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メールで相談するPinterestは画像を検索し、自分のボードにコレクションする便利なSNSです。若者世代を中心に急速に広がりつつありますが、サービスの仕組み上、無断転載に悩まされてしまう人も少なくありません。
そこで今回は、無断転載の削除依頼の方法や、無断転載を減らすための対策を紹介します。
Pinterestのユーザーでなくとも、WebサイトやSNSに日常的に画像をアップしている方は無断転載の被害にあうリスクがあるため、ぜひ参考にしてください。
Pinterest上で無断転載を見つけた場合、運営へ削除依頼を行うことで、該当するピンを消去できます。
ここでは、Pinterestのシステムと削除依頼の仕組みを理解するため、ピン止め・リピンについての詳細と、削除対象について詳しく解説します。
ピン止めとはネット上にある画像や動画をPinterest上に保存することを指し、リピンとは誰かがピン止めしたものを自分のボードへ保存することを指します。
X(旧Twitter)にたとえると、ピン止めがツイート、リピンがリツイートのようなイメージです。
Xでは、大元のツイートを削除すれば、リツイートされたものも全て消去されますが、Pinterestでは自分がピン止めした画像を消去しても、リピンされたものは消えません。
そのため、無断転載を見つけた時には自分のピンを消去するだけでなく、リピンされたものへ削除依頼も行う必要があります。
削除依頼を行った場合、同一のピン止めから行われた複数のリピンのうち1件に削除依頼を出せば、その他のリピンも消去される仕組みになっています。
しかし、別のピン止めからリピンが発生していた場合、それらを再度特定して削除依頼を行わなければなりません。
たとえば、A氏とB氏によって自身の画像が無断でピン止めされていた場合、A氏が行ったピン止めによるリピンと、B氏が行ったピン止めによるリピンと2種類のつながりができます。
この場合、A氏が行ったピン止めから行われたリピンのうち1つに削除依頼を出すことで、A氏が行ったピン止めにつながるリピンは一度に全て削除されます。
しかし、B氏が行ったピン止めから行われたリピンはそのまま残り続けるため、再度別口で削除依頼を行わなければなりません。
このように、削除依頼で消えるのは同一のピン止めから派生したリピンのみで、関連づけられていないものは自動で削除されるわけではないという点に注意が必要です。
ここでは、Pinterest上で無断転載されてしまった時に行うべき削除依頼の方法について、以下の3つの観点から解説します。
削除依頼の手続きをスムーズに進めるために、以下2つの点を予め準備しておきましょう。
無断転載されたページのURLは、該当するピンを開き、右下にある「エクスポートマークのボタン」クリック、「リンクのコピー」を選択することで準備できます。
自分の画像であることを証明するものとしては、オリジナルのSNSページや、運営しているネットショップのURLなどが有効です。
削除依頼は、該当するピンから行う方法と、公式フォームから行う方法の2種類があります。
まずは、該当するピンから依頼する方法を説明します。
該当するピンから削除依頼を行う方法
報告ページには、名前・会社名・電話番号・Eメールアドレス・住所・国・郵便番号などを記載します。
また、削除依頼の公式フォームから申請を行えば、1回のリクエストで100件まで削除依頼できます。手順は以下の通りです。
公式フォームから削除申請を行う方法
削除依頼を効率よく行うためには、リピンされているものがつながっているのか、そうでないかを見分けることが大切です。
同一のピン止めから広がったリピンであれば、削除依頼を1つ出すだけで全て同時に消去されるからです。
リピンがつながっているかどうかは、該当する画像のコメント欄を参照すれば簡単に確認できます。
内容が同一であれば、それらは全てがつながったリピンであり、どれか1つに削除依頼を行うだけで構いません。
内容が異なる場合には、別のピン止めから広がったリピンであるため、改めて削除依頼が必要です。
該当画像にコメントがない場合には、自分でコメントを行い、その他のリピンに反映されているかどうかを確認するのが良いでしょう。
Pinterestでは無断転載が広がると、削除依頼に大変な労力がかかります。そのため、被害を受ける前にできる限りの対策を行いましょう。以下5つの対策をご紹介します。
ブログやWebページに自分が制作した画像やイラストを利用している方は、ページのHTMLを編集し、ピン止め不可能な状態にしておきましょう。
以下のコードを該当ページの「head」セクションに貼り付けてください。
<meta name=”pinterest” content=”nopin” />
この処理を行っておけば、第三者が画像をピン止めしようとした場合に、「このページからのピンは許可されていません」というメッセージが表示され、ピン止め不可能になります。
特定の画像のみをピン止め不可にしたい場合にも、コード編集で対応ができます。
その場合には、対象画像のimgタグに以下の記述を追加してください。
<img src = “ファイル名. jpg” nopin = “nopin” />
この処理を行うと、ピン止め画像を選択する画面で非表示になります。
InstagramやXなどのSNSでは、ソースコードが編集できないため、ピン止めを防げません。
無断転載に本格的に対応したいという方は、SNSを非公開に設定したり、鍵アカウントに設定したりするのがおすすめです。
Pinterest上でドメイン認証を済ませておくと、ピンに作者名と掲載元の情報が掲載されるため、無断転載を抑制できます。
ドメイン認証とは、PinterestのアカウントとブログやWebサイトなどを連携させる作業です。
ドメイン認証をしても100%無断転載を防げるわけではありませんが、ある程度の防止策としては有効です。
どうしても無断転載されたくない画像やイラストには、画像上にサインを入れると、素材の二次利用へのハードルが高くなります。
また、作者名やID名を入れておけば、無断転載を目にした人から連絡をもらえる可能性もあるためおすすめです。
Pinterestには、たくさんの画像が掲載されています。
そのため、闇雲に探しても無断転載に気づけないケースは多いです。
以下のポイントを押さえて、効率的に無断転載を見つけましょう。
それぞれくわしく解説します。
一番最初に試したいのは、Pinterest上で自分の名前やIDで検索する方法です。
アプリの下部にある虫眼鏡のアイコンをクリックして、関連ワードを検索してください。
また、該当する画像のジャンルや付随するキーワードなども同時に検索してみましょう。
Pinterestには「Pinterestレンズ」と「ズームイン検索」と呼ばれる2種類の類似検索機能があります。
該当する画像の類似検索ボタンをクリックすることで、他の場所でアップされている同様の画像を見つけ出せます。
さらに、自分が制作した同系統作品や似たようなテイストも類似検索にかけることで、新たに無断転載を見つけられる可能性もあります。検索方法は以下の通りです。
Pinterestレンズ
ズームイン検索
Googleの画像検索を活用すれば、取りこぼしを防げます。
Pinterest上では検索できなかった無断転載のURLが見つかるケースも少なくないため、忘れずにチェックしておきましょう。
Pinterest上で起こりやすい無断転載の被害としては以下のような事例があげられます。
自分には関係ない、自分の画像が掲載されるはずがないと思って対策を怠っていると、いつの間にか悪意を持った第三者に利用されてしまう可能性もあります。
WebサイトやSNSなど、インターネット上に掲載する画像は全て無断転載の被害に遭う可能性があるということを肝に銘じておきましょう。
XやInstagramなどに投稿している写真のスクショが無断でアップされる例は少なくありません。
ファッションコーディネートや料理の写真、風景の写真など、まるで自分が経験したことのように画像を利用している人も多く、注意が必要です。
あまりにも被害が大きい場合には、アカウントを非公開にすることも検討してみてください。
ネットショップを運営している人は、商品写真の盗用に注意しましょう。
なかには、オークションサイトや大手ネットショッピングモールなどで掲載されてしまうケースもあります。
商品画像掲載ページにピン止めを不可能にするコードを加えたり、画像にショップ名のサインを入れたりして対策を行いましょう。
プロのイラストレーターや、趣味でイラストをアップしている人にとって、作品の無断転載被害は大きな問題となっています。
無断利用されるだけでなく、なかには無許可で加工が行われていたり、さらにひどいケースでは商品化されてしまったりする可能性も0ではありません。
自分の作品を守るためにも、画像にサインを入れたり、定期的に無断転載されていないか検索したりと、十分に対策を行っておくことが大切です。
Pinterestで自分の画像が無断転載されている場合は、速やかに削除依頼を行ってください。
また、Webサイトにピン止めを不可能にするコードを加えたり、画像にサインを入れたりすれば、無断転載を抑制できます。
事前に対策を行って、無断転載の被害を防ぎ、自分の画像や作品を守りましょう。