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「BASEとカラーミーショップの名前は聞いたことがあるが違いがわからない」
「BASEとカラーミーショップ、どちらを選べばいいかわからない」
このような悩みをお持ちではありませんか。BASEとカラーミーショップはどちらもECサイトの構築サービスですが、それぞれ多様な特徴を持っているため、比較するのは難しいでしょう。
そこで本記事では、BASEとカラーミーショップ、2つのサービスの特徴や機能、使い勝手に焦点をあてて、以下の項目を解説します。
BASEとカラーミーショップ、どちらを使えばいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
カラーミーショップは、ECサイトの土台となるデザインテンプレートの種類が豊富です。2023年10月の段階で無料テンプレート15種類、有料テンプレート24種類が用意されています。豊富なテンプレートから選べるため、簡単に好みのネットショップを作成できるでしょう。
アプリの導入で、さまざまな機能が追加できる点も嬉しいポイントです。ちなみに、テンプレートの下部に表示される「Powered by カラーミーショップ」という表記は、HTMLを編集して削除できます。
プランごとの料金は次のとおりです。なお、カラーミーショップにおいて販売手数料は発生しません。
プラン | フリー | レギュラー | ラージ | プレミアム |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 22,000円 |
月額費用 | 0円 | 4,950円 | 9,595円 | 39,600円 |
決済手数料に関しては、以下のように選択するプランにより差が生じる点を把握しておきましょう。
カラーミーペイメントでクレジットカードを利用した場合の決済手数料
カラーミーショップには、Webショップ運営に必要な機能が一通りそろっています。商品登録数は無制限、独自ドメインの利用も可能です。
ただし、独自ドメインを利用する場合は常時SSL化するために、月々1,100円かかります。また、最短契約期間が3カ月となっている点も把握しておきましょう。
比較時に気にしたいカラーミーショップの主な機能をみていきましょう。
HTML・CSSでの自由なカスタマイズ編集が可能です。そのため、デザインにこだわり、本格的なショップが作りたい人に適しています。一方で、Web制作の専門的な知識がない場合は難しく感じる可能性があります。
独自の集客機能は搭載されていないため、別途SEO対策やSNSでの広報活動が必要となります。しかし、以下のような機能があるため、各媒体の連携はしやすいといえるでしょう。
BASEと比較すると入金サイクルは長めです。カラーミーペイメントを利用した場合、月末締め・翌々月20日入金となります。
有料の早期入金サービスを利用した場合、末締め・翌月15日入金となるため、最大35日短縮可能です。
BASEにはないカラーミーショップの独自機能をみていきましょう。
カラーミーショップの独自機能の代表例
BASEには、無料テンプレートが用意されています。運営費を安く抑えたい方におすすめですが、他店と差別化を図るためには有料テンプレートの利用も視野に入れると良いでしょう。
また、BASEには多くのアプリが用意されており、活用すればユーザビリティやデザイン性を向上させる多様な機能を導入できます。たとえば、デフォルトではHTMLの編集はできませんが、「HTML編集App」という無料機能を利用すると、テンプレートのカスタマイズが可能となります。
アプリは無料で用意されていますが、一部有料アプリもあるため注意してください。
BASEのプランごとの料金と、決済手数料は以下のとおりです。
プラン | スタンダードプラン | グロースプラン |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 5,980円 |
サービス手数料 | 3% | 0% |
決済手数料 | 3.6%+40円~4.6%+40円 | 2.9%~3.9% |
BASEは、商品が売れた時だけ手数料が発生する「スタンダードプラン」と、手数料が安いグロースプランの2種類があります。最初はスタンダードプランで始め、売り上げの目処が立ってきたらグロースプランを利用するなど、柔軟な対応が可能です。
BASEの商品登録数は無制限です。また、独自ドメインはサブドメイン形式のみ設定できます。ルートドメインやサブディレクトリに対応していない点は把握しておきましょう。
また、BASEの場合は最短契約期間がありません。そのため、短い期間に集中して商品を販売したい場合などでも、安心して利用できます。
ここからは、BASEの機能と注目ポイントについてみていきましょう。
デザインテンプレートを利用すれば、専門的な知識がなくてもECサイトの構築が可能です。
しかし、無料テンプレートの場合、デザインが他の店舗と重なる可能性があります。そのため、有料テンプレートやHTMLの編集による差別化が大切です。
集客に関して、SEO対策やSNSの活用が必要な点はカラーミーショップと同様です。
しかし、Instagram連携は無料で利用できるため、より手軽に販路を拡大できる魅力があります。
カラーミーショップと比較すると、入金サイクルが短い点がメリットです。BASEの場合、通常振込申請から10営業日で入金されます。
お急ぎ振込プランを利用すると最短翌日の入金が可能です。(1.5%の手数料が必要)
BASEには、受注生産販売・抽選販売・予約販売の機能があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。自社の商品に合わせて利用していきましょう。
販売形態 | 概要 |
---|---|
受注生産販売 | Web上でデザインしたTシャツやスマホケース・キーホルダーなどを受注後に生産・販売できる |
抽選販売 | 人気商品で数に限りがある商品の販売などに適している |
予約販売 | 在庫や仕入れ数が不安な商品に対して適している |
カラーミーショップとBASE、どちらが適しているのかは人によって異なります。どのような場合が適しているのか、確認していきましょう。
カラーミーショップは、以下3つの特徴に魅力を感じる方に向いています。
それぞれ解説していきます。
カラーミーショップはHTMLやCSSの知識がある人に向いています。専門的な知識を活かして高度なサイト設計を行い、好みのショップにカスタマイズできるためです。
他サイトとの差別化やブランディングにもつなげやすくなります。
カラーミーショップはサポートが充実しており、無料サービスではメールでの対応、有料サービスでは電話による対応が受けられます。
そのため、既存サイトを利用して販売したい人や、カラーミーショップに移行したい人も利用しやすいでしょう。
カラーミーショップは連携できるSNSと、アプリで追加できる機能がが幅広いため、自身でさまざまなカスタマイズを行いたい人に向いています。
ECサイトは集客施策が重要になるため、SNSを活用して売上を上げていきたい方にぴったりです。
BASEが向いている人は以下3つの項目に該当する場合です。
それぞれ確認していきましょう。
BASEは無料でもネットショップを開設・運用できます。しかし無料のスタンダードプランを利用した場合、決済手数料は安価とはいえません。そのため、小規模でネットショップを運営したい方に向いています。
BASEはネットショップの中でも直感的に操作しやすいECサイトです。登録もメールアドレス・パスワード・URLがあれば簡単に行えます。また、ショップの設定などは、スマホでも簡単に変更できます。デバイスや場所に依存せず、手軽にサイト運営が行える点も魅力的です。
BASEと同じ運営元が提供しているBASE Uは、BASE専門の情報サイトです。Instagramの連携やショップ開設の方法、売り上げを伸ばす方法なども提供されています。
そのため、ノウハウを確認しながらネットショップを運用したい方に向いているといえるでしょう。
BASEからカラーミーショップに移行する手順について、くわしくみていきましょう。
カラーミーショップの登録は公式サイトから行えます。入力する項目は以下のとおりです。
カンマで区切られた値が記載されている、CSVデータをBASEから抜き出して移行させます。BASE の基本機能ではなくアプリの「CSV商品管理」を使用すると、よりデータを把握しやすくなるでしょう。
カラーミーショップ側では、以下の手順で商品データが反映されたCSVデータを反映させます。
また、カラーミーショップへの移行後も利用する商品画像は、保存しておきましょう。商品数が多い場合はBASEのアプリ「CSV商品管理」を利用すると、一気に画像が保存でき、手間が省けます。
BASEの顧客データは外部に持ち出しできません。そのため、顧客管理画面を参照しつつ、転記していく必要があります。
転記した顧客データは、カラーミーショップでダウンロードした「サンプルCSV」に反映させます。下記の手順で、サンプルCSVをダウンロード、情報のはり付けを進めてください。
商品・顧客に関するCSVデータが準備できたら、それぞれ反映させていきましょう。書き出したデータをカラーミーショップに反映させる方法は次のとおりです。
商品データは以下の方法でカラーミーショップに反映できます。
顧客データは次の方法でカラーミーショップに反映できます。
アップロードする際は、ファイルの文字コードを指定します。通常は「自動」を指定すれば問題なくアップロードできるケースが多いです。
また、文字化けしている場合でも、手動で文字コードを指定するとエラーがなくなる場合があります。(エクセルならSHIFTーJIS)必要に応じて、設定を変更してください。
サービス名、状況別にドメインの移行方法をまとめました。
サービス名 | 状況 | 移行方法 |
---|---|---|
ムームードメイン(GMOペパボ管理ドメイン) | カラーミーショップのみで利用したい | 1. アカウント・設定の独自ドメインをクリックしドメインを入力 2. カラーミーショップのDNSサーバーを選択・送信 3. ムームードメインのコントロールパネルにログイン。その後、ドメイン操作でネームサーバー設定変更をクリック。 4. カラーミーショップを選択しネームサーバー設定変更し完了 |
他サービスと併用したい | 1. アカウント・設定の独自ドメインをクリックしドメインを入力 2. ムームードメインのDNSサーバーを選択・送信。その後、DNSセットアップを行うを選択する。 3. ムームードメインのコントロールパネルにログイン。その後、ドメイン操作でネームサーバー設定変更をクリック。 4. ムームードメインのネームサーバーを使用するを選択し設定変更する。その後、DMSをクリックし取得したドメインを変更する。 |
|
サブドメインで利用したい | 1. アカウント・設定の独自サブドメインをクリックしドメインを入力し、送信する 2. ムームーDNSセットアップを行うを選択 3. ムームードメインの管理画面でムームーDNSをクリックし変更を選択する。その後、ムームードメインを選択、セットアップ情報変更をクリックして完了。 |
|
ムームードメイン以外 | 他社ドメインを利用している | 1. ドメイン設定で独自ドメインを設定するを選択し、ドメイン入力。その後、カラーミーショップのDNSサーバーを選ぶ。 2. 管理画面のネームサーバーを次のように変更する。プライマリネームサーバーではdns1.shop-pro.jp。セカンダリネームサーバーではdns2.shop-pro.jp |
カラーミーショップの固定ドメイン | Shop-proサブドメインへ変更したい | 1. ドメイン設定画面にて独自ドメイン設定を解除する。その後、常時SSL化したサブドメインに切り替わる。 |
自社のドメインの状況に合わせて必要な設定を行いましょう。
注意点!完全なデザインの再現はできない
BASEからカラーミーショップに移行する場合、完全なデザインの再現はできません。
しかし、画像やバナー、ロゴといった素材の再利用はできるため、デザインを近づけることは可能です。
BASEからカラーミーショップへの移行が難しい場合、開店サポートサービスの使用を検討してみましょう。開店サポートサービスには以下2つのコースがあります。
コースの種類 | 内容 |
---|---|
設定代行・部分カスタマイズコース | 最初の設定・引っ越し作業の代行など部分的なサポートを依頼できる。料金は8,000円~ |
デザインフルカスタマイズコース | デザインも含めた全ての設定を任せられる。料金は30万円~ |
ECサイトの移行に時間をかけられない場合などにも有効です。状況に合わせて活用してください。
ここまでカラーミーショップとBASEの概要や違いについて紹介しました。どちらも無料プランのあるECサイトです。しかし、手数料や独自機能などの違いがあるため、自社に合うサービスの選択が大切です。
また、カラーミーショップへの移行は手順を踏めば難しい作業ではありませんが、サービスに合うデザインなど、細部までこだわると時間がかかります。ただし、移行や出店をサポートしてくれるサービスもあるため、社内リソースが割けない場合でも、安心して進められます。状況に合わせて、積極的に活用していきましょう。