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「どういったオウンドメディアが成功しているんだろう?」
上記のような悩みや疑問をお持ちではありませんか?オウンドメディアは、ブランディングやリード獲得などの効果があるため、多くの企業が注目しています。しかし、実際に始めようと思っても、どのようなサイトを制作すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、厳選したオウンドメディアの事例を14選ご紹介します。成功事例に共通するポイントやオウンドメディアの作り方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
オウンドメディアの導入を検討している方は、最後まで読んで参考にしてみてください。
オウンドメディアについてより深く知りたい方は以下の記事もおすすめ
オウンドメディアとは、自社で保有するメディアのことです。具体的には、公式ホームページやブログ、SNSなどがあげられます。オウンドメディアで有益な情報を継続して発信すれば、認知拡大やリード獲得などの効果が期待できます。
自社メディアのため、発信内容を自由に決められる、コンテンツを蓄積できるなどメリットがあるのも特徴です。成功すれば、広告を打たなくても検索エンジンからの安定した流入を見込めるため、導入する企業も増えてきています。
オウンドメディアについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
オウンドメディアとは?初心者でもわかりやすく、意味・目的・運用の流れを解説!
オウンドメディアを始める際は、予め目的を明確にすることが重要です。目的が曖昧だとメディアの方向性が定まらず、コンテンツにブレが生じてしまいます。一貫性のあるサイトを制作できるように、何のためにオウンドメディアを運用するのかを決めておきましょう。
主な目的には、以下の3つがあげられます。
1つずつくわしく解説します。
発信内容を自由に決められるオウンドメディアは、ブランディングに効果的です。ブランディングとは、企業や商品を消費者に認知してもらい、競合と差別化を図ることです。
文字数や表現に制限のないオウンドメディアなら、ブランドイメージにマッチした手段で情報を伝えられます。
自社の強みを明確にし、一貫性のあるコンテンツを発信し続ければ「〇〇といえばあの企業!」といったイメージを定着させられるでしょう。
オウンドメディアは人材採用にも活用できます。社員インタビューや社内の様子を伝える動画など、あらゆるコンテンツで企業の魅力を多角的に伝えられるため、自社にマッチした人材を採用しやすくなります。長期的に運用していけば、採用コストを抑えられる点もメリットの一つです。
▼オウンドメディアリクルーティングについての詳細は、下記の記事を参考にしてください。
オウンドメディアはリード獲得にも効果があります。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを発信し、資料請求や購入までの導線設計を作り込むことが重要です。成功すれば、長期にわたって安定したリード獲得が期待でき、広告費の削減にもつなげられるでしょう。
ここでは、ブランディングを目的としたオウンドメディアの成功事例を4つご紹介します。
1つずつくわしく解説します。
出典:ばね探訪
コンセプト:東海バネ工業のばね達が活躍するモノづくりの現場をレポート
「ばね探訪」は、ばね専業メーカーである東海バネ工業株式会社によって運営されているオウンドメディアです。掲載されているコンテンツは、取引先の事業や製造現場に焦点を当てた記事が中心です。入念な取材の上で制作された記事は取引先にも好評で、顧客との関係性向上にもつながっています。
プロジェクトメンバーは定期交代制で、これまでに多くの社員が関わってきました。メンバーは取材を通して、自社商品がどのように役立っているのかを知ったり、顧客の取り組みに共感したりして刺激を受けており、社員のモチベーション向上にも効果を発揮しています。
参考:TGC REVIEW
出典:Red Bull
コンセプト:翼をさずける
「Red Bull」は、アクティブなライフスタイルを持つ人をターゲットにし、コラムや自社が主催するスポーツやダンスのイベント情報を配信しています。主力商品のエナジードリンクにはあえて言及せず、ターゲットが共感できるようなコンテンツによって、ブランディングを図っています。
ファーストビューには画面いっぱいに動画を表示し、アクティブなブランドイメージを表現しています。記事上部に表示されている赤いゲージはスクロールするごとに溜まっていき、読了すると満タンになる仕組みです。思わずスクロールしたくなるWebデザインも参考にしたい点です。
出典:北欧、暮らしの道具店
コンセプト:フィットする暮らし、つくろう
「北欧、暮らしの道具店」は、株式会社クラシコムによって運営されているオウンドメディア一体型のECサイトです。スタッフ愛用品紹介や収納テクニックなど、売り込み感のないコンテンツを配信し、一貫した世界観で多くのファンを獲得しています。
オウンドメディアを軸にしながら、アプリやInstagram、YouTubeなどさまざまなメディアと連携させ、幅広い顧客との接点を創出しているのも模範にしたいポイントです。
コンセプト:おいしいは、しあわせにBAKE(バケ)る。そこには、ストーリーがある
「THE BAKE MAGAZINE」は、チーズタルトで知られる株式会社BAKEによって運営されています。取引先やメディア、求職者などのビジネス関係者をターゲットにし、お菓子だけでなく企業としてのファンを獲得することを目的として作られました。
スイーツを軸に、テクノロジーやデザインなどの幅広い話題を取り上げ、お菓子の新たな可能性を追求するBAKEのビジョンを伝えています。
次に、採用を目的としたオウンドメディアの成功事例を4つご紹介します。
1つずつくわしく解説します。
出典:mercan
コンセプト:メルカリの“いま”を正しくかつ遠くまで届け、エンパシーの総量を増やす。
mercanは、フリマアプリ最大手の株式会社メルカリによって運営されています。メルカリで働く人に焦点を当て、社員インタビューや座談会、イベント情報などを配信し、多角的に自社の働き方を伝えることにより採用ミスマッチを防いでいます。
mercanの運営で大切にしていることは、経営陣がコミットすることです。現場だけでなく、経営陣も含めてさまざまな部署が協力することで、良質なコンテンツを生み出し続けています。
出典:OnLINE
コンセプト:たくさんのWOWへとつながるように。
OnLINEは、LINE株式会社(現:LINEヤフー株式会社)によって運営されている採用オウンドメディアです。コンテンツは、社員の挑戦や取り組みをインタビュー形式でまとめた記事が中心です。
連載企画「LINEのしくみ」では、福利厚生や社内制度を紹介しています。出張業務を支える仕組みや社内カフェのメニューなどを伝えるだけでなく、社員が実際にどのように活用しているかまで発信することで、求職者が働く姿をイメージしやすくさせています。
※OnLINEは2023年9月をもって更新を停止しています。
出典:ジモコロ
コンセプト:あなたがどこに暮らしていても、もっと地元が好きになる
「ジモコロ」は、株式会社アイデムと株式会社バーグハンバーグバーグ、株式会社Huuuuの3社によって運営されているオウンドメディアです。おすすめスポットやグルメなど、独自取材によるディープなローカル情報を配信しています。ユニークなコンテンツでファンを増やし、地域に密着した求人サービス「イーアイデム」に結びつけています。
ジモコロは、更新頻度の高さも特徴です。多くのライターを抱えているため、記事のクオリティを保ちながらも高い更新頻度を保っています。
出典:フルスイング
コンセプト:DeNAの「人」と「働き方」の ” 今 “を届ける。
「フルスイング」は、IT企業であるディー・エヌ・エー株式会社によって運営されています。社員が熱意を持って働ける環境づくりを目的とした人事プロジェクトの一環として始まったオウンドメディアです。
「DeNAは激務なの?」「副業はできる?」などの踏み込んだコンテンツもあり、求職者に等身大の姿を伝えることで、自社の価値観とマッチした人材を集めています。
次に、リード獲得を目的としたオウンドメディアの成功事例を6つご紹介します。
1つずつくわしく解説します。
出典:ferret
コンセプト:マーケターのよりどころ
「ferret」は、SaaS事業を展開する株式会社ベーシックによって運営されています。SNSマーケティングやSEO対策など、Webマーケティングに特化したコンテンツを配信しています。初心者からベテランマーケターまで、幅広い読者層に合わせた高品質な記事が特徴です。
「ペルソナ設定ガイド」や「SEO集客ガイド」などのビジネスに役立つさまざまな資料を特典とすることで会員登録を促しており、効果的な導線設計も参考にしたいポイントです。
コンセプト:バックオフィスの悩みに答えを
「Money Forward Bizpedia」は、個人事業主から経営者までのすべての働く人に役立つメディアを目指し、バックオフィス業務の効率化を支援する情報を伝えています。
税理士や公認会計士などの専門家によって監修された高品質な記事を充実させつつ、4コマ連載「猫経理」という肩の力を抜いて読めるコンテンツがあるのも特徴です。サイドバーには各種サービスの資料ダウンロードボタンを固定表示し、記事内にも関連資料へのリンクを設置しています。気になった情報にすぐにたどり着けるような内部リンクの貼り方にも注目です。
出典:経営ハッカー
「経営ハッカー」は、クラウド会計ソフトで知られるfreee株式会社によって運営されています。freeeとの接点を作り、無料版を試してもらうことを目的としています。
会計や人事労務などのハウツー記事や、注目企業の社長へのインタビューなど、経営者に重宝される情報が充実しているのが特徴です。会社経営に関するお役立ち情報を豊富にストックし、freeeの利用へつなげています。
出典:LIGブログ
「LIGブログ」は、Web制作を行う株式会社LIGが運営しているオウンドメディアです。WebデザインやSEOなどのビジネスに役立つ情報から、思わず笑ってしまうようなおもしろブログまで、幅広いコンテンツを発信しています。
LIGでは、社員全員がライターです。仕事で学んだことをアウトプットする場としても活用されており、認知拡大やリード獲得だけでなく、教育ツールとしても効果を発揮しています。さらに、写真を多く取り入れており、社員の人柄や社風が伝わるコンテンツが多いため、採用活動にも役立っています。
出典:VERY
「VERY」は、総合出版社の株式会社光文社が運営するオウンドメディアです。ターゲット層である30代主婦層の好むファッション、美容、子育て、ライフスタイルなどの情報を提供しています。著名人へのインタビューや育児エピソードなど、独自性の高い記事が充実しているのも特徴です。
サイドバーに人気記事や特集を表示し、魅力的なアイキャッチとタイトルによってターゲットを惹きつけています。また、サイト内で使われる画像はどれも高品質で、雑誌を眺める感覚で読み進められるのもポイントです。
出典:グーネットマガジン
「グーネットマガジン」は、中古車情報サイトのグーネットで知られる株式会社プロトコーポレーションによって運営されています。車の所有者や購入を検討している人をターゲットとし、購入前の基礎知識やお金に関することなど、自動車に関するあらゆる情報を掲載しています。
「中古車選びお悩み相談室」や「人気の車徹底ガイド」など、中古車のプロによって監修されたコンテンツは、どれも高品質なものばかりです。ユーザーの購入前の疑問や不安を解消して信頼感を高め、各種サービスの利用へつなげています。
成果を上げているオウンドメディアには、以下3つの共通点があります。
1つずつくわしく解説します。
成功しているオウンドメディアの共通点は、目的を明確にした上でスタートしていることです。目的がないままにコンテンツを作り続けると、方向性が定まらず統一感のないメディアになってしまいます。まずは自社の課題を洗い出し、何を解決するためにオウンドメディアを始めるのかを定義しましょう。
定義した目的に沿って、適切に運用を続けていることも、成功企業の共通点です。
目的から逆算して、ターゲットにどうなって欲しいのかを考えましょう。たとえば、リード獲得が目的であれば、資料請求や問い合わせなどへ誘導できるような導線を設計する必要があります。また、リードにつながるユーザーを集客できるようなキーワードを選定することも欠かせません。
成果を上げるためには、常に目的を念頭にしてコンテンツを作り続けていくことが重要です。
オウンドメディアの成果が現れるのは、最低でも半年〜1年以上と言われています。継続的に運用し、改善を繰り返すことで徐々に効果が現れてくる施策なので、長いスパンで計画を立てましょう。
予め運用体制を構築しておく、経営層・上司へ根回しするなどの対策を取ると無理なく運用していけます。
オウンドメディアの制作は、大きく分けて以下4つのステップで進めていきます。
まずは事前準備として以下の5つを決めます。
予めオウンドメディアの方向性を定めて、長期運用できる体制を整えておくことが大切です。
準備ができたら、サイトを自社制作するか外注するか検討します。予算、サイト規模、対応できる人材がいるのかを考慮し、企業にあった方法を選択してください。
サイト構築ができたら記事の作成に取り掛かります。キーワード選定や検索意図の調査を入念に行い、ターゲットが求める情報を継続的に発信していきましょう。
高品質な記事を公開しても、検索結果ですぐに上位表示できることはほとんどありません。オウンドメディアの効果を最大限に発揮するためには、分析と改善が重要です。流入経路やクリック数など、あらゆる項目をチェックして現状を把握し、改善を加えていきましょう。
オウンドメディアの作り方の詳細は、下記の記事で確認できます。
オウンドメディアの作り方を丁寧に解説!成功させる4つのポイントやお役立ちツールもご紹介
今回は、オウンドメディアの事例14選をご紹介しました。成功事例に共通しているのは、予め目的を明確にし、ゴールまでの筋道を考えて運用しているという点です。また、社内の理解や協力を得ながら長期的に運用を続けている企業も多く見られました。
この記事で紹介した事例や成功企業の共通点を参考に、オウンドメディアの成功を目指しましょう。