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メールで相談する「NPO法人はどのようなホームページを作ればいい?」
「より多くの人の注目を集めるには?」
このような不明点を持つWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。集客まで考えると、簡単なことではありません。NPO法人の事業内容やコンセプトなど、さまざまな観点からホームページのデザインを決めることが大切です。
本記事では、
などについて詳しくご紹介します。事業内容やコンセプトに合ったホームページを制作して、「より多くの人の注目を集めたい」「事業内容への共感を促したい」方はぜひ最後までご覧ください。
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NPO法人のホームページを制作する際は、より多くの人の注目を集められるデザインを意識しましょう。以下にポイントを解説します。
NPO法人は、寄付を運営資金に充てます。多くの寄付を集めるには、信頼できるNPO法人だと感じてもらう必要があります。簡素なデザイン、文字が読みづらい、配色に問題がある、求めているコンテンツがどこにあるのかわからない、といったホームページでは信頼してもらえないでしょう。デザインの基本を守り、少なくとも怪しい団体と思われないようにしてください。
ホームページのカラーで、NPO法人に対するイメージが決まると言っても過言ではありません。
例えば、自然を守る事業内容であればグリーン、子どもの福祉事業であればイエローやブルーなど、事業内容とマッチしたカラーを選びましょう。
動画コンテンツは、画像や文章と比べて情報量が多いことに加え、事業内容を強く印象付けることができます。代表者のコメント、顧客の感想、事業内容の紹介などの動画をホームページに設置しましょう。
NPO法人のホームページには、次のコンテンツが必須です。コンテンツの不足は信頼性の低下に繋がるため、確実に設けるようにしましょう。
活動により、どのような結果となったのかを報告するページが必要です。
NPO法人は社会に役立つ事業を行っています。具体的に役立った内容を伝えることで、NPO法人の信頼性を判断しやすくなります。
NPO法人の設立の目的、沿革、関連団体、代表者、メンバーなどのページを設けることで、どのような団体なのかがわかります。ユーザーに安心を与えるでしょう。
活動内容を理解し、十分に信頼できる団体であることがわかれば、寄付を検討します。
支援を決めたのに、寄付の方法がわからなければ機会損失に繋がるでしょう。寄付依頼のページをわかりやすい場所に設けることが大切です。
NPO法人の具体的な活用内容や結果がわかるページを作りましょう。年度、場所、内容などを箇条書きで記載し、必要であれば各項目から詳細ページに飛べるようにします。活動実績を知ることで、NPO法人の信頼性や寄付するかどうかなどを判断しやすいでしょう。
現在も活動中であることを示すために、お知らせページで最新情報を発信しましょう。最終更新が数ヶ月以上前の場合、活動中止や解散を疑われる恐れがあります。
NPO法人のホームページデザインを考える際は、事例サイトが参考になります。NPO法人のホームページのデザイン例を10個ご紹介します。
TOPページの上部に、時間で変化する画像を配置。難民の事情や活動内容などが端的に伝わる構成になっており、初めてホームページにアクセスした人の興味を引くことができます。中盤では活動報告もされており、そのすぐ下に開催予定のイベントも掲載しているため、興味を持った人がイベントに参加できる導線になっています。
レスキューのイメージを印象づけるために、赤を適度に取り入れていることもポイントです。
イエローとオレンジを基調とした温かみのあるデザインです。「誰もが互いに支え合い みんなで子育て」というキャッチフレーズに適した配色と言えるでしょう。キャッチフレーズは手書きフォントを採用し、より一層の温かさを演出しています。
TOPページの上部にはNPO法人の事業内容がわかるページへのリンクが貼られています。「3分でわかるバディチームの社会みんなで子育て」とタイトルをつけることで、クリックを促している点もポイントです。
「互いの立場や違いを尊重しながら当たり前のように協働できる社会の実現」を伝えるべく、世界の人々の写真を前面に押し出しています。
TOPページの上部に「プロボノとは」というリンクを貼ることで、不明点をすぐに解決できるように詳細ページへの導線を作っています。さらに、中盤にプロボノの登録者数と支援実績を記載することで団体の規模をイメージさせ、信頼の獲得につながるでしょう。
TOPページには、大人が子どもを抱く動画が掲載されており、事業内容の概要をイメージしやすくなっています。また、「1分でわかるフローレンス」という詳細ページへのリンクを貼ることで、どのようなNPO法人なのかがわからなくて離脱するのを防止。
画面をスクロースするとお知らせ記事をブロックで表示しており、情報発信に特化しているのもポイントです。
都市に住む人々に植物を育てることを伝え、繋げるための団体であることをイメージできるように、グリーンを基調としたデザインになっています。ファッション雑誌のようなデザインになっており、都会をイメージさせる英語のメッセージなどもポイントです。
作業風景の画像が何枚も切り替わる仕組みのため、活動内容が短時間で伝わります。また、ページをスクロールしなくても、活動内容やイベント、組織概要、facebook、twitterにアクセスできるように、右側に一覧表示されている点も便利ですね。
森づくりをアピールするためにグリーンを基調としたデザインを採用しています。画像で実際の森や活動を見せることでユーザーの気持ちを促していることがポイントです。ファーストビューに事業内容や寄付ページへのリンクを貼っているため、ユーザーは短時間でNPO法人の情報を得ることができます。最下部には、企業パートナーを一覧表示し、NPO団体の信頼性を高めています。
出典:NPO法人 CLACK
各見出しにシンプルなデザインかつ要点をまとめた内容にすることで、詳細ページへのアクセスが可能です。上から順に、「CLACKについて」、「活動内容」、「寄付で応援」と導線ができています。メンバーの写真を掲載することで親しみやすさをアピールしている点も特徴の1つです。
最下部には、大企業を中心とした企業パートナーを一覧表示、さらにその下には加盟団体も記載されています。
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出典:NPO法人 N3
一見、モノトーンのシックなイメージを受けますが、ところどころにイエロー、レッド、ブルーのサークルデザインがほどこされており、洗練されたデザインに仕上がっています。文字の視認性がよく、やわらかなイメージで親しみやすい点もポイントです。
ビジョンの「障がいのある人がクリエイターとして大いに活躍するノーマライゼーション社会」をイメージできるデザインと言えるでしょう。
出典:NPO法人グリーンズ
メッセージが伝わりやすいように、最小限の文字数で構築しています。最上部には、事業内容の詳細ページへのリンクを貼り、その下には実績が伝わる記事が一覧表示されています。さらに、新着ジョブと新着イベントを上部に配置するなど、ユーザーの興味を引くことに特化したデザインです。twitterアカウントとLINEアカウントのリンクを設置し、容易に連絡を取れることもアピールしています。
出典:NPO法人湘南スタイル
ビジネスモデルを図解で表示し、理解を促しています。メイン画像に詳細ページへのリンクを配置し、ユーザーがすぐに事業内容を把握できるようにしている点も親切です。イベント情報には、手書き風フォントのアイキャッチを設定することで、親しみやすさをアップ。
イベント記録やインタビュー記事を中心としたページ構成で、濃い情報を多く伝えられるようになっています。
本記事では、NPO法人のホームページデザインについて調べているWeb担当者の方に向けて、
NPO法人のホームページに記載すべき5つのコンテンツ
ホームページデザインのポイント3点
おさえておきたいデザイン事例10選
などを解説しました。
NPO法人のホームページは、信頼できる団体であることをアピールするために、事業内容や活動報告、実績などのページを配置する必要があります。必要な情報を不足なく掲載することが大切です。また、NPO法人の事業内容をイメージしやすい配色を考えましょう。
ユーザーの興味を引きやすく、最終的にメンバーへの応募や寄付に繋げられるホームページデザインを考えてみてください。
吉田哲也
コンサルタントの吉田です。Webのプロとして、現在までに累計50社程度のWeb制作に携わってきました。「知識がない方にもわかりやすいアドバイス!」がモットーです。お気軽にご相談ください!