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メールで相談する「ミンネで自分のハンドメイド作品を販売したいけど、どういうサイトなの?」
「どんな風に販売していけばいいのか分からない」
ミンネの利用を検討する際、上記のような疑問や不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
数あるハンドメイド通販サイトやアプリの中でもミンネのアプリは累計1,000万ダウンロードを突破していることから注目度の高さが伺えます。
この記事では通販サイトミンネについて、以下の項目を解説していきます。
ミンネの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ミンネとは、日本最大級のハンドメイド通販サイトです。
販売されている作品のカテゴリーは、アクセサリーや家具・生活雑貨、ぬいぐるみ・人形、素材・道具など、大きく19種類に分けられています。
minne(ミンネ)の由来
博多弁の「見てみんね(見てみたら?)」「やってみんね(一緒にやってみない?)」など語尾の“ミンネ”からきている。
また、アルファベットの“minne”はスウェーデン語で記憶(memory)という意味で『記憶に残る作品と出会える』minneと名付けられた。
ミンネの利用者層をみてみると、約93%は女性となっています。年齢は20代〜40代が全体の8割を占めている状況です。
購入を目的とした利用者の約90%は、スマホアプリ・サイトからアクセスしているというデータもあります。
ここでは、ミンネで販売できるものとできないものをみていきましょう。
ミンネで販売できる作品は以下の通りです。
・自身で作ったオリジナルのもの
・権利侵害をしていないもの
なお、オリジナルではない既製品であっても、素材や道具であれば販売可能です。
ただし、商用利用不可の素材・転売目的で購入した商品の販売は禁止されています。
ミンネで販売できない作品は以下の通りです。
・著作権の侵害になるもの
・盗作、コピーをしたもの
・法律で禁止されているもの
ミンネは自作品を出品するサイトであるため、著作権侵害や他人の作品をコピーしたなどの盗作品の販売は禁止されています。
独自に考えたハンドメイド作品でも…
独自に作成したハンドメイド作品でも、商用利用を禁止している素材、形、デザインなど、他社に権利があるアイデアや技法を用いて作成したものは、著作権侵害になる場合があります。
自身の作品が規約違反をしていないか不安な場合は、下記のページを参考にしましょう。
ミンネの規約について
・事業者(売り手):https://minne.com/service/sell
・利用規約:https://minne.com/terms
・よくある質問:https://help.minne.com/hc/ja
どうしてもわからない場合はお問い合わせフォームも活用できます。
ここではミンネの3つのメリットをみていきましょう。
出品が簡単な点や無料で出品できる点など、初めて利用する場合でもハードルは高くないといえます。
専門知識がない場合、1から個人で販売サイトを作るのは困難です。
しかし、ミンネを使えばブログ感覚で作品ページを作成できます。
ミンネを利用して作品ページを作るメリット
・スマホでも簡単に設定ができる
・分かりやすいマニュアルがある
・お金のやり取りをミンネが代行してくれる
ミンネは、初期費用・月額費用が無料です。
気軽にハンドメイド作品の出品にチャレンジできます。
ミンネはイベントや勉強会を定期的に開催しており、販売支援施策が充実しています。
情報が欲しい場合は、「minneとものづくり」や「minne学習帖」など参考にできる情報源・ノウハウ集が豊富な点もメリットの1つだといえるでしょう。
作家支援配信コンテンツ『minne LAB(ミンネラボ)』では事業者の悩みについて解説する動画や作家のハウツー記事を見ることができます。
ミンネにも少なからずデメリットと捉えられるものがあります。
ここでは2つのデメリットについてみていきましょう。とくに売上手数料は、決して安価ではない点に注意が必要です。
商品が売れると同時に「売上手数料」が発生します。
ミンネでは、《作品価格+購入オプション価格+送料》分の10.56%が手数料です。作品が売れた場合に手数料が引かれる仕組みである点は把握しておきましょう。
メルマガやクーポンなどの販促ツールはありません。販売の進め方に悩む場合はミンネラボなどでリサーチしてみると良いでしょう。
実際にInstagramやPinterestの活用方法などが掲載されています。
スマホさえあればミンネでの出店は可能です。ただし出店するにはいくつか準備した方が良いものがあります。
作品を販売する前に必ず準備すべきモノは全部で6つです。
作品を販売するために必ず必要なモノ
・ハンドメイド作品
・銀行口座
・納品書
・封筒、箱
・梱包資材
・文房具
1つずつみていきましょう。
ハンドメイド作品はオリジナルでなければなりません。規約や前述したルールを守り作品を制作しましょう。
売り上げが振り込まれる銀行口座をプライベート用とは別に用意しましょう。
銀行口座はインターネットバンクがおすすめです。アプリでの確認も可能となるため、利便性が向上します。
納品書は販売した作品と同時に発送する書類のことです。
発行することで信頼感にもつながり、ファンづくりにも役立ちます。納品書を自作する場合は、国税庁でも推奨している以下の項目を記載しましょう。
項目は追加できるものがあれば、追加しても問題はありません。
ミンネでは発送方法をいくつか選択できます。選択した発送方法に合わせた封筒・箱を用意しましょう。
「宅急便コンパクト」や「スマートレター」は専用の箱があるため販売店で購入する必要があります。一方「定形外郵便」「ネコポス」では、決まった箱がありません。
自身で封筒等を用意し規定内のサイズ・重さに梱包した上で発送しましょう。
梱包資材は作品を配送中の衝撃から守り、形の崩れ・破損を防ぐために必要なものです。作品によっては必需品になる可能性もあります。
100円ショップやホームセンターで購入し、あらかじめ用意しておくと安心です。
梱包の際に一般家庭にあるようなテープ・ハサミ・のり・ペンなどが必要になります。
所持していない方は準備しておくと良いでしょう。
ここではさらにスムーズに発送準備するためにあると便利な5つのモノをみていきましょう。
あると便利なモノ
・パソコンまたはタブレット
・プリンター
・撮影機材
・領収書
・ラッピング資材
スマホでも出品は可能です。しかし、パソコンやタブレットがあると作業の幅が広がり効率も良くなります。
とくにプリンターを使用する場合はパソコンとの親和性が高いため、書類作成・印刷に掛かる時間を大きく短縮できるので、購入を検討してみましょう。
プリンターは名刺・ショップカードや納品書、領収書の印刷などで活躍します。
印刷はコンビニやスーパーでも可能ですが、販売数が多くなるほど割高になる、繰り返し足を運ばなければならないなどのデメリットが発生するため、効率的ではありません。
作品をよりよく見せるための販売画像にこだわりたい場合は、カメラなどの撮影機材があると便利です。
ただし、本格的な機材は高額なものが多くなります。
まずは撮影テクニックを磨き、手頃な背景専用の台紙を使用するなどの工夫からスタートしても良いでしょう。
領収書は、購入者からの支払いを出品者が受け取ったことを証明する書類です。
発行する義務はなくとも「発行してほしい」と言われた場合は渡す必要があります。ミンネの場合、システムとして領収書の発行は行っていないため、事業者単位で用意しておきましょう。
ラッピング資材があれば、見栄えの良い状態で顧客へ発送できます。
資材は比較的安価で揃えられるものが多いため、用意しておくと良いでしょう。
ミンネで作品を販売する場合は、会員登録からスタートする必要があります。ここでは、登録手順を細かくみていきましょう。
会員登録の方法は以下の2つです。
それぞれ解説していきます。
なおユーザーIDは後から変更できません。また、他のユーザーに公開される情報なので、個人情報などの記載は控えましょう。
メールアドレス登録と同様に、一度ユーザーIDを決めると後から変更不可となるため注意しましょう。
会員登録を完了すると作家登録が可能になります。手順は以下の通りです。
審査を受けた場合、年に一度確認のメールが送付されます。
その際に申請をしないとギャラリー及び作品の販売停止となるため、注意しましょう。(2回目以降の申請では、審査中でも販売可能)
プロフィールページの設定手順をみていきましょう。
出品者の情報を明確にしておくとファンの獲得につながります。
設定は2ステップです。
内容に迷う場合は、他の出品者のプロフィールページを研究してみましょう。
会員登録・作家登録につづいて、受注から発送までの流れを確認しておきましょう。
受注から発送までの流れやポイント、注意点についてみていきます。
受注連絡が届いてからの流れは以下の通りです。
それぞれの流れと注意点を詳しく解説していきます。
作品が購入されると、受注完了通知が届きます。メールやアプリの通知では購入された作品の情報は分かるものの、購入者の情報までは分かりません。
詳しい情報は、管理画面にログインし「売れたものページ」で確認しましょう。
入金状況(決済方法)に合わせて対応します。
ミンネで購入者が選べる支払い方法は以下です。
ミンネで使用できる支払い方法
クレジットカード払い(ApplePay、GooglePay、AmazonPayも含む)
d払い
auかんたん決済
コンビニ払い
ゆうちょ振替
銀行振込
後払い決済
<クレジットカードやd払いなどの電子決済を選択した場合>
注文と同じタイミングで入金されます。入金完了後は購入者情報が記載されるため、発送準備に入りましょう。
<コンビニ払いや銀行振込の場合>
入金が完了するまで詳しいお客様情報は記載されません。そのため、お客様情報が記載されるまでは発送準備も必要ないといえます。
<後払いの場合>
入金が完了する前に購入者情報が記載されます。商品の発送後、GMOペイメントが料金の回収を行うため、事業者の手間を削減できます。(購入者の未払いがあっても代金は振り込まれる)
コンビニや銀行振込の場合は入金期限を過ぎると自動的にキャンセルされます。
トラブルを避けるためにも必ず入金を確認してから発送するようにしましょう。
入金などを確認した後は「確認完了メッセージ」を購入者へ送信できます。実は、メッセージの送信は義務ではありません。
しかし、発送準備の状況が伝わることで、購入者の安心感やレビューの評価につながるため、積極的に利用しましょう。
作品の発送準備に入ります。
流れを確認していきましょう。
作品を梱包する際は破損などに注意します。エアパッキンや発泡クッションを使用して衝撃を吸収できるようにしましょう。
納品書や感謝カードを同梱する場合も梱包した作品の下に入れるなどの工夫を行うことが大切です。
発送した後は「発送完了ボタン」を押します。これは購入者に発送通知を送るために必要な作業です。
通知せず商品を送ると思わぬクレームにつながる場合もあるため、注意しましょう。
本記事では
などを解説してきました。ミンネは登録無料で販売ノウハウなどの運営支援も充実しているため、手軽にハンドメイド出品に挑戦できます。
販売後の手数料はかかるものの、自分でサイト構築する難しい技術やサーバー代などは不要な点はメリットです。
今回の記事を、ミンネでハンドメイド作品の販売を行う際の参考にしてください。