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楽天市場の出店代行を徹底解説!業者に依頼する費用・メリット・注意点まで

鈴原 千景

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鈴原 千景

楽天市場の出店代行を徹底解説!業者に依頼する費用・メリット・注意点まで

「楽天市場への出店を代行してもらうことはできる?」
「代行業者への依頼ってそもそも大丈夫なの?」

楽天市場に出店を検討する場合、このような悩みを持つ方もいるでしょう。

楽天市場への出店は代行業者に依頼することが可能です。規約においても業務委託は禁止されていないため、代行業者に依頼することでスムーズに運営が始められる可能性があります。

本記事では、

  • 出店代行サービスはどういうものか
  • 出店代行サービスのメリットとデメリット
  • 出店代行を依頼する際の注意点

について解説していきます。楽天市場の出店で代行サービスを検討している方は参考にしてみてください。

楽天市場への出店方法は2つ

楽天市場の出店方法は、大きく分けて2つしかありません。1つは事業者が自分で申請する、もう1つは代行業者に依頼する方法です。

楽天市場の出店に必要な情報や守らなければならない規約は既に決まっています。規約や禁止行為などといった細かいサイトのルールもガイドラインがあるため、全て確認することが可能です。

楽天市場では代行業者を使用して出店したとしてもとくに罰則はありません出店後の店舗の運営なども業務委託などで代行業者を使用しても問題ないことは規約にも掲載されています。

  • 上記の情報もふまえて、楽天市場の出店の流れをみていきましょう。
  • 申込ページから出店申込を行う
  • 必要書類や必要情報を楽天に提出し1回目の審査を行う
  • 店舗運営システムのRMSを利用して店舗・商品ページを作る
  • RMSからオープン審査を申込む

楽天市場への出店を検討する際には、ジャンルやコストなども計画・計算しなければならないものの、審査に合格しなければそもそも出店できません。出店するまでにある程度の準備も必要であるため、お金があったとしても時間がない方にはハードルが高くなってしまいます。

しかし、「代行業者を利用した場合には時間の節約が可能となる」「審査に通る店舗作りがスムーズになる」ことから楽天市場への出店代行は有効な選択肢だといえます。

楽天市場における出店代行とは

楽天市場の出店代行の業務は以下になります。

  1. 現在の状況のヒアリング
  2. 目標及び長期的な計画作りのサポート
  3. 必要書類や必要事項などの情報共有と入力サポート
  4. 商品登録から商品関連の受注や発送処理のサポート
  5. 集客・マーケティング施策の提案
  6. メルマガの代行、テンプレートの作成
  7. 運営の代行(必要であれば)

楽天市場では事業者に対して、新規出店から運営に至るまでコンサルタントが専属でサポートする体制が整っています。しかし、あくまでも疑問点を解決することがメインとなるため、代行業者と同様のサポートはできません。

例えば、施策や戦略の提案などは、楽天のECコンサルタントにも期待できる可能性があるものの、代行業者ほど綿密な打ち合わせ・作業に対する相談をすることは難しいといえます。

理由としては、1人の担当者が同じ店舗をずっと担当するわけではないためです。楽天内での引き継ぎや情報共有はあると想定されるものの、担当者のレベルにばらつきがあります。そのため、代行業者に依頼する事業者の方が多い状況になっています。

代行業務に関しては、出店だけをサポートしている場合とコンサルティングとして楽天市場の業務全てを代行している業者に分かれます。契約する前に何をどこまでサポートし、費用はどの程度発生するのかをよく確認しましょう。

楽天市場の出店代行業者への依頼費用

出店代行業者に依頼した場合、依頼する業務・業者によって値段帯が大きく変化します。出店代行だけでなく、運営代行を行っている業者も多いためです。料金体系なども含めて具体的にみていきましょう。

固定報酬

初期費用+月額費用による支払いが発生します。数万円程度のものもあれば、10万円以上となることも。例えば、業務内容が出店代行だけでも商品登録数などによって、最低金額が変わるパターンも多いため、よく確認したうえで代行を依頼しましょう。

成果報酬

初期費用+成果に合わせて支払う形式になります。コンサルティング系の会社に多く、出店だけでなく、運営までセットとなっているパターンがほとんどです。運営が軌道に乗った場合に高額となる可能性があるため、相談する内容によって割合を慎重に検討しましょう。

初期費用に関しては、どちらも発生しないパターンもあるため、代行業者選びが重要といえます。依頼する事業者が「何をどこまで用意しなければならないのか」なども契約前に確認することが大切です。

出店代行を依頼する3つのメリット

出店代行を依頼するメリットは、時間的コストの削減、より寄り添った施策の提案など事業者のニーズを反映しやすい点が挙げられます。

具体的にみていきましょう。

時間的コストの削減

代行サービスを利用することで、時間的コストを大きく削減できます。写真などは事業者が用意する必要があるものの、ページ作成や登録、LPの作成などを代行業者に依頼できるため、戦略的な部分に時間を割くことが可能です。

楽天市場では、売上を確保するための戦略建てが重要ですが、ルールの把握や画像の登録など、商品の受発注を行いながら運営を続けていく必要があります。運用ルールそのものが他のECサイトに慣れた事業者には難しく、開店までに時間を要することも多いといえます。

しかし、代行業者に依頼した場合、それぞれの作業を迅速に行える担当者がいることが多く、戦略的な相談も可能となります。実績なども加味する必要がありますが、ノウハウを持つプロに相談できる点は魅力の代行業者の1つだといえるでしょう。

依頼する業務範囲は相談可能

ほとんどの事業者は、「何をどこまで依頼するのか」を調整することが可能です。例えば、
以下のような依頼方法があります。

  • 普段の運営は事業者で行い、定期的な戦略策定だけをお願いする
  • そもそもの運営全てを依頼する
  • ページ作成だけを依頼する

前述した時間削減だけでなく、コスト削減につながる業務も依頼できます。例えば、専門知識のある社員の採用よりも、月額でみれば代行業者の方が安価というケースは少なくありません。専門的な業務であるほど中小企業などでは属人的になってしまう可能性もあるため、そういった点からも業務範囲とコストのバランスを検討することが大切です。

代行業者の行っている業務が幅広いほど、依頼する業務内容について細かく話し合いながら決めておくとスムーズな運営が行いやすくなります。

店舗運営からページデザインまで可能

出店代行業者は、商品の掲載場所、画像の位置・色づかいなどページデザインに対する知見を有しています。そのため、効果的なページ作成が可能です。例えば、知見のない事業者が時間をかけてページ作成を行ったとしても効果が上がるとは限りません。

代行業者の場合はどのようなページが顧客からの反応が取れるのかを熟知しており、データ分析も定期的に行います。より費用対効果に優れた結果になりやすいといえるでしょう。

出店代行だけでなく、運営代行を依頼できる業者もあります。出店から運営にいたるまで幅広く任せることで、ノウハウのある事業者が運営するため、継続的な売上の創出につながりやすくなるでしょう。

出店代行を依頼する3つのデメリット

ここからは、出店代行を依頼する3つのデメリットについて詳しくみてきます。
コスト管理が必要なだけでなく、運営を依頼することによって、自社内での知識・ノウハウのレベルアップが図りにくくなるといったマイナス要素は把握しておきましょう。

業務内容を詳細に把握するのは不可能

代行業者はあくまでも外部の業者であるため、依頼された内容に対して成果を出すことを目的としているものの、詳細な内容は把握できません。

例えば、デザインソフトの使い方やRMSの具体的な使い方などは、自社内でスキルアップを図る必要があります。しかし、明確な業務量が見えないとしても成果につながっていれば、問題はありません。発生しているコストの内容を定期的に見返しつつ、費用対効果のバランスを検討・分析しましょう。

ノウハウの蓄積が困難

出店代行でも同様ですが、運営代行を依頼した場合、自社にノウハウを蓄積することが困難だといえます。代行業者に依頼しつつ、自社の人材を育てていくことで対応できる可能性はあるものの、効果的なマーケティング施策の選定やメルマガの内容執筆は短期間では習得できません。

専門的な内容を依頼するほど、自社運営に切り替えにくくなります。場合によっては、どのように学べばいいのかを聞くこともできるため、上手く代行業者を活用しノウハウを蓄積していきましょう。

ある程度のコミュニケーションが必要

代行業者はあくまでも外部の会社であるため、担当者とのやり取りは一時的に増加します。出店対応のみの場合でも、ページのデザインや必要なページの作成、戦略設計などが必要です。写真などは事業者から提供したうえで、ページのイメージや企業のイメージなどを共有しておかなければなりません。

運用代行となった場合には、キャンペーンの実施や施策の内容などについても話し合う必要があります。担当者とコミュニケーションケーションが取れる事業者を選択することが大切です。

行ってもらう業務範囲を相談するときもコミニュケーションが必要であるため、事業者も時間の余裕を持ちながら対応していく必要があります。

出店代行を依頼する際の注意点

出店代行を依頼する場合、以下3つの注意点があります。例えば、業者選定に失敗してしまった場合、高額となる可能性もあるだけでなく、そもそも必要としていたサポートが受けられないといった問題が発生する可能性もゼロではありません。

依頼先は慎重に選定

代行業者に依頼する場合は、以下の3点のポイントから総合的に判断しましょう。

  • 業者のこれまでの実績
  • 得意な分野
  • コスト

この中でも、自社の苦手な分野を得意としている業者を選定することでスムーズな運営が可能となります。出店を行う場合も自社にどのようなリソースが足りないのかを徹底的に検討したうえで依頼を行うことが大切です。

例えば、マーケティング施策全般を依頼したい場合と単純に業務効率化のみを依頼したい場合では、対応する分野も大きく異なります。業者のこれまでの実績に関しては、サイトに掲載している場合と問い合わせをしなければわからないパターンがあるため、サポートの内容と値段が釣り合っているのかを判断する必要があります。

業者を選定する際は、一部のメリットだけでなく、他の会社と比較したうえで自社の課題を解決できるかどうかを慎重に見定めましょう。

費用がある程度必要

代行業者に依頼する場合は、ある程度予算を確保しなければなりません。楽天市場以外で実績や利益を確保した状態で依頼しなければ、成果報酬型以外はコスト管理が難しくなる可能性があるのです。

コストだけをみれば、出店代行のみの方が総額は安価になっても、依頼した理由が「時間がない」という場合には注意が必要だといえます。例えば、決まった商品を販売していくだけであれば、定型業務で対応できる部分は多いでしょう。

しかし、キャンペーンや販売促進施策などの戦略を自分で検討するには、時間を確保したうえで分析を繰り返す必要があります。

楽天市場への出店代行をスムーズに依頼するためのポイント

出店代行を依頼する場合に重要なのが、自社の課題から焦点をあてることです。代行業者に業務を依頼するとしても、どの範囲をどのようなレベルで行って欲しいのかを明確に伝えるためです。

依頼を行う際に、全ての業務を依頼するパターンもあれば、業務の一部だけを依頼したい場合もあるでしょう。自社の業務範囲を明確に把握したうえで、足りない部分を依頼するという流れの方が代行業者も仕事がしやすくなります。

一貫した方向性でサイト運用を行うことも意識しましょう。担当者の知識レベルにもよるものの、分業した業務をまとめることが負担となってしまい、対策そのものを行うことが難しくなってしまうことがあるからです。

代行業者をスムーズに依頼したい場合は、自社の中で「何をどのように依頼したいのか」をまずは明確にすることが大切です。そのうえで、自社の課題をクリアできる代行業者を探し、予算を確保することを意識しましょう。

自社の課題を明確にして楽天出店代行を有効活用しましょう

本記事では、

出店代行サービスの内容
出店代行サービスのメリット・デメリット
出店代行サービスの注意点

について詳しく説明しました。楽天市場で出店代行サービスを活用する方法は、自社の課題をクリアできる有効策です。コストやこれまでの実績など業者を選定する際に注意しなければならない点もあるものの、有効に活用すれば業務の全てを依頼できたり、自社で課題となっている業務だけを依頼したりすることができるでしょう。

しかし、自社の課題に向き合っておらず、「どのような業務を任せたいのか」といった点が明確でなければ、依頼する際にも手間取ってしまう可能性があります。代行業者に依頼する際にはある程度、「自社が何をどこまでやるのか」「どんな部分を任せたいのか」を事前に把握しておくことが大切です。

代行業者のサービスは、基本的に成果報酬以外では料金が発生するものであることもふまえて、よく確認しつつ有効に活用していきましょう。

この記事を書いたライター

鈴原 千景

鈴原 千景

6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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この記事を監修した人

金井 宏透

金井 宏透

JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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