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メールで相談する「ミンネに出品したけどなかなか売れない」
「売上を増やしたいけれど、どうしたらいいのかわからない」
ミンネを利用している事業者の中には上記のような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
ハンドメイドマーケットであるミンネは誰でもかんたんに出品できます。競合相手が多くなるため、なかなか売上が増えず苦労するかもしれません。
しかし、販売するためのポイントや集客方法を知り実践することで売上アップが期待できます。
そこで、本記事では以下の内容について詳しくみていきましょう。
ミンネの売上が思ったほど増えず悩んでいる方は参考にしてください。
ミンネでなかなか販売につながらないときは以下4つの理由にあることが多いです。
オリジナルティや価格設定など、自分で調整できる部分もあるためチェックしてみましょう。
ミンネは作家数50万人を超えた巨大マーケットです。ライバルと同じようなオリジナリティの低い作品を作っていも、目立つことができず埋もれてしまいます。
オリジナリティが低い作品のデメリットは以下になります。
ハンドメイドで求められるもの
多くの人がハンドメイドに求めているものは、「市販品では手に入らない独自性」。他にはないオリジナリティのあるものを作ることで、市販品やライバルとの違いが発揮できる。例えば、使い勝手などの機能面に優れたもの、まだ市場にはないあると便利なものなどが該当する
自分の経験を活かし、「あると便利なもの」「無くて困っているもの」などをヒントにしてみるのもいいでしょう。
価格を設定するときは相場をリサーチしてから決めましょう。高すぎる・安すぎる作品は売れません。
相場より安すぎる価格を見た人は心理的に、「原価が安い粗悪品を使っているのでは?」「作品作りに自信がないのでは?」と思ってしまいます。
販売前にリサーチし、適正価格での販売を心がけましょう。
ミンネでは店頭販売のように顧客が直接商品に触れることはできません。顧客は写真を見て商品購入を判断します。
写真撮影は売上に直結するポイントです。
写真撮影でよくある失敗
魅力的な写真を撮影できれば、作品のよさが伝わり売上向上が期待できます。場合によっては、ミンネの特集に取り上げられることにもつながるでしょう。
ミンネには検索機能があります。作品名や説明文が適当な場合、検索機能に引っかからず顧客の目にとまらないケースに陥ることも少なくありません。
顧客は検索機能を利用して欲しい商品を探すため、「自分がこの商品を使うならどんなキーワードで検索するのか」考えて作品名や説明文をつけることが大切になります。オリジナリティは重要ですが、作品名や説明文まで個性の強いものにすると検索に引っかからなくなる点に注意しましょう。
作品名を検討する際のポイント
ミンネの検索結果に表示される作品名はおよそ13~15文字。文章の前半で作品の内容が伝わる、簡潔でわかりやすい名前をつける
ミンネで作品を売るための5つのポイントをみていきましょう。
自己紹介や作品紹介などすぐに取り組める要素から改善していくことで顧客の反応が徐々によくなっていきます。
ミンネは実店舗と異なり売り手の顔を直接見ることができません。顧客は販売者がどんな人か知ることができずに不安を感じがちです。
自己紹介文では顧客の抱える不安を解消できる文章を意識しましょう。
自己紹介文を書く際に意識するポイント
個人の属性として、「子持ち主婦」「OL」「兼業主婦」など立場を明確にすることにより共感を得ることにつながります。仕事でハンドメイドに関わる仕事やデザインに関わる仕事をしていた場合も強みになるため、記載すると信頼感につながるでしょう。
ただし、文章で長々書くと離脱されがちであるため、短く簡潔にわかりやすく、伝えたいことだけを伝えるよう工夫すること大切です。
ハンドメイド作品は基本的に各家庭で作っているケースが多いため、ペットの有無や喫煙者の有無を気にする購入者もいます。作品の種類によっては、そのような心配がない旨を一言記載しておきましょう。
自己紹介文のポイント
自己紹介文は225字までしか記載できない。大げさなアピールではなく、実績やイベントへの出店経験などを記載し、購入者から信頼感を得ることを意識する
ミンネで作品の販売に最も影響を与える要素が写真です。作品の魅力が十分に伝わる写真を準備しましょう。
ピアスやイヤリング、ネックレスや服などの身に着けるものであれば、着用写真を載せることで実際のサイズ感がわかります。写真を活用する場合、作品とは別に魅力をアップする小物を準備するのもよいでしょう。
写真撮影時のポイント
可能であれば一眼レフカメラを用意するとよいでしょう。無理な場合はスマホでも問題はありません。
レフ板を用意し光の当て方を工夫することにより写真の精度があがります。自然光で撮影する場合は午前中に撮影しましょう。背景を白にすることですっきりした写真に仕上がります。
スマホによる撮影時の注意点
アプリによってはすぐに写真加工ができるが、過度な加工は逆に信頼を損なうことにつながるため、本来の色や質感を失わない程度に抑える
撮影スキルが気になる場合は、ミンネやInstagramをはじめとしてWeb上の魅力的な写真を参考に自分の写真と見比べ、改善点を探すことでスキルを上げていきましょう。
検索に引っかからないような作品名や説明文を書いていた場合は見直しましょう。
どのような言葉で検索した人に購入してほしいのか検討した上で作品名と説明文を決定することが大切です。例えば、「難解でオリジナリティが強いあまり使われない言葉よりも一般的によく使われるわかりやすい言葉を使うことを意識する」とよいでしょう。
ミンネの検索結果に表示されるのは作品名の前半13~15文字程度と一枚目の写真、作品の料金、作家名、評価となっています。
検索した顧客はここで商品をクリックし詳細をみるかどうかを判断するため、重要な要素になります。作品名の前半だけを見て顧客の興味を引く名前をつけましょう。
ミンネでは1つ目のキーワードを入力すると、2つ目にあたるキーワードがサジェスト表示されます。これは多くの人が検索している人気のキーワードです。
例えば2021年11月現在、「ピアス」と入力すると「ピアス 大ぶり」「ピアス シンプル」といったサジェストが続きます。サジェストキーワードは季節や流行りにより変わるため定期的に確認しましょう。
これらのキーワードから作品の流行の傾向を知ることが可能です。キーワードに当てはまるものであれば、積極的に作品名の中に入れ込むとよいでしょう。
説明文についてはクレームを避けるためにも丁寧さを心がけましよう。いくら写真を綺麗に撮影したとしても、それだけでは商品の魅力やよさは十分に伝わりません。
大きさや材質、ツヤ感の有無といった写真だけで伝わると考えやすいものも改めてわかりやすく言葉にして伝えましょう。「入学式にぴったり」「カジュアルな場面で大活躍」など、どのような場面での利用に適している作品なのかを表現し伝えることが大切です。
通信販売で買い物をする際「送料無料」のものを選ぶ人は少なくありません。当然ですが、ミンネでも送料無料は好まれる傾向にあります。
ただし、商品の利益りや送り先の住所によって赤字になる可能性もあるため気をつけましょう。
送料無料の効果を知りたい場合などは、「期間限定の送料無料キャンペーンを導入し、どの程度効果を発揮するか確認」などの方法があります。
ミンネでは事業者が設定した金額以上を購入した顧客に対して、送料無料に設定する機能もあります。一回当たりの売上金額増加につながるため、原価や送料とのバランスを見ながら試してみましょう。
本格的な制作前にどのくらいのニーズがあるか確かめたい場合、サンプルの写真や作品を掲載し、SNSを利用してアンケートを取ってみるのも効果的です。複数候補がある場合は、「どの作品が欲しいかアンケートを取る」ことでニーズのある作品を作ることが可能になります。
ハンドメイド作家にとっては、「誰でも作れるから需要はないだろう」と考えている作品に関しても実はニーズが高い可能性もあります。製作が難しい・手間がかかる・材料を揃えるのが大変などの理由で「自分で作るより、人が作ったものを購入したい」と考えるケースが多いためです。
購入者のニーズは季節や時流により変化するため、「周囲の人に聞く、SNSを活用する、雑誌やインターネットで流行の情報を収集する」といった方法でニーズを調べ、それに沿ったものを作りましょう。
ここからは、おすすめの4つの集客方法についてみていきましょう。
ミンネに作品をアップするだけでは多くの集客は見込めません。これを補うためSNSを利用した集客にも力をいれることが大切です。
SNSには文章に特化したもの、写真に特化したものなどそれぞれ異なる特徴があります。
Twitterは140文字以内のメッセージに加え、画像や動画URLの投稿が可能です。文章だけの投稿や交流ができるため、写真や動画が苦手な人も気軽に取り組むことができます。
Twitterのスタート時は、フォロワー数が増えず不安になる人もいるでしょう。しかし、フォロワー数に過剰にこだわる必要はありません。リツイートやいいね機能により、現在のフォロワー数に関わらずツイートが大勢の人に拡散されることがあるためです。
新作を始めとした作品紹介やショップからのお知らせ、フォロワーとの交流に適したツールだといえます。
写真やイラストなどの画像や動画投稿を中心としたSNSがInstagramです。
画像の共有がメインとなっているため、文章が苦手な人も気軽に利用することができます。
画像による日常の交流、ファッションやコスメをはじめとした、おしゃれな画像やかわいい画像の共有を楽しんでいるユーザーが多い傾向です。
ハンドメイド作品やハンドメイド制作風景などを投稿し交流するとよいでしょう。
Instagramで露出を増やすためには、ハッシュタグの工夫や研究が必要です。
以前はミンネとInstagramショッピングとの提携が可能でしたが、現在は新規でInstagramアプリとカタログとの連携を行うことはできない点に注意しましょう。
実名や実店舗名で開設することができるのがfacebookです。他のSNSと比較すると実名・顔出しが多いため、リアルな交流に特化したサービスとなっています。ミンネでは匿名で活動している・身バレが不安な場合は別のSNSを利用しましょう。
知人や友人へのショップの告知やFacebookページを利用したショップのホームページを制作・運用に適しています。
日本国内ユーザーの主要な年齢層は40代、50代で、ミンネの主要年齢層と比較すると高めです。
ピンタレストはWeb上にある画像を集め、ブックマークできるサービスです。自分の好みの写真や動画を自分のウェブスペースに貼り付けることができます。
事前にピンタレストに自分のアカウントを作成しておけば、ミンネの作品ページから3クリックでかんたんにお気に入り登録の証であるピンを作成可能です。
別途投稿用の画像を作る必要がないため、手軽に利用できる点が魅力です。
他の人のピンを自分のボードに貼り付ける「リピン」や「いいね」機能を利用します。ピンタレストの画像が気になった人がそこをクリックするとミンネの作品ページに誘導されるシステムです。
本記事では、
ミンネで売れない理由
ミンネでの販売に有効な5つのポイント
集客におすすめな4つのSNS
を解説しました。販売方法としては、自己紹介文・写真・作品名と説明文・送料無料設定・購入者のニーズを知る、どれも作品販売のために大切な要素です。
また、オリジナリティのある自分らしい作品作りも欠かせません。顧客目線で自分のショップや作品を見ることにより、新たな気づきが得られるでしょう。
あわせて、SNSを利用した交流を図ることで集客力アップが期待できます。
ミンネで売上が伸び悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。