弁護士ホームページのかっこいいデザイン事例10選！制作のコツや効果も解説

「弁護士事務所のホームページを作りたいけれど、どんなデザインがいいのか分からない」
「ホームページを作ったところで、クライアントを本当に増やせるのか不安」

そう感じている弁護士の方は多いのではないでしょうか。

ホームページは、弁護士事務所の信頼性や専門性を伝える場となります。そのため訪れた人に「この弁護士に依頼しよう」と思わせるデザインや内容のものにしなくてはなりません。

そこで本記事では、弁護士事務所のホームページ制作を検討している方に向けて、参考になる10のデザイン事例をご紹介します。さらにホームページを持つことによる効果や、より多くの相談や依頼につなげるための制作のコツについても解説します。

信頼感を高め、集客や依頼を増やすためのホームページを作りたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

弁護士のホームページを制作する3つのメリット

弁護士がホームページを制作すると、下記のようなメリットがあります。

弁護士としての信頼性が高まる

ホームページを通じて、オンライン上で専門的な情報を発信できます。専門知識を発信することで事務所の専門性や実績を効果的にアピールし、訪問者に信頼感を与えられるのが魅力です。

また弁護士事務所の情報を正確に掲載しておくと、クライアントの安心感につながります。弁護士事務所が信頼されるためには、ホームページ制作がその第一歩となります。

地域の見込み顧客にアプローチでき、受任につながる

ホームページを持つと、地元住民に向けて効果的にアプローチできるのも魅力の1つです。地域に根ざした法律事務所として信頼性を高めることで、法律問題を抱える方からの相談や案件の増加が期待できます。

「この地域ならこの弁護士事務所」と認知されれば、結果的に受任につながる可能性が高まります。弁護士事務所は地域に密着した運営が必要不可欠です。

優秀な弁護士を採用しやすくなる

ホームページはクライアントだけでなく、求職者に対しても事務所の魅力を伝える場になります。事務所のビジョンや働く環境を明確に打ち出せるので、優秀な人材を集められるでしょう。

求職者に「ここで働きたい」と思わせるコンテンツを用意することで、優秀な弁護士の採用につながります。このようにホームページは弁護士事務所の発展にも役立つのです。

弁護士ホームページのかっこいいデザイン事例10選

続いて弁護士のホームページのかっこいいデザインを10点紹介します。特徴や魅力的なポイントを確認しながら好みのデザインを探してみてください。

シリウス法律事務所

出典：シリウス法律事務所

ファーストビューに弁護士の顔写真を配置することで、信頼感を高めているホームページです。ブルーを基調としたシンプルでスタイリッシュなデザインが、専門性と落ち着きを感じさせます。

さらにお問い合わせボタンが目立つよう、配色と配置が工夫されており、訪問者は迷うことなくスムーズに相談できます。信頼性と使いやすさを兼ね備えたデザインを目指す方は参考にしてみてください。

川口法律事務所

出典：川口法律事務所

ゴールドを使用した上質なデザインにより、事務所の信頼性と品格を際立たせたホームページです。さらに格式高い印象を与える明朝体のフォントが、信頼できる雰囲気を一層強調しています。

トップページに大きく配置された笑顔の弁護士の写真が、訪問者に安心感を与え親しみやすい印象を作っています。写真を使った高級感のあるデザインを目指す方は参考にしたいホームページです。

みつ葉法律事務所

出典：みつ葉法律事務所

女性らしいやわらかな色合いが特徴的なデザインで、全体に優しさと親しみやすさが感じられるホームページです。曲線を使ったレイアウトが温かみのある印象を与えています。

さらに女性弁護士の笑顔の写真がそのデザインと調和し、事務所のやわらかい雰囲気を強調しています。温かさを表現したホームページを制作したい女性弁護士にとって、非常に参考になるデザインです。

谷口総合法律事務所

出典：谷口総合法律事務所

街並みの写真がトップに配置された、地域密着型の弁護士事務所であることが一目で伝わるホームページです。さらにキャッチコピーに「京都」や「福井」といった地名を使用することで、地元に根付いた事務所であることが一層強調されています。

少しスクロールすると所属弁護士が顔写真付きで掲載されており、訪問者に信頼感を与えています。地域に密着した事務所であることを強調したい方は、参考にしてみてください。

愛知さくら法律事務所

出典：愛知さくら法律事務所

このホームページは、事務所の名称どおり桜をモチーフにしたデザインが特徴的です。全体に優しげで可愛らしいピンクとグリーンの配色が使われ、訪問者にやわらかく温かい印象を与えます。

信頼感を醸し出す明朝体フォントに加え、手書きフォントを効果的に使用することで、親しみやすさと信頼感のある雰囲気を両立しています。優しい配色を参考にしたい方はチェックしてみましょう。

神戸マリン綜合法律事務所

出典：神戸マリン綜合法律事務所

トップに配置された海の写真がさわやかで、訪問者の目を引くデザインのホームページです。「友達みたいに気軽に相談できる」というフレーズが依頼者に安心感を与え、相談のハードルを下げています。

また全体的に余白を効果的に活用したすっきりとしたデザインで、おしゃれさを演出しています。落ち着いた雰囲気と親しみやすさを両立させたい方は参考にしてみてください。

澤村こうじ法律事務所

出典：澤村こうじ法律事務所

ファーストビュー全面に弁護士の写真を配置したデザインが非常に目を引き、おしゃれで洗練された印象を受けます。ブルーを基調とした配色が落ち着きと信頼感を演出し、事務所の専門性の高さを強調しています。

また手続きの流れやお問い合わせボタンがわかりやすく整理されており、訪問者が迷わずに必要な情報にアクセスできるデザインです。信頼感が高く使いやすいホームページを制作したい方は参考にしてみましょう。

すがた法律事務所

出典：すがた法律事務所

トップページに大きく配置された英語のキャッチコピーが、とてもおしゃれで目を引くデザインです。また青から水色のグラデーションを基調とした配色が、清潔感のある印象を与えています。

弁護士の写真や街並みの写真が効果的に配置することで、事務所の信頼性と親しみやすさを伝えています。地元に根付いた事務所であることを写真で伝えたい方は参考にしてみてください。

東京合同法律事務所

出典：東京合同法律事務所

読みやすいフォントとシンプルなイラストが特徴的で、優しいデザインのホームページです。グリーンとブラウンを基調としたナチュラルで落ち着いた配色が信頼感と安心感を与え、相談者はリラックスして閲覧できます。

また受付時間や電話番号がわかりやすく記載されており、相談しやすい環境が整っています。温かみのあるデザインを参考にしたい方はチェックしてみましょう。

ひめさゆり法律事務所

出典：ひめさゆり法律事務所

パステルカラーとやわらかな曲線が使われており、全体に優しさを感じさせるホームページです。トップページに事務所の写真が大きく配置することで、訪問者に安心感を与えています。

サービス内容や弁護士紹介がセクションごとに整理されており、非常にわかりやすいです。優しく安心感のあるデザインを目指す方は参考にしてみてください。

受任につながる弁護士のホームページを制作する3つのコツ

ただホームページを制作するだけでは、問い合わせや相談は集まりません。受任につながるホームページになるよう、下記のポイントを押さえましょう。

それぞれくわしく解説していきます。

コンセプトをはっきり示し、他事務所と差別化する

弁護士事務所がクライアントに選ばれるためには、他事務所との差別化が必要です。そのためにホームページで事務所の強みや専門分野を明確に打ち出すようにしましょう。

たとえば企業法務に特化した事務所であれば、企業法務に関連する実績や専門的なサービスを目立たせることでターゲット層に認知されやすくなります。このように強みや専門分野を打ち出すことで競合事務所との差別化が図れ、受任率の向上につながります。

解決事例などを掲載して信頼性を高める

受任を増やすためには、事務所の信頼性を高めることが不可欠です。過去の解決事例や成功事例を掲載することで、クライアントは安心して相談することができます。

たとえば依頼者の問題をどのように解決したのかを具体的に掲載しておけば、相談者は自分の問題も解決できると実感できます。そうした安心感があれば相談へのハードルも下がり、結果として受任の増加につながります。

お問い合わせボタンをわかりやすく表示する

ホームページからの受任を増やすためには、簡単に問い合わせられる環境を整えることが大切です。お問い合わせボタンをページ上部や目立つ位置に配置し、相談者がすぐにアクションを起こせるようにしましょう。

たとえば「今すぐ相談」のような具体的な呼びかけを添えることで、問い合わせ率を高められます。「相談したい」と思ったのにボタンがわからず相談できなかったということがないように、導線を整えましょう。

弁護士のホームページに掲載する内容

続いて弁護士のホームページに掲載するべき内容を紹介します。信頼されるホームページを制作するため、必要な情報を網羅しましょう。

サービス紹介・費用

クライアントが最も知りたいのは、取り扱い業務と費用です。明確に示すことで、依頼者は安心して問い合わせできます。

依頼者の安心感を高めるために、業務内容や費用はわかりやすく掲載しましょう。

弁護士紹介

弁護士のプロフィールをきちんと明記すると信頼感を高められます。専門分野や経験を具体的に記載しましょう。

弁護士の人柄や専門性を紹介することで、依頼者は安心して相談できます。

事務所概要

事務所の規模や設立年など、事務所そのものの情報をきちんと明記するのも重要です。

特に地域密着型の事務所の場合、所在地を示すことで近隣エリアに住む人からの相談を得やすくなります。また理念に共感して相談を決める人もいるため、しっかりと記載しておきましょう。

アクセス

依頼者が事務所に訪れるときに困らないよう、アクセス情報を載せておきましょう。

事務所への道のりがわかりづらいと予約を躊躇してしまうおそれがあるため、丁寧に記載しましょう。

コラム

法律に関する有益な情報を提供するコラムはSEO対策に効果的です。また事務所の専門性を示す場にもなるため、下記のような情報を発信しましょう。

定期的に更新することで、より効果が高まります。集客力・信頼度を向上させるため、常に最新かつ有益な情報を発信しましょう。

お問い合わせ・予約フォーム

簡単に相談を申し込めるフォームは、お問い合わせのハードルを下げるために必須です。依頼者が相談に手間取らないよう、下記のポイントを押さえて使いやすいフォームを設置しましょう。

細かな配慮が受任率の向上につながります。

弁護士のホームページを制作する2つの方法

最後に弁護士のホームページを制作する2つの方法を紹介します。「制作会社に依頼する」か「自作する」か、状況に合わせた方法を選びましょう。

こだわりのホームページを作るなら制作会社に依頼する

弁護士事務所のホームページで他と差別化を図りたい場合やブランディングに力を入れたい場合は、制作会社に依頼するのが効果的です。制作会社に依頼すると、デザインやユーザーの利便性にこだわった完成度の高いホームページを制作できます。

またSEO対策やクライアントの喜ぶコンテンツ作成、定期的なメンテナンスまでサポートしてもらえるため安心して運用できます。デザインや機能性を重視した訪問者に強い印象を与えるWebサイトを作るなら、制作会社に依頼すると良いでしょう。

低予算で制作するなら自作する

ホームページを低コストで作りたい場合、自作する方法もあります。WordPressなどのCMS（コンテンツ管理システム）を使えば、簡単にホームページを自作できるのでおすすめです。

デザインやレイアウトに自信がなくても、テンプレートを使えば見た目が整ったWebサイトを作成できます。限られた予算で事務所のホームページを持ちたい方は、自作を検討すると良いでしょう。ただし自作サイトは、デザインや機能面で限界があることを考慮しておく必要があります。

弁護士のかっこいいホームページを制作しましょう

本記事では、弁護士のホームページを制作するためのポイントを解説しました。

弁護士のホームページを制作する際は、信頼感や専門性をしっかりと伝えることが大切です。本記事を参考に、クライアントに選ばれて受任につながるサイトを作ってみてください。