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ココナラの手数料は?支払方法や計算方法、他社サービスとの比較を解説!

鈴原 千景

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鈴原 千景

ココナラの手数料は?支払方法や計算方法、他社サービスとの比較を解説!

「ココナラの手数料は高いと聞いたけれど、どれくらいなの?」
「購入者側にも手数料の負担はある?」

サービスの依頼を検討してココナラを利用する際にこのような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

ココナラは知識、経験、スキルを売買できるマーケットサービスです。個人による出品が多いものの、企業に匹敵するレベルのスキルが揃っており、比較的スピーディーかつリーズナブルに依頼できる点がメリットです。しかし「ココナラの出品サービスは安価だが、手数料が高い」という声も少なくありません。

本記事では、下記の項目について解説します。

  • ココナラの手数料
  • 他のクラウドソーシングの手数料
  • ココナラの手数料が高い4つの理由

ココナラでの依頼を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ココナラの手数料

過去のココナラでは、出品者のみが税込27.5%の手数料を負担する仕組みとなっていましたが、2021年に手数料の規定が一部改定され、現在は出品者と購入者の双方とも支払う仕組に変更されました

はじめに、改定後のココナラの手数料について解説します。

手数料は5.5%

ココナラの手数料は、出品者と購入者の両方が負担する仕組みです。出品者は一律税込22%、購入者は税込5.5%の手数料を支払う必要があります。出品者は過去の27.5%に比べ5.5%軽減され、その分の負担を購入者側が行うようになりました。

ココナラはサービス手数料のみとなっており、その他の手数料は一切かかりません。また、電話相談サービスの購入とココナラコインの購入は手数料の対象外となります。

手数料の支払方法

手数料は基本的に支払い1回ごとの合計金額に対して発生します。例えば、10,000円のサービスを購入するケースでは購入時に550円の手数料が発生するため、合計金額は10,550円です。出品者側は報酬を受け取る際、10,000円から手数料22%が差し引かれます。

有料オプションやおひねりの手数料

サービス料金そのものだけでなく、有料オプションとおひねり(追加支払い)においても手数料が発生します。サービスと有料オプションを同時に購入する場合は、オプションの単価ごとに手数料がかかる点に注意しましょう。

次の表のように、購入方法によっては数円程度の差額が発生する場合があります。

ケースA ケースB
サービス料金 20,000円 20,000円
有料オプション 1,000円 500円×2回
サービス手数料+オプション手数料 1,100円+55円 1,100円+28円×2回
合計 22,155円 22,156円

また、おひねりの手数料と有料オプションの手数料は別途料金です。おひねりの決済可能範囲は100円から99,999円までと幅広く、事前に合計金額を自力で見積もる必要があります。小数点以下の金額が生じた際は、小数点第一位を四捨五入して計算しましょう。

手数料において気を付けたい点

ココナラの手数料に関する注意点は次のとおりです。

  • サービス手数料、クーポン割引額、おひねりはココナラポイントの付与対象外
  • ココナラコインの購入に手数料はかからないが、ココナラコインの価格帯には手数料分が含まれている
  • 決済完了後にキャンセルとなった場合は手数料も返金される

ココナラポイントは、購入したサービスと有料オプションの支払額のみに付与されます。サービス手数料やクーポンの利用割引分、おひねりの支払額には付与されません。

また、手数料の改定後、ココナラコインでの購入・支払い時における利便性を考慮し、ココナラコイン価格帯についても見直されました。購入できる価格帯が、サービス手数料を加味した価格に変更されています。端数を考え複数回に分けて購入するような手間がかからないため、有料オプションやおひねりの購入に便利な決済方法の1つです。

ランサーズの手数料と比較

ランサーズとは、国内最大級のクラウドソーシングサービスです。ここでは、ランサーズの手数料とココナラの手数料を比較してみましょう。

ランサーズの基本概要

ランサーズは、2008年に日本で初めて創設されたクラウドソーシングサービスです。依頼可能な仕事は350種類以上に及びます。ランサーズ導入企業は40万社を突破し、KDDIやYahoo!JAPANなどの有名企業も名を連ねています

ランサーズでは案件を掲載しフリーランスを募集するだけではなく、ココナラのようにスキル・経験のパッケージから選定することも可能です。また、出品者側には「認定ランサー」制度が設けられており、質の高いワーカーを簡単に見つけられます。認定ランサーとは返信の速さやクライアント評価、仕事完了率などが優れているワーカーのみ与えられる称号です。

さらに、外注初心者向けのコンテンツとして「ご依頼ガイド」、ノウハウや相場を掲載しているメディア「発注者向けノウハウ」なども提供しています。また、発注に関する専任のアドバイザーが所属しており、電話やチャットでの相談も可能です。ランサーズ運営の手厚いサポートにより、外注経験のない方でも安心して導入できる点も魅力といえるでしょう。

ランサーズの手数料

ランサーズのシステム手数料は5%〜20%となり、出品者の獲得報酬額のみに発生します。購入者側の購入(契約)金額に対しては、サービス利用手数料は一切発生しませんそのため、手数料の点ではココナラよりも安いといえます。

出品者側のシステム手数料は報酬額の範囲によって分かれており、依頼形式のいずれにおいても一律で計算されます。計算方法は次のとおりです。

  • 20万円以上…5%
  • 10万円以上20万円以下…10%
  • 10万円以下…20%

例えば、契約金額が税込275,000円の場合、200,000円と75,000円に分けて計算します。したがって発生する手数料は33,750円、手取り報酬額は241,250円となります。

クラウドワークスの手数料と比較

次は、クラウドワークスの手数料とココナラの手数料を比較してみましょう。ランサーズと同じ割合ではあるものの、計算方法が異なります。

クラウドワークスの基本概要

クラウドワークスは、導入企業数78万社以上を誇る大手ワークマッチングサービスです。有名企業だけではなく、経産省や埼玉県庁などの官公庁も利用しています。

システム面はランサーズと似ている面が多いものの、ユーザー規模はクラウドワークスが群を抜いています。

ココナラ クラウドワークス
総案件数(出品数) 68万件以上 約38万件
登録者数 190万人以上 480万人以上

※2022年11月現在の公式情報参考

総案件数・登録者数ともに大規模であるため、掲載した案件への応募が集まりやすい点が特徴です。Excelデータ入力のような人手を増やすべき軽作業、アンケートや写真撮影などの不特定多数に依頼したい案件に向いています。

ワーカーを探してスカウトする場合、ココナラと同様に受注実績や評価、得意スキルなどの情報を一目で確認可能です。個人かつ初心者のワーカーが多数を占めているものの、プロクラウドワーカー制度やスキル検定も存在しています。そのため、単純作業からプロレベルの仕事に至るまでさまざまなサービスを依頼できるクラウドソーシングです。

クラウドワークスの手数料

クラウドワークスでは、ワーカーのみ5%~20%のシステム手数料が発生します。ランサーズと同様、発注者(クライアント)側の手数料は無料です。ワーカー側の受け取り報酬を考慮して発注する場合、計算ツール等がないため自力で計算しなければなりません。

手数料はランサーズと同じ割合です。しかし、クラウドワークスの場合はタスク形式の案件のみ一律20%となり、その他の依頼形式ではランサーズと同じ計算方法が用いられています。

スキルクラウドの手数料と比較

近年発足した類似サービスとして、スキルクラウドもあげられます。スキルクラウドとココナラの手数料についても比較してみましょう。

スキルクラウドの基本概要

スキルクラウドとは、オンライン・オフラインを問わず個人のスキルやノウハウを売買できるクラウドソーシングサービスです。2018年に創設された比較的新しいサービスであり、HP作成や軽作業代行などのビジネススキルも出品されています。

ココナラとの違いは、オンラインで完結するサービスだけではなく、対面型サービスの出品・購入も可能としている点です。コンサルティングやカウンセリングなどを対面で申し込みたいと考えている方に向いています。また、ボイストレーニングのような教室型の出品も存在する点が大きな特徴です。

購入後にサービスを追加購入する必要が出てきた場合、投げ銭機能が活用できます。支払方法は限られており、クレジットカード決済のみです。

スキルクラウドの手数料

スキルクラウドについても、出品者側で1品ごとの売上額に一律20%の手数料が発生します。購入者側における手数料の支払いは不要です。

出品価格および手数料にかかる消費税はスキルクラウド負担となります。そのため、出品者目線の手数料においてもココナラより安いといえます。

ココナラの手数料が高い4つの理由

ココナラの手数料は、他のクラウドソーシングサービスと比較しても決して安くはありません。しかし、ココナラの手数料の使い道は非公開となっています。

ここでは、ココナラの手数料の高さについて考えられる理由を4つ解説します。

広告・宣伝に力を入れている

「得意を売り買い、ココナラ」というフレーズを耳にしたことのある方は多いでしょう。ココナラではテレビ・YouTube広告、Webサイト上のリターゲティング広告などに注力しています。ココナラの会員数が類似サービスの中でも突出している理由の1つです。

広告・宣伝の大きなメリットは集客効果にあります。購入者側視点ではあまり恩恵を実感できないかもしれませんが、ユーザー数の増加に伴い出品されるスキルの幅が広がるため、ココナラ全体のサービス品質の向上に一役買っています。

テレビ広告におけるCM1本あたりの料金相場は70万~90万円、リターゲティング広告の相場は月間20万~50万円と高いコストがかかるため、ココナラのサービス手数料の一部は広告・宣伝費に役立てられていると想定できるでしょう。

安心できる決済システムを導入している

ココナラにはサービスの購入後、運営側が一時的に代金を預かる仮払いシステムがあります。取引完了後に出品者へ代金が支払われるシステムの導入により、未払いや詐欺のようなトラブル発生を防止することが可能です。

万が一サービス購入より48時間以内に出品者から連絡が来なかった場合は、自動でキャンセルされます。出品者とメッセージのやり取りをしていたものの連絡が途絶えた場合も、キャンセルリクエスト送信後24時間以内に返信が来なければ、キャンセル処理となり購入代金が返金されるため安心です。

セキュリティ性の高い決済システムを導入する際には、初期費用に加え月額単位でのコストが発生します。個人間の取引が多くなるスキルシェアサービスにおいて、決済システムはもっともコストをかけるべき部分といっても過言ではありません。したがって、ココナラの手数料は決済システムの維持費にも充てられているでしょう。

質の良い出品者を見つけやすい

ココナラの手数料は、質の良い出品者と購入者を繋ぐための仲介手数料と捉えることもできます。出品者がプラットフォーム上で積み上げた実績・評価を一目で確認できるUIなど、購入者目線においても親切設計となっている点が利用者から好評を得ています。

例えば、個人に対して依頼する際、実績豊富で高い評価を得ている人材を選びたい方は多いでしょう。しかし、直接依頼する場合クラウドソーシングよりも相性の良い人材とマッチングできる可能性は低いといえます。ポートフォリオや顧客評価などはワーカーの手によって編集されたものであり、購入者側から見れば100%信頼できる情報とはいえないからです。

一方、ココナラでは外部の取引が禁止されています。すなわち、ココナラに掲載されている出品者の評価やポートフォリオは、全てココナラ上で実際に発生した取引のみとなり、外部から変えることはできません。そのため、信頼のおける出品者を探し出せる点は、高い手数料にも見合っているといえるでしょう。

カスタマーサポートが充実している

ココナラは365日運営しており、サポート体制が充実しています。専任スタッフが24時間体制で常時チェックを行っているため、規約違反や悪質ユーザーをすぐに発見できる体制です。カスタマーセンターへの問い合わせはフォームからのみ受け付けており、2日以内に返信されます。

手数料は株式会社ココナラの収益の一部となっているため、社員の給与に充てられている可能性も十分に有り得ます。利用者の手数料負担により、ココナラの良質な運営・サポート体制を維持していることは間違いないでしょう。

まとめ

本記事では、

ココナラの手数料
類似サービスとの手数料比較
ココナラの手数料が高い4つの理由

などについて解説しました。ココナラの高い手数料には、広告・宣伝への注力がもっとも影響していると想定されます。他にも高セキュリティの決済システムや意見のブラッシュアップなど、コストのかかる分野はさまざまです。

創業より10周年を迎えるココナラには、リリース当初から出品し続けているようなプロレベルの出品者もたくさん存在しています。良質な出品者とマッチングできる点、サービス品質の良さなどを考慮すれば、高いといわれるココナラの手数料にもうなずけるのではないでしょうか。

この記事を書いたライター

鈴原 千景

鈴原 千景

6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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この記事を監修した人

藤澤 尚也

藤澤 尚也

JetB株式会社メディア事業部SV。前職の大手IT企業の同僚から誘いを受け2018年に入社。営業部に2年半、制作部に2年在籍し、マーケティングやサイト制作の実績と経験を積んだ後、幅広い知識を活かすために優良WEBに参画。ベースとラーメン二郎をこよなく愛する。

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