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メールで相談する「SEOスパムって何?」
「何をしたらスパムになるの?」
このような疑問を持っていませんか?SEOスパムとは、Webサイトの評価を高めるために行われる迷惑行為のことです。Googleにスパムであると判定されると、ペナルティが課される可能性があります。
そこで今回は、代表的なSEOスパムの特徴と、スパム判定を受けているか確認する方法、さらにスパム判定を受けた際の対処方法まで解説していきます。どのような行為がスパムと認定されるのかを知ることで、安全性の高いサイト運営が実現するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事では、
について解説していきます。
この記事を読むことで、SEOスパムについての理解が深まり、ペナルティを受ける可能性が低く安全性の高いサイト運営ができるようになります。サイト運営者や制作会社でSEOを担当する方は、ぜひ参考にしてください。
SEOスパムとは、Webサイトの上位表示を狙って行われる迷惑行為のことです。代表的な行為に、「被リンクの売買」や、外部サイトを無断で複製してコンテンツを作成する「コピーコンテンツ」などがあります。Googleが掲げるガイドラインに違反するSEO対策行為がスパムに該当し、Googleからスパム認定を受けると手動または自動のペナルティが課されます。
悪意をもって実施するのはもちろん、意図していない部分がスパム認定を受けたり、外部サイトから被害を受けたりするケースもあるため、注意が必要です。
GoogleからSEOスパムと判定されると、下記のようなペナルティが課されます。
これらのペナルティは、該当するWebページだけでなく、Webサイト全体が対象となる場合もあります。検索結果に一切自社サイトが表示されなくなったり、再起不能になったりといった厳しいペナルティを受けるリスクもあるため、どのような行為がSEOスパムに該当するのかを正しく理解し、ガイドラインに遵守したサイト運営が重要です。
SEOスパムにはさまざまな種類があります。ここからは、10の代表的なスパム行為について解説していきます。
代表的なスパム10選
クローキングとは、ユーザーと検索エンジンに表示させるコンテンツを分けることです。具体的には、ユーザーに画像や動画を表示させ、検索エンジンにはテキストが表示されるようにするといった行為がクローキングに当てはまります。
ユーザーは動画や画像を含む見やすく装飾されたページを好む一方、クローラーはテキストからページ内の情報を収集しています。このような両者の性質の違いに対応するためにクローキングが行われるようになりました。しかし、ユーザーに誤解を与えたり検索順位を操作したりといった結果をもたらすとして、クローキングをスパム行為に位置づけています。
会員限定ページや、デバイスごとにページを振り分けている場合など、悪意がなくてもクローキングとみなされることがあるため、ユーザーと検索エンジンに提示する情報に差がないよう注意しましょう。
誘導ページとは、ドアウェイページとも呼ばれ、ユーザーを特定のページに誘導させることを目的に作られたWebページのことです。キーワードを入れ替えたり、言い回しを変えたりして低品質なコンテンツを量産し、特定のキーワードでの検索上位を独占しようとする行為が横行していました。しかし、このようなコンテンツは悪質な上、ユーザーのニーズを満たせないことから、SEOスパムに該当します。
近年、検索エンジンの文脈を読み取る精度は向上しており、低品質なコンテンツを認識できるようになっているため、誘導ページの評価が高まることはありません。
隠しテキスト・隠しリンクとは、検索エンジンだけにコンテンツを認識させるために、テキストやリンクをユーザーに見えづらいように配置することです。具体的には、下記のような行為が当てはまります。
ただし、アコーディオンやタブなどで追加コンテンツの表示/非表示を動的に切り替えられるサイトに関しては、Googleはポリシー違反にあたらないと明言しています。検索エンジンを操作する目的ではなく、ユーザーの利便性を高める目的であれば問題ないようです。
ページ内に特定のキーワードを過剰に詰め込むことも、ユーザーエクスペリエンスの低下に繋がるとしてSEOスパムに該当します。キーワードスタッフィングとも呼ばれるこの行為は、かつてキーワードの出現率がSEOに大きく影響するとされていたことから横行しました。
現在では、検索エンジンの文脈を読み取る能力が向上し、キーワードの多さよりもユーザーにとって可読性が高いことが重視されています。検索キーワードは文脈に沿って適切に使用し、充実した内容のコンテンツを作成しましょう。
Googleからの評価を操作することを目的としたリンクは、スパムとみなされることがあります。これは、自身のサイトへのリンクを操作する場合も、自身のサイトから他サイトへのリンクを操作する場合も対象となり、知らないうちにスパムに巻き込まれるケースがあるため、注意が必要です。
スパムに該当するリンクは、下記のようなものがあります。
かつて、被リンクがサイト評価の大部分を占めていたことから、リンクスパムが横行しました。
現在では、以前ほど重要視されることはなくなったものの、依然としてSEOに影響する要素の1つです。検索エンジンが評価するのは、あくまで「自然な被リンク」のため、読者が自発的にリンクしたくなるような室の高い情報を提供しましょう。
コピーコンテンツとは、他のサイトのコンテンツを無断で複製して作られたコンテンツのことです。検索エンジンからの評価を高めようと、既に高い評価を得ているサイトが複製されるケースが多くあります。しかしGoogleは「独自の情報がなければユーザーに付加価値を提供できない」として、この行為をスパムに認定しています。
外部サイトをコピーする行為は、SEOスパムだけでなく、著作権侵害にも当たる大変悪質な行為です。コンテンツを作成する際は、オリジナルであることを基本とし、外部サイトの文章の一部を使いたい場合は、「引用」と表記することを忘れないようにしましょう。
また、自身のサイトが外部サイトにコピーされる被害を受けた場合は、Googleのスパム報告ページから報告することで、Googleに対処してもらえます。
ユーザーがアクセスしたURLから別のURLへと移動させ、本来のニーズを満たさないコンテンツを表示させる行為はSEOスパムに認定されています。クローキングを目的として行われるケースや、パソコンからアクセスするユーザーとモバイルからアクセスするユーザーに別のサイトを見せる目的で行われるケースなどがあります。不正なリダイレクトがSEOスパムとみなされる理由は、ユーザーの利便性を損ねる上、検索エンジンを欺く悪質な行為だからです。
ただし、古いサイトから新しいサイトへの移転といった、利便性を高めることを目的としたリダイレクトはスパムには該当しないので、必要に応じて適切に使用しましょう。
オリジナリティのない、プログラムを使って作成されたコンテンツを提供することはSEOスパムに該当します。具体的には、下記のようなコンテンツです。
かつて、検索エンジンの自然言語処理能力が今より低く、キーワードの出現率が重要視されていた時期に上記のような低品質なWebページが多く作られました。しかし現在は、検索エンジンの文章を理解する精度が高まったことで、意味の通っていない文章を見抜けるようになり、文章の質を重視したページ評価が行われています。
キーワードを詰め込んだだけのコンテンツや質の低いコンテンツの量産は、現在のSEOには意味をなさないので、ユーザーが理解しやすいことを意識したコンテンツ作成に力を入れましょう。
商品の説明やレビューなどが販売元からコピーされているだけの付加価値の無いアフィリエイトページは、スパムにあたります。アフィリエイトプログラムに参加しただけでスパムとみなされることはなく、独自のレビューや他の商品との比較といった情報を加えた有意義なコンテンツを提供すれば問題ありません。
あくまでユーザーにとって有益な情報を提供することを意識してアフィリエイトページを作成しましょう。
Googleは、ユーザーに悪影響を及ぼすソフトウェアがWebページに含まれていないかチェックしています。下記のような悪意のある動作を示すソフトウェアを含むページは、ポリシー違反としてペナルティの対象になります。
スパムに認定されたWebページは、Googleのシステムによって自動的に評価が落とされるケースと、手動でペナルティが課されるケースがあります。
自動ペナルティの場合、通知などはないため、SEOスパムの可能性がある箇所を修正するしかありません。一方、手動ペナルティの場合、Google Search Consoleに届く通知でスパムの概要を確認でき、メッセージの内容をもとに対処できます。具体的な確認・対処方法は下記の通りです。
ステップ1:Google Search Consoleのメニューの「セキュリティと手動による対策」内の「手動による対策」を開きます。
ステップ2:手動によるペナルティが課された場合、ここに通知が届くので、通知の内容を参考に、ガイドラインに抵触した箇所を修正し、再審査をリクエストします。
ステップ3:ほとんどの再審査は数日から数週間で終了し、審査完了時にはメールとGoogle Search Console上の通知が届きます。
本記事では、
について解説しました。
ユーザーの利便性を損ねる行為や検索エンジンを欺く行為はSEOスパムに該当し、ペナルティの対象となります。ペナルティを受けると最悪の場合、検索結果にサイトが表示されなくなることもあるため、スパムの無いサイト運営を行うことが重要です。
とはいえ、実際のところ近年厳しいペナルティが課されるケースは少なく、スパムの無効化だけで済むケースが増えています。ペナルティがマイルドになっている要因は、Googleのジョンミューラー氏がTwitterで発言した「悪質なリンクの無効化さえできれば十分で、検索結果から完全にページを除外する必要はない」という考え方に変化してきたからだと考えられます。
今後はさらに、スパムの箇所は無視され、スパム以外の箇所を公平に評価する仕組みが確立していくと考えられるため、スパムを恐れるあまり情報発信に制限をかけすぎる必要はありません。最低限のリテラシーを身に着けつつ、ユーザーにとって有益な情報の発信を行ないましょう。