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楽天SEOをマスターしよう!5つの施策と注意点を解説

鈴原 千景

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鈴原 千景

楽天SEOをマスターしよう!5つの施策と注意点を解説

「楽天SEOって何?」
「楽天の検索で上位に表示するにはどうしたらいいの?」

出店したばかりのオーナーにはこのように考える方もいるのではないでしょうか。

楽天市場におけるSEOとは、楽天内で検索されたときに上位に表示されるための対策のことです。成功すれば多くのユーザーを誘導できるため、結果として売上アップが期待できます。

本記事では、

  • 楽天SEOの概要
  • 5つの楽天SEO施策
  • 楽天SEOの注意点

について解説していきます。楽天に出店したけどどのように集客をしたらいいかわからない・検索上位表示を狙いたい方は、是非参考にしてみてください。

一般的なSEOの意味と楽天SEOで見込める効果

本来SEOとは、GoogleやYahoo!で検索したときに上位表示されるよう自サイトを最適化することを指します。楽天のSEOとは異なる点もあるため、確認しておきましょう。

SEOの概要

SEOは「Search Engine Optimization」の略称、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」です。

Web上で検索エンジンを利用した場合、多くの人は検索結果上位1位のページを見ます。2ページ目以降を見る人は極端に減少します。Webページ側は自サイトに検索者を誘導するためには、できるだけ上位に表示しなければなりません。

そのため、以下をはじめとした様々な施策が必要です。

SEO対策例

  • キーワードに基づいたタイトル設定とタグ設定
  • 検索ニーズに合わせたキーワード対策
  • 内部リンク構造の最適化
  • コンテンツの信頼性、専門性の強化
  • ページスピード対策

楽天でもSEOは必要

楽天内で集客や売上を増やすためには、検索されたときに上位表示させる必要があります。ただ漠然と商品名や商品内容を紹介しているだけでは、上位表示されないため対策が必要です。

楽天においてもアルゴリズムのすべては公表されていません。しかし、検索順位の決定に以下2点が影響を与えていることは公表済みです。

1.検索キーワードと商品の関連性
2.商品人気度のスコアリングはキーワードごと

一部要約したうえで、詳しくみていきましょう。なお、「検索キーワード」とは、ユーザーが検索時に使用した単語のことです。

1.検索キーワードと商品の関連性

検索キーワードに対して、各店舗の商品説明に書かれたキーワードの頻度及び希少性から判断しています。

2.商品人気度のスコアリングはキーワードごと

検索を行ったユーザーが各商品に対する反応をモニタリングし、評価に加味しています。多くのユーザーが支持した商品の検索キーワードのスコアリング評価は高くなることを押さえておきましょう。具体例としては次のとおりです。

皿Aが、「皿 おしゃれ」と検索した結果注文された数が多ければ、「皿 おしゃれ」と検索されたときに上位表示されます。しかし、同じ皿Aの商品説明に「おしゃれ」以外に「便利」と入れていたとしても、「皿 便利」ではなかなか注文に繋がらない場合、その商品は「皿 便利」で検索された場合には上位表示とはなりません。

その商品を欲するユーザーが、検索時ににどんな言葉を利用するかを知ることから始めると良いでしょう。具体策については後述します。一般的な対策に加えて、楽天では「商品の売上実績(人気度)」が、検索結果に強い影響を与えることを押さえておきましょう。

SEOがもたらす効果

SEOが効果を発揮すると、検索結果の上位に表示されるため、クリック率(CTR)が高まり、多くの人を誘導できます。

楽天の場合、購入意欲の高いキーワードで上位表示されると集客が増加し、結果として売上アップに繋がります。広告費を使うことなく集客に繋がるので、Web展開するうえで、SEO対策は欠かせません。

楽天SEOで重要な5つの具体策

ここでは楽天における具体策を5つ解説します。特にキャッチコピーはクリックされるかどうかがを左右するため、入念なSEO対策が必要です。

顧客目線のキャッチコピー

キャッチコピーには、商品名に次いで大切です。商品名に入りきらなかった重要単語を入れると良いでしょう。重要な言葉は、最初の方に入れることを意識します。幅広く検索に引っかかるキャッチコピーを考える際は、顧客目線が必要です。

例えば、りんごを売りたい場合、「りんご」あるいは「おいしい りんご」だけでは十分ではありません。以下の項目のように顧客のニーズに合わせた言葉を選択しましょう。

ビッグキーワードとスモールキーワードを併記する

「果物」や「フルーツ」を探している人にもりんごをアピールします。キーワードには「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」の二種類があることを押さえておきましょう。

例えば、「果物」「靴」「服」「肉」などは「ビッグ」です。一方で「ハイヒール 12センチ」「松阪牛 500g」は「スモール」となります。

検索量が多いビッグキーワードに対して、購買に直結するのはスモールキーワードです。どちらの検索も漏れないよう、両方入れておきましょう。

価格帯によりターゲットが変わることを意識する

例えば、「訳あり品」や「贈答品」など、価格帯の違いを伝える工夫が必要です。訳あり品であれば、お値打ち品を探している人の目に留まる工夫が必要です。

プレゼントとしても利用できるものは言葉を添えてアピールする

贈答品であれば、「お歳暮」や「お中元」、「誕生日」など、贈答品を探している人の目に触れるためのキャッチコピーを添えましょう。
この対策では、1つの商品に絞っていないけど漠然と贈り物を探している人へのアピールができます。

季節により検索ワードは変化する

同じ商品に対する検索ワードは、季節により異なるため注意が必要です。例えば、「クリスマス」「花見」「バレンタイン」など、季節やイベントの需要に沿う言葉を記入します。

表記ゆれをフォローする

りんごの場合、「リンゴ」「りんご」「林檎」と検索に使われる言葉は多様です。それぞれを指定しておかないと、検索結果に表示されないことがあります。どの場合も、漏れのないように集客するためにキャッチコピーに入れることが必要です。

「スマホ」と検索する人もいれば「スマートフォン」と検索する人もいるかもしれません。ブランド名が英語表記の場合、日本語読みで検索する人の目にも留まるよう対策しましょう。(例:apple アップル)

ただし、アルファベットの大文字・小文字の違いに関しては、表記ゆれ対策が不要です。検索アルゴリズムは変化しています。検索した際、カタカナやひらがな、漢字の表記ゆれを拾っていることが確認できた場合は、これらの対策は不要となります。

以上のように、キャッチコピーを考える際はユーザーがどのような言葉で検索するのかを考え、盛り込むことが必要です。

商品名そのものや商品内容に対するキーワード選定

商品名は過不足なくいれておくことが大切です。楽天の文字数の上限は127文字。そこに収まる必要があります。ジャンルによっては商品名表示の基本体形が推奨されているものがあります。そこからズレないように注意しましょう。

スマホからの検索では、最初から約30文字程度しか表示されません。最もアピールしたいことを最初に持ってきて、しっかり伝えることを意識しましょう。言葉だけでなくクリックしたくなる魅力的な商品写真を準備することも大切です。

商品名に入れておくべき項目は、以下を参考にしてください。

  • メーカーやブランド名
  • 商品名
  • サイズ
  • 色や柄など
  • 型番(メーカー品番)

文字数により入れられなかったワードについては、以下の中に入れておくことでSEO対策となります。

  • キャッチコピー
  • 商品説明文
  • 販売説明文
  • 商品ページ

    楽天検索窓で商品名を入力した際、どんな言葉がサジェストされるのかを確認すると検索の動向が確認可能です。品名をいれた後に半角スペースを入力すると、その商品を探すときに多く入力される言葉が表示されます。自店の商品と合致する場合は、それらの言葉を全て入力すると良いでしょう。

    楽天には「注目キーワード一覧」という注目の単語を1000位までランキング形式で紹介するページがあります。リアルタイムに検索されている言葉が確認でき、便利です。こまめにチェックすることで、世間の動向や楽天での人気商品や注目ワードがわかります。

    競合商品の商品名などを見ることも大切です。特に検索上位の商品名に関しては、研究し、参考にすることをおすすめします。

    検索対象項目の把握

    ユーザーの検索デバイスにより、検索対象項目は異なります。それぞれ、把握しておきましょう。

    全デバイス共通 ・商品番号
    ・商品名
    ・店名
    パソコン使用時 ・PC用キャッチコピー
    ・PC用商品説明文
    ・PC用販売説明文
    スマホ使用時 ・モバイル用キャッチコピー
    ・スマートフォン用商品説明文
    アプリ使用時 ・PC用キャッチコピー

    検索デバイスによって、表示される文字数は異なります。PCが最も多くの文字数を表示させることが可能です。商品説明文に加えて、販売説明文もあるため多くの言葉が入力できます。

    しかし、現在はモバイルユーザーが増加しています。他のデバイスユーザーを取りこぼさないためにも、重要なキーワードに関しては全てのデバイスで表示できるよう、それぞれに登録しましょう。

    レビュー数よりも文章と購入数

    かつては、レビュー数の多さが楽天検索順位に直結していました。しかし、最近このような評価基準はなくなっています。意識すべきは、実際の購入数と文章に含まれるキーワードです。

    広告枠を利用することでも検索上位に表示されます。どうしても上位表示できない場合、広告枠の利用も考えてみると良いでしょう。楽天の場合、広告枠からの購入も、「商品人気度のスコアリング」に反映されるため、SEO対策としての効果も発揮します。

    手間を省くならツールの使用

    検索順位は毎日のように入れ替わります。キーワードごとの商品順位や、商品レビューの件数、他社商品の順位などの計測は膨大です。しかし、それぞれの順位がわからなければ、対策の立てようがありません。手間を省くためには、無料あるいは有料のツールを使い調査時間を短縮すると良いでしょう。

    楽天市場でのSEO対策における注意点

    SEO対策における注意点は次のとおりです。

    無関係な言葉は使わないにする

    SEOを気にし始めると、多くの人に商品が目に届くよう、商品と無関係の言葉を入れたくなることもあるでしょう。かつてはそれが有効だった時期もありました。しかし、現在ではペナルティの対象となります。

    自社の商品と関連性がある言葉を使用するように心掛けましょう。

    入力した言葉を検索エンジンが認識するまでには時間がかかる

    入力した単語を検索エンジンが認識するまで時間がかかります。季節やイベントに応じたキーワード(クリスマス、お中元、母の日、バレンタイン、新生活など)を入れる際には早め早めの準備が肝心です。イベント直前に変更しても、すぐには反映されないことがあるため注意しましょう。

    「全商品ディレクトリID」と「タグID」を指定する

    ディレクトリIDで、楽天市場の中のジャンルと紐づけることができます。1商品につき1つ、登録が必要です。タグIDとして、ジャンル内のさらに詳細な分類を登録できます。

    これらを設定していないと、検索そのものに反映されないため必ず設定しておきましょう。設定を誤ると、適切に検索されないばかりか、楽天からペナルティを受けることもあるため注意が必要です。

    SEO対策は改善を重ね続けることが大切

    SEO対策は「一度やったら終わり」ではありません。季節やイベントに応じて、検索キーワードは変化します。トレンドは常に動くものであるため、検索のアルゴリズムが変わることも多々あります。ライバル商品がさらなる対策をとってくることもあるでしょう。検索上位を取るためには、顧客視線で言葉を考えることが大切です。

    SEO対策の結果を確認しながら必要に応じて改善を重ねることで、検索結果上位表示に繋がり、集客増や売上アップが見込めます。

    楽天市場のSEOを理解し、集客力を強化しましょう

    本記事では楽天で売上アップを目指すために欠かせない、

    楽天SEOについて
    楽天SEO具体的な対策方法
    楽天SEOの注意点

    について解説しました。楽天市場に出店したばかりのオーナーの方には実践的な内容だったのではないでしょうか。

    楽天の自然検索では45位以内に入らないと1ページ目に表示されません。クリック率を考えるなら、上位に表示されればされるほど有利となります。慣れないうちは手間がかかって大変と感じるかもしれません。

    しかし、検索で上位となれば簡単に集客できるため、広告費の節約にもつながります。顧客目線を意識し、購買に直結する言葉を探し出すことは大切です。トレンドを意識し、サジェストキーワードや注目キーワード一覧などを参考にしながら、対策を講じましょう。

    楽天では売上のある人気商品を検索上位に表示するというルールがあります。対策を十分にすることで、売れる商品がさらなる集客をしてくれる好循環が期待できます。

    本記事の対策方法を実践し、自社ショップの集客に役立てましょう。

    この記事を書いたライター

    鈴原 千景

    鈴原 千景

    6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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    この記事を監修した人

    金井 宏透

    金井 宏透

    JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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