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【デザイン事例あり】サンクスページとは?効果や作る際の注意点を徹底解説!

優良WEB編集部

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優良WEB編集部

サンクスページ

「サンクスページって何?」
「上司に『サンクスページを作っておいて』と言われたけど、どうやって作るの?」

Web業界に入りたて・EC担当になったばかりのそこのあなた!サンクスページとは、問い合わせ・購入などのアクションをユーザーが起こした後に表示されるページのことです。本記事では、

  • サンクスページとは
  • サンクスページの使い方
  • サンクスページを作る際の注意点

などを解説していきます。文章後半ではサンクスページの事例も紹介しているので、デザインのサンプルとして活用してみてください。

サンクスページとは

サンクスページ(サンキューページ)とは、インターネット上で商品の購入や、サービスの申し込み完了後に表示されるページのことです。「お買い上げありがとうございます」や「ご登録ありがとうございます」などの文章が書かれたページを、見たことがある方も多いのではないでしょうか。企業側がユーザーに感謝を伝えることはもちろん、消費者に購入・申し込みの手続きが完了した旨を知らせる役割もありますね。

さらに、サンクスページ内に特典情報や新商品の紹介を載せ、再購入を促すこともできます。

コンバージョン獲得に有効なサンクスページの使い方

1:クロスセル

クロスセルとは、ほかの商品などを併せて購入してもらうことです。例えばAmazonでは、購入後のサンクスページで「関連商品・関連コンテンツ」を紹介しています。宣伝色が薄いため、ブランド価値を下げる心配はありません。

2:アップセル

アップセルとは、何か商品を購入してくれたユーザーに対して「より高額なもの」を提案し、購入してもらうこと。顧客単価が向上するといったメリットが得られます。「ご購入いただいた方だけの特別なご案内」といった文言を見たことはないでしょうか?これがアップセルです。具体例としては、

  • 日用品・消耗品のリピート購入者に同じ商品のセット購入やまとめ買いを提案
  • 健康食品やサプリメントのトライアル購入者に対して定期購入を勧める

などが挙げられます。商品購入直後は、追加購入をしてもらえるチャンスです。

3:LINEの登録を促す

LINE公式アカウントでは、友達登録してくれたユーザーに対して情報を発信することができます。
到達率・開封率が優れているLINEは、既存顧客とのコミュニケーションを活性化させ、リピーター獲得に適しているツールだと言えるでしょう。

4:SNSのシェアボタンを設置

サンクスページにSNSのシェアボタンを設置しておくことで、自社の宣伝効果に繋がります。「友達におすすめしたい」と思った時にサンクスページにSNSのシェアボタンが設置されていると、後回しにせずその場でシェアできますね。ユーザーがSNSに投稿することで、認知度拡大や新規顧客獲得といった効果が得られるでしょう。

5:購入者限定の期間限定クーポン

商品を購入したユーザーに対して期間限定のクーポンを発行することで、追加購入を促進します。
例えば「〇月〇日まで20%オフ・購入後〇時間限定クーポン」のように事前に期間を設定しておけば、ユーザーの購買意欲を刺激するきっかけになりますね。

サンクスページに書くべき文章

サンクスページは、商品の購入後やサービスの申し込み完了後に表示されるページです。ユーザーの不安を取り除き、安心できる内容の記載を心がけましょう。

サンクスページに記載すると親切な内容

  • 商品の到着日
  • 決済ができたかどうか
  • 困ったときの問い合わせ先

商品・サービスを知ってもらうための情報や、ユーザーによって作られたコンテンツ(写真・動画・レビュー)を載せるのも効果的です。

サンクスページを作る際の注意点

以下の3つの設定が基本となります。

1:サンクスページはノーインデックスにする

サンクスページはGoogleの検索エンジンに登録する必要はないため、作成した際は忘れに「noindex、nofollow」の設定を行いましょう。
WordPressの場合は、テーマによって「noindex、nofollow」の設定ができる場合と「noindex」のみの設定ができる場合があります。両方設定できる場合は両方を、後者の場合はindexのみでも構いません。

2:サンクスページに内部リンクはしない

サンクスページには内部リンクは不要です。ただし、WordPressのテーマによっては、ページ作成とともに自動で内部リンクが追加される場合もあります。メニューやサイドバーなどにサンクスページが表示されないように確認しましょう。

※サイトマッププラグインを入れている場合、ページ追加とともにサイトマップにも自動生成されます。記事ごとにIDを入力して除外をしてください。

https://yuryoweb.com/site-map-howto-tool/

サンクスページのデザイン事例

ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

出典:ZOZOTOWN

上の画像はZOZOTOWNの商品購入後のサンクスページです。
注文内容の確認方法が記載されていますね。ページの下部にはアプリのインストールを促すポップアップが表示されています。

SHOPLIST


SHOPLIST

出典:SHOPLIST

上の画像はSHOPLISTの商品購入後のサンクスページです。注文番号と一緒に詳細をメールにて送信したという内容が記載されています。
「注文のキャンセル」や「返品・交換」の方法が書いてあるリンクを載せることで、サポートがしっかりしているという印象を与えることができますね。

【広告を出稿している方向け】サンクスページの応用方法

コンバージョンタグの設置ページ

コンバージョンタグを設置することで、アクセス解析にて「広告や流入元経由のコンバージョン率」を計測できるようになります。

リターゲティング広告

インターネット上に訪れたユーザーを分類して追跡する広告を出し分けるリターゲティング広告。これを運用する際にもサンクスページは役立ちます。「サンクスページの閲覧者=購入した人」ということを活かし、

  • 未購入ユーザーの表示
  • 購入ユーザーを表示
  • 購入したユーザーを除外して表示

といったターゲットリストを作成できます。

引用:Yahoo広告

サンクスページを使い、サイトの解析や広告運用に役立て、リピーターを獲得しましょう!

サンクスページは、ユーザーにとって「手続きが完了した」という安心を与えます。
アクションをした人にしか表示されないページであることを利用して「コンバージョンタグを設置してコンバージョン率の計測」ができたり、リターゲティング広告にも活用することができる、ということを紹介しました。

サンクスページで関連する商品・サービスの紹介やSNSの宣伝をして、リピーターの獲得へと繋げていきましょう。

この記事を書いたライター

優良WEB編集部

優良WEB編集部

運営元であるホームページ制作会社、JetBのメンバーで構成された編集チームです。1,000社以上のホームページ制作を行なってきた経験やノウハウを活かし、プロの目線からホームページ制作に関するさまざまな情報をお届けします。

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この記事を監修した人

⽵内 勇⼈

⽵内 勇⼈

JetB株式会社代表取締役。2014年に同社を創業し代表取締役に就任。同社では『広告費合戦に巻き込まれないWebマーケティング』をコンセプトにWebサイト制作やコンテンツ制作サービスを提供。中小企業を中心に1,200社以上の顧客を抱える。

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