月額5,980円、決済手数料2.9%~
初期費用・月額費用無料で使える上、商品登録数が無制限
STORES 初期費用:無料
フリープラン:月額無料、決済手数料5%
スタンダードプラン:月額2,980円~、決済手数料3.6%~
基本機能が充実しており、手間なくクオリティの高いショップを持てる
Shopify 初期費用:無料
ベーシックプラン:月額33ドル、決済手数料3.4%
スタンダードプラン:月額92ドル、決済手数料3.3%
プレミアムプラン:月額399ドル、決済手数料3.25%
世界170以上の地域で利用されている、越境ECに適したASP
カラーミーショップ フリープラン:初期費用無料、月額費用無料、決済手数料6.6%+33円
レギュラープラン:初期費用3,300円、月額費用4,950円、決済手数料3.45%~
ラージプラン:初期費用3,300円、月額費用9,595円、決済手数料3.45%~
プレミアムプラン:初期費用22,000円、月額費用39,600円、決済手数料3.14%~
事業の成長に合わせて最適なプランが選べる
makeshop プレミアムプラン:初期費用11,000円、月額12,100円、決済手数料月額1,100円、3.19%~
makeshopエンタープライズ:初期費用110,000円~、月額60,500円~、決済手数料:3.14%~
手数料率が低く、一定の売上が見込めるショップに適している
ショップサーブ 初期費用:33,000円
プラン3S:月額42,900円
プラン3G:月額86,900円
プラン3P:月額174,900円
決済手数料:3.5%~
セキュリティ対策が充実している

各ASPサービスについて、くわしく解説します。

BASE

BASEのサービスサイト

BASEは、初期費用・月額費用無料、商品登録数無制限で使えるASPサービスです。開設手続きは30秒、販売開始まで約30分と、開業の手続きがシンプルでわかりやすいため、すぐに開業したい方にマッチします。国内200万ものショップが利用しており、高い人気を誇っています。

スタンダードプランは、初期費用と月額費用がかからない一方、取引手数料と決済手数料が他のサービスに比べて高めに設定されている点に注意が必要です。ただし、グロースプランに移行すれば手数料率が下がるので、売上に応じて最適なプランを選びましょう。

項目 概要
初期費用 無料
サービス利用料 スタンダードプラン:3%
グロースプラン:月額5,980円
決済手数料 スタンダードプラン:3.6%~+40円
グロースプラン:2.9%~
決済方法 コンビニ(Pay-easy)決済
銀行振込決済
クレジットカード決済
あと払い(Pay ID)
キャリア決済
PayPal決済
Amazon Pay
後払い決済

STORES

STORESのサービスサイト

STORESは、初期費用・月額費用ともに無料で始められるASPサービスです。フリープランは商品登録数が5点までの制限がありますが、基本的な機能は揃っており手軽に始められます。定期販売や予約販売機能、メールマガジンの配信といった機能も備わっているため、面倒な作業をしなくても充実したショップを持つことが可能です。

フリープランの決済手数料は相場よりも高めに設定されており、売り上げが伸びるほど負担は大きくなるため、売上の見込み額から手数料を計算した上で導入を検討しましょう。

項目 概要
初期費用 無料
月額費用 フリープラン:無料
スタンダードプラン:2,980円~(初月無料)
決済手数料 フリープラン:5%
スタンダードプラン:3.6%
決済方法 クレジットカード決済
PayPal決済
楽天ペイ
キャリア決済
銀行振り込み
コンビニ決済
あと払い(ペイディ)
※スタンダードプランは上記に加えて
代引き支払い
Amazon Pay

Shopify

Shopifyのサービスサイト

Shopifyは、世界170以上の地域で利用されているカナダ発のASPサービスです。複数のプランが用意されており、事業規模に応じて選べます。サイトの多言語化や他通貨での取引に対応しているため、海外展開を視野に入れている方には特におすすめのASPです。

日本のサービスではないため、ドキュメントは英語がメインである点に注意が必要ですが、利用者の増加に伴い日本語の情報も増えてきているため、導入の難易度もそれほど高くないでしょう。

項目 概要
初期費用 無料
月額費用 ベーシック:33ドル
スタンダード:92ドル
プレミアム:399ドル
決済手数料(クレジットカード) ベーシック:3.4%
スタンダード:3.3%
プレミアム:3.25%
決済方法 クレジットカード決済
Apple Pay
Google Pay
Shop Pay
PayPal
Amazon Pay
KOMOJU
携帯キャリア決済
Paidy翌月払い(コンビニ/銀行)
SBペイメントサービス(SBPS)
NP後払い
atone
NP掛け払い
GMOペイメントゲートウェイ
Smartpay
後払い.com

カラーミーショップ

カラーミーショップのサービスサイト

カラーミーショップは、2005年にサービスを開始し、4万を超える店舗が利用するASPです。80種類を超えるテンプレートやさまざまな販売方法が用意されているため、理想のネットショップを構築できます。ショップが成長して売上が増えた場合は上位プランにプランアップするだけで、引っ越しの必要がないのは大きな魅力です。

また、個人でECサイトを立ち上げようと考えている人に嬉しいのが、住所や電話番号を非公開にできる点です。トラブルのリスクが軽減し、気軽にショップを開設できるでしょう。

項目 概要
初期費用 フリープラン:無料
レギュラー:3,300円
ラージ:3,300円
プレミアム:22,000円
月額費用 フリープラン:無料
レギュラー:4,950円
ラージ:9,595円
プレミアム:39,600円
決済手数料 フリープラン:6.6%+33円
レギュラー:3.45%~
ラージ:3.45%~
プレミアム:3.14%~
決済方法 商品代引き
銀行振込
ゆうちょ振替
クレジットカード
Amazon Pay
楽天ペイ
LINE Pay
コンビニ支払い
ネット銀行
電子マネー
Yahoo!ウォレット
スマートフォンキャリア決済
PayPal
後払い決済

makeshop

makeshopのサービスサイト

makeshopは、豊富な機能とカスタマイズ性の高さが魅力のASPサービスです。特に集客機能が充実しており、さまざまな方法でショップの集客力を高められます。また、サポート体制も充実していることから、はじめてECサイトを構築する場合でも安心して利用できるでしょう。

ただし、機能やサポートが充実している分、費用が高めに設定されている点に注意が必要です。

項目 概要
初期費用 プレミアムプラン:11,000円
makeshopエンタープライス:110,000円~
月額費用 プレミアムプラン:12,100円
makeshopエンタープライズ:60,500円~
決済手数料 プレミアムプラン:月額1,100円、3.19%~
makeshopエンタープライズ:3.14%~
決済方法 クレジットカード
Amazon Pay
PayPay
楽天ペイ
LINE Pay
あと払い(ペイディ)
後払い決済
コンビニ決済
銀行振込・郵便振替
代金引換
ネット銀行
キャリア決済
PayPal
BtoBオンライン決済
GMOペイメントゲートウェイ
クロネコWEBコレクト

ショップサーブ

ショップサーブのサービスサイト

ショップサーブは、24時間の有人監視やハイクラスのインターネット回線により高速かつ安定したショップを実現するASPです。サポートは、システムや機能といったテクニカルな部分だけでなく、ビジネスに合わせた戦略提案まで対応しているため、コンサル会社などに依頼しなくても充実したECサイト運営が実現します。

項目 概要
初期費用 33,000円
月額費用 プラン3S:42,900円
プラン3G:86,900円
プラン3P:174,900円
決済手数料 3.5%~
決済方法 クレジットカード決済
後払い(コンビニ、郵便局、銀行)決済
コンビニ(番号端末式)・銀行ATM・ネットバンキング決済
コンビニ決済(払込票)
ビットコイン決済
楽天銀行決済
PayPay(オンライン決済)
楽天ペイ(オンライン決済)
d払い
au PAY(ネット支払い)
あと払い(ペイディ)

「どのASPを選んでいいかわからない」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

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オープンソース

オープンソースとは、公開されているソースコードを使ってECサイトを構築する方法を指します。基本的に誰でも無料でインストールできるため、コストをかけずに始められます。また、カスタマイズの幅が広いため、独自性の高いショップにしたいと考える人に人気です。

ただし、カスタマイズや運用時のメンテナンスには専門的なスキルを要するため、社内で人材を確保できない場合には不向きといえます。

代表的なオープンソースの特徴は下記の通りです。

特徴
EC-CUBE 国産オープンソースとして人気
セキュリティ支援が充実している
WooCommerce 世界的に人気のECプラットフォーム
Welcart ベンダーが有料のサポートサービスを
提供しているため、構築に慣れていない方でも安心
Magento Open Source 越境ECに適したECプラットフォーム

各オープンソースについて、くわしく解説します。

EC-CUBE

EC-CUBEのサービスサイト

EC-CUBEは、国産オープンソースとして人気の高いECサイト構築サービスです。商品管理・顧客管理・システムといった基本的な機能を無料で利用でき、1,500以上のプラグインをダウンロードすれば機能を拡張できます。純国産のオープンソースのため、日本語のマニュアルが用意されているのはもちろん、Web上でも情報を入手しやすい点は大きな強みです。

WooCommerce

WooCommerceのダウンロードページ

WooCommerceは、オープンソースCMS「WordPress」でECサイトを構築するための無料プラグインです。世界的に人気のECプラットフォームで、実際に上位100万のECサイトの中ではShopifyに次ぐ17%のシェア率を誇っています。(参照:Built With、2023年9月12日のデータ)

国内であまり浸透していませんでしたが、アップデートにより日本語対応したこと、日本で使いやすくするための追加機能プラグインが登場したことで普及し始めています。基本的な機能は無料プラグインで導入でき、有料プラグインを使えばサブスクリプションや予約販売などにも対応可能です。

Welcart

Welcartのサービスサイト

Welcartは、WordPress専用のECサイト構築プラグインです。国内ECプラグインシェア1位のWelcartを導入すれば、WordPressの「SEOに強い」という特徴を活かした集客力の高いECサイトに仕上がります。また、サポートが充実している点も大きな強みです。提供元であるコルネ株式会社は、ショップ構築のバックアップや、不具合が起きた場合のサポートなどを行っています。日本企業が提供するプラグインならではの安心感があるでしょう。

Magento Open Source

Magento Open Sourceのサービスサイト

Magento Open Sourceは、越境ECに適したプラットフォームとして注目度を高めているプラットフォームです。2008年に公開されたオープンソース「Magento」が2018年にAdobe社が買収され、現在は「Magento Open Source」という名称で提供されています。コミュニティに加入するパートナーによる構築・運営のサポートが受けられる点や、セキュリティや機能に優れた上位プランに移行しやすい点がアドビ社が提供しているからこその強みといえるでしょう。

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モール

モールとは、オンライン上のショッピングモールのことで、複数のブランドや店舗が出店・出品するECサイトです。サイト自体はすでに完成されているため、出店まで比較的スムーズに進められます。また、モール自体の集客力により、特別な対策を行わなくてもユーザーに訪問してもらえる可能性があるのは、モールならではのメリットです。

一方、他のショップと比較されやすい環境のため、価格競争になりやすい点に注意が必要です。

代表的なモールの費用と特徴は下記の通りです。

サービス 費用 特徴
楽天市場 初期登録費用:60,000円
月額費用:19,500円~
システム利用料:2.0~7.0%
決済手数料:2.5~3.5%
1店舗ごとにECコンサルタントがつくため、
ショップ運営に慣れていなくても安心
Yahoo!ショッピング 初期費用:無料
月額システム利用料:無料
ストアポイント原資負担:1~15%
決済手数料:3.0~4.48%
無料で出店できるため、
開店資金がない場合でも始めやすい
Amazon 初期費用:無料
小口出品:100円/商品+販売手数料
大口出品:4,900円/月+販売手数料
販売手数料:6~45%
商品ページの作りこみの必要がなく、
すぐに出品できる

各モールについて、くわしく解説します。

楽天市場

楽天市場のサービスサイト

楽天市場は、国内の平均月間アクティブユーザー数3,900万人を誇る楽天グループ株式会社が運営するECモールです。楽天ポイントを貯めることを目的とするユーザーの集客に強く、頻繁なキャンペーンもモールの集客力を高める要因の1つとなっています。

楽天市場は、出店すると1店舗ごとにECコンサルタントが付き、ショップ運営をサポートしてもらえる点が特徴的です。プロのサポートを受けながらショップを運営していきたい方にぴったりのECモールといえるでしょう。

項目 概要
初期費用
(初期登録費用+月額出店料)
がんばれ!プラン:294,000円
スタンダードプラン:360,000円
メガショッププラン:660,000円
月額費用 がんばれ!プラン:19,500円(年間一括払)
スタンダードプラン:50,000円(半年ごとの2回分割払)
メガショッププラン:100,000円(半年ごとの2回分割払)
システム利用料 がんばれ!プラン:3.5~7.0%
スタンダードプラン:2.0~4.5%
メガショッププラン:2.0~4.5%
決済手数料 2.5%~3.5%
登録可能商品数 がんばれ!プラン:5,000商品
スタンダードプラン:20,000商品
メガショッププラン:無制限
画像容量 がんばれ!プラン:500MB
スタンダードプラン:5GB
メガショッププラン:無制限

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングのサービスサイト

Yahoo!ショッピングは、Yahoo!JAPANが運営するECモールです。Yahoo!JAPANやソフトバンク、PayPayなど、さまざまなサービスとの連携により、高い集客力を誇っています。

事業者にとっての大きなメリットは、無料で出店できることです。開店資金がない場合でも、ショップを始められるのは大きな強みといえるでしょう。使用料率を一時的に高めると、Yahoo!ショッピング内での露出を高められる広告機能が備わっているため、細やかに運用すれば売上向上の機会を拡大できるのも、Yahoo!ショッピングならではの特徴です。

項目 概要
初期費用 無料
月額費用 無料
ストアポイント原資負担 1~15%
キャンペーン原資負担 1.5%
ストア決済サービス手数料 3.0%~4.48%
登録可能商品数 20万点

Amazon

Amazonのサービスサイト

Amazonは世界中で利用されており、シンプルなUIと素早い配送が人気のECモールです。Amazonの物流は事業者にとっても魅力で、発送代行サービスを利用すれば自社で管理したり業者に手配したりする必要がありません。

出品方式が採用されているため、商品ページを作成する必要がなく、すぐに商品販売を始められます。一方、楽天市場やYahoo!ショッピングのようにショップの特色を出しづらいという特徴があります。さらにシステム上、低価格な商品から販売されるようになっているため、価格競争になりやすい点に注意が必要です。

項目 概要
サービス利用料 小口出品:100円/商品
大口出品:4,900円/月
販売手数料 6~45%
決済手数料 3.9~4.5%

「どのモールで出店すればいいかわからない」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

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パッケージ

パッケージとは、ECサイトの構築・運営に必要な機能がパッケージングされた製品のことです。自社サーバーにインストールして利用するオンプレミス型が一般的ですが、最近ではクラウド上でパッケージを提供するクラウド型も増えています。大規模なECサイトを構築する場合に用いられることが多く、1から構築するのに比べてスピーディかつコストを抑えられる点が大きなメリットです。

一方オンプレミスで構築する場合、時間の経過とともにシステムの陳腐化が起きる点がデメリットといえます。数年おきのリニューアルを含めて計画することが重要です。

代表的なパッケージの費用と特徴は下記の通りです。

費用 特徴
ecbeing ミドルプラン:初期費用500万円~、月額費用20万円~
エンタープライズプラン:初期費用-見積り、月額費用40万円~
多くの有名企業が採用する、
国内No.1の実績を持つECパッケージ
ebisumart 初期費用300万円~
月額20万円~
システムの自動更新により
常に最新の状態を保てるクラウド型ECパッケージ
EC-Orange 見積り ソースコードが開示されており、
ベンダーの制限を気にせず拡張可能

各パッケージについて、くわしく解説します。

ecbeing

ecbeingのサービスサイト

ecbeingは、20年以上にわたりECサイト事業を展開し、1,600サイトを超える構築実績をもつ国内最大のECパッケージです。支援範囲は「ECサイト構築」「カスタマイズ」「マーケティング」「運用支援」と多岐にわたり、ビジネスに合わせたサポートを受けられます。多くの有名企業が導入しており、培ったノウハウをもとに高品質なECサイトに導いてもらえるでしょう。

項目 概要
初期費用 ミドルプラン:5,000,000円~
エンタープライズプラン:お見積り
月額費用 ミドルプラン:200,000円~
エンタープライズプラン:400,000円~

ebisumart

ebisumartのサービスサイト

ebisumartは、「お客様のECビジネスを成長させるプラットフォーム」を掲げ、複雑なシステム連携に対応できる仕様や充実のサポートが魅力のECパッケージです。

大きな特徴は「クラウド型」である点で、通常パッケージ型ECはシステムが古くならないよう、定期的な更新や数年に1度の改修が必要ですが、ebisumartは自動でバージョンアップが行われるため、運用の手間や費用を抑えられます。また、拡張機能や基本機能が日々追加されており、EC市場の変化に乗り遅れることはないでしょう。

項目 概要
初期費用 3,000,000円~
月額費用 200,000円~

EC-Orange

EC-Orangeのサービスサイト

EC-Orangeは、自由度の高さが魅力のECパッケージです。ソースコードを開示しているため、ベンダーに制限されることなく自由にカスタマイズできます。また、API連携をベースとしたシステムを採用しており、フロントとバックエンド機能の開発を切り離して並行して開発することも可能です。

サーバー運用の負担を軽減するため、サーバーレス環境に対応している点も、魅力の1つといえるでしょう。構築費用に関しては、カスタマイズの内容や導入規模に応じて変動するとのことです。

フルスクラッチ

フルスクラッチとは、1からECサイトを構築する方法です。年商50億円を超えるような超大規模なECサイトを構築する場合に用いられており、自社開発もしくは大手システム開発会社に依頼することになります。既存のシステムやサービスを使わないため機能やデザインの制限はなく、最も自由度の高い構築方法です。

ただし、理想とするECサイトを実現するには高いスキルが求められること、開発期間も長期に渡ることに注意が必要です。その分コストもかかるため、資金力がある企業のみが選択できる方法といえます。

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ECサイトの構築方法を比較する際のポイント

ECサイトの構築方法を決めるにあたって、下記のポイントに着目して比較することをおすすめします。

  • 構築・運営にかかる費用
  • 機能の拡張性
  • 制作期間
  • セキュリティ
  • サポート体制

ここからは、各ポイントについてくわしく解説します。

構築・運営にかかる費用

ECサイトは、構築サービスによって費用に大きな差があります。下記は、費用がかかる項目の一例です。

ECサイト構築にかかる費用項目

  • システム利用料
  • サービス利用料
  • 決済手数料
  • 販売手数料
  • ドメイン代
  • サーバー代

サービスによって料金体系が異なり、すべての費用が請求されるわけではありません。初期費用が無料のサービスや月額費用が安価なサービスでも、販売手数料が高額な場合もあります。そのため、売上の見込み額からランニングコストを計算した上でECサイト構築サービスを比較することが重要です。

機能の拡張性

ECサイトは、さまざまな機能を組み合わせて成り立っています。ECサイト構築サービスごとに対応している機能に差があるため、含めたい機能が備わっているかしっかり確認しましょう。たとえば、下記のような機能があります。

ECサイトの機能例

  • 定期購入
  • 海外向けの販売
  • メルマガ配信
  • クーポン発行

将来的に海外向けに商品を販売したいと考えている場合や、行いたいキャンペーンが明確になっている場合、対応できる機能が備わっていないサービスを選んでしまうと、1から作り直しになってしまいます。ショップを拡大していきたいと考えている方は、中長期的な販売計画を立てた上で拡張性が高いECサイト構築サービスを選ぶようにしましょう。

制作期間

ECサイトのオープン予定日が決まっているのであれば、それまでに構築やその他の準備が終わっている必要があります。そのため、制作にかかる期間を把握しておくことが重要です。

下記は、構築方法ごとの制作期間の目安となります。

構築方法 制作期間
ASP 即日~1ヶ月
オープンソース 1ヶ月~3ヶ月
モール 2週間~2ヶ月
パッケージ 3ヶ月~6ヶ月
フルスクラッチ 1年~2年

ショップの規模によっては上記よりも延びる場合もあるため、余裕を持って構築を始めるようにしましょう。

セキュリティ

ECサイトは、顧客の名前や住所、クレジットカード番号などを取り扱うため、高いセキュリティレベルが求められます。万が一、悪意のあるユーザーから攻撃されて情報漏洩などが起こった場合、顧客に甚大な被害が及ぶ上、企業の信用も失うことになるでしょう。

社内で行うべき対策は多数ありますが、そもそもプラットフォーム自体のセキュリティ対策が甘いと、自社では対応しきれません。各ECサイト構築サービスのセキュリティ要件をしっかりと確認し、信頼できるものを選びましょう。

サポート体制

ECサイトの運営に充てられる人材が足りない、担当者にスキルがない場合、社内で運営を続けるのは難しいでしょう。販売計画と社内のリソースを照らし合わせて、足りない部分を補ってもらえる業者を探す必要があります。

構築とサポートをそれぞれ別の業者に依頼するのも1つの手ですが、一貫して対応している会社に依頼すれば打ち合わせなどをまとめて済ませられるため効率的です。

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運用を見据えてECサイト構築方法を選びましょう

ECサイトを立ち上げて売上目標を達成できたとしても、構築や運用に費用をかけすぎたり、思うようなECサイトにならず作り直したりすると、「利益がほとんど出ない」なんてことに、なりかねません。しっかり売上があがることはもちろん、後悔のないECサイトを作るには、運用を見据えた構築方法選びが重要です。

どれを選んでいいかわからないときは「費用」「拡張性」「制作期間」「セキュリティ」「サポート体制」に着目してみましょう。自社に合った構築方法を見つけやすくなるはずです。ぜひ、本記事を参考に各ECサイト構築方法の理解を深め、納得のいくECサイト構築を実現させてください。

この記事を書いたライター

樋口 可奈

樋口 可奈

運営元のJetB株式会社メンバーで優良WEB立ち上げから参加。得意ジャンルはSEO、マーケティングやEC分野。これまでに数百記事を執筆した経験を活かし、読者にわかりやすい記事を提供します。趣味はアイドルのライブや漫画鑑賞。

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この記事を監修した人

藤澤 尚也

藤澤 尚也

JetB株式会社メディア事業部SV。前職の大手IT企業の同僚から誘いを受け2018年に入社。営業部に2年半、制作部に2年在籍し、マーケティングやサイト制作の実績と経験を積んだ後、幅広い知識を活かすために優良WEBに参画。ベースとラーメン二郎をこよなく愛する。

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