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メールで相談する「Webって何?」
「Webとインターネットって何が違うの?」
Webとは世界中と情報のやりとりができる便利なシステムです。現代は日本人の5人に4人が利用しており、ほとんどの人がWebと関わりのある生活を送っています。普段何気なく使っているものの、正体を知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では以下について解説していきます。
Webは今もなお発展しています。本記事を参考にWebの知識を深め、今後の発展への対応にお役立てください。
Webとは、通信技術を利用して世界中と情報のやり取りをするための仕組みです。「World Wide Web(WWW)」を略してWebと呼びます。直訳すると「世界規模の蜘蛛の巣」ですが、まさに蜘蛛の巣のように世界中に張り巡らされたシステムです。
Webを使うことで、インターネット上に無数にある文書や画像などのコンテンツを閲覧できます。また近年は閲覧だけでなく、能動的に情報を探したり、発信したりできるようになりました。たとえばWebを利用して、Googleで調べ物をする、YouTubeで動画を配信するなどがあげられます。
Webの原型は、1989年にスイスの研究機関の当時の職員であったティム・バーナーズ・リーがスムーズに研究データを閲覧するために開発したものです。それを世界規模に発展させたものが現在のWebです。
Web上の情報は、「ハイパーテキスト」という仕組みを使って生成されています。
ハイパーテキストは、複数の文書や画像などを関連づけたり結びつけたりする仕組みです。
コンピュータを利用した、テキストの作成や閲覧を行うシステムの1つで、テキスト内の任意の位置に他文書への参照を埋め込んで相互の関係性を示します。
また、上記のようなハイパーテキスト間の参照情報のことを「ハイパーリンク」と呼びます。
わかりづらいかもしれませんが、普段我々が閲覧しているページが「ハイパーテキスト」、他のページに移動するためにクリックするリンクが「ハイパーリンク」と考えればわかりやすいでしょう。
Webでは、ハイパーテキストとハイパーリンクのはたらきによって、大量の情報を隅々まで調べることなく、目的の情報を探し出すことが可能となっています。
インターネットとは、世界中と通信できるネットワークのことです。具体的には家や会社ごとに持っているネットワークを外部のネットワークと繋げて、情報網を広げていく技術を指します。
元は「Inter」と「network」を繋げたインターネットワークという造語で、後に縮んでインターネットになりました。「inter~」は「相互の~」という意味を持つ単語です。つまりインターネットとはネットワーク同士を繋げる通信技術のことを指します。
小さいネットワークが繋がり合うことで、世界最大のネットワークが構成されています。
Webは情報を送受信するための仕組みで、インターネットは世界中と通信ができるネットワークです。インターネットの中でWebを利用することで、世界中の情報を閲覧したり、発信したりできます。
Webはあくまで仕組みなので、情報を送受信する範囲は広げられません。もしもインターネットが東京都内でしか繋がっていなければ、Webで情報のやりとりができる範囲は東京都内だけです。インターネットが世界中に広がっているおかげで、Webは世界中とやりとりができます。
Webサイトとは複数のWebページが、テーマや目的に沿って1箇所にまとめられたものです。Webページとはこの記事のように、Web上にある一つひとつのページを指します。
それぞれのWebページにはテキストや画像、音声、動画などの情報を含ませることが可能です。ジャンルに沿ったWebページが集まることで、ニュースサイトやショッピングサイトなどのWebサイトになります。
WebサイトがPCやスマホに表示される仕組みを、クライアントサーバーシステムといいます。分散型システムといって、複数のコンピュータ間でやりとりをするシステムです。
表示されるまでの過程は下記のとおりです。
リクエストとレスポンスを繰り返すことで、ユーザーはWebサイトを自由に閲覧可能です。
使っているPCやスマホによって表示のされ方は異なります。しかし、最近はクライアントの画面に応じて大きさを変えられる、レスポンシブ対応のWebサイトも一般的になってきました。
IPアドレスとは、インターネット上でファイルを保管しているサーバーの場所を識別するための番号です。PCやスマホなどのインターネットに接続できる機器に割り振られ、データを送受信する際の目印になります。
たとえばGoogleのDNSサーバーのIPアドレスは「8.8.8.8」です。IPアドレスがあることで、ユーザーは広大なWebの中から簡単にWebサイトを閲覧できます。
IPアドレスは「IPv4」という通信規則によって識別番号が付与されます。しかし近年はインターネットが大幅に拡大したことで、IPアドレスの数が足りなくなってきました。そこで管理できる番号を増やした「IPv6」が誕生し、新たに43億の4乗通りのIPアドレスを管理できるようになりました。
また、IPアドレスはただの数字の羅列で人間には扱いづらいため、人間でも覚えやすい「ドメイン」という文字列に置き換えられるようになっています。ドメインとIPアドレスはDNS(ドメインネームシステム)という仕組みで相互変換されています。
URLはWebサイトやファイルの情報を示すものです。Uniform Resource Locatorの頭文字を取ったもので、訳すと「Web上でデータを指すための統制のとれた目印」という意味です。
ユーザーはURLを打ち込むことで希望のWebページにたどり着けます。
URLに含まれる情報は、ドメイン情報や通信規則の情報などです。
たとえば優良WEBのURLは「https://yuryoweb.com」です。この中で「yuryoweb」がドメインを示す部分になります。
さらにトップページより下層のWebページがある場合は、「https://yuryoweb.com/directory/」のように、ドメインの後ろに文字列が追加されます。「/directory/」がディレクトリといって、下層ページの場所を示す部分です。
httpはクライアントとWebサーバーが文書のやり取りをする際に使われる通信規則(プロトコル)です。
「Hyper Text Transfer Protocol」の略で、訳すと「ハイパーテキストを移動させるための約束事」となります。
人間が日本語と英語で会話できないように、クライアントとサーバーが違う規則でやり取りをすると、コミュニケーションに齟齬が発生してしまいます。httpを利用することで、両者間で足並みを揃えたスムーズな通信が可能です。
また、通信を暗号化させるhttpsという通信規則もあります。盗聴の防止や通信内容の改ざんが防げるなど、セキュアな閲覧やデータ送信が可能です。サーバーとの通信をより安全に行えるため、現代ではほとんどのWebサイトでhttpsが利用されています。
Webブラウザとは、インターネットを介してWebサイトを閲覧するためのソフトウェアのことです。クライアントサーバーシステムでサーバーから送られてくる情報を、人間が閲覧できる形に変換してくれます。
主なWebブラウザは以下のとおりです。
Webブラウザ | 開発元 | 特徴 |
---|---|---|
Google Chrome | 機能の拡張性が高い | |
Microsoft Edge | Microsoft | Microsoftオンラインサービスとの親和性が高い |
Safari | Apple | Apple社製デバイスとの親和性が高い |
Brave | Brave Software | 広告ブロック、プライバシー保護に特化 |
Firefox | Mozilla Foundation | テーマやブックマークバーをカスタマイズできる |
Webブラウザごとに情報の読み取り方や表示方法が異なるため、Webサイトの見え方にも差異があります。相性のいいデバイスや利用できる機能も異なるため、デバイスや使いたい機能によって使い分けるとよいでしょう。
Web上で利用できるソフトウェアをWebアプリケーションと呼びます。Webサイトではユーザーは情報を一方的に受信するのみですが、Webアプリケーションでは双方向のやりとりが可能です。
Webアプリケーションによって、ユーザーも動画やメールなどさまざまな情報を手軽に発信できるようになりました。「個人で情報発信がしたい」「レストランを予約したい」など利用したい機能に応じて、以下のようなサービスが存在します。
またWebアプリケーションの他に、デバイスに直接インストールして使うネイティブアプリも存在します。近年では両者の特徴を兼ね合わせたハイブリットアプリも誕生するなど、情報を発信する方法も多彩です。
Webはそもそもデータをやりとりするために開発されたシステムでした。しかし時代の流れとともにやり取りできる内容や方法も変化してきています。
これまでのWebの変化と、これから起こりうる変化についてそれぞれ解説していきます。
1990年代後半~2000年頃がWeb1.0の時代です。インターネットが登場し、一般家庭でもPCが使われるようになりました。
Web1.0は情報のやり取りが一方通行である点が特徴です。クライアントはメールや掲示板を除き、「読む」「見る」といった受動的なアクションしか取ることができませんでした。
Web2.0は2000年頃から現在までを指します。情報のやり取りが双方向になった点が特徴です。クライアントはSNSやYouTubeなど、さまざまなWebサイトから情報を発信できるようになりました。また送受信できる内容も動画や音声など幅広くなり、一度にやり取りできるデータ容量も大きくなっています。
一方でWeb2は管理者が情報を集めることでサービスが成り立つという側面があります。GoogleやFacebookなどの巨大企業に情報が集まり、多額の広告収入が入る中央集権型の仕組みが問題視されています。
今後訪れるといわれているWeb3の時代は、一言でいえば「非中央集権の時代」です。現在のWeb2.0はGoogleやAppleといった管理者によって運営されています。そのためユーザーは個人情報を大手企業に知られながら、Webを利用していました。
それに対してWeb3には管理者がいません。ブロックチェーンという技術によって、自分の情報を自分で管理できるようになるためです。そのため個人情報の漏洩を恐れることなく、Webを利用できるようになります。
また、ブロックチェーンは透明性のあるやり取りが保証可能です。ブロックチェーンでは情報のやり取り履歴がブロック状に記録され、チェーンのように繋げられます。改ざんするとチェーンが切れて発覚する仕組みになっているので、不正取引ができません。
そのためブロックチェーンは仮想通貨の取引やオンラインゲーム、食品の流通管理など、さまざまな情報のやりとりで役に立つ技術だといえます。
さらにサーバーも必要なくなるため、海外とのやり取りがよりスムーズになるでしょう。国による規制や言語統制がなくなるため、どの国のユーザーとも気軽にやり取りができるようになります。
Web3とAI技術は親和性が高いです。ブロックチェーンによって国境がなくなれば、世界中のデータを収集できるようになり、AI学習に活かせます。
たとえば医療機関や学校などで、大量のデータを集めてAIに学習させることで指導内容の質の向上が期待できます。これまでは大量の個人情報を扱うというリスクがありました。しかしWeb3ではブロックチェーンによって個人情報が守られるので、高品質なデータの大量収集が可能です。
またWeb3によって今後の発展が予想されるメタバースでも、AI技術が活きてくるといわれています。メタバースはWeb上に作られた仮想空間で、現実と同じようにユーザー間での自由な交流が可能です。ブロックチェーンによって個人情報の漏洩や国による規制の心配がなくなるため、今後さらに発展していくと考えられるためです。
しかしメタバースを空間として根付かせるためには、24時間の管理体制が必要です。そこでAI技術を導入することで、AI学習による自動管理が実現するとのことです。
Webはインターネットの通信技術を利用して、世界中と情報のやりとりをするためのシステムです。時代の流れとともに、やり取りできる内容や方法も多様化してきました。
我々はインターネットからデータを受信することで、Web上で情報を閲覧できます。現代ではユーザーも気軽に情報を発信できるようになり、Webは我々にとって日常生活に欠かせない存在になりました。
そして今後Web3の時代が訪れると、国の境がなくなり、現実世界よりも自由なやり取りができるようになると予想されています。
この記事を読んでWebの意味や仕組みを理解し、情報のやり取りを意識しながらWebを利用できるようになったら幸いです。