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メールで相談する「くらしのマーケットのステータスって何?」
「ステータスってすぐに変更したほうがいいの?」
くらしのマーケットに出店したばかりのオーナーの方で、上記のような疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?予約画面にはステータスという、顧客と事業主の関係を把握するための重要な項目があります。本記事では、
などを解説していきます。ステータスを随時確認することは、顧客にたくさん口コミを書いてもらうことにも繋がるでしょう。記事後半では、良い口コミを得るためのポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ステータスとは、簡単に説明すると、顧客と事業主のその時における状況や関係を示したものです。くらしのマーケットで顧客とのやりとりをする際は、「ステータス」を頻繁に確認する必要があります。
ステータスはマイページの予約管理の画面で確認可能。表示される内容や意味は以下の通りです。
ステータスで表示される内容の意味について
仮予約:顧客から予約の申し込みがあった状態で、作業希望日についても連絡がある状態。予約自体はまだ成立していない
予約確定:お互いの予定から作業日時が確定し、予約が成立した状態
会計済み:作業が終了した状態。料金は作業終了後に顧客から支払われる
キャンセル:顧客から予約のキャンセル申請がされた状態
ステータスは変更されるたびに、顧客に通知される仕組みとなっています。通知手段はメール・アプリ・LINEの3種類です。事業者自身もメールだけではなく、アプリやLINEを活用して顧客とメッセージをやりとりできます。
作業完了後すぐにステータスを変化することで、サービス完了直後の満足感の高い状態で口コミを執筆してもらえるかもしれません。
ステータスを頻繁に確認することは、顧客とスムーズなやりとりをするために必要です。確認する手順は、以下の通りです。
ステータスの確認手順【Web版】
出典:くらしのマーケット
予約管理画面は、予約確定・仮予約・会計済み・キャンセルの4つのカテゴリに分かれており、受注した案件がそれぞれ振り分けられている状態です。通常であれば案件ごとに自分でカテゴリ分けをしたり、それぞれどこまで話が進んでいるかの管理をしなくてはいけません。
同サービスの場合、くらしのマーケット側がすでに案件を整理してくれているため、案件の管理が非常にしやすいです。Web版よりもアプリ版の方が手軽なため、スマホを所持している方であればくらしのマーケットのアプリをインストールしておくと便利です。
くらしのマーケットではステータスごとに案件を振り分けてくれているため、案件ごとの管理が楽という特徴があります。予約確定に振り分けられている案件は、近日中に顧客宅に訪問する必要がある案件です。特に見落としがないよう注意しましょう。
複数作業時は顧客からのメッセージをないがしろにしがちです。1日に数回、メッセージを確認する時間を決めておくとメッセージの返信漏れがなくなります。
ステータスの変更は事業主側が行う必要があります。仮予約から予約確定、予約確定から会計済みに変更するのは忘れずに行いましょう。
特にステータスの変更で大切な点は、作業が終了し会計が済み次第できるだけ早めにステータスを変更するという点になります。ステータスが会計済みになっていないと顧客が事業者のサービスに対する評価・口コミを投稿できないためです。
せっかくサービス終了後に顧客が事業主を評価しようとしても、いつまでたっても口コミが投稿できない状況であれば顧客としても評価する気がなくなってしまうかもしれません。
例えば、サービスを行った当日と翌日を比較してみると、サービスを行った当日の方がいい口コミを貰いやすく、口コミの執筆を依頼した場合も顧客の反応が良いことが想定されるでしょう。口コミは任意で、一度顧客側に書く気がなくなってしまうと、顧客が日を改めて再度書き込みをしてくれる可能性は非常に低いです。
口コミは事業者の実績にもつながります。できるだけ口コミを書いてもらうためにも会計が済み次第、できるだけ早めにステータスは変更しましょう。
消費者庁が調査した「平成29年度消費者意識基本調査」によると、商品やサービスを選ぶ際、多くの人が広告よりも評判を意識していることがわかりました。
実際の数字を見ると「広告」に関しては30.7%の人が意識しているのに対して「評判」は59.3%と広告の約2倍の数値です。企業や事業主が公式で発表する情報よりも、それらとは関係がない第三者が発信する評判・口コミが消費者からは重要視されるといえるでしょう。
くらしのマーケットも同様、顧客は事業者に対する口コミをよく読んで依頼する業者を決めます。くらしのマーケットには評価の高い順で業者を検索できる機能があり、評価が低いとそもそも顧客の目にすら入らない可能性があるため、事業者は口コミを軽視するべきではありません。
くらしのマーケットで低い評価が多いと、事業者にどのような影響があるのでしょうか。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理(2018年)」では、ネット上の評価・口コミが消費者行動に与える影響について調査しています。
本調査では「口コミ等が良くなかった場合に購入を取りやめるかどうか」という問いに対して全体の75.9%が「購入を取りやめる」「購入を取りやめることの方が多い」と回答していることがわかりました。つまり、1つでも悪い口コミがあれば、その口コミが多くの消費者行動に影響を与えてしまっている可能性が高いといえるでしょう。
裏を返せば、いい加減な仕事をする事業者はやがては淘汰されるということを意味しています。
一方、仕事に対して真摯に向き合っている事業者は、お客様の口コミによって正当に評価され、ネットを通じて多くの人に認知される可能性が高いです。高品質なサービスを提供している事業主にとって、正当に自分が評価される時代であるともいえるでしょう。
くらしのマーケットで良い口コミを得るためには、質の高いサービスを提供することが非常に重要です。ただ、サービス品質と同じくらい大切なのが顧客からの印象です。
いくら質の高いサービスを心がけたとしても、事業者自身の印象が悪くてはせっかくのサービスも正当に評価してもらえません。ここでは、そんな事業者が顧客対応する際に気を付けるべき3つのポイントについて解説していきます。
気を付けるべきポイント
顧客からの第一印象は、サービス業を営む事業者にとって非常に重要です。顧客に好印象を持ってもらえるような接客を心がけましょう。
くらしのマーケットの事業者は、顧客の自宅へ訪問し作業をしなければなりません。服装が汚れていたり乱れていたりしては印象が悪くなってしまうでしょう。事業者は接客を意識しながら、清潔感のある身だしなみで顧客と接する必要があります。
例えば、あなたの自宅に来るサービス業者の靴や靴下が汚れていたらどのような印象を抱くでしょうか。誰しもそんな業者を家にあげたいとは思いません。
仮に作業をしてもらったとしても、リピートとしたいとは思わないでしょう。顧客からリピートしてもらうための一歩は、事業者の服装や身だしなみから始まっています。
まず、事業者が顧客の自宅に訪問した際に行うことは丁寧に挨拶をすることです。挨拶は接客業の基本といえます。挨拶に加えて丁寧に自己紹介をすることで、相手は事業者に丁寧な印象を抱くでしょう。
事業者の中には顧客に親近感を持ってもらうために敬語で話さない方がいます。何度もリピートしてくれている常連の顧客であれば良いかもしれませんが、初対面の顧客には敬語を使う方が無難でしょう。中には敬語を使わない人を嫌がる顧客もいるためです。
接客では服装と挨拶・受け答えの他に、自分の表情にも注意しましょう。無表情や疲れた顔で訪問すれば、顧客も不安になります。表情を少し意識するだけでも、顧客は気持ち良くやりとりができるでしょう。
事業を始めたばかりの方だとどうしても不安が勝ち、なかなか笑顔にもなれないこともあるかもしれません。最初のうちは、訪問する直前にできるだけ鏡を見て表情をチェックしておくとよいでしょう。
くらしのマーケット内において、口コミは顧客から1番注目される項目です。ただ、口コミ以外にも顧客は以下の2点に注目しています。
注目する項目
サービス料金は、くらしのマーケットというプラットフォームに限らずどの分野でも顧客から重要視される項目です。ただ、料金は安ければ安いほどよいというものではありません。
あまりに安すぎると接客やサービスの質が悪いのではないかと逆に顧客が不安になる場合があるためです。料金設定は、周りの競合他社を見比べながら決定しましょう。
実績がないうちは、相場よりも少し安めにしておいたり、オプションを無料にすることで新規顧客を獲得します。実績がついてきたら値上げを検討してもよいかもしれません。
くらしのマーケットには非常に多くの業者が登録しているため、口コミや料金だけでは比較できないことがあります。そこで役に立つのが「ランキング」です。
ランキングはカテゴリーごとに設けられており、顧客が自身にあった業者を選びやすいようなシステムになっています。ランキング上位になるための方法というものは公開されていませんが、顧客対応の良さや満足度が反映されていることは間違いありません。
顧客が初めて利用した時、良くない事業者に当たってしまうとその事業者だけではなく二度と「くらしのマーケット」を利用してもらえない可能性が高いからです。運営側の審査も厳しいものとなっているでしょう。
くらしのマーケットでは資格の必要なサービスと誰でも作業を行えるサービスに分かれているだけでなく、そのサービスの満足度が高いものになるかどうかは業者のスキル次第だといえます。
そういった状況の中でランキングに反映されれば集客効果があります。せっかく出店するのであればよい口コミを増やしてランキング上位を目指しましょう。
などを解説してきました。ステータスを確認する上で大事なことは、作業が終わり次第すぐにステータスを会計済みに変更することです。
ステータスを会計済みに変更しないと、顧客は口コミを書けません。一度口コミが書けないとなると、再度顧客が口コミを書いてくれる可能性は非常に低くなります。できるだけ早くステータスを変更するようにしましょう。
新規の顧客は他の顧客が書いた口コミを参考にしてサービスを依頼するか判断するため、特に実績が少ないうちはできるだけたくさんの方に口コミを書いてもらう必要があります。
良い口コミをたくさん書いてもらうために、ステータス変更だけでなく、高品質なサービスの提供・顧客対応についても常に丁寧であることを心がけていきましょう。