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メールで相談する「売上を上げているECサイトってどんなもの?」
「色んな構築方法で作られたECサイトの事例を比較したい」
「自分と同じ業界のECサイトの事例が知りたい」
優れたECサイトを参考に、ECサイト構築を進めたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
本記事では、
をご紹介します。今回取り上げる事例を参考に、使えそうなポイントを見つけて自社のECに取り入れてみてください。
ECサイトの売上は、訪問数×CV(購入)率×客単価で算出されます。この方程式からわかるように、どれかが伸びれば売上は向上するということです。
事例の紹介に入る前に、ECサイトを成功へと導く3つのポイントを一緒に見ていきましょう。
ECサイトを多くの人に知ってもらい、訪問数を増やすことが、購入数の増加につながります。訪問数を増やす施策として、以下のようなものが挙げられます。
・SNS
・Web広告
・SEO
・メディア化
特にメディア化は、ECサイトが「EC」と「情報発信メディア」という2つの役割を持つことになるので、購入機会やリピーターを増やすことにもつながります。
CV率(コンバージョン率)は、ECサイトに訪れたユーザーの中で、コンバージョン(購入や会員登録など)に至った割合を示す指標です。
CV率を高める施策として効果的だといわれているのが、「購入までのストーリーづくり」です。ただ単に商品を紹介するだけでなく、購入に至るまでのストーリーを設計しておくことで全体の施策に一貫性が生まれます。
また、最近では決済手段の多様化が進んでいる背景もあり、決済方法の手段を充実させることもCV率の改善につながるでしょう。
リピーターを増やすことで、売上の向上につながるのはもちろんですが、安定したサイト運営が可能となります。「売上の約8割はリピーターが生み出してくれる」ともいわれており、リピーターは1回の購入品数が増える傾向にあります。
「どうせならまとめ買いしておこう」「せっかくなら送料が無料になる金額まで買おう」という心理が働きやすくなり、客単価のアップにもつながるため、リピーターのフォローは欠かせないでしょう。
リピート率向上を狙った施策には、以下のようなものがあります。
・誕生日に割引クーポンを配信
・次回使えるクーポン
・アプリ
・メルマガ
ここでは、上記でご紹介したポイントを意識していることがわかる、ECサイトの事例を3つご紹介します。
出典:北欧、暮らしの道具店
北欧、暮らしの道具店は、雑貨や食器など、暮らしに関わるアイテムの販売を行っているECサイトです。メディアECの成功例としてもよく取り上げられています。
コンテンツマーケティングに力を入れており、「ニット 洗濯」や「メイクブラシ 洗い方」などのキーワードがGoogle検索で上位にあがっています。このことからわかるように、こちらのECサイトは「集客」に注力しているようです。
北欧、暮らしの道具店のECサイトには、ユーザーにとって有益な情報を提供し、「読み物」から流入したユーザーを購入に促すというストーリー設計がなされています。
こちらは、コスメ・化粧品・美容の総合情報サイト「アットコスメ」が運営するECサイト「@cosme SHOPPING」です。アットコスメの商品ページから@cosme SHOPPINGに飛べるようになっており、見込み客を購入につなげるための導線が用意されています。
また、クチコミはECサイトからも見ることができ、商品の特徴やおすすめの肌質、購入ユーザーの年齢や肌質、クチコミを購入前に確認できます。総合情報サイトでECサイトへの流入(集客)を増やし、クチコミによって信頼性を提供することでコンバージョンにつながる確率を高めているようです。
Mr.CHEESECAKEは、販売開始と同時に数分で完売することもあるくらい人気のチーズケーキです。こちらのECサイトは、メルマガを使って購入意欲のある顧客の囲い込みをしています。
そもそも入手困難なので、購入するためには販売開始の通知が届くメルマガへの登録は必須といえるでしょう。そして、退会しない限りメルマガは届くので、購入できなかったユーザーにアプローチできるだけでなく、購入経験のある顧客にも再購入を促すことが可能となっています。
キャンペーンを行う目的として『知名度の向上』『客単価のアップ』『ユーザーの囲い込み』の3つが挙げられます。目的を達成するための方法として、多くのECサイトが行っている施策が以下の3つです。
送料無料ECサイトで一定金額以上の商品を購入する際、送料が無料になるキャンペーンです。送料無料にすることで、今すぐ必要ではないものでも「ついで買い」してもらえたり、「まとめ買い」をしてもらえたりします。そのため、客単価の向上が期待できます。
セール
セールはユーザーに「お得感」を与えます。セールは、短期的な利益は少なくなってしまいますが、新規顧客の獲得や、既存顧客のリピート買いに効果的です。
クーポン
自社ECで利用可能なクーポンを配布するキャンペーンです。クーポンには有効期限があることが多く、ユーザーは「期間内に使わなければもったいない」という気持ちになり、購入に対するハードルが低くなります。
LILY BROWNのECサイトでは、「公式LINEお友達登録で1,000円クーポンの配布」と、「30%OFFのSPECIAL SALE」を行っています。(執筆時点)
ファンの育成と新規顧客の獲得・既存顧客のリピート買い、まとめ買いを目的として実施しているようです。
出典:H&M
H&MのECサイトでは、お買い上げ金額に応じたセールを行っています。
このキャンペーン施策は、客単価のアップを目的として実施しているようです。
ここでは、構築方法別にECサイトの事例を紹介します。
出典:COHINA STORE
こちらは、155cm以下の女性向けのアパレル商品を販売している「COHINA」のECサイトです。Shopifyの「ウィッシュリスト」と呼ばれる、ユーザーが気になる商品をリストでまとめておける機能を実装しており、ユーザーのリテンションや購入コンバージョンの促進に活かしています。
出典:サンクワシカカンパニー
こちらは、ジビエの「鹿肉」を扱っている「サンクワシカカンパニー」のECサイトです。コーポレートサイトをWordPress、ECの部分はWooCommerceを使って構築しています。
同じドメイン上に作成することでスムーズな遷移が可能となり、サイト全体のブランディングを維持しています。
出典:e物置
こちらは、物置の販売、設置の施工を取り扱う「e物置」のECサイトです。見込み顧客の獲得とサイトの運用負荷を軽減することを目的としたサイトリニューアルの際、Movable Typeが使われました。
サイトリニューアル後は、専門知識がなくてもExcelファイルからコンテンツの更新が行えるようになったため、マーケティングのPDCAサイクルを素早く回し、より集客に注力できるようになったそうです。
こちらは、インフルエンサーの「ゆうこす」がプロデュースするスキンケアブランド「youange」のECサイトです。プロデューサーの雰囲気と商品のコンセプトに合う、ベビーピンクを基調としたデザインになっています。
有名人が展開するブランドは有料サービスを使って構築するのが一般的でしたが、youangeではBASEを用いてECを展開しています。サイトにアクセスしてみると、youangeのファビゴンはBASEのものだとわかります。その一方でドメインは「shop.youange.com」なので、独自ドメインを使用しているようです。
出典:WCJ
こちらは、タレントの若槻千夏さんのアパレルブランド「WCJ」のECサイトです。トップページで商品名と価格、在庫状況、入荷時期が一目でわかるようになっています。
ブランディングよりも、購入のためのユーザビリティを重視しているサイトといえるでしょう。ドメインが「wcjofficial.stores.jp」で”stores”と入っていることから、フリープランで運営を行っているようです。
出典:北欧の森
こちらは、ロフト・はしごの販売を行っている「北欧の森」のECサイトです。makeshopには標準で「BtoB、会員制ショップ機能」が搭載されており、会員グループの設定ができます。
北欧の森でもこの機能が使われており、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」でランク分けされているため、ユーザーは会員ランクに応じた割引サービスを受けられるようになっています。
出典:ONTOMO Shop
こちらはオーディオと音楽の限定品・セレクト品の販売を行っている「ONTOMO Shop」のECサイトです。「Amazon Pay」の導入により売上を大きく伸ばし、カラーミーショップ大賞2020では「Amazon Pay賞」に選ばれました。
また、カラーミーショップではダウンロードコンテンツの販売が可能なため、デジタルコンテンツの販売でも売上を作ることに成功したそうです。
出典:Ninjaya.com
こちらは、雑貨の輸入販売を行っている越境ECサイト「Ninjaya.com」です。Magentoの豊富なエクステンションを活用することで、海外向けの伝票作成業務や、発注業務の自動化が実現しました。
Magentoにデフォルトで備わっている機能を用いることで、SEO施策のための外注費を抑えることも可能になったそうです。
こんな人におすすめ
すぐにECサイトを構築したい人…BASE、STORES
手軽にECサイトを構築したい人…Shopify、カラーミーショップ、makeshop
自社オリジナルのECサイトを構築したい人(オープンソース)…WordPress、Magento、Movable Type
ここでは、業界別にECサイトの事例をご紹介します。
出典:UNIQLO
こちらは「UNIQLO」のECサイトです。トップページでは「キャッチコピー」を用いて商品の魅力を伝えており、ブランディングを意識していることがうかがえます。
ネットショップだと実際の商品を手に取れないため、サイズや素材は手元に届くまでわかりません。そんな悩みを解消する方法として、「レビュー」が採用されています。
UNIQLOの商品ページで確認できるレビューには、投稿したユーザーの年齢、身長、体重、足のサイズも表示されているので、商品を選ぶ貴重な判断材料になります。レビューがあることによって、コンバージョン率の向上はもちろん、リピート率の向上も期待できるでしょう。
出典:AWESOME STORE
こちらは、雑貨の販売を行っている「AWESOME STORE」のECサイトです。商品一覧ページから在庫の有無が一目でわかるようになっており、商品ページに遷移することなく商品をカートインできる仕組みになっています。
効率よくカートインできる仕組みによって、ユーザーが購入の際に感じていた煩わしさが解消できたため、ユーザビリティ・顧客満足度の向上にもつながっているそうです。
出典:メゾン・ド・フルージュ
こちらは、苺ジャムの販売を行っている「メゾン・ド・フルージュ」のECサイトです。メゾン・ド・フルージュのECで取り扱っているのは苺ジャムのみとなっています。一見同じに見えてしまうので、各商品の特徴や違いがわからなければ、自分好みのジャムを選ぶことは難しいでしょう。
そんな中、メゾン・ド・フルージュのECサイトは上の画像のように、商品画像にカーソルを合わせると苺の情報がわかるようになっています。トップページで商品名と価格がわかることも、訪問したユーザーをスムーズに購入へとつなげるための工夫だといえるでしょう。
出典:Agri&Beauty
こちらは、化粧品や健康食品の販売を行っている「Agri&Beauty」のECサイトです。スキンケア系の商品は、肌に合う合わないがあるので、「ネットで購入することに対して抵抗を感じる」という消費者の想いを汲み取り、Agri&Beautyでは「シリーズ」と「価格」だけでなく、「パーツ」や「お悩み」からも商品を探せるようになっています。
自分に合った商品をスムーズに探せるサイト設計にすることで、コンバージョンへと誘導しているようです。
本記事では、「ECサイト成功のためのポイント」「構築方法」「業界別」の切り口でECサイトの事例を17選ご紹介しました。
「集客力」「コンバージョン率」「リピート率」を高めることが、結果としてECサイトの売上向上につながっていきます。これらのポイントを意識したECサイトを作っていきましょう。
ECサイトで抱えている課題や、不安要素を洗い出し、今回取り上げた事例の中で使えそうなポイントを自社ECに取り入れてみてください。