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メールで相談する「ChatGPTのWebブラウジング機能って何?」
「Webブラウジング機能の使い方がわからない」
「BingAIとの違いは?」
このような悩みや疑問を持っていませんか?ChatGPTのWebブラウジング機能はChatGPTがWebサイトをクロールして情報収集を行い、回答する機能です。学習データ以外のソースから回答を生成できるため、ニュースなどの最新情報にも答えられるようになりました。これまで以上にChatGPTの利便性が向上したため、利用している人も増えてきています。
しかし、その使い方や性能を知らず、利用できていない人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事は、以下の項目について解説していきます。
本記事を読むことで、Webブラウジング機能をスムーズに使い始められます。ぜひ参考にしてください。
ChatGPTのWebブラウジング機能とは、Web上の最新の情報を収集して応答してくれる機能です。「Microsoft」が提供している検索エンジン「Bing」の情報をもとにChatGPTが回答を生成してくれます。
Webブラウジング機能とデフォルトチャットの大きな違いは、最新の情報を返答してくれる点です。従来のChatGPTは、事前に学習した2021年9月までのデータを元に回答を生成しています。そのため、即時性のある情報には答えられず、2021年10月以降に変更が加えられた事柄には、誤情報を返すこともあります。
しかしWebブラウジング機能では、質問の度にWeb上をクロールし、内容に応じて最適な回答を生成します。そのため、最新のニュースやアップデートされた技術に関しても回答が可能です。
試しに明日の天気を両者に聞いてみました。(2023年6月7日現在)
デフォルトチャットでは回答できない旨が返ってきました。一方で、Webブラウジング機能では、天気はもちろん、気温や風の強さ、日の出日の入りの時間などの詳細まで回答してくれています。さらに、文末の緑の数字(上図赤枠の部分)をクリックすると、情報を参照したページも確認できます。
2023年6月現在、ChatGPTのWebブラウジング機能を使うには、有料プランである「ChatGPT Plus」への加入が必須です。月額20ドルで利用でき、Webブラウジングを含むさまざまな機能が解放されます。
詳しい加入手続きは以下のサイトを参照ください。
2023年6月現在、OpenAIはWebブラウジング機能はまだベータ段階であり、有料会員のみが使用した検証を元に修正を加え、機能の基準を満たした後、一般ユーザーも使えるようになると公表しています。
Beta Phase: During the beta phase, the updated feature is made available to ChatGPT Plus subscribers who have opted-in for beta testing. This larger user base helps us further evaluate the feature’s performance, stability, and overall user experience in an extended environment.
General Availability: After the beta testing is completed, we assess whether the feature is ready for a broader audience. If the feature meets our quality standards, it will be made available to all ChatGPT users.
ベータ段階: ベータ段階では、ベータ テストにオプトインした ChatGPT Plus 加入者が更新された機能を利用できるようになります。このより大きなユーザー ベースは、拡張環境における機能のパフォーマンス、安定性、全体的なユーザー エクスペリエンスをさらに評価するのに役立ちます。
一般提供: ベータ テストが完了した後、機能がより幅広いユーザー向けに提供される準備ができているかどうかを評価します。機能が品質基準を満たしている場合、すべての ChatGPT ユーザーが利用できるようになります。
ChatGPTのWebブラウジング機能を使い始めるに当たって、手順を一から解説していきます。
1.ChatGPTの画面左下の「・・・」をクリック
2.「settings」をクリック
3.「Beta features」をクリック
4.「Browse with Bing」のスイッチをオンにする(緑になればOK)
5.ChatGPTのホーム画面でGPT-4をクリックし、「Browse with Bing」を選択
ChatGPTのWebブラウジング機能が使えない原因は、大きく分けて以下の3つです。
それぞれくわしく解説していきます。
Webブラウジング機能は、設定しないと利用できません。設定は設定画面から簡単に行えるため、確認してみましょう。
多くのユーザーによる同時使用が原因でエラーが起きる場合があります。この場合はしばらく時間を置けば、使用できます。
以下のような理由で、ChatGPTがページにアクセスできないことがあります。
クロールの途中で上記のサイトがでてくると、エラーが起きる可能性があります。しかし、該当するサイトを除外してクロールしてほしい旨をプロンプトに加えれば、正常に回答してくれます。
実際に、ChatGPTのWebブラウジング機能でさまざまな質問をして、使い勝手を検証していきます。
最新情報について問題なく回答してくれるのかを検証していきます。
プロンプト:2023年WBCの日本チームのハイライトを教えて
内容に間違いはなく、試合のハイライトまで教えてくれました。しかし、回答が終わるまでは2分と少しかかり、デフォルトのチャットに比べて、生成時間がかなり長く感じました。自分で調べたほうが早い場合もありますが、情報を要約して解説もしてくれている点はメリットと言えるでしょう。
また、画面の「Finished browsing」をクリックすると、ChatGPTが情報収集に使ったWebサイトなどがわかります。
「Clicked on」の右側に記載されている項目が、ChatGPTが参照したページです。クリックすれば、そのまま内容を確認することも可能です。そのままファクトチェックも行えるため、非常に便利です。しかし、回答の内容と関係ないページも参照していたため、クロールの効率は悪いように感じました。
デフォルトチャットとWebブラウジング機能の提案の差を検証しました。
プロンプト:
具体的な成功事例を挙げて、集客が集まるホームページを提案してください
・パン屋さん
・創業3年目
デフォルトでは、事前に学習したデータから集客に強いパン屋さんのホームページ制作に関するアドバイスをくれました。また、事例についても実在するイギリスのパン屋さんのサイトを元に提案してくれています。
一方Webブラウジング機能では、事前学習したデータに加えて、Web上から収集した情報を元にしたアドバイスも行ってくれました。
ChatGPTにURLを貼り、ページ内容の要約や、ページに対するアドバイスを求めてみます。デフォルトのチャットではURLを参照できないため、可能であれば業務効率化に大きく貢献してくれそうです。
プロンプト:
以下のURLの内容を要約して
https://yuryoweb.com/chatgpt-can-do/
URLの記事内容を要約してくれました。内容も合っており、番号で箇条書きにして見やすく回答してくれています。自分でページをクロールする手間が省けて非常に便利です。
さらに、URLからサイトデザインに対するアドバイスを貰えないか検証してみました。
プロンプト:
下記のページのレイアウトについて、アドバイスをしてください
https://yuryoweb.com/
ページの内容について特徴をまとめた後、目的に合わせてアドバイスしてくれました。しかし、情報の階層化やレスポンシブデザインなど、すでに実装されている要素も推奨していたため、精度は完璧ではないようです。
ChatGPTを自社サイトで利用できるか試してみませんか?
ChatGPTのWebブラウジング機能は非常に便利な機能です。メリット・デメリットを理解して、用途に合わせて活用していきましょう。
Webブラウジング機能では、回答の度にWeb上から情報を収集するため、時事ネタなどの最新情報を含む文章も生成可能です。また、参考サイトも明示してくれるため、参照元をすぐに確認できます。URLからページの情報を読み取って要約もでき、さまざまな業務の効率化が期待できます。
Webブラウジングをしている分、デフォルトのチャットよりも回答時間が長くなります。また、ChatGPTが参考サイトの情報を読み違えたり、信頼性が低い参照元から情報を収集したりする可能性もあります。誤情報を回答することもあるため、必ずファクトチェックを行いましょう。
ChatGPTのWebブラウジング機能は、Microsoft社が提供している「Bing」という検索エンジンを使って検索をして、そこから得た情報を元に回答してくれる機能です。しかし、「Bing」にもGPT-4が搭載された「BingAI」というチャットツールがあり、Bingの検索から得た情報を、チャット形式で回答します。
どちらも「Bing」と「ChatGPT」が融合されているため同じに感じますが、以下のような違いがあります。
ChatGPTの Webブラウジング機能 |
BingAI | |
目的 | 文章生成 | Bingの利便性向上 |
最新情報 | ◯ | ◯ |
文章生成量 | ◯ | △ |
出典元の確認 | ◯ | ◯ |
画像生成 | ✕ | ◯ |
回答モード | ✕ | ◯ |
どちらも最新情報に回答可能で、情報ソースも確認できます。文章生成量ではChatGPTのWebブラウジング機能が勝っていて、BingAIは少なめです。しかし、BingAIは画像・イラストの生成や回答のモードを選ぶことができるため、柔軟な回答が可能です。
試しに、同じ質問をした際に回答はどう違ってくるのかを検証します。
プロンプト:最新の日本のニュースをいくつか取り上げて解説して
Webブラウジングをして、その情報を元に最新の日本のニュースを7つ出して簡単に説明してくれました。1つのサイトを参考にして回答してくれたようです。
具体的なニュースの例は出してくれませんでしたが、2つのニュースサイトを紹介してくれました。また、会話形式でどんなニュースに興味があるか、こちらの質問を深掘りしてくれました。さらに、画面下に次に送る質問の例などを出してくれています。
ChatGPTのWebブラウジング機能とBingAIどちらも優れたAIツールです。それぞれの特性を理解して、用途や好みに合わせて使い分けると良いでしょう。
この記事では以下の項目について解説しました。
ChatGPTのWebブラウジング機能はChatGPTがWeb上をクロールして、回答を生成してくれる優れものです。最新のニュースを確認できたり、特定のURLのページを要約してくれたりと、デフォルトのChatGPTでは対応できない要求にも問題なく答えてくれます。
2023年6月現在では、有料プランでしか利用できませんが、将来的に無料プランでも解放される予定です。使い方や機能を理解した上でぜひ活用していきましょう。