【比較表付き】Shopifyの評判って実際どうなの？競合他社4社と比較して、特徴を解説していきます。

「Shopifyって評判いいの？」
「他のEC構築プラットフォームと比べて、どんなメリットがあるの？」

これからECサイトを構築しようと考えている方で、上記のような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？Shopifyは、これまでに約100万店舗が出店しているため実績がある点や、数千種類のAPIがあるため、拡張性に優れている点が評価されています。本記事では、

• 評判から見るShopifyのメリット・デメリット
• Shopifyと似ているEC構築サービス
• Shopifyと他4社の利用料金

などを解説していきます。記事後半では、EC構築プラットフォームを選ぶ際のポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

Shopifyとは

ShopifyはECプラットフォームです。ECプラットフォームの中でもグローバル対応が進んでいることから、現在では170か国以上で使用されています。開設ショップ数も100万店舗以上で世界でもトップクラスのシェア率を誇るサービスです。

https://yuryoweb.com/shopify/

評判から見るShopifyのメリット

Shopifyの評判からメリット部分をみていきましょう。「低コストでスタートできる・拡張性が高い」など、事業者として利用する際には魅力的な部分が多数あります。

ECサイトの参入ハードルが低い

Shopifyは登録が必要となるものの、月額費用は25ドル（3,474円）から利用できます。

資金面が気になる方も参入・導入のハードルは低いと言えるでしょう。全てのプランで画像の容量制限、商品数制限が存在しない点も魅力です。

連携アプリ数が多い

Shopifyが連携できるアプリ数は千種類以上あります。例えば、以下のような機能であれば、ホームページ制作会社に依頼しなくてもアプリ連携で解決できるでしょう。

自社の課題を明確にする必要はありますが、サイト側から提供されている機能以外も使用できる点はメリットだと言えます。

海外ユーザーも取り込める

Shopifyは170か国以上で利用されており、様々な言語をカバーしつつ、海外向けに商品を販売することも可能です。
決済方法に関しても幅広く対応。海外ユーザーにとって使いやすいECサイトが構築できます。

評判から見るShopifyのデメリット

ここからは、Shopifyのデメリットをみていきましょう。

Shopifyはカナダ拠点の企業で、多くの国々で利用されています。しかし、公式サイト内は完全に日本語対応ができているわけではないなど、デメリットがあります。

日本語対応ができてないサービスがある

公式サイト内の説明・機能解説だけでなく、アプリに関しても日本語化できていないものがあります。日本語化されていなくても導入できるアプリもありますが、人によってはデメリットに感じられるでしょう。

管理画面については完全に日本語対応できているため、操作の心配はありません。ただし、サポートについては、日本語での問い合わせはメールのみである点に注意しましょう。

アプリ同士に相性がある

Shopifyに導入できるアプリ数は数千種類以上ありますが、複数のアプリを使用した場合、互換性がなくて使用できないケースも。アプリ同士の相性も検討する必要があります。

「どのようなアプリであれば相互で使用できるのか」「相性的に使用しても問題ないのか」などは、自社で確かめていくしかない点はデメリットと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Shopifyと似ているECプラットフォーム4社の特徴

ここでは、よくShopifyと比較される4つのECプラットフォームの特徴についてみていきましょう。それぞれの特徴を知ることで自社に向いているECプラットフォームを選択しやすくなります。

BASE

BASE株式会社が運営する EC プラットフォームです。

デザインの選択肢も豊富です。無料・有料のものを選択するだけでなく、アプリを追加することによって、HTMLを変更することも可能です。

ただし、HTMLを使用してEC サイトを作る場合は、スキルが必要となる点は事前に把握しておきましょう。無料で使えるテーマの場合も商品や文章のデザインを自分で選ぶことができるため、サイト作成の自由度が高いといえます。

STORES

ヘイ株式会社が提供する EC プラットフォームです。

SNSでPRしている商品をトップに持ってくるなど管理画面の操作もしやすく、デザインが豊富にあることはメリットです。デザインについては、より細かくパーツ単位で編集することが可能であるため、こだわったサイト設計を行うことが可能。

ストア内でメルマガを発行することもできるため、顧客に対するフォローアップもできます。例えば、既に利用している顧客に対して感謝の気持ちを込めた割引サービスを展開するといった施策も行えるため、小規模な範囲からメルマガを利用してみたい方には適切なサービスだといえるでしょう。

プランによっては、決済方法がある程度変わるものの、多様な支払い方に最初から対応している点も魅力の１つです。

makeshop

makeshopはGMOメイクショップ株式会社が運営しているECプラットフォームです。中・大規模のショップが1万件を突破している点や流通額が伸び続けている点なども検討材料となるでしょう。

とくに、集客経路の多さは魅力だといえます。例えば、Yahoo！ショッピングに対するワンクリック掲載、自動的なSEO設定なども可能です。

タグの設定によってInstagramから商品購入ができる・ストーリーズを利用した限定販売が可能となっているため、サイト運用を行う前から幅広い販売戦略を計画できるでしょう。

カラーミーショップ

カラーミーショップはGMOペパボ株時会社が運営しているECプラットフォームです。これまでに4万店舗を開設している点や10年以上運営している点などから信頼性の高いサービスだといえます。

定期購入機能があるため、リピーターの獲得に役立てることも可能です。ちなみに、テンプレートに必要な機能全て搭載されているため、なるべく早くECサイトを構築し、販売活動を行っていきたい場合に適しています。

Shopifyと他4社の利用料金を比較

Shopifyと他社4社の初期費用・月額、決済手数料をみていきましょう。企業によってはクレジットカード決済以外も選択できます。しかし、細かく月額が決まっているケースもあるため、注意しましょう。

Shopifyと他社の手数料を比較してみると、大きな差はありません。

月額費用が発生する点が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に決済システムが利用しやすかったり、海外展開がしすい点などのメリットがあります。ECプラットフォームごとの特徴を理解して、選択するようにしましょう。

EC構築プラットフォームを選ぶ3つのポイント

「売上の確保」というように目的が明確になっていたとしても、以下のように、検討しなければならないポイントは少なくありません。

サイトのユーザー層なども検討したうえで運営してく必要があるため、サイト選びは慎重に行う必要があるといえるでしょう。

ECサイトの売り上げや自社の事業規模を検討する

ECサイトの選定基準として、出店しているショップの売り上げを知ることが大切です。 例えば、目標として数百万円単位を設定したとしましょう。その場合は、以下のように分析しなければならない項目は多いといえます。

自社の事業規模も検討しつつ、半年～数年単位で運営計画を立てる必要があります。

商材やターゲットを視野にいれる

選択するサイトによって、販売しやすい商材は異なってきます。例えば、プラットフォームごとにハンドメイドアクセサリー系の商材が販売しやすい場合とアパレル系商材が販売場合など特徴が分かれます。

ターゲット層に関しては、若年層・中高年など自社の商品をアピールしたい年齢層を設定しましょう。この時、自社の商品が誰に対して需要があるのかといった点をある程度分析しておかなければ、売上の確保が厳しくなってしまうため注意しましょう。

機能性を確認する

ECサイトを選択する際は、管理画面の使いやすさなども大切な要素といえます。例えば、サイトデザインの変更や機能の追加を行った場合でも使いやすければ、スムーズな運営が可能です。

また、システムそのものが安定していなければ、サイトを構築しても継続して運営していくことができません。そのため、運営会社の規模・売上・これまでの展開なども加味したうえで出店するECプラットフォームを決定しましょう。

ECサイトを選ぶ際は各プラットフォームの特徴と自社の課題が合っているか検討しましょう

• Shopifyの利用者側のメリット/デメリット
• 利用者側に立った時の今日プラットフォームとの特徴や料金比較
• ECプラットフォームを選ぶ際の大切なポイント

について詳しく解説してきました。

Shopifyは175か国で使用されているECプラットフォームです。追加できるアプリが数千種類あるため、欲しい機能を容易に利用できるでしょう。

評判はあくまでも、ECプラットフォームを選択する際の判断材料の1つです。

出店するECサイトを決定する場合はメリットだけでなく、自社の規模・売上・今後の目標など総合的な面から判断する必要があります。まずは自社の課題を明確化するところからスタートしてみましょう。