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メールで相談する「Shopifyでセミナーってやってるの?」
「そもそもセミナーを受けて意味ある?」
Shopifyで出店する方のなかにはこのような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
セミナーを受講する目的は、Shopifyの仕様や機能、運用方法に対する理解を深めて経営に生かすことです。
では、Shopifyが行うセミナーにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、Shopifyのセミナーの概要や事例、事業者として学ぶことの意味などについて詳しくみていきましょう。
Shopifyは2004年創業のShopify株式会社が運営する総合ECプラットフォームです。
175か国で使用されている点や連携できるアプリが豊富な点、越境ECサイトの構築が容易な点が評価されています。
Shopifyが海外対応に適しているといわれる理由は、以下3つです。
とくに、海外発送を行う場合の発送機能の実装が簡単に行える点が魅力だといえます。(梱包の方法や関税などは事前に調べる必要がある)
そして、毎月定期的にセミナーが開催されているため、事業者が気になるテーマを選択してセミナーを受けるなど、学習の機会が多い点も魅力の1つです。例えば、海外アプリの使い方をShopify運営と外部講師が解説するといった取り組みを行っています。
過去には、定期購入機能などの新しい機能が実装された際、その機能について解説するセミナーが開かれるなど事業者の需要に合わせたセミナーを行っています。
今後も新しい機能が追加されるたびにセミナーが開催されることが予想されるため、新しい知識をスムーズにインプットすることができるでしょう。
Shopifyの場合は無料セミナーがあるだけでなく、YouTubeなどでも見ることができます。
セミナーを活用する際は、以下のポイントを意識しましょう。
どれも事業者として、経営や行動に落とし込みセミナーや内容を最大限に活用するための考え方です。
Shopifyでは実際に活躍している方が登壇するため、より実践的なノウハウにたどり着くためのヒントを学ぶことが可能です。しかし、その場で吸収する意識や実践する意識がない場合、セミナーをただ受けるだけになってしまう可能性が高まります。
セミナーを受ける際は、受け身ではなく、学習した内容を今後反映していかなければならないといった意識で活用していきましょう。
Shopifyの公式ページでは、最新のセミナーを全て確認できます。
自社の課題となっている内容に合わせてセミナーに参加できるため、ピンポイントでの学習が可能です。
ECの基礎から初期設定の方法、特定のアプリの操作方法まで幅広いテーマを扱っているため、Shopifyを使い始めたばかりの方やわからない点が明確な方は利用しやすいでしょう。
基本的なShopifyの使い方のセミナーです。
商品追加の方法だけでなく、ページの作り方・画像の挿入方法まで解説しています。とくにページの作り方を把握する場合に役立ちます。
定期購入や会員連携の方法だけでなく、LINEとの連携方法、マーケティングの考え方なども解説しています。
LINE連携によるメリット、他の店舗との連携による処理、割引設定の方法など具体的な運用方法を把握できるでしょう。
Shopifyに認定されている教育パートナーの方が初期設定に対しての疑問点に答えていきます。例えば、公開するまでに必要な設定や特定のアプリの使い方、ページの作成方法などの質問をはじめ、後半では以下のような質問に答える時間がありました。
ECサイトを運営する場合、基本的な操作ができたとしても売り上げが上がるわけではありません。マーケティングや集客に力を入れたうえで、他社に対して優位性や独自性を示す必要があります。
商品そのものに独自性があったとしても、販売方法や集客方法を誤ってしまった場合、売上を上げることが困難となってしまうため、より効果的な方法を実践し改善を繰り返していくことが大切です。
他にもアプリ開発者向けのセミナーや既に使用している方も多いWordPressとの連携方法なども知ることが可能です。
セミナーの時間はある程度長いため、自社の課題を明確にしたうえで参加するものを選択することが大切です。
Shopifyでは、YouTubeチュートリアル動画を公式チャンネルで配信しています。
テーマの設定方法やセクションの扱い、商品の追加方法など幅広く解説しているため、セミナーに参加せずとも疑問を解決できる可能性があります。
ショップの設定がそもそもわからない場合などはYouTubeをみることによってある程度疑問を解決することが可能です。
ちなみに、テーマの意味や商品タイプ・タグの扱いなどより細かい設定に関しても動画で解説しているため、用語の把握などにも役立ちます。後述しますが、ガイドブックの内容と合わせて視聴するとより理解が進むでしょう。
Shopifyの録画をチェックする場合は、Shopifyエキスパート主催のワークショップもみてみましょう。現在も同様の内容を繰り返し開催していることもあるものの、過去の動画を見ることによって課題を解決できる可能性があります。
例えば、サイトを運営する場合、売り上げを確保するためにはマーケティングも必要な要素です。
さらに細かく戦略を立てるのであれば、場合によっては専門のコンサルティングなどを検討する事業者も少なくありません。しかし、コンサルティングやマーケティング施策を実施する前に基礎的な内容を把握していなければ、そもそも自社の課題を上手く解決することができません。
加えて、Shopifyの場合は、SNSやメールなどといったマーケティング施策と連携が取りやすく、あらゆるECプラットフォームの中でも戦略を立てられれば売り上げを確保できる可能性があります。
ワークショップの内容は、自社の課題解決ができる内容を選択することが大切です。そして、1つずつ課題を解決することによって、より良いECサイトを作っていきましょう。
Shopifyにはコミュ二ティフォーラムと呼ばれる第三者から意見を集められるコミュ二ティがあります。
例えば、「1つの商品に複数の画像を設定したい場合、どのようなアプリや操作を行えばいいのか」などといった質問を行うことが可能です。
セミナーだけではなくコミュ二ティフォーラムを利用することで、解決できる問題点の幅が広がるでしょう。
Shopifyのコミュニティフォーラムとは、前項目でもふれましたが相互に意見を出し合えるShopify独自のコミュニティのことです。
コミュニティフォーラム内では以下のように項目が分けられているため、質問する場所に迷うことはないでしょう。
例えば、Shopifyテーマのディスカッションを覗いてみると、アイコンの変更方法やレビューの非表示の方法などセミナーだけではわからない細かい設定やシステムを把握することが可能です。
ちなみに、Shopifyの操作でよくある質問などもコミュニティフォーラムで調べることができるため、一度確認してみることを推奨します。
1つ例を挙げてみると、「ストアにおける多通貨の扱いは最初から対応しているため、同じ機能のものを併用しない」などのルールが記載されています。(国別の価格設定も可能)
コミニュティフォーラム内の機能を以下でみていきましょう。
機能 |
内容 |
ベストソリューション |
質問に回答したときに獲得できる実績 |
バッジ |
プライベートディカッションへの参加資格 |
プライベートメッセージ |
DM。特定の個人と交流できる |
通知 |
キーワードごとに設定できる。気になる話題に対して設定することで、最新のディスカッションを確認できる |
ユーザーやパートナーだけでなく、Shopifyのサポートも参加しているので安心して利用できます。
公式サイト上のコミュニティフォーラムとは別に、Slackではパートナー同士と開発者がつながれるコミュニティ、Facebookでは地域ごとのコミニュティなどもあります。
そのため、自分が質問しやすい場所を見つけやすい点は魅力の1つだといえるでしょう。
Shopifyに登録後、まずはストア開設ガイドに目を通してみましょう。ストア開設ガイドは、いつでも確認できるものの、なるべく早いうちに目を通しておくことをおすすめします。
ストア開設ガイドでは、以下の項目を解説しています。
内容を確認してみると月額料金の案内だけでなく、決済方法やお役立ちツールの案内、ドメインの購入方法まで記載されています。
例えば、「Shopifyでストアを開設する場合にどのボタンを押せばいいのか」「管理画面のそれぞれのボタンがどのような意味を持っているのか」なども解説されているため、基本的な操作であれば一通り把握できるでしょう。
ストア開設ガイドの次は機能一覧表をみていきましょう。この表はShopifyの全ての機能を解説したものです。
例えば、注文管理などに着目してみると、 CSVによる受注情報の出力や出荷登録・対応状況の変更、各種メールの送信など、国内を対象としたサイト内の処理だけであればアプリを加えなくても問題なく行えることが把握できます。
仮にアプリを導入する場合は、機能一覧表にない機能を付け足すという視点から選ぶと良いでしょう。
とくに、配送などに関しては元々の設定とアプリでできる設定に違いがあるため、何をどこまでできるかをよく確認する必要があります。
Shopifyでは定期的にセミナーが開かれています。
セミナーを開く目的は、Shopifyを利用するパートナーの交流活性化や疑問点の解消です。
そのため、初期設定やマーケティングなどに対して幅広く聞けるものや特定のアプリの解説を徹底的に行うものなど、ある程度1つの分野に特化した内容セミナーが非常に多い点が特徴といえます。
セミナーを受ける事業者としてもある程度自社の課題をはっきりさせておかなければ、セミナーの効果を実感できない可能性があります。
ストア開設ガイドや機能一覧なども活用しつつ、より顧客に価値を提供できるECサイトを構築していきましょう。