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【採用サイトの作り方】設計のポイントや制作会社の選び方を丁寧に解説

マユ

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マユ

採用サイトの作り方|設計のポイントや制作会社の選び方を丁寧に解説

採用サイトは、求職者に必要な情報や企業の魅力を発信する、採用活動に特化したWebサイトです。効果的な採用サイトを制作できれば、企業が求める人材からの応募を増やせるなどのメリットがあるため、採用活動をスムーズに進められます

しかし、具体的な作り方や費用がわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、採用サイトについて以下5つの項目に絞って解説していきます。

  • 採用サイトの役割
  • 採用サイトの作り方
  • 採用サイトの費用相場
  • 制作会社の選び方
  • 採用サイト設計のポイント

    採用サイトの制作を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

    採用サイトの制作を検討している方は以下の記事もご確認ください。

    【厳選25社】採用サイト制作が得意なホームページ制作会社をご紹介

    採用サイトの役割

    採用サイトの役割には以下3つが挙げられます。

    • ミスマッチを減らす
    • 採用コストを抑える
    • 採用ブランディングを図る

      1つずつくわしく解説していきます。

      ミスマッチを減らす

      企業が求める人材を採用するためには、企業理念やビジョン、社風などを求職者に理解してもらい、実際に働く姿を具体的に想像してもらうことが大切です。企業に対しての理解が不足したまま入社するとミスマッチが生じ、後々「こんなはずではなかった・・・」と早期離職を招く恐れがあります。

      ポータルサイトや雑誌などの求人媒体は、ある程度レイアウトが決まっており、文字数にも制限があるなど、限られた枠の中でしか情報発信ができません。

      一方、採用サイトなら文字数や表現方法に制限がないため、自由に企業の魅力を発信できます。動画や社員インタビューなどでリアルな職場の雰囲気を伝えることも可能です。

      採用サイトのコンテンツを充実させれば、入社前の情報不足を解消し、ミスマッチを減らす効果が期待できるでしょう。

      採用コストを抑える

      一般的に採用サイトの運用費は求人媒体の掲載料よりも安いため、軌道に乗れば低コストで採用活動ができます。また、企業にマッチした人材が集まりやすくなるため、選考離脱・内定辞退なども起こりにくいです。面接コストの低減や採用業務の効率化にもつながるため、長い目で見れば採用コストを抑えられます。

      ただし、採用サイトを認知してもらうためには求人媒体などと併用する必要があり、短期的にはコストが増加する点に注意が必要です。採用サイトの公開後すぐに求人媒体への掲載を停止すると、流入経路が絶たれてしまいます。中長期的に運用し、採用サイトによる採用率が向上すれば、求人媒体への掲載料を抑えていけるでしょう。

      採用ブランディングを図る

      採用ブランディングとは、採用活動において自社のブランド力を強化していくことです。自社の魅力を戦略的に発信し、求職者に「この企業で働きたい」「憧れの職場だ」と認識させるのです。

      求職者は、基本的に複数の企業と比較してから応募に進みます。そのため、良い人材を獲得するためには他社にはない魅力や強みを明確化して情報発信することが欠かせません。

      また、応募者は面接以降のフェーズでも、採用サイトをチェックすることがあります。他社にはない魅力があることが伝われば、複数内定をもらった求職者から選ばれる可能性も高まるでしょう。

      このように採用ブランディングに成功すれば、他社との差別化を図り、自社とマッチした人材を獲得しやすくなるなどの効果が期待できます。激化する採用競争に打ち勝つための有効な手段となるでしょう。

      採用サイトの作り方

      ここでは、採用サイトの作り方を以下のステップに沿って解説していきます。

      1. 目的を設定する
      2. ペルソナを設定する
      3. 掲載するコンテンツを決める
      4. サイトマップを作る
      5. サイトデザインを決める
      6. 制作する

        目的を設定する

        ブレのない採用サイトを作るためには、目的を明確にすることが大切です。予め目的を決めておけば方向性が定まり、最適なコンテンツやデザインを考えやすくなります

        自社の採用課題を洗い出し、最もボトルネックになっている要素を見極めて目的を設定してください。

        採用課題の例

        • 応募が少ない
        • 内定辞退が多い
        • 求める人材が見つからない
        • 採用コストがかかる
        • 早期退職が多い など

        ペルソナを設定する

        採用活動においてのペルソナとは「採用したい人物像」のことです。ペルソナを設定すれば、どんな人に向けて情報発信するのかが明確になるため、求職者の興味を惹くコンテンツやメッセージを打ち出しやすくなります。

        また、社内で採用したい人物像を共有するのにも役立ちます。採用基準が明確になり、面接官によって評価にばらつきが出るのを防ぐことも可能です。

        ペルソナは「リーダーシップがある」「コミュニケーション能力が高い」などのような抽象的な要素だけではなく、以下の属性も含めて詳細に設定しましょう。

        ペルソナ設定における属性

        • 年齢
        • 性別
        • 年収
        • 家族構成
        • 資格・経験
        • 人柄・価値観 など

        掲載するコンテンツを決める

        次に、どのような情報を掲載するのかを精査します。求職者が採用サイトを見た際、知りたい内容が載っていなければ、応募に踏み切れません。応募を後押しできるようなコンテンツを掲載するには「求職者が知りたい情報」と「他社にはない自社の魅力」の2つの情報を充実させることが大切です。

        多くの求職者が必要としているのは、実際に働く姿が思い浮かぶようなコンテンツです。業務内容や募集要項などの基本情報を載せるのはもちろん、採用サイトでしか伝えられない情報を盛り込みましょう。「社員の一日のスケジュール」や「社内制度を利用した社員の声」のように具体的な情報を載せると伝わりやすくなります。

        さらに、競合と似通ったコンテンツだけでは求職者の印象に残りにくくなってしまうため、独自性のある情報を載せることも欠かせません。他社にはない自社ならではの魅力を伝え、差別化を図りましょう。

        採用サイトに必要なコンテンツについて、くわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

        採用サイトに必要なコンテンツとは?│他社との差別化を図る4つのアイデアや成功事例も紹介

        サイトマップを作る

        採用サイトのサイトマップの一例

        サイトマップとはWebサイトの全体像を表した構造図のことです。サイトの全体像が把握しやすくなるため、ページの過不足を確認できる、認識の齟齬を防げるなどのメリットがあります。

        ページ数が多すぎると必要な情報が見つかりにくい採用サイトなってしまいます。サイトマップはシンプルに仕上げ、1ページごとの情報量を充実させてください。

        サイトマップの作り方

        1. 必要なページを書き出す
        2. カテゴリーごとに分類する
        3. 階層を整理する

        先のステップで決めたコンテンツをもとに、必要なページを全て書き出します。関連性のあるページをグループ分けして、ページの階層を決めたらサイトマップの完成です。

        サイトデザインを決める

        ペルソナの好みや企業イメージを踏まえてデザインを決めます。低品質な画像を使用するとユーザーに古い印象を与えてしまいます。できるだけ高品質な写真やオリジナルの画像を使用するのが望ましいです。

        また、見た目の美しさだけにこだわって利便性が損なわれてしまうと、ユーザーがページから離れてしまう可能性があります。わかりやすいナビゲーション、見やすい位置に設置されたエントリーボタンなど、ユーザーの使い心地も考えながらデザインすることが大切です。

        デザインのアイデアを膨らませるには「SANKOU!」や「MUUUUU.ORG」などのギャラリーサイトを活用し、他社の採用サイトを参考にすると良いでしょう。

        他者の採用サイト事例やデザインで押さえるべきポイントを、よりくわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

        採用サイトの参考デザイン21選を一覧で紹介│トレンドや制作のポイントも丁寧に解説

        制作する

        ここまでのステップを終えたら実際に制作していきます。制作手段は、自社で制作するか、制作会社に依頼するかの2パターンがあります。

        自社で制作する

        自社で制作するとコストを抑えられます。「エンゲージ」や「Airワーク 採用管理」などの採用サイト作成ツールを活用すれば、サイト制作に関する専門知識がなくても作成できます。初めから高額な費用をかけるのが心配な場合にもおすすめです。

        ただし低コストや手軽さといったメリットがある一方、独自性を出しにくい、機能に制限があるなどのデメリットもあります。本格的な採用サイトを目指すなら、制作会社に任せることも検討しましょう。

        制作会社に依頼する

        外注すると費用はかかりますが、プロの手によって独自性の高い採用サイトを制作できます。コンテンツ作成やコンサルティングまで任せられる場合もあり、採用力強化の強い味方となってくれるでしょう。

        注意したいのは、制作会社に丸投げしてはいけないということです。これまでに解説した作り方を実践して具体的なサイトイメージを固め、制作会社と綿密に打ち合わせをしながら作業を進めてもらうことが大切です。

        採用サイト制作の費用相場

        ここでは採用サイト制作の費用相場について、自社で制作する場合と外注する場合の2つに分けてご紹介します。

        自社で制作する場合

        採用サイト作成ツールを活用して自社で制作すれば、10万円以下に抑えられます。デザインはテンプレートを活用するため、素材を用意しておけば1週間〜1ヶ月程度の短い期間で作成可能です。

        初期費用だけでなく月額利用料まで確認し、総額でどのくらいかかるのかを想定してから契約しましょう。

        制作会社へ依頼する場合

        外注する場合の費用は10〜150万円が相場です。ここでは、以下3つの相場に分けてそれぞれの特徴をご紹介します。

        10~50万円 50~150万円 150万円以上
        ページ数 10ページ前後 15~20ページ前後 20ページ以上
        デザイン ・テンプレート
        ・部分的にオリジナルデザインを反映
        ・オリジナルデザイン ・オリジナルデザイン
        コンテンツ ・最低限のコンテンツ ・オリジナルコンテンツ ・オリジナルコンテンツ
        ・動画等のリッチコンテンツ
        ・応募者管理システム など
        制作期間 2週間〜2ヶ月 1〜2ヶ月 3ヶ月

        10~50万円

        費用を抑えて最低限のコンテンツを揃えた採用サイトを制作したい場合は、10〜50万円程度の予算を確保しておきましょう。基本的にはテンプレートに沿って制作することが多いのですが、依頼先によっては部分的にオリジナルのデザインを作成することも可能です。

        素材や原稿の用意など自社で行う工程が多いため、ある程度自社のリソースを確保しておく必要があります。依頼範囲やページ数によって変動しますが、制作期間は2週間〜2ヶ月程度かかります。

        50~150万円

        50〜150万円なら、デザインやコンテンツにこだわった独自性の高い採用サイトを制作可能です。原稿や素材の用意、取材・撮影まで制作会社に任せられますが、依頼内容によって費用は大きく変動します。インタビュー記事のような手間のかかるようなコンテンツは、高額になる傾向があります。

        制作期間は1〜2ヶ月程度です。コンテンツを充実させ、他社との差別化を図れるような採用サイトを作りたい場合は、このくらいの予算を想定しておくと良いでしょう。

        150万円以上

        本格的に採用力を強化したいなら、150万円以上を想定しておきましょう。この価格帯では、オーダーメイドで自由なデザインの採用サイトが作れます。コンセプトムービーやチャットボットの導入など、革新的なコンテンツを追加することも可能です。高機能な分、制作期間は3ヶ月前後と長期にわたるため、スケジュールに余裕を持って依頼しましょう。

        制作の全工程を任せられるだけでなく、企業が抱える採用課題を解決するための戦略立案・実行など、コンサルティングまで受けられる場合もあります。

        採用サイトの制作会社の選び方

        外注する際は、以下2つのポイントを押さえて制作会社を選びましょう。

        • 制作実績を確認する
        • 対応範囲を確認する

          それぞれくわしく解説します。

          制作実績を確認する

          Webサイトにはコーポレートサイトやランディングページなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴や必要なコンテンツが異なります。そのため、制作会社を選ぶ際は「採用サイトの実績があるかどうか」を確認してください。実績が豊富な制作会社には、採用活動に関わる知識やノウハウが蓄積されているため、効果的な採用サイトの制作が期待できます。

          また、自社と同じ業界の実績があるかどうかも重要なポイントです。同じ業界の実績が豊富なら、業界の特性を理解した上で制作してもらえるためスムーズに作業が進みます。

          クライアントの都合でHP上に制作実績を公開していない場合もあるため、気になる制作会社には直接問い合わせてみましょう。

          対応範囲を確認する

          依頼したい作業に対応してもらえるのかを必ず確認しましょう。そのためには、採用サイト制作の流れをしっかりと理解し、必要なコンテンツや外注すべき作業を明確化しておくことが大切です。

          動画を取り入れたいなら動画制作、社員インタビューを載せるなら取材・撮影に対応した制作会社を選ばなくてはいけません。部分的に別の制作会社に依頼するという手もありますが、打ち合わせの回数や手間が増えてしまいます。一社で完結できれば、手間なくスムーズに制作が進められるでしょう。

          さらに、アフターサポートの有無の確認も欠かせません。運用中のバグやエラーなどのトラブルに慌てないためには、納品後のサポートでどこまで対応してもらえるのかも確認しておくと安心です。特にノウハウのない企業の場合は、自社で対処することが難しいため、アフターサポートが充実している制作会社を選ぶことをおすすめします。

          採用サイトを制作するときに押さえるべき5つのポイント

          ここでは、採用サイト制作で押さえるべき5つのポイントをご紹介します。

          • 利便性を意識する
          • 集客方法も検討する
          • ファーストビューにこだわる
          • 他サイトやSNSとの整合性を意識する
          • エントリーを増やすことだけに注力しない

            利便性を意識する

            使い勝手の悪いWebサイトだと、ユーザーはすぐにページから離れてしまいます。そのため、優秀な人材を逃さないように、利便性の向上も欠かせません。以下は、使いやすいWebサイトの共通点です。

            • 表示速度が早い
            • スマホでも閲覧しやすい
            • 入力フォームが使いやすい
            • 知りたい情報がすぐに見つかる
            • フォントや余白に気を配っていて読みやすい

            快適に情報収集ができる採用サイトなら、企業への理解を深められます。そして企業への興味関心が高まったところで、わかりやすいところに入力フォームやエントリーボタンがあれば、応募に導きやすくなります。求職者の視点になり、利便性の高い採用サイトを目指しましょう。

            集客方法も検討する

            どんなに充実した採用サイトを作っても、集客ができなければエントリーを増やせません。採用サイトを作る際は、どうやって求職者を集めるのかまで考えておく必要があります。

            公式SNSで発信する、コーポレートサイトに採用サイトのリンクを貼るなどすれば、費用をかけずに認知してもらう機会を増やせます。また、求人媒体と組み合わせて集客を図るのも1つの方法です。複数の流入経路を準備し、求人募集をしている企業であることを多くの人に周知しましょう。

            ファーストビューにこだわる

            ファーストビューとは、ユーザーがWebサイトを訪れた際に最初に目にする部分のことです。デザインによってはすぐに採用サイトから離れてしまうこともあり得ます。企業の第一印象を左右する重要な要素のため、クオリティには気を配らなくてはいけません。

            企業イメージを表現しつつ、ペルソナを惹きつけられるようなデザインが理想的です。さらに、ペルソナの心に刺さるキャッチコピーを打ち出せば、魅力的なファーストビューに仕上がります。動画を取り入れて興味を惹くのもおすすめです。

            ただし演出にこだわりすぎると、ページの表示速度が遅くなるため注意が必要です。不要なJavaScriptの削除や画像の圧縮などの対策を講じ、快適な表示速度を維持しましょう。

            他サイトやSNSとの整合性を意識する

            コーポレートサイトや求人媒体など、採用サイト以外のコンテンツと情報を統一させることも大切です。コンテンツによって違う情報が掲載されていると、求職者は何が正しい情報なのか判断できず、応募に踏み切れません。それだけでなく、企業の信頼性を損ねてしまう可能性もあります。

            採用サイトを公開・更新するときは、既存コンテンツの内容の見直しも忘れずに行いましょう。

            エントリーを増やすことだけに注力しない

            採用サイトの成功は、応募者数の増加ではなく「自社とマッチする人材からの応募を増やすこと」です。闇雲に人を集めても求める人材がいなければ、選考離脱や早期退職を招いてしまいます。結果的に、選考コストの増加や採用効率の低下につながってしまうでしょう。

            採用活動では、応募の数ではなく質にこだわることが大切です。ペルソナを明確化し、求める人材に効果的にアプローチできる採用サイトを目指してください。

            ポイントを押さえて、課題を解決できる採用サイトを制作しよう!

            採用サイトを適切に制作すれば、自社にマッチした人材が集まりやすくなるため、採用活動の効率化やミスマッチの低減に効果があります。

            制作する際は、予め目的とペルソナを明確化することが大切です。「何のために」「誰のために」伝えるのかが明らかになっていれば、最適なコンテンツやデザインを考えやすくなります。

            できるだけ低コストで簡易的な採用サイト制作に挑戦したい場合は、採用サイト作成ツールを活用すれば自社で制作することも可能です。ただし、ツールには機能やデザインの制限があるため、他社との差別化を図れるような採用サイトを作りたい場合は、制作会社に依頼することも視野に入れましょう。

            この記事を参考に採用サイトを制作し、採用力強化に注力してみてください。

            この記事を書いたライター

            マユ

            マユ

            IT企業で12年勤務。現在は2人の子を育てながらWebライターとして活動中。スイーツやインテリアなど、幅広いジャンルを執筆。読者に寄り添った、分かりやすく、丁寧な文章を心がけています。趣味はパン屋さん・ケーキ屋さん巡り。

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            この記事を監修した人

            藤澤 尚也

            藤澤 尚也

            JetB株式会社メディア事業部SV。前職の大手IT企業の同僚から誘いを受け2018年に入社。営業部に2年半、制作部に2年在籍し、マーケティングやサイト制作の実績と経験を積んだ後、幅広い知識を活かすために優良WEBに参画。ベースとラーメン二郎をこよなく愛する。

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