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ブラウザとは?種類や違い、自分に合ったブラウザの選び方までを解説

優良WEB編集部

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優良WEB編集部

ブラウザ

「ブラウザって何?」
「どのブラウザを選べばいいの?」

インターネットに慣れていない方は、戸惑われているのではないでしょうか。

ブラウザとは、Webサイトを閲覧するために必要なソフトウェアのことを指します。「Google Chrome」や「Internet Explorer」「Safari」などが有名です。

本記事では、

  • ブラウザの概要
  • ブラウザを選ぶ際のポイント
  • おすすめのブラウザ

について解説していきます。インターネット活用を快適にするヒントも詰まっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

ブラウザとは

ブラウザとはインターネットに接続して、Webサイトを閲覧・操作するために使うソフトウェアのこと。今、この記事を読んでいるソフトがブラウザです。
ソフトウェアを入れた記憶がないという方も多いでしょうが、パソコンやスマホには最初からブラウザが入っているため、そのままインターネットを使うことができています。

ブラウザのもととなる、英単語「browse」は動詞で「閲覧する」という意味です。名詞形となった「browser」は「閲覧ソフト」という意味になり、ブラウザと呼ばれています。

ブラウザと検索エンジンの関係

ブラウザはユーザーが訪れる玄関、窓口であるのに対して、検索エンジンはユーザーにとって有益な情報を上から表示していく仕組みです。

現在主流の検索エンジン6つ+次世代型検索エンジン5つ、計11種類の検索エンジンを徹底解説!

ブラウザとアプリの関係

ブラウザと似たようなワードとしてアプリがあります。
アプリは「アプリケーションソフト」の略語で、OS上で”ある目的に対して必要なソフトウェア全般”のことを指します。パソコン・スマホ問わず、例えば電卓やExcel、PowerPoint、AppleMusicなどがアプリケーションです。

パソコンで使われるソフトウェアは「ソフト」、スマホ上で使われるものは「アプリ」と呼ばれることが多いものの、呼び方が違うだけで本来は同じもの。アプリとブラウザは別物ではなく、アプリケーションソフトの中で、Webサイト閲覧用のソフトウェアが「ブラウザ」です。

ブラウザの機能

ブラウザはインターネットを使うために必要なモノということは理解いただけたかと思います。ブラウザは他にどんなことができるの?と疑問を抱く方も多いでしょう。
ブラウザには、Webサイト閲覧以外にもできることが沢山あります。

  • Webサイトのブックマーク
  • 拡大・縮小をすることができる
  • WebページのURLの表示と入力
  • 友人にWebサイトをシェアすることができる
  • お気に入りのサイトをショートカットアイコンとしてホーム画面に追加ができる(スマホの場合)

このような機能を使うことができているのは、ブラウザのおかげです。

ブラウザを選ぶポイント

続いて、ブラウザを選ぶポイントについてご説明します。

動作が快適か

動作が快適で、ストレスなくサクサク操作できるブラウザを選ぶようにしましょう。
ブラウザはソフトウェアなので、ブラウザによって動作の特徴も異なります。また、使っているパソコンやスマホとの相性によっても使い心地が変わってきます。
人によって感じ方が違うため、使い心地は実際に使ってみないとわからないポイント。
ブラウザを決めきれない方は候補をいくつかインストールして実際に操作してみて、比較してみてください。

利便性が高いか

追加機能を使ってカスタマイズできるブラウザもあります。
カスタマイズできるブラウザならデザインを自分好みに変えたり、作業しやすくなるような拡張機能を追加したりすることが可能です。

サイトの広告を消せる機能を追加できるブラウザを使えば、画面が見やすく効率的に作業を進められるように。他にも、パソコンとスマホを同期する機能を追加すると、両方の端末で情報を共有することができるのでとても便利です。

セキュリティ強度に優れているか

「どれを選べばいいのか分からない…」という方は、メジャーなブラウザを選ぶことをおすすめします。
メジャーなブラウザはユーザーが多いため、メンテナンスやアップデートが頻繁に行われています。常に最新の状態になっているため、セキュリティ面が常に強化されているからです。

おすすめのブラウザ6選

ブラウザのアイコン

出典:DESIGN MAGAZINE

これから、おすすめのブラウザを6つご紹介します。それぞれの特徴や違いを押さえて、ブラウザを選ぶ際の参考にしてください。

Google Chrome

Googleが提供している純正のブラウザです。一般的なAndroidスマートフォンやChromebookパソコンには標準搭載されています。
パソコンとスマホともにシェア率が高いブラウザで、AndroidのみならずiPhoneでも利用が可能です。Google Chromeの特徴として、Googleアカウントを持っていれば様々なGoogleのサービス(GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブなど)と連動できることが挙げられます。そして、パソコン・スマホ間の同期も簡単です。

Google Chromeは、”ブラウザの中でも起動が早い”と言われています。サクサクWebサイトを見たい方や、Googleのサービスを普段使っている方におすすめのブラウザです。
また、各種アドオン(拡張機能)が充実していることも非常に重要なオススメポイント。プライバシー保護を考えた機能を搭載しており「シークレットモード」を使うと、Web上の動きを追跡するトラッキングの拒否や個人情報にかかわるデータを取得されずにWebを閲覧することが可能になります。

Firefox

Mozilla Foundationが開発したブラウザで、オープンソースソフトウェアとして公開されており、誰でも無償で利用できます。赤い狐のマークが印象的なため、見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。Google Chrome同様、PCやスマホなど他のデバイスとの同期が可能です。

こちらもアドオンが充実しており、Google Chromeと同様のアドオンはほとんど探せば見つかります。Firefoxの特徴として、複数のページを1つのウィンドウで切り替えて閲覧するためのタブブラウザ機能やポップアップのブロックがあります。

Microsoft Edge

Microsoftが提供しているブラウザアプリです。Windowsのパソコンでおなじみ、Internet Explolerの後継ブラウザで、マイクロソフトアカウントに登録することでパソコン・スマホ両方の端末での利用できます。

Microsoft Edgeの特徴としてスマホで見ているWebページを、指定したパソコンへ転送できることや、Webページに直接手書きができること、読み取りビューやリーディングリストの機能が挙げられます。
インターネットを「閲覧」するだけなく、Windowsと連携して活用したい方におすすめのブラウザです。

Safari

SafariはiPhoneやMacBookなどのiOS端末向けに標準搭載しているブラウザのため、iPhoneユーザーの方は馴染みがあるでしょう。コンパスのアイコンのブラウザです。

Safariの特徴は、色や文字の表示が綺麗、操作が簡単、そしてTwitter、Facebook、Evernoteなど外部サイトとの連携が可能である点です。MacBookにおいては、高速ブラウジングやバッテリーの持ちがいいというポイントもあります。
SNSをよく使う方やデザインを重視している方、MacBookを使っている方におすすめのブラウザです。デザインもAppleのものなので、シンプルで洗練されています。

Opera

ノルウェーのOperaSoftware ASA社が開発したブラウザですが、現在は中国のIT企業、奇虎360に買収されています。パソコン用のブラウザは「Opera」、スマホ用は「Opera Touch」です。
このブラウザも、端末間でシームレスなデータ共有が可能となっています。Opere PCブラウザを起動し、QRコードをOpera Touchでスキャンするだけで簡単に連携ができます。ログインやパスワード、アカウントの作成は不要です。
拡張機能を追加しなくても、広告ブロック機能や省電力モードを使えるのがOperaの魅力といえます。

Brave

高速ブラウジングとプライバシー保護に特化した「次世代のブラウザ」と呼ばれている新しいブラウザで、デバイスを問わず利用することができます。

Braveの凄いところは、Google Chrome、FireFoxと比較してページを読み込むスピードがパソコンだと2倍、スマホの場合は最大で8倍に及ぶという点。
なぜこんなに早く読み込むことが可能なのかというと、余計な広告やトラッカーをブロックすることによってページが軽量化されているからです。それにより、Google Chromeよりメモリ消費量が33%少なく、バッテリーを1時間以上も長持ちさせることができます。

また、Braveは「ユーザーの閲覧履歴が覗かれたり、行動履歴のデータを保持したりすることはない」と公式サイトで表明しています。読み込みが早いブラウザを使いたい方、新しいブラウザを使ってみたい方におすすめです。

注意が必要なブラウザ

Internet Explorer

Microsoft Edgeと同じくMicrosoftが開発したブラウザで、Windows8.1以前に標準搭載されていました。
シェア率が高かったものの、2021年8月にサポートが終了しました。
セキュリティ面でも脆弱性が出てくる可能性があります。使っている方は今すぐ別のブラウザに変更してください。

Internet Explorer はWeb制作会社にとって頭が痛いブラウザ?

Web制作会社にとって、Internet Explorerは「やっかいなブラウザ」と言われています。その理由は”新しい技術に対応していないから”です。
例えば、画像ファイルの拡張子として、「JPEG」や「PNG」を耳にしたことがあると思いますが、WebP(ウェッピー)という拡張子はJPEGやPNGに比べて、ファイルサイズの圧縮化や透過もできるためWeb画像をWebPにすることでページの高速化に繋がります。そして、SEOにプラスに働くというメリットもあります。

そんないいことづくしのWebPですがInternet Explorerのみ対応していないため、Internet Explorerで開こうとしたら画像が表示されない!なんてことも。 Web制作会社の中には、サポートが終了することもあり、「Internet Explorerの対応を止める」というWeb制作会社も存在します。Internet Explorerを現在お使いの方は、違うブラウザへと変更しましょう。

ブラウザを便利に使うためのポイント

プライバシーモード

ブラウザ紹介の箇所でも少し触れましたが、プライバシーモードとは閲覧履歴やCookie情報などをWebブラウザ上に保存することなくインターネットを閲覧できる機能です。
メジャーなブラウザにはだいたい備わっている機能で、Google Chromeでは”シークレットモード”、Internet ExplolerやMicrosoft Edgeでは”InPrivateブラウズ”、Firefoxでは”プライベートブラウジング”、Safariでは”プライベートブラウズモード”と呼ばれています。

IDやパスワードを通常のブラウザで保存したままだと、メールやSNSにログインされてしまう可能性もあるので、プライベートモードと通常のブラウザを使い分けるのがベスト。
特に、家族や会社で共有端末を利用している場合やWebサイトを更新するとき、別アカウントを同時に使うときにプライベートモードを使うようにしましょう。

Google Chromeのシークレットモードの開き方

パソコンの場合

【方法①】
ブラウザの右上の設定から「新しいシークレット ウィンドウ」をクリック

【方法②】
ショートカットキー:「Ctrl」+「Shift」+「N」

Android・iOS端末の場合

Google Chromeアプリを起動し、メニューから「新しいシークレットタブ」をタップ

スマホからシークレットモードを開く方法

ブラウザのアップデート

ブラウザはバージョンをアップしていないと、不正アクセスやウイルス感染などのリスクが高まります。通常、Google Chromeは新バージョンが利用可能になると、自動更新できるようになっています。アップデートはブラウザを閉じた後、次に開くまでの間にバックグラウンドで行われます。しかし、ブラウザをしばらく開いたままにしていると、保留中のアップデートが表示されることもあるため、定期的に確認しましょう

Google Chromeのバージョン確認方法

ブラウザのアップデート

Google Chromeの「メニュー」から「ヘルプ」を開き、「Google Chromeについて」をクリック


Google Chromeについて

自分に合ったブラウザを見つけて、快適にインターネットを楽しもう!

この記事では、ブラウザについてご説明してきました。ブラウザによってスマホと同期ができたり、広告をブロックする機能があったりと特徴や機能も様々。

ブラウザを選ぶ際は、何を重要視したいかを考えることが大切です。そうすることで、自分の目的に合ったブラウザを決めることができます。
自分が使いやすいと感じるブラウザで、快適にインターネットを楽しみましょう。

この記事を書いたライター

優良WEB編集部

優良WEB編集部

運営元であるホームページ制作会社、JetBのメンバーで構成された編集チームです。1,000社以上のホームページ制作を行なってきた経験やノウハウを活かし、プロの目線からホームページ制作に関するさまざまな情報をお届けします。

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この記事を監修した人

⽵内 勇⼈

⽵内 勇⼈

JetB株式会社代表取締役。2014年に同社を創業し代表取締役に就任。同社では『広告費合戦に巻き込まれないWebマーケティング』をコンセプトにWebサイト制作やコンテンツ制作サービスを提供。中小企業を中心に1,200社以上の顧客を抱える。

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