ホームページ作成の費用相場について
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メールで相談するインターネットが普及した昨今、お寺がホームページを開設している例は少なくありません。お寺といえば質素なイメージがありますが、最近は先進的なデザインを取り入れたお寺のホームページも増えています。
現代日本は急速に仏教離れが進んでいます。そんな中、新しい檀家や参拝客を呼び込むには、ホームページを活用したPRが欠かせません。
「若者や海外からの観光客を集めるおしゃれなホームページにしたい」
「人々に寄り添う温かいお寺をアピールしたい」
そんな風に考えてホームページを制作しようとしても、ノウハウがなければなかなか難しいでしょう。
そこで本記事では、お寺のホームページについて、デザインを中心に制作のポイントや注意点など、実際の例を交えてご紹介していきます。お寺のホームページを作る際の参考にしてください。
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ホームページには人を呼び込む目的がありますが、漫然と制作しても効果は薄いでしょう。まずはお寺のホームページを制作するにあたって意識すべき3つのポイントを紹介します。
お寺のホームページでまず大事なのは、多くの人に知ってもらうことです。そのためには、お寺の魅力をわかりやすくアピールしましょう。
ホームページの制作では、サイトにアクセスして最初に目にする画面「ファーストビュー」が重要視されます。ファーストビューで訪問者の気持ちを捉えられないと、詳しく見る前に離脱してしまう可能性が高くなります。
建物や仏像など、お寺にある魅力的な史料の画像を上手く使うと、ホームページを訪れた人の目を引いてお寺をアピールすることに繋がります。
ホームページを作る上でお寺の歴史を解説する情報は必要不可欠といえるでしょう。せっかくお寺の魅力を発信して訪問者が増えても、間違った認識を持たれては意味がありません。
長く続くお寺には、創建の由来をはじめ、受け継がれてる仏像や仏具、歴史的史料が残されているでしょう。そういった情報を掲載することで、訪問者の興味を惹くと同時に、お寺の正しい歴史や成立した背景を知ってもらえます。
ホームページを作る際は、できる限りスマートフォン表示や多言語対応を意識しましょう。
ホームページは、国内はもちろん、海外にも発信できる絶好のツールです。上手く活用できれば普段お寺や仏教とあまり馴染みのない若年層、外国人観光客などにも幅広く訴求できます。
ホームページがスマホ非対応であったり、日本語表記しかない場合、若年層や外国人観光客へのアピールしづらくなります。外国人観光客をターゲットにしないのであれば多言語対応は必要ありませんが、最低限スマートフォン表示は必須です。
若年層に限らず、現在の日本はスマートフォンの普及率が高いので、ホームページをスマートフォンに対応させることで人の目に付く機会がアップします。
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お寺のホームページを作るといっても、具体例がなければイメージしにくいでしょう。そこでここからは、お手本にしたいおしゃれで格好いいお寺のホームページをご紹介していきます。
出典:総本山金剛峯寺
総本山金剛峯寺は高野山真言宗を統括する高野山のお寺です。トップページは高野山の景色を押し出し、明朝体のフォントをメインで使用して、歴史があり格調高いイメージが強調されています。
拝観案内や最新情報にアクセスしやすいほか、お寺の成り立ちのページへの誘導がきちんとされており、トップページを順に見ていくだけで、お寺について知れる作りが特徴。日本有数の知名度を誇る高野山を活かして、初めて訪れた人でもお寺の魅力に触れやすくなっています。
スマートフォンにも対応。重要な情報ほど上に配置されていて見やすく、ページ上部のドロップダウンメニューから任意の情報へジャンプも可能なので利便性が高いです。
出典:覚王寺
浄土真宗本願寺派・覚王寺のホームページです。1枚ずつの画像とテキストが主体でありながら、アニメーションを使用して高い視覚的効果を実現しています。
まず目に付くのは、「覚王寺」と書かれた背景に広がる波紋です。波紋が広がると同時に画像が切り替わり、印象的な見せ方になっています。スクロールと連動したパララックスによる動的なページ遷移も、興味を惹くポイントです。
「葬儀・法事」のページでは葬儀や法事の流れだけでなく、覚王寺の考え方やよくある質問を掲載しています。葬儀などを検討している人にとって、こういった部分を細かく載せておくと安心感につながるでしょう。
出典:西方寺
浄土宗・西方寺のホームページ。平家の落人ゆかりの地として、800年続く由緒正しい寺院です。トップページではお参りやご祈祷の様子を映した動画が目を引き、西方寺の普段の様子がわかるようになっています。
全体的に余白を多く取ったシンプルな構成ですが、下層ページへのリンクバナーなど要所に動画を用いることで、単調な印象にならないよう工夫されています。
住職の随筆が綴られる「ほっこり話」、和尚の直筆コラム「方丈のつぶやき」といった思わず何度も見に来てしまうコンテンツが充実。また、右上の「English」を押すと、ワンタッチで英語サイトに切り替えができ、英語で語りかける住職の動画が公開されています。伝統を重んじるだけでなく、時代に合わせて柔軟に人々に寄り添う姿勢が感じられるホームページです。
出典:鈴虫寺
こちらは開山300年と鳳潭上人の300年遠諱を記念した、鈴虫寺こと華厳寺の特設サイト。ファーストビューはダイナミックに変化する画像で、節目を迎えることが強く印象に残る作りです。
トップページでは鈴虫寺の由来と歴史を簡単にまとめておき、「VIEW MORE」で詳しい解説ページに飛べるようになっています。イベントを機に訪れた人に、鈴虫寺について詳しく知ってもらうための工夫がされています。
Instagramのアカウントとも連携しており、華厳寺に興味を持った人がフォローしやすいのもポイントです。SNSでの発信が、ホームページへの呼び水になっています。
さらに注目すべきなのは、ほぼすべての解説に英語訳が併記されていること。参拝を考えている外国人観光客にとっても利用しやすいでしょう。
出典:養廣寺
禅宗の1つである曹洞宗・養廣寺のホームページ。ファーストビューで目に入る坐禅を組んだお坊さんの画像が特徴的です。お寺の外観や内部の写真も多数掲載されており、訪れた人に禅宗らしい落ち着いた印象を与えるでしょう。
一方で「坐禅会・寺ヨガ」のページでは、養廣寺が独自に行う坐禅やヨガ講習の様子が公開されていて、一般にも開かれたお寺であることがよくわかります。開催日程はお知らせで定期的に告知されるため、興味を持った人が参加しやすい動線になっています。
白の余白を多用することで格調を保ちつつ、堅苦しく感じさせないデザインとなっています。
出典:妙秀寺
江戸時代から300年続く日蓮宗・妙秀寺のホームページは、広く一般に周知するのではなく、近隣地域に寄り添う想いを伝えるのがコンセプト。そのためファーストビューで目に入るのは、ほうきを掃くお坊さんと「ふつうを続けるお寺」というキャッチコピーだけです。
地域に密着したお寺のホームページを作るなら、奇をてらった演出よりも、安心感を与える妙秀寺のデザインを参考にするのもよいでしょう。
出典:真如堂
真如堂は比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。正式には真正極楽寺ですが、「真如堂」として親しまれています。ホームページでは、スライドショー形式で表示される色鮮やかな四季の様子が魅力的で、見た人に参拝を促す動機付けになっています。
初めての参拝客向けのコンテンツ「はじめての真如堂」、繰り返し訪れる方向けの「二度目の真如堂」など、さまざまな楽しみ方があることがアピールされています。
真如堂がターゲットにしているのは、お寺に馴染みのない若年層です。景色や美術品の画像をふんだんに使用して、まず興味を持ってもらうことを優先しています。若年層向けのホームページを作るなら、真如堂がとても参考になるでしょう。
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おしゃれで格好いいホームページも素晴らしいですが、お寺によっては理念やアピールしたいターゲットにそぐわない場合があります。家族連れやお年寄り、外国人向けには親しみやすいデザインの方がよいかもしれません。ここからはちょっとユニークなお寺のホームページをご紹介していきます。
出典:善称寺
和歌山県にある浄土真宗本願寺派のお寺、善称寺のホームページです。ゆるいイラストやアイコンが多用されているほか、一部のメッセージや情報欄を漫画風の吹き出しにするなど、訪れた人に親近感を抱かせるデザインとなっています。
SNSやYouTubeも積極的に取り入れており、貧困児童・家庭支援といった慈善活動をはじめ、お寺に関する情報を随時発信しています。人々を救う身近なお寺でありたいという想いが伝わるホームページです。
出典:洪福寺
洪福寺は横浜市にある臨済宗のお寺です。アニメのような温かみのあるイラストが訪問者を出迎えます。スマートフォン表示では一部の画像がアイコンに置き換わり、限られたスペースでも使い勝手が悪くならないよう工夫されています。デザインは非常にシンプルかつコンパクトですが、全体的に視認性が高くて見やすいです。
「坐禅会」「写経会」のページでは、スケジュールだけでなく初心者向けの説明、理念が綴られています。禅や経典について解説するコンテンツは読み物として興味を惹き、見込み客を取り込みやすいデザインといえるでしょう。
出典:彼岸寺
彼岸寺は 「仏教を語り、共にすることでひとりでも多くの人に仏縁が芽吹く場をつくる」目的として運営されている、インターネット上に存在するお寺です。
彼岸寺のユニークなところは、お坊さんだけでなく一緒に仏教を応援したいという方々が集まり、仏教を語り共有するプラットフォームという点です。お寺や仏教にまつわるイベントの告知ができる場としても、活発に寄稿が集まっています。
一般的なお寺と趣が異なりますが、話題を集めたいのであれば彼岸時のアプローチが参考になるでしょう。
お寺のホームページのデザインは、おしゃれさを追求したものや親しみやすさを重視したものなど、どんなものでも自由です。しかし、避けた方がよい注意点がいくつかあります。
ホームページのデザインは、あくまでお寺のイメージの延長を心がけましょう。極端にイメージとかけ離れたものにした場合、お寺の魅力を損なう恐れがあります。
たとえば山頂にある閑静なお寺にも関わらず、インパクト重視で派手な色使いのホームページにしてしまうと、本来のターゲットに伝わりづらくなってしまいます。また、派手さを期待した人が現地を訪れたとしても、イメージのギャップに違和感を覚えてしまうでしょう。
無理に奇をてらわずに、宗派や歴史、建物の雰囲気を意識したものにするべきです。
お寺に限った話ではありませんが、ホームページを作る際にはできるだけターゲットを明確にしましょう。ターゲットが明確であれば、どんなものを重点的にアピールすればいいのかわかるからです。
比較的高い年齢層を呼び込むのであれば、伝統や格式を強調する落ち着いたデザインが好まれます。若年層を中心にするなら、目を引く画像を多めにしたり、アニメーションを用いてもよいでしょう。
このようにターゲットを絞ると、自ずと自分たちに合った最適なデザインが見えてきます。
ターゲットを明確にすることにも関連しますが、まずお寺自体の魅力をしっかり把握する必要があります。魅力を長所と言い換えても構いません。
上記はあくまで一例ですが、こういった魅力を把握しておくことで、ホームページのデザインや情報の発信をしやすくなります。
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ここまでデザインや注意点についてご紹介してきましたが、お寺のホームページを制作する際に用意しておくべきコンテンツにはどんなものがあるでしょうか。絶対に必要というわけではありませんが、あった方がホームページの使いやすさ、品質が上がります。
多くのお寺には長い歴史があります。
中には創建の経緯や歴史的人物との関係・逸話など、歴史ファンの興味を惹くものが必ずあるかもしれません。お寺が所蔵する建物や仏像の中には、文化財に指定されているものもあるでしょう。
出典:真如堂
こちらは真如堂の「真如堂について」というページです。名称の由来がコンパクトにまとめられており、初めての人でも簡単に概略を知ることができます。重要文化財「真如堂縁起」の紹介には、期間限定の一般公開の案内があるため、ホームページを見た人に足を運んでみたいと思わせるポイントになるでしょう。
ホームページを作るに当たって、このような歴史や由来を紹介するページがあると、観光客・参拝客に魅力をアピールしやすくなります。
日本の宗教は13の宗派があり、その中でさらに細かい分派に分かれています。どの宗派に属していて、どんな教義を掲げているのかを紹介するコンテンツを用意しておきましょう。総本山金剛峯寺の例を見てみます。
出典:総本山金剛峯寺
仏教から密教へ変化した真言宗の成り立ちが、解説されています。お寺に馴染みのない若年層へ仏教に触れてもらうよい機会になるでしょう。
教義と合わせて住職の人となりや考え方などわかる情報を掲載しておくのもおすすめです。
出典:妙秀寺
たとえば妙秀寺の「住職の想い」のページでは、現代社会でお寺が果たすべき役割について、住職の考え方が語られており、ホームページを見た人により親しまれやすくなります。
お寺への参拝や観光を考える人が、ホームページから年中行事のスケジュールを調べるためのページです。
「年中行事」「行事案内」といった項目から、詳細なページにリンクするのがよくある形です。
出典:総本山金剛峯寺
総本山金剛峯寺の該当ページでは、日時だけでなく行事の様子が詳しくわかるようになっています。写真や説明書きがあると、行事への興味づけやそれに合わせた参拝計画などにとても便利です。
Googleマップを活用して、お寺の所在地を地図上で示すのが一般的です。地図だけでも充分ですが、以下の情報を並記しておくとより親切です。
住所があるとカーナビやナビアプリを使う人にとても便利です。
出典:洪福寺
洪福寺のアクセスページでは、Googleマップと公共交通機関の情報が並んでいて、非常にわかりやすいです。
出典:養廣寺
養廣寺のように駐車場の外観が掲載されていると、自動車で訪問する人でも安心して利用できます。
お問合せフォームはぜひ用意しておきましょう。電話の場合は夜間や早朝をはじめ、対応できないケースがありますが、お問合せフォームであれば24時間いつでも受付可能です。
また、よくある質問をまとめておくと、質問と回答にかかる手間を解消できます。
出典:総本山金剛峯寺
総本山金剛峯寺の該当ページは出家や供養、参拝に関する回答がとても詳しく記載されています。このページだけでさまざまな疑問点が解消できるので、お問い合わせページを作る際のお手本にしましょう。
本記事ではお寺のホームページデザインを中心に、制作のポイントや注意点についてご紹介しました。
ホームページを開設すると、インターネットを通じてお寺を広くPRできます。観光地として気になっていた人、仏教や歴史に興味がある人、地元のお寺を探す人。ホームページを訪れる人の理由はさまざまですが、どんなニーズに対応すべきかはお寺次第です。
本記事のノウハウを参考にして、ぜひホームページ作りに活かしてください。
佐々木
コンサルタントの佐々木です。Webのプロとして、現在までに累計200社以上のWeb制作に携わってきました。知識がない方にもわかりやすいアドバイスを心がけています!お気軽にご相談ください!