
「税理士のホームページはどんなデザインが最適?」
「集客効果の高いサイトを作るにはどうしたら良いの?」
といった疑問を抱えている、税理士の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
税理士事務所のホームページは、親しみやすさ・得意分野がパッと見てわかるデザインにすることが重要です。本記事では、
- 税理士ホームページ制作で注意するべきポイント
- かっこいいデザイン事例
- ホームページからの集客力をアップする方法
を紹介します。これからホームページを制作、リニューアルのご検討をされている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
税理士ホームページ制作で注意すべき3つのポイント
ただホームページを作るだけでは、集客や問い合わせ獲得といった効果を得るのは難しいでしょう。そこで、より集客効果の高いホームページに仕上げるための3つのポイントを紹介します。
親しみやすい写真を使用する
プロフィールや事務所の写真にこだわり「親しみやすさ」を伝えることが重要です。税理士に仕事を依頼する人は、個人でも企業でもお金が絡む内容ですので、依頼する相手を慎重に選ぶでしょう。写真が暗い印象を与えたり、事務所が整っていなかったりすると、信頼を獲得するのが難しくなります。
プロに任せるなどして明るく爽やかで、親しみやすいものを準備しましょう。親しみやすさを感じれば、難しい話でも気楽に相談したくなるはずです。
事務所の場所や経歴を忘れずに記載する
事務所の場所を記載することも忘れずに行いましょう。お金についての相談や仕事を依頼する際に直接会いたいと考える人は少なくありません。ホームページに住所を掲載し、依頼主が相談しやすい状況を作りましょう。
経歴を載せておくと信頼につながり、相談や仕事の件数が増加することが予想されます。集客力アップを狙うなら、経歴も忘れず掲載しましょう。
強い分野を明確に掲載する
税理士業務の中で、強い分野を明確に掲載することも重要です。利用者によって相談内容や仕事の分野は異なります。どんな悩みを解決できるのか示しておかなければ、利用者に選んでもらうことは難しく、ホームページを作っても高い集客効果は期待できません。
対応可能な業務や強い分野を明確に掲載しておくことが重要です。
税理士サイトのかっこいいデザイン7選
ホームページを作ろうにも、デザインに悩んでしまい完成できないケースも少なくありません。ページを見た人に第一印象を与えるデザインには、こだわりたいと考えるのが一般的です。
そこで、ここからは税理士サイトのかっこいいデザイン7選を紹介します。デザインが決めきれずに困っていた方は、ぜひ参考にしてください。
1.近藤卓也税理士事務所
出典:近藤卓也税理士事務所
近藤卓也税理士事務所は、ページトップの本人写真と爽やかな背景が誠実そうな印象を与えています。「個人から法人まで、あなたの身近なパートナーを目指して」という企業メッセージの部分を明朝体フォントで目立たせているのがポイントです。
下にスクロールすると、サービスや事務所の特徴が掲載されており、必要な情報だけを確認できるシンプルなデザインになっています。さらに、ニュース・ブログで給付金の申請サポートや税率変更の対策について記載されているので、情報収集ができて役立ちますね。ページの最後には無料相談の方法が掲載されており、迷わず連絡できる親切な設計です。
2.アイユーコンサルティング
出典:アイユーコンサルティング
アイユーコンサルティングは、税理士法人として複数の税理士が在籍しています。メインビジュアルで顧客満足度や対応案件数などの実績を数字でアピールしているため、信頼感につながるでしょう。
トップ画面の右上からパンフレットをダウンロードできるのも魅力の1つです。お金に関する相談は、信頼できる相手にしたいと考える人が多いので、パンフレットで確認できる深い情報は仕事の依頼につながります。
さらに、無料相談も明確に表示されているので、気軽に相談できるでしょう。
3.タカギ税理士事務所
出典:タカギ税理士事務所
タカギ税理士事務所は暖かい印象を受けるデザインのトップページから、接しやすさを感じ取れます。アットホームな写真を用いており、イラスト装飾を加えた事務所名のフォントも魅力的です。「お客様の声」を載せているのも大きなポイントになります。
特に初めて利用する人は「本当に仕事を任せても大丈夫?」と不安を抱えています。利用者の体験談を確認できれば、安心して仕事を任せられますね。
よくある質問から基本的な情報を確認できるのも便利です。税理士のホームページは掲載する内容が多く、必要な情報を見つけるまでに時間がかかることも。よくある質問を作っていれば、見た人がピンポイントにチェックできるので、余計な手間がかかりません。読者のストレスを減らすことが、集客力アップにつながるでしょう。
4.マネックス合同会計 富村税理士事務所
マネックス合同会計 富村税理士事務所は、落ち着いた雰囲気の写真で信頼できる印象を与えています。白と緑を基調とした背景に黒文字で、最低限のカラーに抑えたことで落ち着いた雰囲気を表現していますね。
スタッフ紹介のメニューでは、担当分野が明確で仕事に対する思いや趣味なども紹介されており、親近感や情熱が伝わる仕様です。緑を基調としたデザインのページに「メールでの相談」ボタンのみオレンジ色となっているので、見分けやすく、相談ボタンが見つからずに困ることはないでしょう。
5.ひかり税理士法人
出典:ひかり税理士法人
ひかり税理士法人は、メインビジュアルで対応してきた案件ごとに実績を表示し、信頼性の高さをアピールしています。案件ごとに専門家のコメントが記載されており、具体的な相談内容や対応できる業務を確認することが可能です。必要な情報をスムーズにキャッチできれば、ページからの離脱を最小限に抑えられるでしょう。
画面を下にスクロールすると、担当者や出版物の情報が掲載されています。これまでの事例紹介も掲載されており、初めてページをチェックした人からも信頼されるでしょう。
6.吉村和洋税理士事務
出典:吉村和洋税理士事務
吉村和洋税理士事務は、税理士本人の写真とページ全体の明るい雰囲気が安心感を与えてくれます。「資金調達・資金繰り」という明確な得意分野を提示しているので、ページを見た人が迷わず判断できるでしょう。ページ中程で「飲食店様へ」といったターゲットを限定した情報を記載しているため、問い合わせしやすいです。
画面をスクロールすると、税理士紹介としてこれまでの経歴や経験、仕事に対する思いが表現されており、人柄を確認できます。メールと電話の問い合わせメニューも大きく表示されているので、興味を持った人は迷わず申し込みするでしょう。
7.T&A税理士法人 立川事務所
T&A税理士法人 立川事務所は、濃いブルーを基調としたシックな色合いが印象的なホームページです。大人びた色合いは、相談しやすさよりも、「きっちり仕事をしてくれる」という信頼性を与えています。トップメニューから会社についての情報や依頼するサービスを選択でき、スタッフの特徴を確認することも可能です。
ブログが定期的に更新されており、新着情報やスタッフの紹介などさまざまな情報も確認できるようになっています。これらの情報が親近感を与え、依頼されやすくなるでしょう。
税理士がホームページを最大限活用して集客力をアップする方法
ホームページを最大限活用するには、スマホに最適化したり、定期的に更新して最新情報を発信したりするなど、ユーザーニーズを意識した運営が必要です。
中でも3つのポイント意識することで、大きな効果が期待できるでしょう。具体的な3つのポイントについて、詳しく解説します。
スマホに対応させる
まずは、スマホに対応したデザインにすることが重要です。インターネット検索を行う人の多くは、スマホを利用しており、必要な情報を短時間で取得したいと考えています。
スマホに対応していない長文が続く内容であれば、見た人はすぐに離脱してしまうでしょう。内容や情報にこだわることも大切ですが、最低限スマホの最適化を行いましょう。
最新の情報を発信する
ホームページを制作したら、定期的に更新することをおすすめします。実績や得意な分野を伝えられ、予約を受けることが可能になりますが、ページが更新されていなければ「もしかして営業していない?」と不安になることも。
週に1回は更新することを心がけましょう。更新内容は新着情報やお知らせ、お役立ち情報などユーザーニーズを意識した内容が好ましいです。
オリジナルコンテンツを掲載する
オリジナルコンテンツを揃えておくことで、多くの人に訪問・長時間滞在されやすくなります。そうしたページがあることでGoogleから優良なサイトと見なされ、対象のキーワードで検索したときに検索結果の上位に表示され、さらに多くの人が訪れるでしょう。
また、独自コンテンツがユーザーニーズに応えていれば税理士としてのアピールにもつながり、集客力アップが期待できます。
集客力の高い税理士ホームページに共通するコンテンツ
集客力の高い税理士ホームページには、共通点があります。
特に、共通するコンテンツを意識することでニーズを満たしたページとして、利用者に満足感を与えられるでしょう。中でも効果が大きき3つのコンテンツについて、詳しく解説します。
明確なサービス内容
税理士ホームページにおいて、もっとも重要になるのが「明確なサービス内容」を提示することです。税理士とひとくちにいっても、決算や確定申告に加えて、資金繰りや相続など幅広い業務があります。どのような業務に対応できるのか具体的に示し、ページを見た人が理解できるように配慮しておくことが重要です。
ホームページから税理士に相談する場合「初めて利用する」という方が多く存在します。サービスの内容が複雑で、専門用語が多数用いられていると、理解できずに離脱してしまうでしょう。
初めてページを見た人やお金に関する知識が少ない人にも、分かりやすく解説することを心がけてください。
税理士のプロフィール
お金について相談するなら、信頼できる相手にしたいと考える人がほとんどです。ホームページを見た人は、プロフィールや実績でしかあなたの情報を確認できません。中でもプロフィールは、相手の人間性や仕事に対する思いを確認できる重要な項目です。肩書きや実績だけでなく、仕事に対する思いをメッセージとして記載しておくことで、初めて見た人からの信頼を獲得できるでしょう。
なんとなく書いたというプロフィールでは見た人の心を動かすどころか、悪い印象を持たれてしまう場合があります。プロフィールを書く際には、自分の思いが伝わるように仕事に対する思いをまとめてから記載しましょう。
よくある質問
ホームページを見た人は、より短時間で問題を解決したいと考えています。業務の特性上、税理士ホームページの情報は多くなりがちで、利用者が必要な情報に辿り着くまでに時間がかかります。「よくある質問」コーナーを設置し、Q&A形式でユーザーが気になりそうな項目をまとめておきましょう。
また、検索窓があれば気になるキーワードをダイレクトに入力して検索できるので、さらに親切なサイトになります。
税理士ホームページはユーザーに与える印象を意識した配色を検討しましょう
- 税理士サイトを制作する際の3つのポイン
- かっこいいデザイン事例7選
- ホームページで集客力をアップする3つの方法
について紹介しました。税理士サイトでは、安心感を伝えて信頼を獲得することが集客力アップに大きく関わります。税理士の写真をトップページに掲載するのも良いです。
その上で「明確なサービス内容」「税理士のプロフィール」「よくある質問」をメニューに加え、ページを見た人に親切なサイトに仕上げましょう。