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メールで相談する「リスティング広告を利用したいけど、どんな種類があるんだろう?」
「広告運用は自社で行うより代理店に任せた方がいいのかな?」
リスティング広告は掲載先の自由度が高く、さまざまな商品・サービスに適した広告です。うまく運用できれば、顕在ユーザーから潜在ユーザーまで幅広い層へ訴求ができます。
しかし種類や掲載できる場所が複数あるため、どの広告を活用すればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では以下について解説していきます。
この記事を読めばリスティング広告への理解が深まり、自社商品・サービスに適した広告運用ができるようになります。ぜひ参考にしてください。
リスティング広告の種類は以下の2つです。
広告の種類 | 掲載場所 | 掲載方法 |
---|---|---|
検索連動型広告 | 検索結果画面 | テキスト |
ディスプレイ広告 (コンテンツ連動型広告) |
Webサイトやアプリケーション内 | テキスト、画像、動画 |
検索連動型広告はユーザーの検索結果画面に、テキストとして表示されます。一方ディスプレイ広告はWebサイトやアプリケーション内にテキスト、画像、動画として掲載される点が特徴です。
それぞれクリック単価や訴求できるターゲットが異なるので、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。以下でくわしく解説していきます。
リスティング広告の掲載依頼先は以下の2つです。
依頼先 | 主なユーザー層 | 主なデバイス |
---|---|---|
Google広告 | 若年層 | スマートフォン |
Yahoo!広告 | 40代~60代 | PC |
Googleは若年層のスマートフォンユーザー、Yahoo!は40~60代のPCユーザーが高い割合を占めています。アプローチしたい層に適したサービスから出稿するようにしましょう。
検索連動型広告ではGoogleやYahoo!の検索結果画面に、検索ワードに関連した広告が表示されます。
テキスト広告として見出し(タイトル)や説明文を掲載できます。また他にも以下のような項目が掲載可能です。
広告 | オプション名 | 内容 |
---|---|---|
Google広告 | サイトリンク表示 | ページリンク |
コールアウト表示 | 商品・サービスの詳細情報 | |
構造化スニペット | 商品ラインナップやサービス詳細 | |
画像表示 | テキストに関する画像 | |
メッセージ表示 | 追加メッセージ | |
リードフォーム | リードフォーム | |
住所表示 | 住所などの店舗情報 | |
アフィリエイト住所表示 | 商品を販売している最寄り店舗 | |
価格表示 | カテゴリや商品の価格 | |
アプリリンク表示 | アプリのダウンロードリンク | |
プロモーション表示 | セールやプロモーション情報 | |
販売者評価表示 | 情報と口コミ | |
Yahoo!広告 | クリックリンク | ページリンク |
電話番号 | 電話番号 | |
テキスト補足 | 追加テキスト | |
カテゴリ補足 | 商品・サービスに合った追加カテゴリー |
各項目のテキストは自由に決められるので、ユーザーに訴求できる内容を自分で考えて広告に反映させられます。
検索連動型広告を使用するメリットは以下のとおりです。
それぞれくわしく解説していきます。
検索連動型広告は自社商品やサービスに合わせて、広告を表示する検索ワードを決められます。売上や問い合わせに直結するキーワードを設定することで、商品に興味を持っているユーザーに訴求できます。
またどの程度キーワードが一致していたら広告を表示させるかも設定可能です。たとえば「テニス シューズ」で設定すると、同じ意味である「テニス スニーカー」でも一致判定するようになります。キーワードによる取りこぼしがなくなるので、より幅広いユーザーへ訴求できるようになるでしょう。
検索連動型広告は入札額を調整すれば、検索結果画面の最上部に表示可能です。自然検索の上位サイトよりも上に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
クリック単価を上げることで確実に上位に表示させられるため、ユーザーとの接点を少しでも増やしたい場合はぜひ活用しましょう。
検索連動型広告は、表示回数やクリック数といった運用データをすぐに確認できます。
以上のようなデータがいつでも閲覧できるため、効果測定がしやすいです。検証を基に広告内のテキスト情報や予算などの変更もすぐに行えるので、PDCAサイクルを効率的に回せます。
検索連動型広告はキーワードによってクリック率やクリック単価が異なります。そのため市場を分析してキーワードを選定する知識とスキルがないと、利益を出すのは困難です。広告運用に長けた担当者を雇ったり、自動化システムを導入したりと運用対策を行いましょう。
検索連動型広告は以下のような商品に適しています。
検索連動型広告は1クリックごとに費用が発生します。そのため1つのコンバージョンで多くの利益を得られる高単価な商品が適しています。
たとえば平均100クリックで1つのコンバージョンを得られる商品があるとします。広告費は1クリック60円と仮定すると、1つのコンバージョンにかかる費用は6,000円です。このとき単価1,000円の商品では5,000円の損失ですが、単価10,000円の商品では4,000円の利益となります。
またユーザーの顕在ニーズに訴求するため、生活用品など緊急度の高い商品に関しては、検索画面に表示させられる検索連動型広告と相性が良いといえるでしょう。
Google広告、Yahoo!広告で検索連動型広告をはじめる手順はそれぞれ以下のとおりです。
Google広告で検索連動型広告をはじめる手順は以下のとおりです。
Yahoo!広告で検索連動型広告をはじめる手順は以下のとおりです。
ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)では、出稿先に指定されたWebサイト内に動画やバナーを表示できます。キーワードに関連するWebサイトや、似たジャンルを閲覧したユーザーの訪問先など、効果的な場所に掲載できる広告です。
Google広告で出稿するディスプレイ広告をGDN(Googleディスプレイネットワーク)、Yahoo!広告から出稿するものはYDA(Yahoo!ディスプレイ広告運用型)と呼びます。
ディスプレイ広告には以下のようなメリットがあります。
それぞれくわしく解説していきます。
ディスプレイ広告は画像や動画として表示されます。表現の幅が広いため、よりユーザーへアプローチしやすい広告です。
テキストは読んでもらう必要がありますが、画像や動画はユーザーの視界に入れば情報を伝えられます。そのため、短い時間で多くの情報をユーザーに届けられる点も特徴です。
ディスプレイ広告はWebサイトの関連ワードやユーザーのそれまでの閲覧履歴に対応して表示されます。まだ自社商品を知らないユーザーに対しても訴求できるため、新規顧客の獲得に役立つでしょう。
また1度では興味を持たれない広告でも、何度も表示させることで商品を印象付け、クリックを誘発できます。
ディスプレイ広告は検索連動型広告と比べるとクリック単価が安くなっています。顕在ユーザー向けの検索連動型広告に対して、潜在ユーザーを狙ったディスプレイ広告は即効性が期待できないためです。
しかしディスプレイ広告は、より多くの媒体に広告を掲載できる強みもあります。予算を設定できるため、想定内の金額で最大限の広告運用が可能です。
ディスプレイ広告では、自社サイトに来たユーザーに広告を出すリマーケティングが可能です。そのため1度はサイトを離脱してしまったユーザーを呼び戻し、購入を再検討する機会を与えられます。
また既存顧客に対しても、別商品のクロスセルを呼びかけられます。表示させすぎて悪印象を与えないように、表示回数に上限を設けることも可能です。適度に利用して顧客の購入機会の増加を図れます。
ディスプレイ広告のデメリットは以下のとおりです。
それぞれくわしく解説していきます。
ディスプレイ広告は潜在ユーザーへ訴求するため、検索連動型広告と比べてコンバージョン率が低いです。その分クリック単価は低いですが、掲載させる場所を見定めないと広告の無駄打ちになってしまう恐れがあります。
ディスプレイ広告は画像や動画など複数の要素で構成されています。そのため原因がどの要素によるものかを判断しづらく、効果測定に時間がかかります。
ディスプレイ広告は出稿するサービスと提携しているWebサイト内に掲載されます。掲載場所はキーワードとの関連性などから自動で選ばれますが、個別にサイトの掲載・除外設定をすることも可能です。
それぞれサービスごとの提携先を解説していきます。
GDNでの広告の掲載先は以下のとおりです。
Google AdSenseの登録には審査が必要ですが、合格さえできれば個人運用のWebサイトでも広告を掲載できます。
またYouTubeでは動画内に挿入できたり、Gmailでは受信トレイにテキストで配置できたりと、掲載方法もさまざまです。
YDAでは以下の場所に広告を掲載できます。
Yahoo!に良質だと認められたWebサイトの所有者がYahoo!広告ネットワークパートナーに認定されます。パートナーになれるのは法人のみのため、個人運用のWebサイトには広告が掲載されません。
GDNの掲載場所の確認方法は以下のとおりです。
プレースメントの設定から、アプリやYouTubeといった掲載場所の追加や除外が可能です。キャンペーンごとに設定できるので、掲載したい広告の内容に合わせてそれぞれ掲載先を選べます。
YDAの掲載場所の確認方法は以下のとおりです。
GDNと同様に、「配信リスト」を作成することで広告ごとの掲載先を設定できます。さらに「除外リスト」を利用すれば、ウイルスサイトやフィッシングサイトなど危険なサイトへの掲載を防ぐことも可能です。
検索連動型広告は以下のような商品に適しています。
ユーザーに衝動買いを促す商品は、不意にユーザーの目に飛び込むディスプレイ広告と相性が良いです。コスメ商品や飲食物など、低単価な商品だと衝動買いの可能性も上がります。
また高単価でユーザーが購入までに検討期間を要する商品も、ディスプレイ広告に適しています。リマーケティングで何度もアプローチすることで、ユーザーの購入を促せます。
Google広告、Yahoo!広告でディスプレイ広告をはじめる手順はそれぞれ以下のとおりです。
リスティング広告以外の主なWeb広告は主に以下のとおりです。
それぞれくわしく説明していきます。
ネイティブ広告はWebメディアの画面に溶け込むように配置される広告です。ユーザーのWebサイトやSNSの閲覧行動を阻害しないので、自然に商品やサービスのアプローチができます。
またSNSのネイティブ広告に掲載された場合は、ユーザーによる拡散も期待できます。
SNS広告はLINEやX(旧Twitter)といったSNSプラットフォームに配置する広告です。SNSに登録されたユーザーの個人情報を基に、ターゲットに正確に訴求できるのが強みです。
潜在ユーザーにアプローチできる点はディスプレイ広告に似ています。顧客のアプリに直接配信するため、特にBtoCに向いている広告です。
動画を用いた広告が動画広告です。広告の掲載にはYouTubeなどの動画内に挟みこむ方法や、Webサイト内に直接埋め込む方法があります。テキストや画像よりもユーザーに伝えられる情報量が多く、訴求力が高いのが特徴です。
制作期間や制作コストがかかりますが、その分ユーザーの印象に残りやすいため大きな効果が期待できます。
検索連動型広告とディスプレイ広告に共通する、リスティング広告の強みは以下のとおりです。
それぞれくわしく解説していきます。
SEO対策は効果が出るまでに最短でも数か月かかります。それに対してリスティング広告は、広告を作成するだけで出稿先に反映されるのですぐに効果を出せます。
特に検索連動型広告は、入札額を調整すれば上位表示が保証されています。そのためSEO対策の効果が出るまでの間は検索連動型広告に力を入れるなど、使い分けをするのも1つの手です。
あらかじめ予算を決めておくことで、予算内での広告掲載が可能です。リスティング広告はクリック数やインプレッション数に応じて費用が発生しますが、1日の請求限度額に達すると自動で掲載が停止されます。
稀に上限の超過が直ちに検出されない場合がありますが、限度額の超過分は請求されないため安心して利用可能です。
リスティング広告の掲載はオークション形式で、クリック単価の多い企業の広告から掲載されていきます。自分でクリック単価の上限を決められるので、無理のない範囲での広告運用が可能です。
クリック単価は競合の多さによって異なります。検索ボリュームの大きいキーワードは、競合も増えるためクリック単価が高いです。顕在ユーザーが検索しそうで、かつ競合の少ないキーワードを見つけましょう。
ユーザーの位置情報を参考にすれば、指定した地域にいるユーザーに対してだけ、広告掲載が可能です。また曜日と時間帯を設定することで、「平日の夜間だけ発信したい」といった限定的な掲載ができます。
たとえばBtoBに限定した商品は、休日に広告を掲載してもコンバージョンは期待できません。平日の日中に限定して広告を打ち出すことで、効率的にターゲットに訴求できます。
自社での広告運用と、代理店に依頼しての運用とを比較しました。それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
運用方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自社運用 | 自社にノウハウを蓄積できる | 最新情報を得にくい |
自社分析が容易 | 業務引継ぎが困難 | |
予算をかけずに運用できる | 運用管理に手間がかかる | |
スピーディに対応できる | すぐには効果が出にくい | |
代理店運用 | 最新情報を得やすい | 自社にノウハウを蓄積できない |
業務引継ぎの心配なし | 自社分析に手間がかかる | |
広告運用全般を任せられる | ある程度の予算が求められる | |
すぐに成果を上げられる | 対応に時間がかかる場合がある |
自社運用は予算をかけずに手軽に始められる点はメリットですが、運用管理を網羅するのに時間がかかるため、すぐに効果が出にくいというデメリットがあります。長期的な運用を見越している場合は、自社にノウハウを蓄積できる自社運用が適しているでしょう。
一方代理店運用では、プロに一任するため質の高い広告運用が可能です。ただし運用手数料が発生し続けるため、広告の出稿費用以外にもある程度の予算が必要となります。
以上のメリット・デメリットを踏まえ、自社に適した運用方法を選びましょう。
リスティング広告は検索連動型広告とディスプレイ広告の2種類があり、それぞれ掲載される場所や方法が異なります。どちらも掲載先や広告内容などを幅広く設定できるので、さまざまな層への訴求が可能です。
そのため、どんな人でもユーザーへの効果的なアプローチが期待できます。しかし、広告を打ち出してもターゲット層に届かなければ意味がありません。キーワードの選別や広告の掲載場所をしっかりと吟味して、ターゲットに刺さる広告を打ち出しましょう。
またどんなに有効な広告を打ち出しても、遷移先のページに魅力がなければコンバージョンは見込めません。広告運用と並行して、Webページの品質向上も意識していきましょう。
自社の商品・サービスの特色を見極め、自分に合った広告を活用していきましょう。この記事が広告運用の参考になったら幸いです。