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STORESの独自ドメインの扱いとは?Shopify・BASEと比較してみた

鈴原 千景

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鈴原 千景

STORESの独自ドメインの扱いとは?Shopify・BASEと比較してみた

「STORESで独自ドメインは取得できるのか?」
「STORESで取得する独自ドメインにはどんなメリットがあるのか?」

STORESでネットショップ開設を検討する際に、独自ドメインについて上記のような悩みを持つ方もいるでしょう。

独自ドメインを取得することでネットショップの信頼性を向上させることができます。しかし、STORESで独自ドメインを取得する場合は新規ドメインでしか運用できない点に注意が必要です。

本記事では、STORESの独自ドメインについて以下の内容を解説していきます。

・STORESで取得できる独自ドメインの概要
・STORESで独自ドメインを取得するメリットと注意点
・STORESとShopify・BASEの独自ドメインの扱いの比較

ネットショップの開設でSTORESを検討している方やSTORESの独自ドメインについて知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみましょう。

STORESにおけるドメインとは

ここでは、STORESにおけるドメインの種類やSTORESで独自ドメインを取得した際の扱いについてみていきましょう。

独自ドメインを取得するメリットとして、ブランディングのために自由なネーミングをつけられる点が挙げられます。ネットショップを運営する事業者の信頼性を高められる点もメリットです。

独自ドメインは3種類に分かれる

STORESで取得できる独自ドメイン

・「.net」
・「.shop」
・「.com」

「.net」は主にネットワークサービスの提供者が使用しているドメインです。プロバイダなどのネットワーク事業者や広告関連の会社で多く使用されています。※ベリサインが管理。

「.shop」は店舗を表すGMOドメインレジストリ社が管理しているドメインです。2016年から多くのネットショップで使用されており、一目でネットショップだということがわかります。

「.com」は紹介する3つの中で最も多く使用されているドメインです。主に商用サービスや企業向けのドメインとなっています。※こちらもベリサインが管理。

これらのドメインにおける違いを把握し、自身のサービスに合ったドメインを選びましょう。

1ストアにつき1つのドメイン

STORESで取得できるドメインは、1ストアにつき1つまでと決まっています。複数の独自ドメインを取得したい場合には、店舗ごとにSTORESのアカウントを作成するか、外部のドメイン取得サービスの利用を検討しましょう。

また、STORESで申請した独自ドメインは後から変更できません。そのため、3種類のドメインから慎重に選ぶことが大切です。

STORESの独自ドメインは新規のみ

STORESで独自ドメインを設定する場合は、新規のドメインのみを受け付けています。すでに持っている独自ドメインは、STORESでは利用できない点に注意しましょう。

加えて、STORESで取得した独自ドメインは外部のサーバーに移管することができません。STORESで新規ドメインを取得し、ECショップで利益を確保できても運営企業がサービスを停止した場合にはECショップごと運営できなくなります。

STORESで独自ドメインを取得する意味とは

ここからは、STORESで独自ドメインを取得する2つの意味についてみていきましょう。ブランディングや検索対策に有効です。

【前提】独自ドメインと共有ドメインの違い

独自ドメインと共有ドメインの違い

独自ドメイン:ドメインを利用しているのは所有者のみ(他の人と同様の名前は使用不可能)。家で言えば戸建てにあたる。
共有ドメイン:ドメインを複数の人で利用している。家でいえば、アパートやマンションにあたる

違いを把握したうえでメリット・デメリットをみていきましょう。

独自ドメイン

共有ドメイン

メリット

・URLが認知されやすい

・オリジナルドメインなので差別化になる

・SEOに強くなれる

・初期設定が簡単

・維持費が無料

 

デメリット

・維持費がかかる

・初期設定の手間がかかる

 

運営会社に左右される

・ブランディングしにくい

 

STORESにおいても独自ドメインを取得することで、顧客に対する認知度を高め、ネットショップのブランディングもしやすくなります。

信頼性を高められる

独自ドメインを取得すると自社でサービスを展開していることをアピールできるため、顧客に対する信頼性が高まります。

一例として、ネットショップA社は「~.ameblo.jp」のような共有ドメイン、ネットショップB社は「~.co.jp」のような独自ドメインを使用しているとしましょう。

ドメインを比較した場合、B社は独自のサービスを展開していることが一目でわかります。よって、顧客からはB社の方が選ばれやすい傾向にあるでしょう。

会社で使用しているドメインが共有ドメインの場合、感覚的に顧客が不安を抱いてしまうケースは少なくありません。事業者がネットショップを運営する場合は、できる限り独自ドメインを選ぶことをおすすめします。

ブランディングに役立てられる

独自ドメインは会社名や店名と一致させることができるため、ブランディングに役立ちます。

ドメインと一致している例として、「東京ネットショップ」といった店名で運用する場合、ドメインが「tokyo-netshop.com」というアドレスであれば、顧客の記憶に残りやすくなるでしょう。

ドメイン名が記憶に残れば、ドメインで検索する人も増える可能性があります。ネットショップやサイト名をPRすることもできるため、よりWeb上でPRしやすくなるでしょう。

ブランドはサービスや商品の質だけでなく、顧客のイメージと体験によって高まっていきます。独自ドメインのイメージとブランドのイメージを一致させることで、自然とサイトに訪問する顧客も増えていくでしょう。

STORESで独自ドメインを取得するメリット

ここからは、STORES予約で独自ドメインを取得するメリットについてみていきましょう。例えば、通常では、独自ドメインの設定は手間がかかるものの、STORESでは楽に設定できます。

設定が簡単である

独自ドメインを取得する場合、一般的な初期設定には手間がかかります。しかし、STORESであればstore設定から簡単に設定が可能です。

一般的に独自ドメインを取得する方法

・レンタルサーバーで取得する:設定が簡単。しかし、費用が高額になりやすい

・ドメイン専門会社で取得する:コストが低い。多くの設定手順を自分で行う必要がある

しかしSTORESの場合は、一般的な2つの取得方法よりも簡単で更新料も発生しません。(ただし月額料金が発生する)

セキュリティ対策の「SSL」が自動で設定されている

STORESでは、SSLが自動的に反映されるため、SSLサーバー証明書の更新は事業者が行う必要はありません。SSLはSecure Sockets Layerの略で、サイト間の通信を暗号化するための仕組みです。

つまり、STORESは他者からのハッキングや不正アクセスから常にガードされているといえます。

サイトのSSL化が無効になっている場合は、不正アクセスの影響を受けやすく個人情報が漏れるリスクが高いです。

STORESでは更新を含めたSSL関連が自動化されているため、SSLサーバーの設定だけではなく証明書の更新忘れのリスクも回避できます。

支払うのは月額料金のみ

STORESで独自ドメインを取得する場合は、スタンダードプラン(月額2,178円:税込)に加入します。月額料金には独自ドメインの維持費も含まれており、料金形態がとてもシンプルです。

一般的な独自ドメインのシステム

・1年ごとに更新と更新料が必要となる

・ネットショップサービス会社の月額料金とは別にレンタルサーバー代がかかる

月額料金のみの支払いであるSTORESは事業者にとってわかりやすい料金形態であるといえます。

STORESで独自ドメインを設定する手順

次に、STORESで独自ドメインを取得する手順を解説します。

前提として独自ドメインの取得は無料プランではできないことを覚えておきましょう。

STEP1:ストア設定

STORESのストア設定ページで「独自ドメインにする」を選択します。

STEP2:希望するドメインの入力・申請

「独自ドメインにする」を選択後、「ストアの独自ドメインを決めてください」と表示されるため、希望のドメインを入力します。すでに使われているドメインは使用できません。

希望するドメインが決まったら「利用する」を選択して申請しましょう。3つのドメインの種類「.net」「.shop」「.com」はこの段階で選択します。

STEP3:5営業日以内にストアに反映

申請を受け付けた場合、ストア設定のURL欄に申請中のドメインが表示されます。

およそ5営業日ほどでショップにドメインが反映されるでしょう。

STORESの独自ドメイン取得の注意点

ここからは、STORESで独自ドメインを取得する際の注意点を解説します。

注意点①:独自ドメインの変更はできない

STORESでは、独自ドメイン申請後にドメイン名を変更できません。独自ドメインを取得する際は入力ミスに気を付けましょう。

独自ドメインは信頼性やブランディングにおいても重要な要素です。店名やサービス名と一致していない場合は後々アクセスや売り上げに大きな影響をおよぼす可能性があります。

ドメイン名は慎重に決めましょう。

注意点②:移管手続きができない

STORESで取得した独自ドメインは、他のドメイン管理会社への移管ができません。すでに独自ドメインを持っている場合であってもSTORESに移管できない点に注意が必要です。

例えば、他のサイトである程度売り上げがあるドメインをSTORESで使うことはできません。独自ドメインを使用したい場合は新たに取得する必要があります。

STORESと類似サービスによる独自ドメインの比較

ここからはSTORES・Shopify・BASEにおける独自ドメインの違いについて比較します。

費用

移管可否

取得手順

STORES

無料

(スタンダードプランの場合)

不可

サイト内で必要事項の入力

Shopify

11米ドル~(年額)

日本円で約1,250円~

可能

オンラインストア内で購入

BASE

外部ドメイン取得サービスによる※

可能

外部サービスによる

BASEにおける独自ドメインの取り扱いについて

BASEではサービス内で独自ドメインを提供していません。そのため、費用はドメイン取得サービス・レンタルサーバー会社の更新料や月額費用が発生します。

STORES・Shopify・BASEにおける独自ドメインの扱いをまとめると以下のようになります。

・STORESはサイト内での新規取得のみ可能

・Shopifyは移管、ストア内での購入が可能

・BASEは完全外部であれば取得可能

STORES・Shopify・BASEの3社で独自ドメインを取得するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

デメリット

STORES

・一度設定すれば自動更新を自動的に行う

・移管ができず、新規登録しかできない。また、途中変更もできない。

Shopify

・すでに持っている独自ドメインを移管できる

・自動更新設定可能

Shopifyのプランとは別で更新料がかかる

・ドル決済のため更新料が若干高くなる場合もある

BASE

・すでに所持している独自ドメインを移管できる

・BASEのプランとは別で更新料がかかる

・ショップとドメインの管理が別々になる

STORESでは、独自ドメインを持っていない方・新規でネットショップを開設する方・更新手続きを全て自動化したい方におすすめです。

BASEやShopifyは既に持っている独自ドメインを活かしたい方が活用するとよいでしょう。

独自ドメインを理解し、顧客のファン化につなげましょう

本記事では

STORESで独自ドメインを取得するメリット
独自ドメイン取得時の注意点
STORESと類似サービスとの独自ドメインの比較

について解説してきました。

独自ドメインはネットショップの運用において重要な要素です。独自ドメインを取得して店舗名やサービスとつながりがあることを顧客にアピールできれば、ブランディング促進や信頼性の向上につながります。

STORESではスタンダードプラン以上であれば独自ドメインを取得可能です。

新規で独自ドメイン取得する事業主は、ぜひSTORESの利用を検討してみましょう。

この記事を書いたライター

鈴原 千景

鈴原 千景

6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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この記事を監修した人

金井 宏透

金井 宏透

JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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