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メールで相談する「ドメインって何?」
「ドメイン名ってどうやって決めればいいの?」
このような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。ドメインはサイトを運営する上で必須です。しかし、ドメインの名前を適当に決めると、ユーザーに疑わしいサイトだと避けられたり、認知されにくくなったりします。一方で、適切なドメイン名をつければ、信頼性や認知度をアップさせることが可能です。
そこで、この記事では以下の項目についてわかりやすく解説しています。
この記事を読むとわかること
ぜひ本記事を参考に、用途に合ったドメインを取得してサイト運営に役立ててください。
ドメインとは、インターネット上の住所を人間に認識しやすいようにしたものです。コンピューター側では、Webサイトの場所を特定するときに、IPアドレスが使用されています。しかし、IPアドレスは機械的な数字の羅列であるため、人間には判別しづらいです。
一方、ドメインは人間的な単語の羅列であるため、コンピューターにとっては認識が困難です。そのため、DNS(ドメイン・ネーム・システム)を使ってドメインとIPアドレスを紐づけ、変換する仕組みにしています。また、この処理を「名前解決」と呼びます。
独自ドメインとは、自分で管理できる世界に一つだけのドメインのことです。レジストラと呼ばれる、ドメイン登録業者から購入できます。独自ドメインは一度取得すれば、定期的に更新するだけで自分専用のドメインとして使い続けられます。また、すでに使われていない文字列であれば、好きな名前で取得可能です。
サブドメインとは、元々あるドメインに文字列を追加して生成した新しいドメインです。独自ドメインの頭に別の文字列を加えて、「.」(ドット)で区切ることで新しいドメインとして使えます。たとえば、「yuryoweb.com」というドメインを「sub.yuryoweb.com」にするなどです。取得するのに費用はかかりませんが、追加できる文字数は基本的に最大32文字となっています。
共有ドメインとは、レンタルサーバーやECサイトなどの、ホームページ制作サービスを利用した際に無料で付与されるサブドメインのことです。1つのドメインに対して大量にサブドメインを発行し、複数人で利用しているため、共有ドメインと呼ばれています。
共有ドメインはサービスの運営元によって管理されているため、ドメイン取得の手続きをしなくても利用できます。しかし、必ず決められたドメイン名が含まれるため、独自ドメインのようにオリジナルの名前を付けることはできなくなっています。
URLは、ドメインを使ってWebサイトを表示できるようにした文字列のことです。たとえば以下のようなものです。
ドメインが上記の図の「yuryoweb.com」だけを指すのに対して、URLはドメインを含む「https://www.yuryoweb.com/colamn/ai/」の全てに当たるものです。
URLは「ホスト名」「ドメイン」「ディレクトリ」「ファイル名」など、Webサイトの位置を特定する要素を含んでいます。その上で、「https」などのプロトコルを使いサーバーに特定のWebサイトの捜索をリクエストし、情報を受け取る仕組みになっているのです。
独自ドメインを取得すると、以下のようなメリットが得られます。
得られるメリット
Webサイトの内容やサービスに関連した名前をつけると、ユーザーの安心感や信頼に繋がります。その上で、短くシンプルなドメインにすれば一目で覚えやすくなり、認知度の向上も期待できます。
また、同じドメインは取得できないため、サイトを目立たせることが可能です。これからサイト運営をしたいと考えている方は、ぜひ独自ドメインの取得を検討してみましょう。
主なドメインの種類は以下の4つです。
主なドメインの種類
それぞれくわしく解説していきます。
gTLDとは「.com」や「.net」などの用途によって分類されている、誰でも自由に取得可能なドメインです。自分のサイトの内容に沿ったgTLDを取得することでサイトの統一感をアップさせ、ユーザーが信頼できるページを運営可能です。主なgTLDは以下のとおりです。
gTLD(分野別トップレベルドメイン) | 用途 |
---|---|
.com | 企業や商用サービス |
.net | ネット関係のサービス |
.biz | ビジネスや企業 |
.info | 情報発信や口コミ |
.org | 非営利団体など |
.edu | 教育機関 |
.int | 国際機関 |
gTLD(分野別トップレベルドメイン)の中で、2012以降に作られたものを新ドメインと言います。gTLDよりも新しくできたため空きが多く、取得しやすいです。また、用途がより細分化されているため、ドメインからWebサイトの内容を連想しやすい、オリジナリティを高めやすいなどの特徴もあります。主な新gTLDは以下のとおりです。
新gTLD(新ドメイン) | 用途 |
---|---|
.mobi | モバイルサービス |
.travel | 旅行業界 |
.coop | 協同組合 |
.post | 郵便事業 |
.pro | 弁護士、医師、エンジニア |
.clinic | クリニック関連サイト |
.city | 都市に関するサイト |
.tokyo | 東京に店舗がある又は東京に関するサイト |
ccTLDとは、国や地域に割り振られているドメインです。その地域に住む個人や団体が使用できるものや、誰でも利用できるものがあります。基本的には、Webサイトを運営する企業の所在国のドメインを登録します。主なccTLDは以下のとおりです。
ccTLD(国コードトップレベルドメイン) | 国 |
---|---|
.jp | 日本 |
.us | アメリカ |
.cn | 中国 |
.kr | 韓国 |
.ru | ロシア |
.in | インド |
.uk | イギリス |
.fr | フランス |
.ct | アフリカ |
属性型JPドメインとは、企業や大学など組織の種類ごとに区別されたドメインのことです。登録できる条件が厳しく、取得していればユーザーの信頼感を得やすくなるため、企業やその他団体の公式HPなどに利用されることが多いです。
基本的には一つの組織が利用できるドメインは一つだけと決まっていすが、会社の合併などによるドメイン名の変更や組織名を改名した場合は新しく登録ができます。主な属性型JPドメインは以下のとおりです。
属性型JPドメイン | 用途 |
---|---|
.co.jp | 日本の企業 |
.or.jp | 日本の法人組織 |
.ac.jp | 日本の高等教育機関や学校法人など |
.go.jp | 日本の政府機関や省庁所管の研究所 |
.ne.jp | 日本国内のネットワークサービス |
.lg.jp | 日本の地方公共団体や行政サービス |
.ed.jp | 日本の初等中等教育機関や保育所など |
独自ドメインの取得から利用は以下の手順で行えます。
独自ドメイン取得から利用までの流れ
それぞれくわしく解説していきます。
まず最初にドメインの名前を決めましょう。ドメイン名は一度決めると変更できないため、慎重に決定してください。「サイトや事業の内容に沿っているか」「適切な長さか」などを考慮し、ユーザーの目に止まりやすいシンプルな文字列にすることが重要です。
同じドメイン名は世界に一つしか存在できません。そのため、事前に自分の考えたドメイン名が使われていないか検索することが必要です。もしすでに存在する場合、ページ内容や事業内容に沿ったまま、代案を考えましょう。
次に、専門業者でドメインを取得します。レンタルサーバー会社がドメインの提供サービスを行っていることも多く、一緒に取得するとその後の設定が簡単になるため便利です。購入できるドメインや料金はレジストラによって異なるため、何社か確認してみましょう。
サイトを運営するためのレンタルサーバーを取得し、ドメインを紐付けるネームサーバー申請を行いましょう。やり方はレンタルしたサーバーによって異なるため、それぞれ調べながら行うことが重要です。
また、ドメインとサーバーを同じ会社で契約した場合は、紐づけの設定が簡略化されることも多いです。ドメインを取得した会社をよく調べ、提携しているサーバーがないか確認してみましょう。
ドメインにはそれぞれ有効期限があるため、定期的な更新が必要です。万が一忘れると一時的な利用停止や、使用不可になる危険があります。ドメインを再取得の手間をかけないためにも、有効期限や更新期日などを必ず確認しておきましょう。 また、契約の自動更新が用意されている場合は、設定しておくと安心です。
ドメイン名によって、SEOに直接影響を与えることはありませんが、間接的な影響はあります。たとえば、ドメイン名が短く語感の良いものであれば、ユーザーは覚えやすくURLによる検索が増える可能性があります。
さらに、URLで事業内容が分かれば、ニーズに合ったユーザーからのクリック数増加が期待できるでしょう。このように、適切なドメイン名を付けることで、間接的にSEO効果を得られます。
またドメインには、以前使われていたが現在は誰も使っていない「オールドドメイン」というものがあります。オールドドメインは、以前利用していたサイトの評価を引き継いでおり、サイトの評価が高かったものを購入して利用すれば、SEO効果を得ることが可能です。
しかし、悪い評価の場合も引き継いだり、好きなドメイン名を選べなかったりデメリットもあります。購入する際は、以前のサイト評価が良いものかつ、自分の用途に合った名前であるかを必ず確認しましょう。
ドメイン名のおすすめな決め方は以下の3つです。
それぞれくわしく解説していきます。
ドメイン名を短くシンプルな文字列にすれば、記憶に残りやすくなります。一方で、無駄に長いものや関連のない単語の多用は避けることがおすすめです。ユーザーの目に止まりにくくなったり、疑わしいサイトだと思われたりする場合があります。
サイトを多くのユーザーに知ってもらうためにも、分かりやすく認識しやすいドメイン名を考えることが重要です。
ドメイン名には自身のサービスや、商品の名前などを入れるのも重要です。サービスに合った名前を付ければ、ユーザーが実際サイトを訪れた際にイメージ通りの内容を閲覧できるため、サイトの信頼性がアップします。また、商品やブランドの名前をつけておけば、そのブランドを知っているユーザーの目に止まりやすくなるでしょう。
用途に合わせて新ドメインを付けることもおすすめです。「.com」などのgTLDは汎用性や使用率が高いため、望んだドメイン名をつけれなかったり、似たような名前で埋もれてしまったりします。一方で、新ドメインはバリエーションが豊富で、用途に合ったものを選びやすいです。
サイトやサービスの内容をよりわかりやすくユーザーに伝えるためにも、新ドメインの利用を検討してみましょう。
ドメインとは、Webサイトの所在地を人間に分かりやすく表したものです。独自ドメインや共有ドメインなど用途によって使い分けますが、Webサイトを立ち上げる際は独自ドメインの利用がおすすめです。オリジナルのドメイン名を付けることで、自分のサイトを他サイトに埋もれずに運営できます。
また、ドメイン名を決める際は、サービス内容が分かるものにしたり、短くシンプルなものにしたりするのが重要です。ユーザーの信頼や認知度の上昇に繋がり、事業やサイトのさらなる繁栄を目指せるでしょう。