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ミンネで副業は可能?注意点や意識したいポイントなどについて解説

鈴原 千景

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鈴原 千景

ミンネで副業は可能?注意点や意識したいポイントなどについて解説

「ミンネで副業してみたいけど大丈夫?」
「ミンネの副業で気を付ける点は?」

ミンネで副業を検討していて、上記のような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

ハンドメイド販売を副業とした場合、いくつかの注意点や意識したいポイントがあります。

そこで、本記事では以下の内容について詳しくみていきましょう。

  • ミンネの特徴
  • ミンネで副業を始めるときに気をつけたいこと
  • ミンネで売上をあげるコツ

ミンネでの副業を検討している方は是非参考にしてください。

ミンネの特徴

ハンドメイドマーケット「ミンネ」はGMOペパボ株式会社が運営しています。

アプリダウンロード数700万以上の人気サービスです。人気の理由はどういったところなのでしょうか。

ここからは、ミンネの特徴をみていきましょう。

ハンドメイド作品であれば幅広く出品できる

ミンネでは以下のように幅広いハンドメイド作品を出品できます。

ミンネに出品可能なジャンル

  • アクセサリー
  • 小物・服などのファッション関係
  • 財布やカバンなどの革製品
  • タンスをはじめとした家具
  • おもちゃ・生活雑貨
  • 食べ物

どこにもないオリジナルな商品が好きな人にとって魅力的なマーケットサイトだといえるでしょう。

しかし、食品販売を行う場合は、食品衛生管理者などの資格や営業許可が必要です。

出品しやすい

ミンネへの作家登録は無料です。ショップの作成にあたり、HTMLやCSSなどのIT専門知識はいりません

初心者でもかんたんにパソコン・スマホの専用アプリから登録できます。

出品も難しくなく、カメラやスマホで作品を撮影し、作品登録するだけで手軽に利用可能です。

商品が売れるまでは、サイト使用料や手数料、月額固定費などは一切かかりません。一般的にWebショップで商品を販売する場合、出品者が決済方法の準備が必要になることが多い傾向にあります。しかし、ミンネの場合そのような心配は不要です。

決済関係はミンネが代行するため、出品者は決済方法に関して悩む必要がありません

そのため、誰でも気軽に利用できる点が魅力です。

販売支援が充実している

ミンネでは作家向けの情報を数多く発信しています。

写真の撮り方やSNSの活用方法などのノウハウ共有もあるため、商品販売に関して全く知識がない場合でもミンネを利用しながら勉強することが可能です。

ラッピングのアイデアや作品レシピも数多く公開しているため、ヒントをもらえることもあるでしょう。

場合によっては、リアルイベントの開催や作家向けの勉強会といったさまざまな販売支援を実施しているため、活用できます。

ミンネで副業を始める際に考慮するポイント

ミンネでは手軽に商品販売を始めることができます。しかし、ライバルも多いため、売上を上げることが難しいのも事実です。

副業を始めるにあたり、ある程度の収益を期待する人は多いでしょう。ここからはミンネに出品する前に考慮しておきたいポイントをみていきます。

販売する商品の選定

販売する商品を決めましょう。何を作るか決まってない方はミンネでの売れ筋を確認し、人気商品をチェックしてください。

ミンネの利用者層は20~40代がメインで、女性が90%以上を占めています。

その人たちの心を掴む商品を意識しなければなりません。

ミンネで人気のジャンル

  1. アクセサリー
  2. バッグ・財布・小物
  3. ベビー・キッズ

それぞれのジャンルについて細かくてみいきましょう。

アクセサリー

アクセサリーはミンネでも特に人気の高いジャンルです。

ピアス・イヤリング・指輪・ネックレス・キーホルダー・腕時計・ヘア用アクセサリーなどが販売されています。

普段使いできるものから結婚式や発表会用の特別なものまで幅広い商品があります。現在は天然石を使ったアクセサリーの人気が高まっています。

季節ごとに売れ筋商品は変わるため、クリスマスや新学期などイベントに応じた商品づくりを意識しましょう。

早めの準備を心がけることで売り上げも確保しやすくなります。

バッグ・財布・小物

市販ではみかけないオリジナリティがあるバッグや財布、小物は人気のジャンルの1つです。

現在は、ポーチやトートバッグ、ミニウォレットなどの注目度が高まっています。

ベビー・キッズ

ベビー・キッズ向けの商品では、お名前シールやスタイ、子供服など、市販のものとは異なる手作りの温かみを感じさせる商品が人気です。

子供を持つ主婦の利用者が多いのもミンネの特徴です。現在では、マザーズバッグや子ども用の名入れグッズ、入園入学に欠かせない手作り布バッグなどがよく購入されています。

商品選定をする際は、ミンネの売れ筋商品を把握したうえで社会的なトレンドや季節の動きを押さえることが大切です。

販売商品の価格設定

副業としてミンネで商品販売を検討する場合は、価格設定が大切です。

原価だけで販売しても収益は出ません。一方で、売れ筋価格より高い価格をつけても販売が難しくなるでしょう。

ミンネに出品している人は、必ずしも収益を目的としている人ばかりではないため、注意してください。出品を趣味の延長だと考え収益を度外視している人も少なくありません。

販売用の商品を作り始める前に、必ずライバル商品の売れ筋価格帯を確認しておきましょう。副業としてしっかりと運営するためには、売れ筋商品を眺め、適正価格で出品している商品を分析してみることも大切です。

ハンドメイドを副業にできる環境かどうか

ハンドメイド商品販売を行う場合、時間・場所・資金が必要です。そのため、誰でも選べる副業ではないといえます。

副業を検討する場合の3つのポイント

  • 本業とは別に副業に充てる時間がどのくらいあるのか
  • 原材料費と販売価格との兼ね合いを計算しどのくらいの利益になるのか
  • 素材や作品の置き場所はあるのか

具体的に以下のような要素をクリアできるかをよく検討しましょう。それぞれの要素のどれかをクリアできない場合、ハンドメイドを副業にすることが難しくなってしまいます。

ネックとなる要素 検討する必要がある項目
時間
  • 商品の写真を撮る
  • 顧客に対してわかるように商品説明を書く
  • 発送・梱包する手間
  • 商品を作成する
場所
  • 資材やハンドメイド用の道具や作品を置くスペース
  • 小さな子供やペットの手の届かない場所の有無
資金
  • ハンドメイド作品を作るための原材料
  • 販売した場合の利益率

とくに時間に関しては、「慣れるまでは思った以上に消費する可能性が高い」点に注意しましょう。

ショップの名前やコンセプト

ミンネで販売をスタートする場合、まずはショップのコンセプトを決めましょう。

ミンネでは、それぞれのショップを開くとギャラリーとして全商品が一覧で表示されます。これは、写真の並びに統一感があった方が顧客に好感を持たれやすい傾向にあるためです。

販売価格帯やラッピング、写真の撮り方などもコンセプトによって変わってきます。

例えば、ラグジュアリー感ある商品には見栄えの良いラッピングがふさわしいといえるでしょう。しかし、SDGsを前面に押し出している作品であれば、豪華なラッピングは「過剰包装」と捉えられマイナスイメージになりかねません。

サイトコンセプトを作り一貫させることで、顧客とのイメージにずれがなくなりスムーズな運営がしやすくなります。

ショップや作品、梱包のデザインや世界観は工夫次第で統一感のあるものにできます。コンセプトを決めたうえで、それに合うショップ名・ユーザーIDを決めましょう。

ミンネで副業をする際の注意点

ミンネで副業を始めるときは次の点に注意しましょう。

既製品の販売は規約違反になる

ミンネはハンドメイド専用のマーケットです。基本的に既製品の販売は規約違反となります。

既製品を「ハンドメイド商品」だと偽り販売することも規約違反です。しかし、ハンドメイド用素材やハンドメイド用の道具など一部例外はあります。

ハンドメイド製品以外の販売を考える場合、規約をよく読んで出品しましょう。

販売する商品に一定のクオリティが必要

ミンネに登録している作家の中には、プロや高品質の作品を出品している事業者が数多くいることを知っておきましょう。

ミンネを利用する購買者はハンドメイド作品に対して一定以上の品質を期待しています。
「すぐ壊れる」「実物と写真が違い過ぎる」など質を担保できなければ、クレームにつながってしまうかもしれません。
※売り上げが発生すると、場合によっては確定申告が必要となるケースもあるため、チェックしましょう。

ミンネの確定申告に関する記事はこちらから

作品数が多く販促ツールがない

ミンネの作家数は66万人、作品数は1,000万点を超えています。

その中で作品の売上を増やすためには、ただ制作して掲載するだけでは難しいでしょう。

特別な販促ツールはないため、SNSを活用するなど販促のための努力が必要になります。

    ミンネの副業で収入を得るために意識すべき3つのポイント

    ミンネで副業として収入を得るために意識したいポイントを3つ解説します。

    商品の画像

    ミンネにおいて最も収入を左右するのは商品画像です。

    作品を購入するとき、顧客は作品そのものを手に取って見ることができません。商品の良し悪しは画像からしか判断できないのです。丁寧な画像であれば、作品も丁寧に作られていると判断されるでしょう。

    いくら作品そのものを丁寧に作っていたとしても、画像がいい加減であれば「作品のデキもいい加減なのかも」と判断されることにつながりかねません。

    丁寧で分かりやすい写真を心がけることが大切です。

    とくに作品の質感・サイズ・色・使用感・使用方法などを伝えることができるように工夫できれは、作品の良さや世界観を正確に伝えられるでしょう。

    差別化を意識する

    ハンドメイド作品を好む人は、「他にはない一品もの」「既製品とは違うオリジナリティの高いもの」を探しています。

    どこかで見たデザインや他の多くの人が作っているものと変わりない作品だと、顧客の目に留まることは困難です。

    目に留まったとしても「類似品がたくさんある場合、価格競争となることが多い」ため、利益を上げることにはつながりません。

    デザイン性や機能面などで、他作品と差別化したものを作ることでそのような人の目に留まる可能性が高まります。

    商品説明

    わかりやすい商品説明を心がけましょう。

    作品の光沢感や使用用途など、写真だけでは伝えきれないことも少なくありません。

    説明時はとくに以下の表の項目を参考にして、なるべく詳しくわかりやすい文章を記載しましょう。

    項目 チェックポイント
    作品のサイズ・素材 サイズや素材は写真では伝えきれない部分もあるため、文章で明記する。サイズを明記すれば配送方法も選びやすくなり、素材を明記すればどのように扱えばいいのかわかりやすくなる。

    使用場面の紹介

    「入学式など改まった席に最適」「普段使いにぴったり」「事務仕事の邪魔になりません」といった使用場面が具体的に想像できる言葉をいれる。商品を使用するイメージをつくることが大切。
    お手入れ方法など取り扱い時の注意点 素材によってはお手入れ方法の明記が必要となる。丁寧に案内することで、顧客も商品を長く使用できるようになるため、愛着がわきやすくなる。

    だらだらとした長い文章は読まれづらい傾向にあるため、読みやすく、簡潔な言葉で書くとよいでしょう。

    ミンネとその他のハンドメイドマーケットとの違い

    ハンドメイドマーケットは一般的なWebショップとは異なり、ハンドメイド好きな人が集まる点が強みです。

    しかし、ミンネ以外にもハンドメイドマーケットはあるため、どこを利用するか迷う人もいるでしょう。

    ここではCreema、iichiとの違いを詳しくみていきましょう。

    販売手数料と振込手数料

    ミンネ・Creema・iichiの国内に関する販売手数料と振込手数料は次のとおりです。

    なお、3サイトとも登録料・月額料は無料です。

    ミンネ Creema iichi
    販売手数料 10.56%(送料含む) 作品・素材:11%
    フード:15.4%
    20%(送料含む)
    振込手数料 220円 30,000円未満:176円
    30,000円以上:275円
    ※PayPay銀行:一律55円
    160円
    ※PayPay銀行:一律55円

    ミンネは売上代金が1,000円に満たない場合、入金が繰り越しされます。しかし未入金が続いた場合、6カ月目の月末には振り込まれます。

    Creema、iichiでは振込最低金額の設定はありません。

    Creemaは自分の好きなタイミングで振込申請を行うことが可能です。

    iichi、ミンネは月に一度締め日があるため、自分で振込のタイミングを決めることはできない点は把握しておきましょう。

    Creemaの特長

    Creemaはプロおよびセミプロ中心のマーケットです。ミンネと比較するとデザイン性や職人性の高い商品が数多く取り揃えられています。

    ハンドメイド初心者にとっては場違いと感じるほどのクオリティの高さです。作品一つあたりの単価もミンネと比較して高めに設定されています。

    iichiの特長

    iichiはプロや職人が高品質のものを販売しているサイトです。

    作品の品質はもちろん、写真のクオリティも高いものが多く、ハンドメイド初心者にはハードルが高く感じられることもあるでしょう。

    木工製品、陶器やガラス、皮革製品など、多くのジャンルの作品が並んでいます。9割が女性利用者であるミンネと比較すると、男性の購入者も多いサイトとなっている点も特徴です。

    ミンネに出品する際は、自社の状況や他社を分析してから方針を決めましょう

    本記事では、これからミンネへの出品を検討している作家向けに、

    ミンネの特徴や副業で収入を得るために意識すべきポイント
    Creemaやiichiとの違い

    について解説してきました。

    ハンドメイドを作るには、時間やコストがかかります。家庭環境によっては、作品の保管場所が課題になることもあるでしょう。

    事前に時間やコストが確保できるかどうか、確認しておくことが大切です。

    また、ミンネでは他の作家と同じような作品を販売しても収益にはつながりません。オリジナリティの高い作品を出品しましょう。
    商品画像の撮り方や説明文で違いを出すことも重要です。

    ミンネの出品を行う前にまずは売れ筋商品や人気の作家を分析した上で、実行に移しましょう。

    この記事を書いたライター

    鈴原 千景

    鈴原 千景

    6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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    この記事を監修した人

    金井 宏透

    金井 宏透

    JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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