ホームページ作成の費用相場について
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メールで相談する「ミンネで作品を売りたいけど、手数料高いの?」
「手数料の計算方法がわからない」
ミンネで出店を考ている場合、上記のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
ミンネでは、サイト登録や出店に費用はかかりませんが、販売時に手数料が発生します。
そこで、本記事では以下の項目について解説していきます。
ミンネの手数料について不明点をなくし、自社に合ったサイトか見極めていきましょう。
ここでは、ミンネで発生する手数料についてみていきましょう。
ミンネで発生する手数料は以下2種類あります。
手数料は利益に直結するため、しっかりと確認しておく必要があります。
ミンネへの登録や月額使用料、商品掲載に関して費用はかかりません。
購入者からの注文が確定した際に手数料が発生します。
商品が売れるまで費用が発生しないため、以下のような方に適したサービスだといえます。
とくに初期費用を抑えたい方には利用しやすいサービスだといえます。
ミンネの販売手数料は10.56%(税込)です。
月末までに売上が確定した注文ID毎に自動的に差し引かれ、銀行口座には手数料が引かれた後の金額が振り込まれます。
料金の回収はミンネ側が行うため、出店者は決済方法の申請などを行う必要はありません。
ミンネの売上金は月末締めで翌月末にまとめて支払われます。
振込手数料は一律220円です。
販売手数料と異なり、注文ごとではなく売上が入金されるタイミングで発生します。
ここからは、ミンネの手数料で注意したい2点について詳しくみていきます。
利益に関わる重要なポイントになるためしっかりと抑えておきましょう。
2020年1月の改定で、販売手数料の計算対象に送料が含まれるようになりました。
販売手数料を正確に把握したい場合は、下記の計算式を利用しましょう。
(作品価格+オプション価格+送料)✕10.56% ※(税込)
振込済みの販売手数料を確認する場合は、以下の順番で確認できます。
この際、手数料には販売手数料+振込手数料が表示されているため、内容をよく確認しましょう。
振込予定の売上金はアプリから以下の手順で確認可能です。
「今月の売上」の表示金額は「作品価格+購入オプション価格+送料」の合計です。振込金額ではないので覚えておきましょう。
ミンネでは、売上金がひと月で1,000円以上ある場合は、自動的に指定口座に振り込まれます。
振込のタイミングは出店者が選択することができません。
後でまとめて請求することもできないので注意しましょう。
ただし、ひと月の売上が1,000円未満の場合や口座情報が間違っている場合などは、振込されずに翌月に繰り越されます。
繰り越しのポイント!
売上が最大で5カ月繰り越される場合、6カ月目には1,000円未満でも入金される。
ハンドメイド通販サイトはミンネ以外にもあります。ここでは、クリーマ(creema)・イイチ(iichi)の手数料と比較してみましょう。
各通販サイトの特徴は以下のようになっています。
2010年にサービスを開始。海外圏も含めたサービスを展開している。商品単価は比較的高めでハンドメイド作品以外にも食品を出品できる。ただし、食品に関しては営業許可証などが必要。
メッセージ機能を使用できるハンドメイドマーケットサイト。海外版もあり。家具・インテリア、ファッションなどハンドメイド作品に留まらない豊富な出品ジャンル。ミンネと比較して商品価格・質が高めでプロ向け。
各社の販売手数料をまとめると、以下のようになります。
サイト名 |
販売手数料率(税込) |
ミンネ |
10.56% |
クリーマ |
11% |
イイチ |
22% |
手数料率のみを比較するとミンネが最安です。
ただしミンネの手数料には他2社が含めない送料も含まれます。そのため、場合によっては他サイトより高額になる可能性がある点に注意しましょう。
全てのサイトで商品単価6,000円の雑貨を販売した場合は、以下のように計算できます。(送料800円)
ここからは、各社の振込手数料をみていきましょう。
サイト名 | 振込手数料 | 注意点 |
ミンネ | 一律220円 | 振込エラーだと翌月に繰り越される |
クリーマ |
合計金額が3万円未満で176円 |
振込エラーだと組戻手数料660円と再振込手数料300円が発生する |
イイチ | 一律160円 (PayPay銀行あて55円) |
振込エラーだと組戻手数料660円と再振込手数料160円が発生する |
ミンネは一律220円に対し、クリーマは金額に応じて変動、イイチはミンネより安価となっています。
クリーマ・イイチともにPayPay銀行を利用した場合、より割安になります。
販売する商品の価格帯や売れ行きによって、出店するサイトを選ぶことが大切です。
各サイトの振込タイミングは以下のように異なります。
サイト名 | 振込タイミング |
ミンネ | 1000円以上の売り上げがあれば、翌月末 |
クリーマ | 基本的に出店者が申請し、申請月の翌月末 |
イイチ | 売上があれば翌月末 |
比較してみると、クリーマ以外は入金のタイミングを自分で選ぶことができません。
そのため、どのようなサイクルで入金されるのか事前に把握しておきましょう。
ここからは、具体的な数字で売り上げのシミュレーションをしていきます。
いくつかの事例を参考にして、ミンネ内の売上のイメージを深めていきましょう。
※今回はその他オプションをないものとして計算しました
販売手数料を計算する際のポイントは3つあります。
同じタイミングで作品が3点売れた場合、1点ごとに販売手数料がかかる点と小数点以下は全て切り捨てになる点に注意しましょう。
送料が無料の商品が売れた場合、商品の単価に手数料が発生する計算になります。
【計算式】
800✕10.56%=84.48
販売手数料:84円
※小数点以下は切り捨て
商品価格から84円を引いた716円が売上金となります。
同月内で他に売れた商品がない場合、売り上げが1,000円未満になるため翌月に繰り越されます。
発送方法を定形外郵便(120円)に設定した場合の計算を行います。
【計算式】
(1,000+120)✕10.56%=118.272
販売手数料:118円
売上金は118円を作品単価から引いた882円です。
この場合も他に売れた商品がなければ、売上金は繰り越しとなるため、翌月の220円の振込手数料はかかりません。
前述と同じ商品が別々のタイミングで3つ売れた場合と同時に3つ売れた場合をみていきましょう。
【3つ別々のタイミングの計算式】(同月内)
(1,000円+120円)✕10.56%=118.272円
販売手数料:118円×3=354円
振込手数料:220円
手数料合算:574円
この場合は売上金が2,646円です。
そのため、220円の振込手数料がさらに加算され、574円がトータルの手数料となります
【3つ同じタイミングの計算式】
(1,000円*3つ+120円)✕10.56%=329.472円
販売手数料:329円
振込手数料:220円
手数料:549円
この場合は売上金が2,791円、549円が手数料となります。
発送方法をネコポス(315円)に設定して計算してみましょう。
【計算式】
(3,000円+315円)✕10.56%=350.064円
販売手数料:350円
振込手数料:220円
手数料合算:570円
売り上げが1,000円を超えるため、振込手数料もかかります。
前述と同条件で別々に3つ売れた場合の計算をしてみましょう。
【計算式】
(3,000円+315円)✕10.56%=350.064円
販売手数料:350円×3=1,050円
振込手数料:220円
手数料合算:1,270円
販売手数料と振込手数料を合わせて1,270円がトータルの手数料となります。
ここまでミンネの手数料をみてきましたが、決して安いとは言えません。
では、ミンネを利用するメリットはどこにあるのでしょうか。ここからは、ミンネを利用するメリットを具体的にみていきます。
自身の作品をネット上で販売する方法は、大きく分けて3つあります。
ホームページを立ち上げ運営していく場合、制作費や運営費などの費用がかかります。
場合によっては、集客・広告などの費用も加味する必要もあるでしょう。ECプラットフォームを利用する場合も同様です。
しかし、ミンネであれば、登録・月額利用料が無料なうえに難しい技術も必要なく、商品ページと作品の制作に注力することで販売が可能となります。
ホームページを制作する費用や手間を省ける点は大きなメリットといえます。
ミンネの知名度は高く、利用者が約50万人と日本最大級のハンドメイド通販サイトです。
販売促進を目的としたオフラインイベントも多数行われています。
過去には、全国の商業施設やイベント会場での展示即売会を実施。中には、出店ブース約1600、出品数約14万点にのぼる大規模即売会も開催されていたこともあります。
対して、オンラインでは、ワークショップや季節の節目・シーズンイベントに合わせた特別企画が随時開催されています。
イベントは誰でも参加できるため、企画の応募条件に合わせてハンドメイド作品を制作するといった販売戦略も可能です。
サイトの仕組みを上手く活用できれば、多くの顧客にアピールが可能であるため、集客に期待できる点はメリットだといえるでしょう。
本記事では、
について解説しました。
ミンネでは、登録料や月額使用料などのコストがかからない点がメリットです。
しかし、売上が発生した場合、販売・振込手数料が差し引かれる点はしっかりと把握しておきましょう。
利用者は約50万人、独自のオフライン販売会やオンラインでのイベントも充実している点も魅力だといえます。
今回の記事を参考にして、ミンネの利用を検討してみましょう。