ホームページ作成の費用相場について
いくらくらいが適切なの?
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メールで相談する「ECモールに出店したいけど、費用はどのくらいかかるだろう?」
「どのモールで出店すれば費用を抑えられるかな?」
これからECモールでショップを開設しようと考える方の中には、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
日本国内で3大モールとされている「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」はそれぞれ料金形態が異なり、どのモールのどのプランを選ぶべきか、悩みますよね。
そこで本記事では、以下の項目について解説していきます。
はじめてモールでショップを開く方や、販路拡大のためにショップ展開を広げたい方は、本記事で出店費用・手数料を理解し、モール検討にお役立てください。
日本国内でシェア率が高いECモールは、「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」の3つです。モールによって料金体系は大きく異なります。それぞれのモールの出店費用・手数料は下記の通りです。
楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング | |
---|---|---|---|
出店にかかる費用 | 294,000円~ | – | – |
運営にかかる費用・手数料 | 月額費用:19,500円~660,000円 システム利用料:2.0~7.0% R-Messe利用料:3,000~5,000円 ポイント原資:1.0%~ 安全性確保のためのシステム利用料:0.1% 楽天アフィリエイト:2.6~5.2% 楽天ペイ決済手数料:2.5~3.5% |
小口出品の場合:100円/商品 大口出品の場合:4,900円/月 販売手数料:6~45% 決済手数料3.9~4.5% |
ストアポイント原資負担: 1~15% キャンペーン原資負担: 1.5% アフィリエイトパートナー報酬原資:1%~50% アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー原資の30% ストア決済サービス手数料:3.0%~4.48% |
向いている人 | コストがかかっても ショップを作りこみたい人 |
すでに人気のある商品を販売したい人 | 低コスト・低リスクでショップをはじめたい人 |
ここからは、各ECモールの特徴と出店費用・手数料をくわしく解説していきます。
楽天市場は、楽天株式会社が運営する総合ECサイトです。1997年に楽天株式会社が楽天市場を作り、現在まで進化を続けながら運営されています。
時が経つにつれて、国内でも楽天市場に出店する店舗が増加し、最近では楽天市場だけの流通額でも4.5兆円を突破しました。リピーターだけでなく、新規顧客が多い点とキャンペーンやイベントが多い点から顧客に対するマーケティングなどにも強さを発揮していると評価できます。
楽天株式会社には書ききれないほど関連会社があることも特徴的でしょう。
とくにグループ共通の楽天ポイントが幅広く利用できることから、グループ会社で使用したサービスで溜まったポイントを楽天市場で使用できるという流れで新規顧客を獲得し続けている点は強味だといえるでしょう。
楽天市場の出店費用は以下になります。
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
---|---|---|---|
初期費用 (初期登録費用+月額出店料) |
294,000円 | 360,000円 | 660,000円 |
プラン概要 | ネットショップ運営の経験が少ない事業者向け 登録可能商品数:5,000商品 画像容量:500MBまで |
140万円以上の月商を目標としている事業者向け 登録可能商品数:20,000商品 画像容量:5GBまで |
商品数や画像量が多く必要な事業者向け 登録可能商品数・画像容量:無制限 |
※全プラン共通初期登録費用:60,000円
ショップ運営の中で発生する手数料は、下記の通りです。
全プラン共通コスト
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
---|---|---|---|
月額費用 | 19,500円 (年間一括払) |
50,000円 (半年ごとの2回分割払) |
100,000円 (半年ごとの2回分割払) |
システム利用料 (PC) |
3.5~6.5% | 2.0~3.0% | |
システム利用料 (モバイル) |
4.0~7.0% | 2.5~3.5% | |
R-Messe利用料 | 3,000円 | 5,000円 |
楽天の場合、出店費用を検討する際には、月額料金に加えて、手数料まで含めて計算しておくことが大切です。
Amazonは、アメリカに本社のある多国籍企業です。ECサイトが有名であるものの、1995年の創業当初はインターネットで本を販売していたサイトでした。
現在は、世界トップクラスのECサイトとして注目を集めているだけでなく、アクティブユーザーの数は3億にも到達しています。
集客力も高く、マーケティングなどにおいても強みを持っているサイトの1つだといえるでしょう。
世界的地位を確立していることから、人々のニーズに合わせた多様的な使い方ができるサイト・企業に変化しつつある状況だといえるでしょう。
Amazonでは、出店にあたって発生する費用はありません。出店後には、プランごとに決められた料金と販売手数料がかかります。
ショップを立ち上げた後は、プラン料金と販売手数料と決済手数料が発生します。
小口出品 | 大口出品 | |
---|---|---|
プラン料金 | 100円/商品 | 4,900円/月 |
プラン概要 (適しているケース) |
・毎月49点までの販売 ・販売する商品が決まっていない ・広告出稿や出品用ツールを使わなくてよい |
・毎月49点以上販売 ・広告を出したい ・検索結果の上位に掲載されるようにしたい ・APIやレポートなどのツールを使用したい ・制限が課せられるカテゴリーの商品を販売したい |
販売手数料は、商品によって決まっています。ここでは代表的なものをみていきましょう。
商品ごとの手数料例※一部抜粋
決済手数料は、下記の通りです。
対象 | デジタルコンテンツ以外 (物理的商品・サービス等) |
デジタルコンテンツ |
---|---|---|
決済手数料 | 3.9% | 4.5% |
Yahoo!ショッピングは、2,000万人以上が利用するECモールです。Yahoo!JAPANの各サービスとの連携により、集客経路が豊富に用意されています。
事業者にとって大きなメリットとなるのが初期費用・月額費用がかからないことです。開店資金がない事業者でもショップをオープンできるため、出店ハードルは低いといえるでしょう。
Yahoo!ショッピングの出店費用は無料です。毎月の固定費、売上に対するロイヤルティもありません。
Yahoo!ショッピングの運営にかかる費用・手数料は下記の通りです。
種別 | 手数料率 |
---|---|
ストアポイント原資負担 | 1~15% |
キャンペーン原資負担 | 1.5% |
アフィリエイトパートナー報酬原資 | 1%~50% |
アフィリエイト手数料 | アフィリエイトパートナー原資の30% |
ストア決済サービス手数料 | 3.0%~4.48% |
Yahoo!では、楽天と同様に売上に対して徴収される金額はあるものの、料金設定額は比較的安価です。例えば、数百万円の売り上げがあったとしても、徴収される金額は10%にも満たない額に調整することができます。
ECモール選びのポイントとして、下記の3つを押さえておきましょう。
ここからは、それぞれくわしく解説します。
販売する商品のジャンルによって販売手数料が異なる場合や、プランごとに商品登録数の制限がある場合があるため、あらかじめ明確にしておく必要があります。契約期間が決まっているなど、1度出店してしまうとプランの変更が難しいケースも少なくありません。
また、効率的に売上アップを目指すには、モールごとの売れやすい商品の傾向を調査しておくことが重要です。
出店時のコストだけを考えて出店するモールを決めると、後からコストがかさむ場合があります。たとえば、下記に当てはまる場合は注意が必要です。
商品数やサポートの有無により、手数料に差があるケースは多いです。将来的にどんなショップにしたいか計画を練った上でECモールを検討しましょう。
モールごとに、モール自体の集客力や実施しているキャンペーン、対応している集客方法に差があります。せっかく費用を抑えて出店しても、集客できなければ売上があがらず、利益につながりません。しっかり利益を出すためには、自社の方針にあった集客方法に対応しているモールを選ぶようにしましょう。
本記事では、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの出店費用を解説してきました。それぞれ料金体系が異なり、販売する商品の種類や数によって最適なモールは違います。
出店するECモールを決める際は、どんなショップにしたいのかを明確にしておくことが重要です。本記事で解説したECモールの出店費用・手数料を参考に、自社にあったモールを探してみてください。