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【保存版】Shopifyの使い方を5つのSTEPに分けて解説!初期設定の方法も紹介します。

鈴原 千景

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鈴原 千景

Shopify 使い方

「Shopifyの使い方が知りたい」
「Shopifyの設定はどのようにすればよいのか?」

Web・EC担当者の方で、上記のような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

効果的な設定方法・使い方を知ることができれば、自社の目的に合わせた運営がしやすくなるでしょう。まずは「メールアドレス・氏名・住所」といった必要情報を入力して、サービスの利用を開始しましょう。本記事では、

  • Shopifyの初期設定で必要なもの
  • Shopifyの使い方
  • Shopifyのメリット

などを紹介していきます。使い方に関しては、5つの手順に分けて分かりやすく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

Shopifyの初期設定で必要なもの

Shopifyを初めて利用する方に向けて、設定方法を解説していきます。登録から最低限の初期設定は以下の手順で行いましょう。

  1. 公式サイトでメールアドレスを入力する
  2. 氏名や住所、ストアURLなど必要な情報を入力する
  3. ストアの住所を入力する

上記を済ませると、14日間の無料トライアルがスタートしますよ。

ストアのURLは、設定しなければデフォルトの「~my Shopify.com」が設定されます。そのままではマーケティング的にブランディングがしにくくなるため、Shopifyのドメイン購入サービスか、他サービスで購入したドメインを利用しましょう。

外部ドメインと連携する場合は、ドメインを取得したサイトで、CNAMEレコードやIPなどの設定が必要です。ドメイン設定が完了するまでには最大で3日程度かかり、完了すると正常接続された旨が表示されます。

Shopifyの使い方【基本設定1:テーマ】

初期設定後は、テーマ(デザイン)を設定していきましょう。Shopifyには有料・無料を合わせて100種類以上のテーマがあり、コードの変更も可能です。

会社や商品のイメージ・ブランディングに関わる部分なので、しっかりと自社に合うテーマを選択することがポイントになります。扱う商品の価格やアピールしたいユーザー層、商品の特徴なども考慮して検討しましょう。

テーマを選ぶ際、Shopifyテーマストアでは、有料デザインの方が多い点と日本語に対応していないテーマもある点に注意しましょう。

日本語対応に関しては、テーマの言語編集・変更で対応できる場合もありますが、プログラミング言語を使用して日本語対応ファイルを作成しなければならないパターンもあるため、購入時には仕様の確認が必要です。

また、デフォルトで使用できる機能が限定的な場合、カスタマイズの手間が発生する可能性があることも覚えておきましょう。

https://yuryoweb.com/shopify-theme/

テーマをカスタマイズする方法

Webデザインやコーディングに関する知識がある場合、テーマコードからカスタマイズすることも可能です。エディタを編集する際は、実行前に既存のテーマを複製・コピーしておきましょう。

変更の手順は、以下になります。

  1. 管理画面で「テーマ」を選択する
  2. 「コード編集」をクリックする
  3. 「コードエディタ」でファイル編集

テーマコードを編集すると自動アップグレードの対象外になってしまう場合もあります。サイト設計に関しては、プロに依頼する方法もあるため、自社で行うかどうかの検討するところからスタートしましょう。

Shopifyの使い方【基本設定2:商品】

テーマを選定したあとは、商品を追加していきます。手順は以下の通りです。

  1. 商品名(タイトル)と商品説明を入力する
  2. 画像や価格を追加する※商品管理画面から

まずは、商品名・説明から入力していきましょう。この際、プログラミング言語を記述しなくても、文字の装飾が可能です。

次に画像を追加します。トップの画像だけでなく複数枚設定できるので、ある程度の枚数の画像を用意しておくと顧客に対してより効果的にアピールができます。

また、プレビュー画面では、ディスクリプション・URLの設定といったSEO対策をすることが可能です。デフォルトのままでは、URLが日本語のページになり、SEO対策としては効果的ではありません。

他のECプラットフォームではここまで詳しい設定はできず、Shopifyの強みの一つになりますので、しっかり設定しましょう。

商品情報を充実させる方法

商品登録画面では、料金や数量、在庫コード、最小在庫数まで設定することができるため、より細かい商品管理ができます。(在庫切れのお知らせも可能)

また、出品する商品が多い場合は、以下の手順でカテゴリー分けすることもできます。

  1. コレクションをクリック
  2. コレクションの種類を選択(自動・手動)

自動でコレクションを作成する場合、タグや価格などを細かく指定することが可能です。商品登録の際は、混乱を避けるためにも同一のカテゴリー・タグを使用する商品から登録していくことがポイントと言えます。

Shopifyの使い方【基本設定3:配送】

ここからは、配送設定についてみていきましょう。管理画面の設定から「配送」を選択し、以下の手順で設定していきます。

  1. 管理画面から設定をクリックし「送料を管理する」に移行する
  2. 国内設定を確認し、修正する(ゾーンを編集する)
  3. 出荷に使用する箱の設定をする

発送元の住所設定はデフォルトで初期設定の住所になっています。必要に応じて編集しましょう。

料金設定に関しては、規定金額以上であれば送料無料といった条件指定も可能です。

海外へ向けた発送設定

海外への配送設定をする際のポイントは以下の通りです。

  1. エリアを選択する(初期設定で海外発送可能になってる)
  2. 配送業者を決める(日本郵便、クーリエ便など)
  3. アプリを使用し簡略化する

「Ship&co」や「Easy Rates Japan Post」「Easy Label Japan Post」などの配送支援アプリを利用することで、複雑な配送料の計算やラベルの印刷などを簡略化できます。

注意点としては、アプリで配送支援は行えるものの、梱包や関税・法律のチェックは別途必要となるため、よく調べた上で対応しましょう。送料一覧ページを追加することもできるので、ユーザビリティを考えて作成するのがおすすめです。

離島へ向けた発送設定

離島へ向けた配送設定は、都道府県ごとに設定する方法だけでは対応できないこともあります。

その場合は、Shopifyの連携可能アプリである「Parcelify」などを使用すると、都道府県ではなく郵便番号による設定ができるため、より細かい送料設定が可能となります。

アプリ内でも1つ1つの商品に対して、細かく設定・表示が可能であるため、上手く活用していきましょう。

Shopifyの使い方【基本設定4:決済方法】

決済方法は管理画面から以下の手順に合わせて設定していきます。

  1. 管理画面から決済方法を選択
  2. 自社に合わせた決済方法を導入

Shopifyの決済方法には、Shopifyペイメントと外部サービスがあります。

Shopifyペイメントは、特別な申請などが必要なく簡単に導入でき、手数料が安価(3.25%~)なカード決済サービスです。取引手数料が必要ないこともあり、Shopifyペイメントを使用しているストアが多い傾向にあります。

他にはAmazonPay、PayPalやStripeなどがあります。

顧客からすると、いつも使用している決済サービスがないことで離脱につながりやすくなるため、必要に応じて海外で使用率の高いPayPalなど他のサービスの導入を検討していきましょう。

Shopifyの使い方【基本設定5:法務関連やお問い合わせ】

ここでは、オンライン販売を行う場合に必要となる表記や顧客のための問い合わせページの作成・設定方法について解説していきます。

特定商取引法に基づく表記

特定商取引に基づく表記は以下の順番で作成しましょう。

  1. 設定の法務関連を選択
  2. テンプレートを選び必要情報を記入(それぞれの設定項目に対して詳細な案内が必要)
  3. メニュー追加をクリックし、ポリシー のLegal Noticeを選択(フッターに追加される)

顧客にわかりやすい場所に設置することが大切です。住所、配送料・手数料などの項目は自分で入力しなければならない点は把握しておきましょう。

会社名などは登記簿と合わせる必要もあるため、注意が必要です。

お問い合わせ

お問い合わせは以下の手順で作成可能です。

  1. 追加から問い合わせページ作成(テンプレートのpage.contactを選択)
  2. 管理画面のオンラインストアからメニューをクリックしフッター・メインメニューページへ移行
  3. 受信先設定(設定をクリックし、一般設定を選択)

メールアドレスが必要ですが、登録時に使用したもので問題ありません。

Shopifyでは、特別な設定をしなくても、スパムメール対策やbotによる攻撃に対応しているため、システムとしての信頼性は高いといえます。外部アプリによっては、問い合わせフォームをカスタマイズすることも可能です。

Shopifyを運用するメリット

最後に、Shopifyを運用するメリットについて見ていきましょう。

数千以上のアプリによって利便性を高められる点や海外向けのサイトを作りやすい点など、Shopifyのメリットを把握することでより活用しやすくなります。

海外を想定したサイトが構築できる

Shopifyは翻訳アプリが充実しているため、サイトの多言語化が容易に行えます。

世界の130カ国以上の通貨にも対応しており、決済手段としてクレジットカードはもちろん、PayPalなどのオンライン決済サービスも幅広く利用できるため、国内に限らずグローバルな商品販売ができるでしょう。

海外展開の際に課題となる配送に関しても、日本郵便やヤマト運輸など国内の大手配送会社、DHL・UPS・FedExなどの世界3大配送会社とも連携しているので、スムーズに海外発送を行うことが可能です。

数千種類にも及ぶアプリと連携できる

Shopifyでは、拡張機能となる独自アプリが豊富にあります。その数は7,000種類以上。Shopifyアプリストアで簡単に購入・インストールが可能です。

必要な機能が足りない場合には、アプリで気軽に追加するという選択肢がとりやすいシステムとなっているため、事業者だけでなく、ユーザーの意見も反映しやすいと言えるでしょう。

外部サービスと連携できる

Shopifyでの集客は、大手モールとは異なり事業者が自身で行う必要があります。その際、InstagramやFacebookといった外部のサービスと連携を取ることで、Shopifyで作ったサイトに誘導することが可能。

ある程度ノウハウは必要となるものの、独自のマーケティングや集客が行いやすい点は魅力です。

アプリも利用しつつ、効果的なECサイトを作りましょう!

今回はShopifyの使い方について解説してきました。Shopifyは世界各地で広く使用されているECプラットフォームです。

海外向けのサイトが作りやすいだけでなく、サイトの管理・運営に役立つアプリも多数あります。登録方法から各種設定のポイントなど、今回紹介した内容をふまえつつ、Shopifyを効果的に利用していきましょう。

https://yuryoweb.com/shopify-app/

この記事を書いたライター

鈴原 千景

鈴原 千景

6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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この記事を監修した人

佐々 享平

佐々 享平

JetB株式会社制作部マネージャー。2017年入社からディレクターとして数々のホームページ制作案件を担当してきた。ECサイトやSEOについてなど幅広い知識を保有し、プレイングマネージャーとして実務も担当している。趣味はダイビング。

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