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メールで相談するEC販売を事業の中心として伸ばしていきたい、実店舗と合わせて管理を行いたいという事業者から注目を集めているのがShopifyです。日本国内だけでなく、世界規模で事業展開できることから、海外展開を見据えてShopifyでオンライン販売をスタートさせる人も少なくありません。
また、Shopifyには毎月5ドルから利用できるプランも用意されており、個人でオンライン販売を始めてみたいという方にもおすすめです。そこで今回は、Shopifyの5つの料金プランを解説しながら、それぞれのサービス内容の違いやプランの選び方についてご紹介します。比較・検討されることの多い、BASEやSTORESとのプラン比較も行いますので、ぜひサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
Shopifyとは 、簡単にECサイトを開設できるプラットフォームです。サービスや物の販売を気軽に始めてみたいという方や、起業して間もない方、既に一定の売上を上げている法人など、さまざまなフェーズの人や専門的な知識がない人でも、オンライン販売が可能になります。日本国内はもちろん世界170カ国以上で利用されており、アメリカでのeコマース取引の約10%をShopifyが占めているというデータもあるように、世界中のさまざまな事業者から高い注目を集めています。
Shopifyの魅力は、その他の類似サービスと比べると自由度が高く拡張性に優れている点があげられます。実店舗の管理やソーシャルメディアと連携した販売も行える上に、デザインをカスタマイズしながら自由にブランディングできるので、より独自性を高めながらブランドの価値を高めたいという方におすすめです。
次に、Shopifyの料金プランについてご紹介します。どのプランを選んでも初期費用は必要なく、月額料金を支払うことでサービスの利用が可能です。オンラインショップの開設を前提としたベーシック・スタンダード・プレミアムという3つの基本プランに加えて、SNSなどで気軽に商品を販売できるスタータープラン、大規模販売を前提としたShopify Plusという合計5つのプランが用意されています。それぞれのプランによって、料金や使用できる機能が異なるため、しっかりと比較した上で選ぶことが大切です。
月払いの場合の月額 | 年間払いの場合の月額 | |
ベーシック | 33$ | 25$ |
スタンダード | 92$ | 69$ |
プレミアム | 399$ | 299$ |
スターター | 5$ | 無し |
Shopify Plus | 2000$〜 | 無し |
ベーシックプランは、Shopifyの中でも一番人気を集めているプランで、月額33ドル(年間支払であれば月額25ドル)となっています。 ベーシックプランでは、オンラインストアの開設、 無制限の商品登録、24時間体制のサポートなど、ECストアの管理・運営に必要なサービスを一通り利用できます。 ストア管理のためのアカウントは2人分まで使用できるので、事業を始めたばかりでこれから伸ばしていきたいという方におすすめです。
【ベーシックプランのクレジットカード決済手数料】
スタンダードプランは、実店舗とECサイトでの販売を両立させたいという事業者や、中規模の事業者におすすめのプランです。料金は、月額92ドル(年間払いであれば月額69ドル)です。基本的な機能はベーシックプランと同じですが、ストア管理を行うスタッフのアカウントが 5人分に増えるという違いがあります。事業の拡大に伴い、店舗やスタッフが増えてきたというケースにぴったりです。
【スタンダードプランのクレジットカード決済手数料】
プレミアムプランは、大人数でしっかりとマーケティングを行い、事業を拡大したいという方におすすめのプランです。料金は、月額399ドル(年間払いであれば月額299ドル)となっています。ストア管理を行うスタッフのアカウントが15人分に増えるだけでなく、ベーシックプランやスタンダードプランに比べるとクレジットカードの手数料がさらに安くなります。
また、会計時に際に配送料を表示させたり、関税や輸入税を見積もった上で合計金額を表示させる機能などが付属します。このように、実用性をさらに向上させられるため、返品や受取拒否などのリスク軽減にもつながるでしょう。
【プレミアムプランのクレジットカード決済手数料】
スタータープラン(旧Shopify Lite)は、月額5ドルで利用できるもっとも安いプランです。専用のオンラインストアを制作することはできませんが、メール・ブログ・SNSなどに商品販売のリンクを埋め込むことができます。例えば、 Instagram・Facebook・Tiktokなどで商品を共有して販売につなげたり、自身で運営するWebサイトやブログに商品購入ボタンを設定したりすることも可能です。さらに、お客様からの問い合わせページを設定したり、注文管理を行ったりすることも可能で、オンライン販売に必要な最低限の機能がしっかりと揃っています。
使い方を工夫すれば、ヨガ教室のレッスンチケットを販売する、料理教室の予約システムとして活用するという活用方法もあるでしょう。スタータープランでは、ストアを管理できるアカウントは1人分となっているため、個人で事業を始めたいという方におすすめです。
Shopify Plusは、世界規模の販売を目的としている企業や、複数のブランドを経営している企業向けのプランで、月額利用料は2000ドルから(規模によって変動あり)となっています。従来、プラットホームの移動には1年程度かかるとされていますが、Shopify Plusであれば最短で90日以内に実際の販売を始めることも可能です。そのため、現在使っているECサイトの使い心地が満足できない、事業を世界規模で拡大していきたいという方にもおすすめです。
Shopify Plusプランは、「Heinz」「john masters organics」など、名だたる有名企業が14,000社以上が導入しており、その人気ぶりが伺えます。メインストアと同じ商品・同じブランドのものを販売する場合には、追加で9ストアまで無料で開設できるため、さまざまな言語や通貨での販売を行いたいという方にもおすすめです。 しかし、契約形態がその他のプランとは異なっており、月額ごとではなく12ヶ月単位での契約となるため注意しておきましょう。
【Shopify Plusのクレジットカード決済手数料】
プランを選ぶ前に、一度サービスを体験してみたいという方におすすめなのがShopifyの機能を3日間無料で体験できる無料トライアルです。クレジットカードを持っていない人でも利用できるため、気軽に試してみると良いでしょう。
Shopifyには5つのプランがあります。他の類似サービスに比べるとプランの種類が多いため、どれを選んで良いのかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。ここでは、選び方のポイントやコツについてご紹介します。
Shopifyのプランを選ぶにあたって、目安となるのが月商やスタッフの数です。例えば、自分1人で商品の販売を気軽に行いたいという方はスタータープランを導入しましょう。少し事業が大きくなってきて月商が数十万円規模になってきた場合や、管理スタッフが2名に増えた場合、ECサイトを開設したい場合にはベーシックプランがおすすめです。さらに、月商が100万円以上に増えた場合や、管理するスタッフが5名に増えた場合にはスタンダードプランを選びましょう。
プレミアムプランは、月商が1,500万円以上の場合や、15名で運営を行いたいという方におすすめです。さらに、管理スタッフの数を無制限に増やしたいという場合や、店舗数を各国で増やしていきたいという場合にはShopify Plusを選ぶようにしましょう。
目安の月商 | 管理アカウントの数 | |
スタンダードプラン | 0 | 1 |
ベーシック | 数10万円〜 | 2 |
スタンダード | 100万円〜 | 5 |
プレミアム | 1500万円〜 | 15 |
Shopify Plus | 世界規模での販売 | 無制限 |
Shopifyの決済手数料は、送料や商品代金などを含む「顧客の決済総額」に対して発生する費用です。料金プランによってパーセンテージが異なります。例えば、日本国内のクレジットカードの場合には、ベーシックプランであれば3.4%、スタンダードプランであれば3.3%、プレミアムプランの場合には3.25パーセント、Shopify Plusであれば3.15%です。また、スタータープランの場合には支払い方法に関わらず決済手数料として5% が必要になります。
【国内のクレジットカードを使って月に100万円分の取引を行った場合の手数料】
1つの会計に対しては、それほど大きな手数料ではありませんが、販売数が増えれば増えるほど手数料の負担も増えてしまいます。売り上げと手数料を計算した上で、もっともお得な料金プランを選択するのがポイントです。
Shopifyには、充実したPOS機能も用意されています。POS機能とは、実店舗やECサイトで在庫管理・販売管理を行うシステムのことで、「商品の値段」や「いつ、何個売れたのか」を自動で計算してくれるものです。使い方を工夫すれば、販売データの分析をしてマーケティングに活かしたり、在庫管理を行ったりすることも可能です。
基本のベーシックプラン・スタンダードプラン・プレミアムプランの3つには、「Shopify POS ライト」という機能が搭載されています。Shopify Plusであれば、スタッフごとの売上管理設定ができる「Shopify POSプロ」という優れたPOS機能もサービスに含まれています。また、「Shopify POSプロ」は月額89ドルでベーシックプラン・スタンダードプラン・プレミアムプランでも利用可能です。
Shopifyの料金プランは、事業の成長に合わせた変更が可能です。プランの変更は、管理画面の設定セクションの中にある「プランと権限」ボタンから行えます。「プラン変更」をクリック、変更したいプランを選んで「プラン開始」を選択したら完了です。以前のプランについては分割で課金され、プランを変更した日付から新しいプラン料金の請求が始まります。
オンラインでショップを持ちたいという人の中には、「BASE」や「STORES」などの類似サービスの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。ここでは、Shopifyと比較されやすいサービスの料金プランについてみていきましょう。
参考として、月に30,000円の商品が1つ売れたと仮定した場合、Shopifyの一番手頃なプランであるスタータープランでは以下の受け取り金額となります。
Shopifyの受取金額の参考例
スタータープランの取引手数料:30,000円 x 5% = 1,500円
30,000円(商品価格) − − 1,500円(決済手数料) − 0円(振込手数料) = 28,500円
28,500円(売上手数料を受取金額) − 660円(月額利用料金) = 27,840円
自社の月商に応じて、お得なサービスやプランが変わるため、よくチェックしてみてください。
BASEは、ネットショップ開設の実績において5年連続でナンバーワンを獲得しているサービスです。とくに、スタンダードプランであれば、ショップの開設に初期費用や月額費用が必要なく、誰でも気軽に自分のショップを持つことが可能です。Instagramとの連携やHTMLを使ったショップデザインの編集、抽選販売などの機能が特徴となっています。
BASEには、初心者向けのスタンダードプランと、月商が増えてきた人向けのグロースプランという2つのプランがありますが、どちらもサポート内容や使用できる機能に違いはありません。BASEの運営に必要な費用は、「決済手数料」と「売上金を受け取るための振込手数料」の2種類があります。振込手数料は、プランの種類にかかわらず一律250円で、振込金額が2万円未満の場合には事務手数料としてさらに500円が必要になります。
ショップを初めて開設する方は、このスタンダードプランからスタートします。月額0円ですが、サービス料として注文の合計金額に3%、さらに決済手数料として3%+40円が必要です。リスクなしでショップ開設を試してみたいという方におすすめです。
月商17万円以上になった方におすすめなのがグロースプランです。サービス料として月額5,980円を支払うことで、決済手数料を2.9%に抑えられます。月額料金は、年間契約で支払う場合には1か月あたり4,980円とお得な料金になります。
BASEの受取金額の参考例
※月に30,000円の商品が1つ売れたと仮定した場合
【スタンダードプラン】
決済手数料:30,000円 x 3% + 30,000円 x 3.6%+40円 = 2,020円
30,000円(商品価格) − 2,020円(決済手数料) − 250円(振込手数料) = 27,730円
【グロースプラン】
決済手数料:30,000円 x 2.9% = 870円
30,000円(商品価格) − 870円(決済手数料) − 250円(振込手数料) = 28,880円
28,880円(売上手数料を受取金額) − 5,980円(月額利用料) = 22,900円
両プランともにShopifyのスタータープランの方が多いですが、グロースプランの月額手数料は1商品ごとにかかるわけではありません。販売数や売上に関わらず必ず毎月かかる「5,980円の固定費」であるため、売上が向上するほど決済手数料が「2.9%」しかかからないBASEのグロースプランのほうが利益率が高くなっていきます。
STORESは、SNSのような感覚でネットショップを開設できるプラットフォームです。パソコンを持っていない方でも、気軽に使えるのが魅力といえるでしょう。一方で、デメリットとしてはショップデザインのアレンジが少なくブランドカラーを出しにくいという点があげられます。
STORESも、BASEと同じように初期費用が0円のプランが用意されており、リスクを負うことなく誰でも簡単にネットショップを開設可能です。STORESの運用にかかる費用には、決済手数料と、売上を口座に振り込んでもらう際に必要な振込手数料の2種類があります。振込手数料に関しては、入金金額が1万円以上の場合には275円、入金金額が1万円未満の場合には振込手数料275円に加えて事務手数料275円がかかります。
フリープランでは、月額費用が必要ない代わりに、決済手数料が5%と少し割高になっています。まずは、無料で試してみたいという方や、不定期に自分の好きなタイミングで販売を行いたいという方におすすめです。
スタンダードプランは、月商20万円以上の方におすすめのプランです。月額料金が2,178円かかりますが、決済手数料を3.6%に抑えることができます。月額料金は、2023年4月1日より3,480円と変更される予定のため、しっかりと確認した上で契約を行ってください。できるだけ月額を抑えたいという方向けに、月額1,742円(金額改定後は2,980円)で利用できる「12ヶ月まとめ払い」も用意されています。
スタンダードプランには、フリープランにはないアクセス解析や品番管理、配送日の指定、アイテム動画の埋め込み、独自ドメインなどのさまざまな機能が付属しています。
STORESの受取金額の参考例
※月に30,000円の商品が1つ売れたと仮定した場合
【フリープラン】
決済手数料:30,000円 x 5% = 1,500円
30,000円(商品価格) − 1,500円(決済手数料) − 275円(振込手数料) = 28,225円
【スタンダードプラン】
スタンダードプランの決済手数料 30,000円 x 3.6% = 1,080円
30,000円(商品価格) − 1,080円(決済手数料) − 275円(振込手数料) = 28,645円
28,645円(売上手数料を受取金額) – 2,178円(月額利用料) = 26,467円
フリープランには月額料金が発生せず、決済手数料もShopifyのスタータープランと同じ「5%」であるため、STORESの方がお得です。また、スタンダードプランは一見Shopifyよりも利益率が低く感じますが、月額決済手数料はSTORESそのものの利用料なので、売れた商品の数や売上に関わらず全体で「2,178円」しかかかりません。そのため、ある程度の売上が立ってきたタイミングで決済手数料の低いSTORESのスタンダードプランの方利益率が高くなります。
今回は、Shopifyの料金プランについて、詳細なプランの内容や選び方のポイントをご紹介しました。Shopifyの魅力は、その他の類似サービスに比べて幅広いプランが用意されている点があげられます。事業拡大に合わせて少しずつプランを変化させらるため、今後ECサイトで事業規模を拡大させたい方や、店舗数を増やしていきたいという方におすすめです。
一方で、個人で気軽にオンラインでの販売を行いたいという方は、SNSやブログと連動させて販売につなげられるShopifyのスタータープランや、月額無料のBASEのスタンダードプラン・STORESのフリープランなどを検討してみましょう。