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メールで相談する「ECサイトの集客方法がわからない」
「ECサイトで売上が上がらない」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。ECサイトで利益を上げたければ、商品を購入してもらう必要があります。しかし、いくら質の良いサービスを提供していても、ユーザーがサイトに訪問していなければ売上は上がりません。したがって、ECサイトにおいて集客は必須です。
本記事ではECサイトの集客に関する、以下の項目について解説していきます。
この記事で解説していること
この記事を読めば、ECサイトの集客方法それぞれの特徴が理解でき、自社サイトの流入数を増やすための最適な施策が見つかるでしょう。ぜひ参考にしてください。
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ECサイトに関わらず、商品やサービスの売上は以下の式によって求められます。
売上の算出方法
売上 =客数 × 客単価 × 購入率
客単価や購入率は、サイト内の機能を充実させたり、商品の価値を上げたりすることで高められます。しかし、客数が少なければ、売上は上がりません。そのため、ECサイトで売上を追求する場合、集客力の向上は必須となります。
ただし、適当に集客施策を講じても、効果を得るのは難しいです。ECサイトやサービスの性質によっても、相性が良い集客方法は異なるので、最適な施策を選択しましょう。
ECサイトは大きく分けて、以下の2つに分類できます。
ECサイトの種類
ASPサービスやパッケージ、フルスクラッチで作成したサイトを自社ECサイトと呼びます。サイトが独立しており、SEO・広告・SNSなど、どの集客方法を選んでも、適切に行えば効果が期待できます。ただし、ASPサービスを利用して作成したサイトの場合、カスタマイズ性が低く、サイト構造を最適化するようなSEO対策ができません。SEO対策を網羅的に行いたいと考えている場合は、ECパッケージやフルスクラッチでサイトを制作するのがおすすめです。
また、モール型ECサイトの場合、Amazonや楽天市場の1店舗として掲載されるので、検索エンジンにおけるSEO対策を実施するのは困難です。したがって講じる施策としては、Web広告やSNS運用などが推奨されます。他にも、モール内でSEO対策や広告出稿などができ、自社ECサイトとは異なる独自の集客方法が存在します。
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ECサイトの代表的な集客方法は以下の3点です。
ECサイトの代表的な集客方法
それぞれくわしく解説していきます。
SEO対策とは、Googleなどの検索結果で上位表示されるために行う施策です。大きく内部対策と外部対策に分かれ、以下の違いがあります。
種類 | 内部対策 | 外部対策 |
---|---|---|
概要 | 内部構造を最適化し、検索エンジンにサイトの内容を正確に伝えるための対策。 | 外部サイトに自社のリンクを貼ってもらったり(被リンク)、自社サービスについて言及(サイテーション)してもらったりするための施策。 |
主な施策 | UIの最適化 ページ読み込み速度の向上 SSL化など | コンテンツの質を高める 拡散性の高い面白いサイトにする シェアボタンを設置するなど |
SEO対策を適切に行えば、Google検索からの流入の増加が見込めます。また、自社サービスに関連するキーワードで上位表示ができれば、購入見込みが高いユーザーを集客できるでしょう。しかし、SEO対策はさまざまな知識を必要とするため、初めてサイトを運営する方には難しいかもしれません。代行サービスを提供している企業は多くあるので、信頼できる会社に依頼してみましょう。
内部対策と外部対策についてくわしく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Web広告とは、インターネット上に掲載されている広告全般のことです。中でも、ECサイトの集客に活用するWeb広告は、年齢や居住地など属性を絞って特定のユーザーに表示させられます。以下4つのWeb広告について紹介していきます。
種類 | 内容 | 課金方式 |
---|---|---|
リスティング広告 | 特定のキーワードの検索結果に表示する | クリック課金 |
ディスプレイ広告 | 画像や動画などを、サイトの広告枠に表示する | クリック課金、インプレッション課金 |
リターゲティング広告 | 自社のページにアクセス歴があるユーザーに表示する | クリック課金、インプレッション課金 |
SNS広告 | SNSの広告枠に、画像や動画などを表示する | クリック課金、インプレッション課金など |
Web広告による集客は即効性が期待でき、サイトが育っていなくても効果を得やすい点がメリットです。ただし、出稿にはコストがかかるため、ターゲティングをしっかり行った上で利用しましょう。
SNSを運用すれば自社商品の宣伝ができ、集客につながります。また、反響を生む投稿ができれば、大きな流入が期待できるでしょう。さらに、コンセプトを持って一貫性のある運用ができれば、ブランディングにもなります。このようにSNS運用は、単に自社サイトへの流入を促すだけではない、活用の幅が広い集客施策といえます。
SNSは無料で利用できる上、多くの集客施策にはない拡散力が魅力です。ユーザーとのコミュニケーションツールとして使うのか、ブランディング用として取り入れるのかなど、目的を明確にしてから活用しましょう。
以下は、集客力を上げるための5つのポイントです。
集客リョウクを上げるためのポイント
それぞれ確認していきましょう。
コンテンツマーケティングとは、ブログ記事などによるコンテンツを利用したマーケティングです。ブログを通して、ユーザーに有益な情報を発信することで検索結果の上位表示を目指し、ユーザーの流入を狙います。有益な情報の発信は、サイト全体の評価を高められる上、引用のために外部からリンクを設置してもらえる可能性も高まるので、SEO効果が期待できます。また、コンテンツは半永久的に残り続けるため、中長期的な集客効果が見込める点もメリットです。
ただし、企業が発信したい情報を中心にコンテンツマーケティングを進めてしまうと、読者のニーズは捉えられません。競合調査なども徹底的に実施し、ユーザにとって価値のある記事を作成しましょう。
サイト設計が工夫できれば、ギャラリーサイトに掲載されたり、SNSなどで自社のページが話題になるため、集客につなげられます。また、被リンクやサイテーションの獲得にもなるので、SEO対策としても有効です。
話題になるサイトにするには、インパクトがあるファーストビューや、ユーザーエクスペリエンスを高められる面白い機能の導入などが効果的です。扱っている商材などに合わせて、取り入れてみましょう。
ECサイトの面白い機能や、参考になるデザインについて興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
メールマガジンやLINEの公式アカウントを活用すれば、新商品の宣伝などが手軽に行えるようなるため、リピーターの獲得が期待できます。ただし、メリットがないと登録しようと思わないのがユーザーの心理です。したがってクーポンの配信など、登録する価値をユーザーに提供するのがポイントになります。
ECサイトで集客を行うには、ターゲットの明確化が不可欠です。ユーザー像がぼやけていると、Web広告の運用や、SNSのブランディングを行う際の方向性が定まりません。ニーズがないユーザーに集客してしまう可能性もあるため、集客効果も得にくくなります。年齢・性別など、集客を行う前に、ターゲット像は具体的に設定しておきましょう。
オムニチャネルとは、企業とユーザーの接点(チャネル)を相互に結びつけ、各販売経路をシームレスにした形態です。たとえば、実店舗に陳列した商品のタグに表示したQRコードから、ECサイトに遷移でき、そのまま購入ができる状態などを指します。
オムニチャネルを活用すれば、実店舗で商品を見てもその場では購入せずに、低価格で出品しているサイトで購入する「ショールーミング」を防げます。また、店舗に在庫がなくても、オンライン上で商品の購入ができる等、自社全体の消費行動における利便性が向上するため、リピータの獲得が可能です。
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ECサイトへの主な流入経路は、検索・SNSや外部サイトのリンク・Web広告・直接流入の4つです。直接流入とはURLの直接入力や、お気に入り登録からの流入を指します。
即効性のある集客方法はWeb広告の運用です。年齢や性別など、メインターゲットに合わせた表示が可能なので、集客効果も実感しやすいです。
手軽にできる集客方法は、SNSの運用です。無料でできる上、反響を呼ぶ投稿ができれば大きな集客効果が期待できます。
おすすめの集客方法はSEO対策です。特に、コンテンツマーケティングは無料で中長期の集客効果が得られる魅力があります。
本記事では、以下の項目について解説しました。
この記事で解説したこと
ECサイトでは、いくら価値の高い商品を販売しても、集客ができなければ売上になりません。したがって、自社のサービスやターゲットを分析し、最適な集客施策を講じる必要があります。中長期の流入が狙いたければSEO対策、ブランディングも合わせて行いたければSNSを運用するなど、本記事の内容を参考に、最適な集客方法を取り入れてみてください。
吉田哲也
コンサルタントの吉田です。Webのプロとして、現在までに累計50社程度のWeb制作に携わってきました。「知識がない方にもわかりやすいアドバイス!」がモットーです。お気軽にご相談ください!