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Shopifyを解約したい!ストアを完全閉鎖する方法と注意点を解説

鈴原 千景

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鈴原 千景

Shopifyを解約したい!ストアを完全閉鎖する方法と注意点を解説「Shopifyでは売れないから閉鎖しようかな・・・」
「ストアを一時的に停止させたい」

Shopifyを運営している事業者の中には、上記のように悩んでいる方もいるでしょう。

しかし、Shopifyの解約や一時停止をする場合、解約する前にいくつかの注意点があります。

そのため、本記事では以下の項目についてくわしくみていきましょう。

  • Shopifyの解約や一時停止を考える理由と手順
  • 解約・一時停止をする際の注意点
  • 解約・一時停止をする前に検討しておきたいこと

売上があがらない、戦略を考え直したいなどの理由で解約・一時停止を検討している方は参考にしてみてください。

Shopifyの解約や一時停止を考える理由

Shopifyを解約する理由として想定される理由は、以下のものが挙げられます。

  • 売り上げがあがらない
  • 販売を一時的に停止したい
  • 他のECサイトを利用したい

特に売り上げに関しては、他のECサイトである程度実績やノウハウがある、そもそもマーケティングや集客面に強みがあなど、サイトや人材に対して独自の強みがなければ競争に勝ちにくい点もあるのは事実です。

ちなみに、Shopifyの場合はパートナーで収益を上げる方法もあるため、収益に関しては導入前にある程度計画しておくことが大切なポイントになります。

では、それぞれの要素についてくわしくみていきましょう。

売り上げがあがらない

解約理由として、売り上げがが確保できないケースが多いといえます。

Shopifyでは売り上げが発生しなくても月額料金が発生する点から、利用継続が困難になるためです。

販売を一時的に停止したい

期間限定の商品を販売した場合や、一時的に在庫がなくなった場合などは一時停止が選択肢になります。

販売できない期間であっても利用料金が発生するため、取り扱う商品のジャンルや特徴を把握しておきましょう。

他のECサイトを試したい

Shopifyは数千種類のAPIを追加できるため、デザイン・機能面で使い勝手に優れるサイトであるものの、使い方が把握できてない・他のサイトを試してみたいという場合も一時停止・解約につながる理由になります。

ちなみに、Amazonや楽天、Yahoo!とも連携することが可能であるため、戦略を立てるためには一度ECモールごとの顧客の属性・売り上げを分析する必要もあります。

【前提】Shopifyの解約・一時停止について

Shopifyの解約・一時停止について、実行する前に把握しておくべき内容があります。

ここでは、以下の3種類の内容と注意点について知っていきましょう。

ストアを完全に閉鎖し、解約する

ストアを完全に閉鎖するために解約してしまった場合、管理画面へのアクセスができなくなる点に注意が必要です。

そのため、完全に閉鎖する場合は、未払い料金の精算・アプリの停止・自動更新の停止を行いましょう。

しかし、同じストア名・myshopifyドメインは使用不可になるものの、ストアの閉鎖から90日間はストア情報が保持されるため、いつでも再開できる点は把握しておきましょう。

ストアでの販売を一時停止する

販売のみを停止したい際は、Pause and Buildプランを利用しましょう。

Pause and Buildプランは、ストアへのアクセスや編集は問題無く行うことが可能です。

期間限定で販売を行いたい時や在庫がなく注文を受けられない時、戦略的な立て直しが必要な場合に有効だといえます。

Pause and Buildプランの利用には、以下2つの注意点があります。

  • 別途月額9ドルを支払わなくてはならない(月額料金は停止)
  • 有料プランを60日以上使用した個人や企業のみ使用できる

無料体験期間が終了してすぐの場合は、Pause and Buildプランを利用できないため、ある程度計画性を持ってShopifyを導入しましょう。。

ストア自体を一時停止する

販売だけでなく、ストア自体を一時的に停止するためのPauseプランがあります。

Pauseプランの注意点は、3か月間は管理画面からの編集も不可となるため、サイトに対する一切の作業が行えなくなることです。

また、3か月以内にストアの再開がなかった場合は、Pause and Buildプランにアップグレードされる点にも注意しましょう。

Pauseプランの利点は月額料金が発生しない点です。

Pauseプランも有料プランを60日以上使用している人だけが選択できます。

Shopifyのストアを解約・一時停止する方法

ここでは、具体的にShopifyを解約・一時停止する方法をみていきましょう。

解約

解約までの流れは以下になります。なお、ストアオーナーのみ手続きの権限があります。

  1. 管理画面にある【設定】を選択
  2. 【プランと権限】または【アカウント】を選択
  3. 【ストアを閉鎖する】→パスワードを入力→【ストアを閉じる】

一時停止

一時停止の際に活用できるPause and Buildプランに変更する方法もみていきましょう。

  1. 管理画面で 【設定】から【プラン】を選択
  2. 【サブスクリプションを一時停止またはキャンセル】からPause and Buildプランを選択
  3. 【Pause and Buildに切り替える】を選択

Pause and Buildプランでは、月々に支払うサブスクリプションが月額9ドルに減額されます。

一時停止(管理画面アクセス不可)

ここでは完全にストア機能を停止させるPauseプランの手順に切り替える方法をみていきましょう。

  1. 管理画面で 【設定】から【プラン】 を選択
  2. 【サブスクリプションを一時停止またはキャンセル】→【90日間の一時停止】 プランを選択
  3. 【ストアを一時停止する】 を選択

それぞれの変更方法を把握したうえで、解約・一時停止をおこなつていきましょう。

Shopifyのストアを解約・一時停止する際の注意点

Shopifyの解約・一時停止をする前に、行わなくてはならない作業があります。

未払いの精算や各アプリの解約が、Shopifyの解約後には行えなくなる可能性があるためです。

では、解約・一時停止の注意点についてくわしくみていきましょう。

未払い料金の精算を忘れずにする

解約・一時停止前には、未払い料金の精算をしましょう。支払い状況を確認したい場合は、管理画面にある【請求情報】をみれば把握できます。

Shopifyの利用では、1回限りの料金請求と定期請求があるため、とくに以下の定期請求には注意が必要です。

  • サブスクリプション
  • アプリ使用料金
  • 取引手数料

サブスクリプションに関しては前払いであるため、未払いは起きにくいといえるでしょう。

しかし、アプリ使用料金と取引手数料に関しては、確認して払い込む必要があります。

1回限りの料金には以下のものがあります。

  • 買い切りタイプのアプリ使用料金
  • ドメイン
  • テーマ
  • Exchangeマーケットプレイス
  • 配送ラベル・配送調整

それぞれの項目を確認し、未払いを解消していから解約・一時停止を行いましょう。

各アプリの解約を事前に行う

Shopifyの解約・一時停止をする場合は各アプリの解約も必要です。

忘れた場合、新たな請求が発生してしまう可能性があります。

稀なケースではあるますが、開発者との間でトラブルが起きる可能性もあるため、注意しましょう。

外部サービスでドメインを購入した場合は削除する

外部サービスによって購入したドメインは、手続きをする前に削除しましょう。

事前に削除しなければ、他のwebサイトでドメインが使えなくなるなどのトラブルが発生するケースも想定されます。

解約した月の月額料金は返金されない

解約した月の月額料金は返金されないことを把握しておきましょう。

先払いでまとめて1年・2年・3年で支払っていた場合、残りの利用日数に応じて返金されることはないため、解約する際に注意が必要です。

Shopifyのストアを一時停止する際のストア表示や商品情報について

Shopifyの利用を一時停止する際の注意点として、ストア内の表示や商品情報を変更しましょう。

一時停止手続きでは、販売は行えないものの、商品ページの閲覧は可能であるためです。利用者が商品購入できると勘違いする可能性があることから、問い合わせが来ないような表示が必要です。

例えば商品価格を非表示にする・商品をカートに追加できないようにテーマを変更するなどの作業を行いましょう。

商品ページの閲覧を制限したい場合は、パスワードを入力しないと商品ページにアクセスできない仕様へ変更しましょう。

変更方法は以下の手順です。

  1. 管理画面にある【オンラインショップ】を開き【各種設定】を選択
  2. 下の方にある【パスワード保護する】で【パスワードを有効にする】にチェックを入れる
  3. 【パスワード設定】でパスワードを入力
  4. 【ストア訪問者へのメッセージ】内は、利用者に伝えたいメッセージがある場合に記入する ※空欄可
  5. 【保存】を選択

ストアアクセス用のパスワードはトラブル防止のため、管理画面のログインパスワードと異なるものを選択することが大切です。

パスワードによるページの保護を解除する際は【パスワードページを有効にする】のチェックを外すことも意識しておきましょう。

【補足】ストア再開

一時停止したストアを再開したい場合は、以下の手順を実行しましょう。

再開できるのはストアオーナーとしてログインした場合のみです。

  1. 【設定】から【プランと権限】または 【アカウント】をクリック
  2. 【プランを比較する】クリック
  3. 利用可能なオプションで料金プランを選択

プラン選択をすれば一時停止が解除され再開できます。

なお、一時停止前に利用していたプランに戻るわけではないため、選択の際に確認しておきましょう。

Shopifyを解約・一時停止する前に検討するべき2つの手段

解約・一時停止をする前に、

  • プランをグレードダウンさせる
  • ストアを他の事業者に売却する

といった2つの手段を検討してみましょう。

扱っている商品だけでなく、事業者としてのノウハウやアピールする顧客層などマーケティング要素などもふくめたうえでShopifyの運営内容を把握しておくことで、様々な手段を検討できます。

Shopifyのプランをグレードダウンする

Shopifyの月額料金がネックとなる場合、プランをグレードダウンさせる方法があります。

例えば、以下を参照するとスタンダードからベーシックに変更するだけでも、2倍以上の料金差がある点は把握しておきましょう。

料金(月額) 特徴 取引手数料
ベーシック 29USドル 利用できないサービスがあるが基本的な機能は揃っている 2%
スタンダード 79USドル 利用できるサービスが増える 1%
プレミアム 299USドル 高度なレポートビルダーや外部サービスの計算済み配送料が基本機能に含まれる 0.5%

 

店舗そのものの機能でいえば、ベーシックプランであっても基本的な機能は揃っているため、問題なく利用できるでしょう。

注意点としては、取引手数料のパーセンテージが高くなります(※Shopifyペイメントを使用しない場合)。

月額利用料と手数料、売り上げを対比し、プランを変更していきましょう。

プラン変更の手順は以下の通りです。

  1. 管理画面【設定】から【プランと権限】または 【アカウント】をクリック
  2. 【プランを比較する】クリック
  3. 利用したいプランを選択し【このプランを選択する】をクリック
  4. 請求サイクルをクリック
  5. 【変更を確認する】クリックし、新しい契約を承諾するか【キャンセル】をクリック

    ストアを他の事業者に売却する

    Shopifyでは、ストアを他の事業者に売却できるサービス「Exchangeマーケットプレイス」を用意しています。自社では、ストアを続けていくことが困難であると判断しても、ストアの閉鎖をしたくない場合に有効活用できる可能です。

    注意点としては、日本のユーザーもExchangeマーケットプレイスを利用できるものの、日本向けのストアが少なく買い手がつかない可能性があります。

    Exchangeはオークション形式ではなく、提示された価格による売買のみの取り扱いである点は把握しておきましょう。

    解約の手続きが難しい場合は、サポートに連絡する

    解約・一時停止のやり方が難しいと感じた場合はサポートに連絡しましょう。

    Shopifyの日本語サポートはメールのみである点に注意が必要です。

    解約した場合は、管理画面にログインできなくなってしまうため、サポートの手を借りながら慎重に手続きすることが大切です。

    メールサポートだけでなく、同じようにShopifyを利用しているユーザー同士で相談し合えるコミュニティの場も設けられています。

    コミュニティを活用し、疑問を解決していきましょう。

    Shopifyを解約・一時停止する前に集客に力を入れてみよう

    本記事では、

    Shopifyの解約・一時停止を考える理由や方法
    解約・一時停止にあたっての注意点

    について解説しました。

    売れない・管理しきれないなどの理由で解約や一時停止を考えた際は、ストアの問題点を分析するところからスタートしましょう。

    そして、項目ごとに一時停止・解約の手続きを進めていくことが大切です。

    未払い料金の精算・他のアプリの利用停止などやることは多いものの、ひとつずつ確認すれば難しくはないでしょう。

    この記事を書いたライター

    鈴原 千景

    鈴原 千景

    6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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    この記事を監修した人

    金井 宏透

    金井 宏透

    JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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