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SDS法を例文付きで解説!練習方法やPREP法・ホールパート法との違いを紹介

マユ

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マユ

SDS法を例文付きで解説!練習方法やPREP法・ホールパート法との違いを紹介

「SDS法ってなんだろう?」
「SDS法にはどんなメリットやデメリットがあるの?」

そんな悩みや疑問を抱えてはいませんか?SDS法は「要点」「詳細」「要点」で構成された文章の型のことです。3つの流れで情報を伝えることで、簡潔でわかりやすい文章が作れます。SDS法を習得すれば、ビジネスシーンをはじめとしたあらゆる場面で、円滑なコミュニケーションをとるのに役立つでしょう。

そこでこの記事では、SDS法について下記の5つのポイントに絞って、初心者にもわかりやすく解説していきます。

  • SDS法とは
  • SDS法やホールパート法との違い・使い分け
  • SDS法のメリット・デメリット
  • SDS法を使った2つの活用例
  • SDS法の練習方法

この記事を読むと、SDS法を理解して、わかりやすい情報の伝え方が学べます。伝わりやすい話し方や、わかりやすい文章の書き方を身につけたい方は、最後まで読んでぜひ参考にしてみてください。

SDS法とは?

SDS(エスディーエス)法とは、短時間でわかりやすく情報を伝える手法です。下記の3つの頭文字をつなげて名付けられています。

SDS法の構成

Summary 要点 全体の概要
Details 詳細 詳細の説明
Summary 要点 全体のまとめ

冒頭で要点を伝えてから具体的な説明をし、最後にもう一度要点を伝えてまとめます。3つの構成にわたって一貫性をもった情報を伝え、筋の通った説明をする文章構成です。最初と最後に要点を2回伝えることで受け手の記憶に残りやすい文章となります。

簡潔でわかりやすい説明ができるため、ビジネスや日常生活などあらゆる場面で使える汎用性の高い手法です。代表的な活用シーンとしては、ニュースや自己紹介があげられます。

PREP法やホールパート法との違い

文章の型には、SDS法以外にもPREP法やホールパート法があります。ここでは3つの手法を比較しながら違いを解説していきます。

PREP法とホールパート法との比較

SDS(エスディーエス)法 PREP(プレップ)法 ホールパート法
構成 Summary:要点 Details:詳細 Summary:要点 Point:結論 Reason:理由 Example:事例 Point:結論 Whole:全体像 Part:部分 Whole:全体像
特徴 情報を短時間で伝えられる 論理的で説得力がある 複数の事柄を整理して伝えられる
活用シーン ニュース、自己紹介、スピーチ プレゼンテーション、報告、面接 プレゼンテーション、報告

SDS法とPREP法の使い分け

PREP(プレップ)法とは「結論」「理由」「事例」「結論」の流れで情報を伝える手法です。

PREP法の例文

Point:結論 時短料理にはフードプロセッサーがおすすめです。
Reason:理由 なぜなら、フードプロセッサーはきざんだり、ピューレ状にしたりといった面倒な作業をスイッチひとつでこなしてくれるからです。
Example:事例 例えば、ミートソース作りで玉ねぎやにんじんなどの野菜を細かくきざむのは、時間がかかるし骨が折れる作業ですよね。 フードプロセッサーがあれば、すべての材料を一瞬でバラバラにしてくれるため、大幅な時間短縮につながります。
Point:結論 このように、面倒な作業を簡単にできるフードプロセッサーは、時短料理をしたい人におすすめの調理家電です。

「結論」を重視しており、結論にたどり着いた理由と裏付けとなる具体例を述べることによって、説得力の高い文章を作れるのがPREP法の特徴です主張を伝えたいときや論理的な説明が必要なシーンに適しているため、プレゼンテーションや報告の場面に有効です。

一方「詳細」を重視しているSDS法は、要点を端的に伝えられます。スピーチや電話対応など、簡潔でわかりやすい説明が求められる場面に有効です。

SDS法とホールパート法の使い分け

ホールパート法とは「全体像」「部分」「全体像」の流れで情報を伝える手法です。はじめに全体像を述べた後に、全体像を構成する要素を1つずつ解説し、最後にもう一度全体像を伝えてまとめます。

ホールパート法の例文

Whole:全体像 私がハワイを好きな理由は3つあります。
Part:部分 【部分1】1つ目は、海がきれいだから。 【部分2】2つ目は、日本語が通じるから。 【部分3】3つ目は、お買いものが楽しめるからです。
Whole:全体像 以上の3つの理由から、私はハワイが大好きなのです。

ホールパート法は複数の事柄を整理して伝えることに長けています。そのため、セールスポイントが複数ある商材のプレゼンテーションや、上司にいくつかの報告をまとめて行いたいときに有効です。

1つの事柄に対して詳細に伝えたいときにはSDS法、複数の要素を説明したいときにはホールパート法、というように使い分けると良いでしょう。

SDS法のメリット

SDS法には下記のメリットがあります。

  1. 要点を素早く伝えられる
  2. わかりやすく伝えられる
  3. やわらかな印象を与えられる

1つずつくわしく解説します。

メリット1:要点を素早く伝えられる

SDS法では最初に論旨を述べるため、素早い情報伝達が可能です。ビジネスシーンでは、短時間でわかりやすい説明が求められます。SDS法なら、限られた時間で必要な情報を端的に伝えられるため、スムーズなコミュニケーションをとるのに役立つでしょう。

メリット2:わかりやすく伝えられる

はじめに要点を伝えると、これから何の話をするのかを明確にできるため、後に話す詳細を受け手が理解しやすくなります。そして、締めくくりに要点を振り返ることで、内容の整理ができて理解度が高まります。また、要点を2回述べると、内容を相手の記憶に残りやすくする効果も期待できるでしょう。

メリット3:やわらかな印象を与えられる

SDS法は、PREP法のように強く主張する文章構成ではありません。そのため、やわらかな印象を与えたいときや、セールス感をあまり出したくないときに有効です。ビジネスシーンだけでなく、日常生活においても使いやすい手法といえるでしょう。

SDS法のデメリット

SDS法には下記のデメリットがあります。

  1. 主張が弱い
  2. 物語調の文章には不向き

1つずつくわしく解説します。

デメリット1:主張が弱い

SDS法は、情報をわかりやすく伝えることに長けている手法です。そのため主張が弱くなり、成果をあげたいシーンや相手を説得したいときには向いていません。受け手に行動を促したい場合は、説得力の高いPREP法を用いるのがおすすめです。

デメリット2:物語調の文章には不向き

SDS法は要点を先に述べることで、受け手に話の内容が伝わりやすい文章構成となっています。そのため、最後まで結末がわからないような物語調の文章には適していません。

SDS法の活用シーンと例文

ソフトな印象のあるSDS法は幅広いシーンで使えますが、代表的な活用シーンに下記の2つがあります。

  1. 自己紹介
  2. プレゼンテーション

ここからは、シーンごとにSDS法を取り入れる例を紹介していきます。

シーン1:自己紹介

Summary:要点 私の趣味は旅行です。
Details:詳細 月に一度の近場旅行、そして年に一度の沖縄旅行が何よりの楽しみです。お得に旅行する方法を考えたり、穴場の観光スポットを探したりするのも得意で、旅行の醍醐味は計画にあるとも思っています。
Summary:要点 計画段階からワクワクする旅行は、私の大切な趣味の1つです。

シーン2:プレゼンテーション

Summary:要点 御社の業務効率化のため、名刺管理サービスAの導入を提案します。
Details:詳細 名刺管理サービスAを導入すると、個人管理していた名刺を一元管理できます。紛失リスクや管理の煩わしさから開放され、業務を効率化できます。また、常に最新のデータを共有できるため、顧客情報の変更にも速やかに対応可能です。
Summary:要点 名刺管理サービスAを導入すれば、業務を効率化して生産性の向上が見込めますよ。

シーン1では趣味が旅行であること、シーン2では名刺管理サービスAで業務効率化ができるという訴求ポイントを、冒頭で明確にしています。SDS法を使うことにより、どちらも論旨明快で詳細を理解しやすい文章構成になっています。

詳細から話し始めると、受け手に要点が伝わらず「結局何の話をしたかったの?」と思われてまうかもしれません。SDS法なら、最初に要点を伝えて話の全体像をイメージさせ、詳細を伝えた後に要点を繰り返すことで、内容の整理ができます。簡潔でわかりやすく情報を伝えたいシーンで幅広く活用できるでしょう。

SDS法の練習方法は?

以下のテンプレートを活用して繰り返し実践すると、SDS法が身につきます。

SDS法のテンプレート

Summary 要点 全体の概要
Details 詳細 詳細の説明
Summary 要点 全体のまとめ

SDS法はシンプルな構成のため、比較的習得のしやすい手法です。業務連絡や電話対応など、毎日の業務で意識しながら取り入れましょう。やわらかな印象のSDS法は日常会話でも使えるので、家族や友人と話すときに実践してみるのもおすすめです。慣れないうちは、上記のテンプレートをいつでも見られるようにして、文章作成の参考にすると良いでしょう。

SDS法をスピーディーな情報伝達に役立てよう!

今回は、SDS法について解説しました。SDS法は、シンプルな3つの構成に沿って伝えるだけで、短時間でわかりやすく情報を伝えられます。ビジネスに限らず、さまざまなシーンで円滑なコミュニケーションをとるのに役立つでしょう。この記事を参考にぜひ実践してみてください。

この記事を書いたライター

マユ

マユ

IT企業で12年勤務。現在は2人の子を育てながらWebライターとして活動中。スイーツやインテリアなど、幅広いジャンルを執筆。読者に寄り添った、分かりやすく、丁寧な文章を心がけています。趣味はパン屋さん・ケーキ屋さん巡り。

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この記事を監修した人

藤澤 尚也

藤澤 尚也

優良WEB編集長・JetB株式会社メディア事業部SV。前職の大手IT企業の同僚から誘いを受け、2018年に営業として入社。その後Webディレクターに転身し、3年以上経験を積む。多様な経験からくる幅広いWebリテラシーと持ち前の文章力を買われて優良WEBの編集長に抜擢。ベースとラーメン二郎をこよなく愛する。

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