ホームページ作成の費用相場について
いくらくらいが適切なの?
日本最大級のホームページ制作会社検索サイト
お急ぎの方はお電話で !( 平日10:00〜19:00 )
0120-926-227無料でWeb発注相談 ! 24時間受付中 !
メールで相談する「EC-CUBEってどんな機能があるの?」
「利用した場合のメリットやデメリットは?」
ECサイトを作ってショップの売上アップを目指す中で、サイト構築に「EC-CUBE」の利用を検討する方も多いはずです。詳しい機能や特徴が分からず、一歩踏み出せないとお困りの事業者も少なくないのではないでしょうか。
EC-CUBEには、オープンソースならではの拡張性や自由度の高さがあり、多くの人に選ばれています。本記事では、これからEC-CUBEでのショップ構築を検討されている方向けに、
を詳しく解説します。さらに、使い方や決済サービスの種類も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
EC-CUBEとは、株式会社イーシーキューブが提供する本格的なECサイト構築システムです。ショッピングユーザーと運営者の双方にメリットを備えたのオープンソースとして、多くのショップオーナーに利用されています。
ECサイトの運営に特化したCMS(コンテンツマネジメントシステム)なので、詳しい知識を持たなくても運用可能です。EC-CUBEには無料トライアルが用意されているので、各機能やカスタマイズなどを確認しながらサイト構築をスタートできます。
EC-CUBEの機能は「構築・デザイン」「カート・会員機能」「商品管理」「店舗管理」「拡張プラグイン」の5つのカテゴリに分かれています。ここからは、各カテゴリについてくわしく解説していきます。
EC-CUBEは高いデザイン性で、ブランディング向上に貢献します。ページ管理画面では、各ページのコード編集やマイページ、お問い合わせ機能の編集が可能です。さらに、ブロック単位でのコンテンツ作成や、ブロックの各ページへの配置、レイアウト変更などができます。また、オリジナルのデザインテンプレートの作成や、購入したテンプレートを導入することが可能です。SEO管理として、各ページにdiscriptionやkeywordなどのmeta情報を設定できます。
EC-CUBEは売上アップにつながるカート・会員機能が充実しています。基本的なショッピングカート機能から、配送時間の設定や支払い方法の選択などを細かく設定可能です。複数の配送先を設定する機商品詳細ページだけでなく、商品一覧ページからカートに追加できる機能などもそろっています。会員ログインページの作成や編集、お気に入り登録する機能などの会員機能も豊富です。
EC-CUBEの商品管理画面では、サイズや色、規格の登録だけでなく、カテゴリやタグの管理も可能です。複数の商品画像をアップロードし登録できるので、商品ページの作成を簡略化できます。商品の細かい情報や商品別の在庫数を登録する機能に加えて、一度の注文で同時購入できる商品数を制限することが可能です。商品データのSCV出力や登録もできるので、商品管理に役立ちます。
EC-CUBEは、ネットショップ運営に欠かせない顧客情報や受発注状況の管理、メール送信などの機能がそろっています。受注・売上状態の確認から受注者情報の検索までの機能に加えて、未処理・商品手配中・配送中などのステータス設定を登録することが可能です。顧客情報の新規登録やお届け先の管理、問い合わせ番号の入力画面も設定できます。購入者に商品発送メールを送信したり、出荷メールを一括で送信したりできるのもEC-CUBEの特徴です。
豊富な拡張プラグインを活用して、ECサイトを拡大できるのがEC-CUBEの強みです。「売上集計プラグイン」を追加すると、設定した期間の商品別や年代別で売上を集計し、グラフと共に確認できます。ひと目で売上を確認できるようになるので、集計にかかる手間を大幅に削減でき、店舗全体の売上アップに時間を割けるでしょう。
たとえば「クーポンプラグイン」は、発行したクーポンコードを顧客が入力すると割引が適用されるようになります。クーポンの割引方法などを商品ごとに設定できるのが特徴です。「おすすめ商品管理プラグイン」では、おすすめ商品をブロックとして表示でき、削除や変更、順位の入れ替えなどが簡単に操作できます。
EC-CUBEを導入するメリットは下記の3つです。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
ECサイトを運用していると、次第に改善点が増え、既存のテンプレートのみでは対応できなくなる場合があります。そんな時に、カスタマイズ機能を使えば、問題点を解決できるのがEC-CUBEのメリットです。
プログラムを改修することで本格的にカスタマイズすることも可能ですが、充実したプラグインを活用し、手軽に機能を拡張できます。決済・デザイン・集客など有料プラグインも含めると300種類以上そろっているため、幅広いカスタマイズに対応できるでしょう。
EC-CUBEは開発や運営に関わる人向けのコミュニティが充実しています。システムの操作や機能に困っても、同じ境遇のサイト運営者に質問できる体制が整っているので、初めてのECサイト運営でも安心です。さらに、日本で作られたソフトウエアであるEC-CUBEには日本人ユーザーが多く、日本語で気軽に質問できます。
EC-CUBEの特徴は開発・運用にかかるコストが低いことです。ECサイトを開発しようとすれば、ゼロから設計しなければならず開発にかかるコストが増大します。しかし、ECサイト制作に必要な機能がそろっているEC-CUBEを活用すると、開発コストを大幅に削減することが可能です。
さらに、他のネットショップであれば売上に応じて出店料や手数料などの店舗運営費用がかかりますが、EC-CUBEではこのような運営費用はかかりません。ただし、ECサイトを運営するにあってサーバー代やドメイン代はかかるので、完全に無料ではないことを理解しておきましょう。
EC-CUBEのデメリットは下記の2点です。
それぞれの詳細と対策について見ていきましょう。
EC-CUBEはECサイト制作に特化していますが、他のECプラットフォームに比べて集客力が劣る傾向にあります。たとえば、Amazonや楽天のような多くのユーザーが出入りするショッピングモールであれば、出店しただけでもある程度の集客は可能です。EC-CUBEの場合は、このような宣伝効果が期待できません。そのため、SNSや公式サイトなどをうまく活用して、多くの人に商品や店舗を宣伝する必要があります。
EC-CUBEは脆弱性が確認されており、セキュリティの安全性が低いのが弱点です。そのため、EC-CUBEを安全に利用するためセキュリティ対策をよく確認し、チェックシートやプラグインの導入が必要になります。具体的な対策は、以下の3つです。
まずは、チェックシート・脆弱性リスト・ツールを用いて、ECサイトの脆弱性を確認しましょう。必要に応じて専門企業による無料セキュリティやプラグインを活用し、対策することで安全に運営できます。
EC-CUBEでは多数の決済サービスが利用できます。EC-CUBE公式の決済サービスは以下の2つです。
決済サービス | 特徴 |
---|---|
EC-CUBEペイメント | クレジットカード決済をはじめ、コンビニ、電子マネー、 キャリア決済など、利用率の高い決済手段をカバー。 導入後の「店舗運営フェーズ」で困った時、 すぐに相談できる「安心のサポート体制」がある。 |
EC-CUBEペイメントライト | クレジットカード決済をはじめ、PayPay等の トレンドの決済もまとめて導入が可能。 初期費用・トランザクション処理が無料で、 最短1営業日で導入可能。 |
公式以外の決済サービスも多数用意されています。下表はその他の決済サービス一覧です。
EC-CUBE後払い | ヤマトグループ | F-REGI(エフレジ) |
GMOペイメントゲートウェイ | ソニーペイメントサービス | ジャックスのコンビニ後払い決済「アトディーネ」 |
Amazon Payプラグイン | 株式会社SCORE(スコア) | SBペイメントサービス |
ペイパル | イプシロン | Paidy |
みずほファクター | DGフィナンシャルテクノロジー | ルミーズ |
ペイジェント | オリコ | 楽天カード |
ゼウス | アナザーレーン | SMBCファイナンスサービス(三井住友銀行グループ会社) |
NP後払い(ネットプロテクションズ) | ‐ |
出典:EC-CUBEで使える決済サービス(その他の決済サービス一覧)
EC-CUBEは「クラウド版」と「ダウンロード版」の2種類です。クラウド版は会員ページまでこだわれたり、柔軟にカスタマイズできたりなどの特徴があります。一方、ダウンロード版には、コードが変更しやすかったり、レスポンシブに対応できたりなどの特徴があるので、それぞれ比較していきましょう。
クラウド版EC-CUBEは「ec-cube.co」と呼ばれ、メンテナンスフリーでカスタマイズ可能なクラウドECプラットフォームです。多くのサイト運営者がつまずきやすいメンテナンスやアップデート、サーバ保守にかかるコストを抑え、売上アップ施策に時間を使えます。その中でも、管理画面が充実していたり、会員ページまでこだわれたりするなどの特徴があります。柔軟なカスタマイズも可能なので、1つずつ特徴を見ていきましょう。
多くのユーザーの声が寄せられた管理画面は、国産ならではの使いやすさを誇っています。売上や在庫状況がひと目で確認できるダッシュボードや、直感的に処理しやすい受注管理画面が魅力です。使いやすさの満足度調査でも高評価を獲得するなど、多くのユーザーに認められています。
フロント画面だけでなく、会員ページまでこだわれるのが「クラウド版EC-CUBE」の魅力です。他社サービスでは調整できないカートや会員ページまでデザインカスタマイズできるので、ユーザー視点に立った使いやすさを追求することが可能です。
各サービスとの連携に加えて、独自仕様のカスタマイズにも柔軟に対応するのが「クラウド版EC-CUBE」です。基準となる高水準カートシステムにスクラッチでのカスタマイズ性も兼ね備えているので、独自性を追求したサイトが作成できます。販売スタイルや拡張機能、サービスとの連携など、こだわり抜いたカスタマイズが可能です。
ダウンロード版EC-CUBEの最新バージョン「EC-CUBE 4」は、前バージョンの「EC-CUBE 3」と比較すると、シンプルなワークフレームに機能性が大幅に向上しています。顧客はもちろん、エンジニアやプログラマー、運営管理者にとって使いやすいEC-CUBEを目指して開発された最新バージョンです。
SymfonyをフレームワークとしてEC-CUBEと組み合わせることで、独自の拡張機能やカスタマイズ性の大幅な向上を実現しました。さらに、プラグイン同士の依存管理に対応し、安定性や作りやすさがアップしています。より簡単でより自由にカスタマイズできるのがEC-CUBEの特徴です。
コードエディタやスタイルガイドの提供により、簡単にコード変更できるのがEC-CUBEです。コピー&ペーストで楽にデザイン変更できるようになり、デザインコーティングがより効率的になっています。管理画面に採用したコードエディタにより、デザイナーでも自由で簡単なサイト構築が可能です。
ECサイトを訪問するユーザーの多くは、モバイル端末を利用します。より多くのユーザーに商品や店舗の魅力を伝えるには、モバイル端末への対応が必要不可欠です。EC-CUBEはユーザーが利用するデバイスに適したサイトに変化するレスポンシブデザインなので、多くのユーザーにとって見やすい画面表示になります。
本記事では、EC-CUBEの導入を検討している事業者向けに、
を解説しました。EC-CUBEを利用すると、画面のカスタマイズが自由にできたり、コミュニティに参加してさまざまな情報を取得できたりします。一方、集客力が低いため、SNSや公式サイトを活用した宣伝が必要です。さらに、脆弱性があるためセキュリティの強化もしなければなりません。
また、EC-CUBEには「ダウンロード版」と「クラウド版」の2種類が用意されています。それぞれの特徴も解説しているので、ショップの雰囲気や必要な機能によって使い分けるようにしましょう。