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メールで相談する「アクセス解析ってそんなに重要?」
「知らない用語が多すぎて実践に進めない」
Webマーケティングに関わり始めて間もない方だと、聞きなじみのないワードの多さに戸惑ってしまいますよね。
アクセス解析は、ホームページで集客するのであれば必須の作業です。正しく知識をつけて取り組めば、サイトの弱点を見つけられるようになり、アクセス数アップに向けた改善方法も明確になります。
本記事では、
を初心者の方にもわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んでサイト運用の参考にしてみてください。
アクセス解析とは、Webサイトにアクセスしてきたユーザーの属性や行動を、あらゆるデータをもとに分析することです。「CV数アップに繋げるための改善策」を見つける目的で活用されています。
分析に必要なデータを自動で計測・収集してくれるツールをアクセス解析ツールと呼びます。Google analyticsが有名です。
アクセス解析でわかる情報は、以下のようなものがあります。
これらの情報を掛け合わせて分析することでサイト改善の具体的な施策を考える際に必要なことがわかるので解説します。
アクセス解析でサイトの現状がわかります。先述しましたが、アクセス解析の根本的な目的はCV数を上げるための改善策を見つけることです。そのためにはサイトの現状把握とCV数が少ない原因の究明が欠かせません。
どのページがよく見られているのか、どのページがCVRが高いのかといった細かいデータまでアクセス解析を通して知ることができます。
ユーザーのリアルな行動を把握することで、効果的な改善策を導き出すことが可能です。訪問数やCV率などの数字をただ見るのではなく、様々な角度からサイトの現状を分析することを心がけましょう。
サイト改善のために行った施策の効果があったか、そしてどの程度あったのかがわかります。
既にWebサイトのリニューアルやコンテンツの改善に力を入れている方は多いと思います。施策を打って終わりにするのではなく、施策を打ったことで効果は得られたのかを把握し、その結果に至った要因を突き止めることが重要です。原因をもとに改善の糸口を考え、次の施策に繋げていきましょう。
アクセス解析をするうえで最もつまずきやすいのは、複雑な用語がよくわからないという点です。ここからは、理解しておくべき用語を簡潔に解説していきます。
PV(ページビュー)とは、Webサイトの特定のページが閲覧された回数のことです。
1人のユーザーが同じページを10回開いた場合は、10PVとなります。
平均PV数とは、1人のユーザーが1回のサイト訪問で何ページ見たかを表す指標のことです。
PV数に対してセッション数がどれだけあったかで数値が割り出されます。
ユーザー数・UU(ユニークユーザー)数とは、Webサイトや特定のページの訪問者数のことです。1人のユーザーが何度もサイトを訪れたとしても1人とカウントされますが、1人のユーザーが異なる2つの端末から訪問した場合は2人とカウントされます。ユーザー数とユニークユーザー数の区別の仕方は、以下の通りです。
という集計期間の違いが基準となっています。
セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問した回数のことで、訪問数と呼ばれることもあります。
1人のユーザーがWebサイトを訪問し「いくつかのページを閲覧して離脱」した場合のセッション数は1です。
ページビュー数÷セッションで1セッションあたり何ページ読まれているかがわかります。
新規セッション率とは、全てのユーザーのセッションに対して、初めて訪問したユーザーのセッションの占める割合のことです。この割合が高いほど、新たなユーザーを取り込めていることになります。
LP(ランディングページ)とは、Webサイトに訪れたユーザーが最初に閲覧したページのことです。
Webマーケティングの場面では「注文やお問い合わせなどのアクションに結びつけることに特化したページ」のことを指しますが、上記の通り、アクセス解析では異なる意味で使われているので注意しましょう。
CV(コンバージョン)とは、Webサイト内でユーザーにとって欲しいアクションのことです。例えば、資料請求や商品の購入、お問合せ、会員登録などをコンバージョンに設定することが多いです。
売上拡大が目的ではない場合「3ページ以上の閲覧」といった内容をコンバージョン獲得とする場合もあります。
CVR(コンバージョンレート)とは、Webサイトの訪問者数に対してどのくらいの割合でコンバージョンに至ったのかを表す確率のことです。
例えば、1000セッションあり、コンバージョン数が10の場合CVR=1%となります。
直帰とは、Webサイトを訪問し、最初のページを閲覧しただけで他のページに移らずにサイトから離れてしまうことです。Webサイトのセッション数に対して直帰したセッション数の割合を直帰率と呼びます。
離脱とは、Webサイトから離れて別のWebサイトに移ってしまったり、ブラウザを閉じたりすることです。
離脱率は、当該ページのセッション数に対してどのくらいのユーザーが離脱したかを表す割合を指します。
滞在時間とは、Webサイトや当該ページを閲覧していた時間のことです。
セグメントとは、ある特定の条件に合致するデータのみを切り取って表示すること、またその機能のことです。
例えば、コンバージョンに至ったユーザーとコンバージョンに至らなかったユーザーのデータをそれぞれセグメント機能で表示し、比較するといった使い方があります。
アクセス解析の基本が理解できたら、CV数の高いサイトへと改善するための課題を見つけましょう。
まず初めに、Webサイトの中で特に見られているページを特定しましょう。新しいコンテンツやあまり見られていないページに注視しがちですが、そういったページを改善してもサイト全体への影響はほとんどありません。ちなみに、ただ訪問者数が多いページを見つけるだけでは不十分で、
といった条件で見極めることをおすすめします。そうすることで、よりターゲットを絞り効率的に改善策を見出せるからです。
よく見られているページがわかったら、以下のページを特定します。
CVRは高いがあまり見られていないページの場合、もっとたくさん見てもらえるように「メニューバーの目立つところに設置したり、よく見られているページにリンクを貼る」などして訪問者数を増やしていきましょう。
CVRは低いがよく見られているページの場合、CVRを上げる施策を考えることが必要です。
例えば、記事のアクセス数が多いにもかかわらず、CVRが低いという場合は「CTA(コール トゥ アクション)」を設置し、記事からページを遷移せずに電話やメール問い合わせにつなげる導線を作るなどの施策が有効です。
おすすめのアクセス解析ツールを、4つのタイプに分けて解説します。
Googleアナリティクスは言わずと知れたGoogleのアクセス解析ツールで、Googleアカウントがあれば無料で利用できます。
高性能かつ多くのデータを得ることができることから、日本で最もメジャーなアクセス解析ツールとして知られています。Googleアナリティクスで計測できるデータは大きく分けて3種類。「ユーザー」「行動」「CV」です。
ユーザー:「どんな人が」「どこから」「どれくらい」Webサイトを訪れているか
行動:「どの」ページが見られているか、「どれくらいの時間」ページを見ているか
CV・目標:CV、目標を達成したか
Googleサーチコンソールは、Googleアナリティクスと同じくGoogleが提供しているツールです。
GoogleアナリティクスではWebサイト訪問後のデータを明らかにしてくれるのに対し、Googleサーチコンソールではホームページ訪問に至る前の、検索エンジン上での動きが明らかになります。例えば、どんなキーワードで検索しているか、Googleの検索画面での表示回数やクリック数などを知ることができます。
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールは、登録した自身のサイトのアクセス解析しかできません。しかし、検索上位を狙うのであれば競合サイトのデータも必要です。そこで、ここからは競合サイトのアクセス解析ができる2つのツールを解説します。
Similar Webは、URLを入力するだけで、競合サイトのアクセス状況を把握することができるツールです。
無料版では「データ取得期間は1ヵ月・表示されるデータは上位5サイト」といった制限がありますが、それでも十分に競合サイトの分析が行えます。
有料版では「アプリ分析」や「業界分析」が可能になったり測定期間を指定できるようになったりと、より条件を絞った解析が可能です。
Ahrehs(エイチレフス)は競合サイトのアクセス解析に加えて、「キーワード分析」も可能な有料ツールです。
SEO分析に強く、ライバルサイトの順位チェックや被リンクチェックはもちろん、順位や被リンク状況の変動があった場合はメール通知を受け取れるなど、ライバルのSEOを常にマークすることができます。
特にリンクチェッカーの制度は世界最高峰と言われており、Googleに次いで世界第2位のアクティブなWebクローラーを稼働させているとのことです。
User Heatは無料で使えるヒートマップツールです。
このツールを使うと色の強弱で「どこを熟読されているか」「どこをクリックされているか」を可視化できるようになっています。
ユーザーにあまり読まれていない文章やクリックされていないボタンに気づくことができ、コンテンツやデザインの改善に役立てることができます。
AIアナリストは、人工知能が自動でデータを集計し改善提案までしてくれるツールです。
知識があまり無い場合、アクセス解析を行って何となく問題点を見つけられても、改善策まで導き出すのは難しいものです。
Googleアナリティクスと連携させるだけで設定が完了するので、無駄に工数をかけなくて済む点も魅力的です。
今後もこういったAIを搭載した解析ツールは増えてくるかもしれませんね。
Webサイトの改善の指針となるアクセス解析。用語と分析の仕方をしっかり理解して取り組めば改善策を見つけ出せるようになります。
アクセス解析を上手に活用して、効率的にWebサイトを改善しましょう。