ホームページ制作会社は7種類！発注前に役立つ分類方法と目的別の選び方も紹介

「Googleでホームページ制作会社を探したけど数が多すぎてわからなくなってしまった…」

この記事を開いた人は、こんな状況ではないですか？

ホームページ制作の依頼先は、ざっくり分けるだけでも7種類もあり、企業の数も膨大です。

闇雲に探しても、一向に依頼先が決まらないことも珍しくありません。

反対に理解できれば、制作会社探しが効率化します。

スムーズに依頼先が決まり、良質なホームページが制作できるなど良いことずくめなのです。

この記事では、7種類のホームページ制作会社の概要と、以下3つの分類別に制作会社を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

【適した制作会社がわかる！】制作会社判定ツール

【一覧表有り】ホームページ制作会社は7種類

ホームページ制作を依頼できる会社は、下記の7種類です。

それぞれ対応できる範囲が異なるため、目的に応じた外注先選びが大切です。

制作会社ごとの特徴を解説していきます。

Web制作会社

Web制作会社は、Webサイトの制作に特化している企業です。

Webデザイナーやエンジニア、Webディレクターなど、ホームページ制作に必要なスキルを持つ人材で組織が構成されています。

ホームページ制作の依頼先としては最も王道で、会社ごとに規模もさまざまです。

制作できるWebサイトの種類や作成の方法も会社ごとに異なるため、依頼の際は業務内容や提供サービスを事前によく確認する必要があります。

選択肢が豊富なため、ホームページのイメージが固まっている場合は、Web制作会社を中心に依頼先を探すと良いでしょう。

広告代理店

広告代理店は、広告活動全般を支援する会社です。

クライアントの課題やニーズに応じて、広告宣伝に関するあらゆる手段を提案できます。

Webサイトも広告媒体の1つに扱われることがあるため、ホームページ制作も広告代理店の対応範囲です。

さまざまな施策とまとめて戦略を考えられるため、集客やブランディングを望む場合には最も適している依頼先です。

しかし、Web制作の実務はすべて下請けに依頼ということも少なくなく、依頼する会社によっては予算が割高になる点には注意が必要です。

ただし、広告代理店にしか依頼できない集客施策も多いため、予算に余裕があり、大規模な広告宣伝を打ちたい場合は依頼してみると良いでしょう。

Webマーケティング会社

Webマーケティング会社は、Webマーケティングに関わるサービス全般を提供する会社です。

広告代理店はマスメディアや純広告など、あらゆる広告宣伝手法に精通しているのに対して、こちらはWebに関わる施策に特化しています。

Webマーケティングでは広告運用やSEO対策など、Webサイトが必要な施策が多いため、Webマーケティング会社もホームページ制作に対応していることがほとんどです。

Webに限定した集客施策を行いたい場合は、Webマーケティング会社が最も依頼先に適していると言えます。

デザイン事務所

デザイン事務所は、Webサイトに限らず、あらゆるクリエイティブのデザインを行う事務所です。

基本的に少数精鋭で、著名なデザイナーが構えている事務所もあります。

他の依頼先に比べてデザインスキルが高く、Webサイトに使うロゴやイラスト、画像などもまとめて依頼できます。

ただしデザインに特化しているので、バックエンドエンジニアが在籍していないケースも多く、複雑なシステムの開発などには対応できないケースもあります。

デザインに特化したシンプルなホームページが欲しい場合や、ロゴなどのクリエイティブの作成をまとめて依頼したい場合に検討してみましょう。

印刷会社

印刷会社もホームページ制作を依頼できます。

印刷会社は元々はポスターやカタログ、書籍など紙媒体の印刷に特化した会社ですが、時代の変化に合わせてWebサイト制作も請け負うようになりました。

とくに、Webサイト制作に対応する前から印刷物のデザインまで請け負っていた会社は、デザインに関する感度やスキルが高く、おしゃれなホームページを制作していることが多いです。

デザイン事務所の企業バージョンといった感じで、デザインに特化している印象ですが、人数が多い印刷会社は自社でエンジニアを抱えており、動的なサイトの制作にも対応できることも。

デザインにこだわりつつ、機能面も充実したホームページを制作したい場合に、おすすめの依頼先です。

ブランディング会社

ブランディング会社は、企業の価値を高めるための戦略策定やコンサルティングを行う会社です。

ブランディング施策の一環として、ホームページ制作に対応している会社が多いです。

企業やブランドの魅力が伝わるデザインの制作が得意な会社が多く、ほとんどの場合チラシやポスター、名刺などの紙媒体もまとめて依頼できます。

クリエイティブをまとめて依頼することで、デザインに一貫性が生まれ、ブランディングにも良い効果が生まれます。

コーポレートサイトやブランドサイトを作りたいときは、ブランディング会社への依頼を検討してみましょう。

以下の記事では、ブランディングが得意な優良制作会社を紹介しています。

ブランディングが得意なホームページ制作会社21選！優良な制作会社を特徴別にご紹介！

フリーランス（Webデザイナー・エンジニア）

制作会社ではありませんが、フリーランスで活動するWebデザイナーやエンジニアも、ホームページ制作の依頼先になります。

CrowdWorksやLancersなどのクラウドソーシングサービスを使えば簡単に見つけられます。

フリーランスの特徴は、基本的に1人で制作を行う点です。

中間マージンなどの余計なコストが発生しないため、制作会社に比べて安価に依頼できます。

また会社のルールなどに縛られないため、イレギュラーな要望にも柔軟に対応できるなどの利点もあります。

しかし、フリーランスは人ごとにスキルのレベルや対応できる業務の差が大きいです。

そのため、何が得意で何ができるのか、一概には言えません。

フリーランスごとのプロフィールや実績を確認し、自社の求めるホームページを制作できそうな人材が見つかれば依頼しましょう。

【対応できるWebサイト別】ホームページ制作会社4種類

ホームページ制作会社は、対応できるWebサイト別にも分類できます。

下記4つのホームページ制作会社の特徴を、それぞれくわしく解説していきます。

総合型

総合型は、Webサイトの種類やクライアントの業種・業界を選ばず、あらゆるホームページを制作できる制作会社です。

少人数であらゆるジャンルに対応するのは難しいため、多様な人材がたくさん在籍する大手企業であることが多いです。

総合型の制作会社に依頼すると、Webサイトの制作経験からくる、多角的な提案が期待できます。

またマーケティングやブランディングにも精通していることが多いため、ホームページを使った集客などを考えている方におすすめです。

業界・業種特化型

業界・業種特化型の制作会社は、特定の業界や業種に特化してホームページ制作を行っている制作会社です。

特定の業界・業種にこだわって制作をしているため、関連する知識や経験が豊富です。

自社の業界に特化している制作会社が見つかれば、ホームページ制作はもちろん、運用面でも強力な味方になります。

とくに医療系や士業など、ホームページに厳しいファクトチェックが必要とされる業種では、特化型の制作会社を見つけられれば安心です。

Webサイトの種類別特化型

Webサイトの種類別特化型は、ECサイトのみ、採用サイトのみなど、特定のWebサイトの制作に特化している制作会社です。

制作をパッケージ化していることも多く、高機能で良質なデザインのホームページを安価に作れることも多いです。

特定のWebサイトの制作や運用の経験が豊富なので、精度の高い提案も期待できます。

制作方法限定型

制作方法限定型は、ホームページの制作方法を限定している制作会社です。

WixやBASE、Shopifyなどのホームページ作成ツールを使って、安価にホームページを制作していることが多いです。

0からWeb制作が行える人材が社内にいないことも珍しくなく、複雑な機能を盛り込んだホームページの制作は期待できません。

しかし、他の制作会社に比べて費用は圧倒的に安いです。

そのため、名刺代わりにホームページがあれば良い、簡易的なECサイトが欲しいなど、目的がはっきりしている場合はおすすめです。

【会社の規模別】ホームページ制作会社3種類

以下は、会社の規模別に3つに分類したホームページ制作会社です。

依頼先の規模に応じて、制作の品質や価格帯、対応の柔軟性が変わるため、制作会社を探す前に違いを理解しておくことが大切です。

それぞれくわしく解説していきます。

小・中規模の制作会社

一般的に、社員数が50人未満の企業が小・中規模の制作会社に当てはまります。

Web業界内で最も数が多いため、依頼先として一番候補に上がりやすいです。

小回りの効いた柔軟性のある制作をしつつ、チームで制作に当たるため、品質を担保しながらスピーディーにホームページを制作できます。

後述する、大規模な制作会社とフリーランスの良いところを、組み合わせたような制作が可能です。

とくに柔軟性は、社員数が少ないほど増す傾向にあります。

ただし小・中規模の制作会社は、教育体制が整っていないことも多く、少数の優秀な人材に会社が支えられているケースもよくあります。

いわゆるハズレの担当者にあたってしまうと、高品質なホームページの制作は望めません。

また打ち合わせだけ社員が行い、制作は安く外注していることもあるので、粗悪な会社に当たると低品質なホームページに仕上がるおそれがあります。

したがって、見積もり時に担当者の実力や制作会社の体制をしっかり見極めましょう。

大規模な制作会社（大手制作会社）

社員数が50名以上の制作会社は、大規模な制作会社に該当します。

数が多くないため、当てはまる企業の多くはWeb業界で名のしれた有名企業です。

人材と経験が豊富で、あらゆる要望に対応できる点が魅力です。

人材においては、デザインやコーディング、マーケティングなど、セクションごとに各分野のプロフェッショナルが在籍しています。

スキルの水準が高い人材が、チームを組んで業務に当たるため、安心して制作を任せられます。

ただし、社内の確認フローやルールが多いなど、小回りが効きづらい点には注意が必要です。

また、制作に関わる人数が多いことから、料金が高額になるのも大手企業ならではのデメリットです。

高品質なホームページが制作できる確率は最も高いため、予算に余裕がある場合は依頼を検討しましょう。

フリーランス

フリーランスは、Web制作を行う個人事業主のことで、Webデザイナーやエンジニアが該当します。

基本的に1人で制作を行うことから、中間マージンなどの余計な費用がかからず、制作会社への依頼に比べて料金が安くなります。

また社内への確認などが必要ないため、柔軟性が高く、イレギュラーな要望にも応えてもらえる可能性が高いです。

しかし、フリーランスは人ごとに技術力の差が激しいため、依頼は慎重に行いましょう。

近年では、フリーランスへの転身がブームになっていることもあり、スキルがないままWebデザイナーやエンジニアを名乗っている人も多いです。

中には制作会社での就業経験がないまま、短期間の独学でフリーランスになっている人も存在します。

そのため依頼先選びに失敗すると、低品質なホームページに費用を払う羽目になります。

ひどい場合は突然廃業したり、体調を崩した、仕事を受けすぎてパンクしたなどの理由で納期が遅れたりすることも。

もちろん、優秀なフリーランスもたくさんいるため、実績やクラウドソーシングサービスの評価を確認してから依頼しましょう。

【制作方法別】ホームページ制作会社4種類

ホームページ制作会社は、制作方法別でも以下4種類に分類できます。

ホームページは、作り方によっても出来上がりに差が出るため、各制作方法の特徴を理解しておきましょう。

それぞれくわしく解説していきます。

テンプレート制作

デザインにテンプレートを用いて、ホームページ制作を行う制作会社です。

Webサイトに最低限必要な項目や、効果が出やすいレイアウトはある程度決まっています。

そのため、理論に基づいて最適なテンプレートを複数作成し、制作を効率化している会社は多いです。

良質なホームページを安価でスピーディーに制作できることから、デザインに強いこだわりがなければ、依頼者側のメリットも大きいです。

テンプレートは制作会社ごとに異なるため、事前に見せてもらい、気に入ったデザインの会社に依頼しましょう。

ホームページ作成ツール制作

WixやSTUDIOなどのホームページ作成ツールを使ってホームページを制作している制作会社です。

ホームページ作成ツールを使用することで、納品後に自社でも簡単に編集できるため、運用を内製化したい方に向いています。

ただし、無料作成ツールを使っている会社には注意が必要です。

無料のホームページ作成ツールは、個人でも簡単に利用できます。

試しに使ってみたら、同程度のクオリティのサイトが、無料で作れてしまったということも多々あるのです。

自社で作れなかった、とにかく安く名刺代わりのホームページを作りたいなど、目的がはっきりしている場合は安価に依頼できるのでおすすめです。

CMS制作

CMS制作は、WordPressやEC-CUBEなどのCMSを使って、ホームページを制作する制作会社です。

ホームページ作成ツールよりも、カスタマイズの幅が広いため、より多機能なサイトが作れます。

またCMSは、納品後に自社でコンテンツを追加したり、機能を追加したりなど、編集が容易です。

そのためブログの更新など、自社で運用を行いたいと考えている方に向いています。

制作会社側もCMSを使えばシステム開発の手間を減らせ、結果として低価格で提案できるようになるため、依頼者と制作会社両方にメリットが生まれます。

CMSを使っている制作会社は、オリジナルデザインに対応していたり、テンプレート制作をしていたりと会社ごとに制作方法もさまざまです。

WordPressを使っている企業もあれば、オリジナルのCMSを開発しているところもあるなど、システムもさまざまなので、吟味して自社に合いそうなところを選びましょう。

WordPressを使った制作を希望する場合は、以下の記事で優良な制作会社を紹介しています。

WordPress制作に強いホームページ制作会社17選！優良な制作会社を特徴別にご紹介！

フルスクラッチ制作

ホームページを0から制作（フルスクラッチ）する、制作会社です。

フルスクラッチ制作では、基本的に大規模なシステムを構築するし、ツールやテンプレートも使わないため、費用は最低でも300万円〜500万円程度かかります。

1,000万円を超えることも珍しくないなど、ホームページ制作の中では最も費用が高い制作会社です。

したがって、ホームページ制作をフルスクラッチで行うことは珍しく、マッチングサイトやポータルサイトなど、大規模なWebアプリやサービスを提供するサイトの構築に用いられます。

構築に必要な技術や知識、経験の水準が高く、制作に長期間を要するため、対応しているのは大手企業が多いです。

小・中規模でも人数が多めのところは対応していることもありますが、費用などは大きく変わりません。

既存のシステムで対応できない、高機能なホームページの制作を望む場合は、フルスクラッチ制作の制作会社に依頼しましょう。

目的別のホームページ制作会社の選び方とおすすめの発注先

ここまでは、ホームページ制作会社の分類について解説してきました。

以下では、ホームページ制作の4つ目的別に、制作会社の選び方を紹介していきます。

記事の最初に説明した、下記7種類のホームページ制作会社の中から、おすすめの発注先も紹介していくため、ぜひ参考にしてください。

おしゃれなホームページが欲しい

おしゃれの基準は人によって違うため、制作会社のセンスが自社の価値観と合うか確認することが大切です。

そのため、まずは制作会社のホームページを確認しましょう。

デザインにこだわっている制作会社であれば、自社のホームページのデザインに最も気を配っているはずです。

そのためデザインに惹かれれば、おしゃれの価値観が似ている制作会社である可能性が高いです。

また制作実績を確認すれば、どの程度デザインを作り込んでくれるかもわかります。

好みだと感じた制作会社を何社かピックアップし、見積もりの際に参考サイトを提示すれば、イメージに近い提案をしてもらいやすくなります。

おすすめの発注先

おしゃれなホームページが欲しい場合は、下記のいずれかに依頼するのがおすすめです。

Web制作会社は数が多いです。

豊富な選択肢の中から、デザインの好みが合う会社を探せます。

またデザイン事務所と印刷会社は、デザイン力に優れている場合が多いため、期待以上の制作をしてもらえる可能性が高いです。

依頼先の候補を探すときは、上記3つの制作会社からピックアップするとスムーズでしょう。

ホームページで集客がしたい

ホームページを作っただけでは集客はできないため、制作とは別にマーケティング施策を講じる必要があります。

そのため、集客までワンストップで対応できる制作会社に依頼するとスムーズです。

SEO対策や広告運用などを考慮して構築することで、ホームページと集客施策に相乗効果が生まれます。

またホームページ制作と集客施策を別々の会社に依頼すると、効率が悪く、費用も余計にかかります。

集客が必要な場合は、あらかじめ対応できる制作会社に依頼するのがおすすめです。

また、コーポレートサイトやECサイトなど、Webサイトの種類によっても適した施策は異なるため、そのあたりも考慮する必要があります。

自社に必要なサービスを提供している会社を探し、事前に集客が必要な旨を伝えて制作を進めましょう。

おすすめの発注先

ホームページで集客がしたい場合におすすめの制作会社は、下記の2つです。

上記2つは、集客に関する知識や経験が豊富で、対応できる施策も多いです。

打ちたい施策が具体的に決まっていない場合でも、相談すれば最適な提案を行ってくれるでしょう。

ブランディングを強化したい

ブランディングには戦略設計と、それを具現化できるデザイン力やマーケティングスキルが必要です。

そのため、ただWeb制作を請け負っている会社に依頼しても、成功しないする可能性は低いです。

間違った方向にブランディングが進めば、最悪の場合リブランディングが必要になります。

一度ついたイメージを覆すのは容易ではなく、相応の費用もかかります。

したがって、ブランディングに特化しており、デザイン力に定評がある会社に依頼することが大切です。

おすすめの発注先

ホームページでブランディングを強化したいときに、おすすめの依頼先は下記の3つです。

ブランディング会社は、ブランディングの戦略を包括的に考えながら、ホームページの制作を行ってくれます。

他の施策やクリエイティブのことを考慮しながら制作してくれるため、ブランディングの軸がブレにくいです。

またWebマーケティング会社の中には、ブランディング戦略に精通している企業も多いため、信頼できます。

デザインにこだわる場合は、スキルの高いデザイン事務所に依頼することで、理想的なホームページに仕上がるでしょう。

採用活動を内製化したい

採用サイトの制作には、社員インタビューや動画などさまざまなコンテンツが必要です。

作成は容易ではなく、方向性を間違えると、求職者とのミスマッチが起こりやすくなります。

早期離職がの原因になるため、採用サイトの制作には企業の魅力を等身大で表現できるデザインスキルや、ブランディング力が求められます。

また採用サイト制作に特化している会社があれば、そこに頼るのもおすすめです。

採用サイトならではのノウハウや経験が豊富なため、良質なホームページの制作が期待できます。

おすすめの発注先

ホームページで採用を強化したい場合は、下記のいずれかの依頼先がおすすめです。

Web制作会社は、さまざまな種類のWebサイトを作成できます。

採用サイトの対応実績が多い企業を依頼先にすれば、応募数の増加が見込めます。

広告代理店はあらゆる角度から企業のプロモーションができるため、多角的に求職者にアピールできるようになるでしょう。

またブランディング会社に依頼すれば、求職者に与える企業の印象をコントロールしやすくなります。

適切なホームページが制作できれば、ミスマッチも起こりにくくなるため、ブランディング会社への依頼も検討してみましょう。

ホームページ制作会社を決めるときの注意点

自社に適したホームページ制作会社が決まったら、見積もりを取って契約を結びます。

その際、以下3つのポイントを意識すると、失敗のリスクを減らせます。

ホームページ制作は基本的に、一度契約を結ぶとキャンセルできないため、契約書を交わす前に納得いくまで確認しましょう。

それぞれくわしく解説していきます。

また、ホームページ制作の見積もりや契約時の注意点については、以下の記事でより詳細に解説しています。

ホームページ制作の見積もり書を項目別に解説！相場や確認方法も紹介

ホームページ制作の契約時に必ず確認すべきポイントと、契約形態の注意点について

3〜4社比較する

見積もりを1社だけとっても、良し悪しはわかりません。

比較対象がないと、見積もりを取った制作会社の言うことを鵜呑みにせざるを得なくなるためです。

万が一、悪質な制作会社から見積もりを取ってしまった場合、予算が無駄になるおそれもあります。

したがって、必ず3〜4社程度から相見積もりを取り、見積書を見比べて依頼先を決めましょう。

制作料金以外にも目を向ける

見積もりの際は内訳や担当者との相性、制作会社の体制など、料金以外にも必ず目を向けましょう。

制作料金だけで依頼先を決めると、安物買いの銭失いになりかねません。

予算内の提案であれば、内容の濃さや制作の品質のほうが重要です。

見積書と一緒に提案書も作成してもらい、

など、依頼者のことを本気で考えた提案になっているか確認しましょう。

見積書の確認方法については、以下の記事が参考になります。

ホームページ制作の見積もり書を項目別に解説！相場や確認方法も紹介

契約書を細部まで確認する

ホームページ制作の契約書は、基本的にクライアントの都合で契約できない内容になっています。

そのため、条件や規約を細部まで確認し、納得してから契約を締結しましょう。

とくに重要になるのは、下記の部分です。

確認が甘いと、ホームページの所有権が自社に移らず、データも渡してもらえないということもあります。

また修正回数についても、制作会社と認識をすり合わせておかないとトラブルの原因になります。

実際に、契約書の確認を怠ったことが原因で修正に応じてもらえず、納得のいくホームページにならなかった、というトラブルは多いです。

したがって、必ず契約書は細部まで確認してから取引を開始しましょう。

契約書の確認方法については、以下の記事が参考になります。

ホームページ制作の契約時に必ず確認すべきポイントと、契約形態の注意点について

Web制作の外注は適切なホームページ制作会社に行おう

ホームページ制作会社は、下記の7種類です。

また、「対応できるWebサイト」「会社の規模」「制作方法」の、3つの視点からも分類が可能です。

自社の目的や状況、作りたいWebサイトになどに応じて、適したホームページ制作会社は変わります。

この記事を参考に、自社にぴったりな依頼先を見つけ、良質なホームページを制作してください。