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STORESの機能を項目別に徹底解説!無料でもここまで使える!

鈴原 千景

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鈴原 千景

STORESの機能を項目別に徹底解説!無料でもここまで使える!

「STORESでネットショップ開設を検討しているけど、機能がたくさんあってわかりにくい」
「自分がどんな機能を必要としているのかわからない」

STORESはネットショップ開設サービスの中でも、便利な機能が数多く備わっています。

しかし、中には機能の数が多すぎて上記のように感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事ではSTORESの機能を大まかに7つに分類し、以下の要素も含めて解説していきます。

  • STORESにおける詳細な機能の内容
  • STORESのプランごとの機能の違い
  • それぞれのプランに向いている人

初めてのネットショップをSTORESで始めようと思っている方や他のサービスからSTORESに乗り換えたいと考えている方は、本記事を参考にしてください。

STORESの機能には7つの分野がある!

STORESは無料でネットショップを開設できるサービスです。

はじめての人もいますぐ、かんたんに」をコンセプトにしていることから、Webの専門知識がない方でも無料プランで簡単にネットショップが作れます

仮に、機能に物足りなさを感じる場合は、月額2,178円(税込)の有料プランを利用する方法もあります。

しかし、STORESにはネットショップ作りに役立つ多くの機能があるため、混乱しやすい面もあるのも事実。

そのため、ここからは初心者の方でもわかりやすいようにSTORESの機能を大きく7つに分けて解説していきます。

STORESの7分野における機能

  • 販売方法に関する機能
  • 決済手段に関する機能
  • 集客力向上のための機能
  • 運営業務の効率を向上させるための機能
  • 顧客対応に関する機能
  • ショップを分析する機能
  • Web周りの設定に関する機能

STORESの機能①:販売方法編

STORESでは様々な商品の販売に対応しているため、販売手段も豊富です。

また、無料プランであっても登録アイテム数に制限がありません。1アイテムには15枚まで画像を登録できるため、色やサイズが豊富なアパレル系のネットショップも安心して使用できます。

販売できる商品の種類について

STORESで販売できる商品は大きく分けると3つあります。

販売可能な商品

  • 一般的な商品(アパレル系・雑貨・ガジェット系・食品などの形のある商品)
  • デジタルコンテンツ
  • 電子チケット

アパレル系や雑貨、ガジェットなどの商品・デジタルコンテンツや電子チケットも販売できます。

デジタルコンテンツは主に画像や動画、音楽、ビジネスのノウハウなどの電子データ商品のことです。

販売するものがデジタルコンテンツや電子チケットのみの場合でも、しっかりとしたネットショップが作れる点はSTORESのメリットです。

販売手段の豊富さ

STORESは販売手段が豊富です。特に便利な機能については以下の通りになります。

STORESの販売手段に関わる機能

  • 予約販売機能
  • 定期販売機能
  • 販売期間の設定機能
  • まとめ割引き機能
  • 1人あたりの購入個数を制限する機能
  • 商品の画像数の拡大(有料プランのみ)

ネットショップに欠かせない予約販売機能や販売期間の設定機能、まとめ買いに対する割引機能がデフォルトで搭載されています。

管理画面ですぐに設定できるため、機能ごとに拡張機能をインストールする必要がありません。

例えば、販売期間設定は、期間限定で商品を販売する場合や販売開始日・終了日があらかじめわかっている商品を販売する際に便利です。

商品ごとに開始日と終了日さえ登録しておけば自動で切り替わるため、逐一開始や終了の設定をする必要がなく、人為的なミスも防げます。

商品の画像数は、有料プランに加入することで15枚から30枚まで登録可能になる点は把握しておきましょう。

STORESの機能②:決済手段編

ここからは、決済手段に関する機能について解説していきます。STORESで利用できる決済手段は以下の通りです。

STORESで利用できる決済手段

  • クレジットカード(VISA/Mastercard / JCB / American Express / Diners Club )
  • コンビニ決済(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート)
  • キャリア決済
  • 銀行振込
  • PayPal
  • 翌月後払い(Paidy)
  • 楽天ペイ
  • 代引き(有料プランのみ)
  • Amazon Pay(有料プランのみ)

上記の決済手段はフリープランの場合、導入が必須となっています(代引きとAmazon Payは除く)。

しかし、有料プランに加入すると必要な手段のみを選択できるだけでなく、代引きとAmazon Payを利用可能です。代引きを使用できる他サービスは少ないため、決済方法に代引きを検討している方はSTORESを検討してもよいでしょう。

決済手数料は無料プランがすべて5%、有料プランが代引きとAmazon Pay以外3.6%です。

有料プランの手数料まとめ

  • Amazon Payは4%
  • 代引きは手数料が発生しない

STORESの機能③:集客力UP編

集客や販売促進の機能も充実しています。

メルマガやクーポンといった基本的な機能に加えて、SNSとの連携も簡単にできるため、様々な方面からアプローチが可能です。

より多くの顧客に店舗や商品を届けるために、STORESには集客や販売促進に関する以下の機能が搭載されています。

集客・販売促進に関する機能

  • メールマガジン機能
  • ニュース作成機能
  • クーポン発行機能
  • 再入荷リクエスト機能
  • Instagram販売連携機能
  • note連携機能
  • 商品ページへの動画埋め込み機能(有料プランのみ)

メールマガジン機能は過去に店舗で買い物をした顧客や、店舗をフォローしてくれた顧客に対してお得な情報を簡単に送信できます。送信者の絞り込みができる点、さらに店舗に登録した画像がそのまま使える点は強みといえるでしょう。

また、STORESはInstagramやnoteと簡単に連携させることができます。

Instagramと連携させた場合、店舗で表示しているアイテムが1日1回自動でInstagramに投稿されます。投稿にタグ付けをすることで画像の商品の詳細がその場で確認できるため、購入画面へ移動させることも可能です。

noteでは、記事内に商品のURLを貼るだけで簡単にnote内で商品の紹介ができます。戦略として、noteをショップのブログとして使うという方法も選べるでしょう。

STORESの機能④:運営業務の効率UP編

STORESでは、運営業務をできるだけ簡単・素早く処理できる機能があります。

運営業務に関わる機能は、有料プランの影響を大きく受ける部分である点に注意が必要です。

運営業務効率化に便利な機能

  • 倉庫サービス機能
  • アイテム一括登録機能
  • 配送情報一括登録機能
  • オーダー情報出力機能
  • 納品書出力機能
  • Instagramの画像連携機能
  • LINE連携機能
  • 品番管理機能(有料プランのみ)
  • 在庫数一括更新機能(有料プランのみ)
  • 送り状出力機能(有料プランのみ)

倉庫サービスは、STORESが在庫の保管・梱包・発送業務を代行してくれるサービスです。無料プランでも使える機能ですが、サービスの利用には費用が発生するため注意しましょう。

アイテム一括登録機能・配送情報一括登録機能・オーダー情報出力機能は、名前の通りCSVファイルを使って情報を一括登録したり、必要な情報だけを出力したりできます。特に配送情報が一括で登録できるようになると注文のたびに情報を登録しなくて済むため、大幅に運営業務の手間が省けます。

Instagramの画像連携機能は、商品を登録する際に自身のInstagramから画像を選択できます。

LINE連携機能は売り上げや入金、未発送の注文などをLINEからでも簡単に確認できる機能です。出先やパソコンが使えないときに役立ちます。

有料プランでは、品番やバーコードを商品ごとに登録・在庫を一括で管理できる機能もあります。

とくに送り状出力機能は、手書き作業やデータのコピー&ペーストの手間を省くため、発送の負担が軽くなるでしょう。

STORESの機能⑤:顧客対応編

営業主と顧客の円滑なコミュニケーションのために以下の機能を用意しています。

顧客対応に便利な機能

  • 顧客ごとの情報管理機能
  • お問い合わせ確認機能
  • FAQ作成機能
  • レビュー設置機能
  • 店舗来訪時の告知カード機能
  • 送料詳細設定機能
  • 配送先別指定機能
  • 英語対応機能
  • 年齢制限機能
  • 店舗へのパスワード設置機能
  • 配送日指定機能(有料プランのみ)

この中でも、お問い合わせ確認機能は以前よりさらに使いやすくなりました。従来は顧客からのお問い合わせをメールで管理していたため、他のメールにお問い合わせメールが埋もれてしまうという事態が頻繁に起きていました。しかし、最近では管理画面からも確認できるようになったことで、店舗側が問い合わせを見落としにくいシステムとなっています。

レビュー設置機能も改善しました。顧客がレビューを後から編集できる機能や店舗側がレビューに返信できる機能が搭載されたため、よりいっそう顧客と店舗の距離が縮まったといえるでしょう。

STORESの機能⑥:ショップ分析編

STORESでは、ショップを戦略的に分析するために以下3つの機能が備わっています。

店舗の分析に役立つ機能

  • Googleアナリティクスの設定機能
  • 広告タグの設定機能
  • アクセス解析機能(有料プランのみ)

Googleアナリティクスの設定機能は、店舗への訪問者数やユーザーがどこを経由して店舗を訪れたのかを分析でき、Web上でショップ運営を行う場合は必須の機能といえるでしょう。

STORES広告タグの設定機能は、ネット上に店舗の広告を出した場合、広告から店舗にアクセスした顧客がどれくらいコンバージョン(購入)につながっているかを計測します。具体的には、広告をクリックした人が購入した回数や金額などが計測可能です。

ちなみに、広告を掲載するにはGoogle広告やFacebook広告へ申し込み手続きをすることを覚えておきましょう。

有料プランの方のみが利用できるアクセス解析は、STORES内で利用できる分析機能です。

さらに、より詳しく解析する場合、STORES内の機能とGoogleアナリティクス連携を併用すると良いでしょう。

STORESの機能⑦:Web周り編

店舗運営以外の面倒なWeb周りの設定を簡単に行うことができます。

例えば、独自ドメインの取得やサイトのSSL化は難易度が高く手間のかかる作業ですが、STORESでは簡略化できます。

Web周りの設定に関する機能は以下の4つです。

Web周りの設定に関する機能

  • SSL化対応機能
  • PC/SP対応
  • 独自ドメイン取得機能(有料プランのみ)
  • サービスロゴ非表示(有料プランのみ)

SSLとはインターネット上でのデータの通信を暗号化し、外部からの盗聴や侵入を防ぐシステムです。 SSL化されたサイトは、URLが「https」から始まることに加え、アドレスバーの左側に鍵マークが入ります。

STORESでは、無条件でどの店舗にもSSL化が施されているため、特に難しい設定をする必要はありません。

注意点として、独自ドメインのサービスは有料プランのみの機能です。有料プランを利用することで、レンタルサーバー会社やドメイン取得サービスと契約することなく、簡単に独自ドメインを取得できます。

初期費用・更新費用は無料、ドメイン自体も「.com」「.net」「.shop」の3つから選べる点は魅力的です。

STORESでドメインを新しく作りたい方はサービス利用を検討してみましょう。

結局のところ、フリープランとスタンダードプランどっちを選ぶべき?

機能にふれたうえで、ここからは無料のフリープランを選ぶべきか有料のスタンダードプランを選ぶべきかみていきましょう。

実際、フリープランが向いている人とスタンダードプランが向いている人の特徴は異なります。

フリープランがおすすめの人

フリープランがおすすめの人は以下に当てはまる方です。

  • 初めてネットショップを作る方
  • スピードキャッシュ機能を利用しない方
  • 今のところ毎月の売り上げが15万円を上回る予定のない方

フリープランでは、初期費用も月額料金も発生しません。費用が発生するのは「商品が売れたとき」と「売り上げ金が振り込まれるとき」です。

固定費も無料のため、売り上げがなくても赤字になることはありません。試しにネットショップを作ってみたい方は、フリープランで契約するとよいでしょう。

決済手数料に関してはスタンダードプランの方が安くはなりますが、月の売り上げが15万円以下であればスタンダードプランの方が運営コストが高くなってしまう点に注意が必要です。

フリープランでも売り上げが翌日に振り込まれるスピードキャッシュ機能を利用すると、類似サービスであるBASEよりも手数料が高くなってしまう点も把握しておきましよう。

スタンダードプラン(有料)がおすすめの人

スタンダードプランがおすすめの人の特徴は以下の通りです。

  • 毎月の売り上げが15万円以上超える、または超える見込みがある
  • STORESの機能をすべて使いたい

毎月の売り上げが15万円を超える見込みがあれば、手数料の安さからスタンダードプランが適しています。フリープランよりも運営コストを抑えることが可能です。

売り上げが上がれば上がるほど、フリープランとスタンダードプランのコストの差は大きくなるため、売り上げが多い人ほどスタンダードプランが適しているといえます。ただし、毎月の売上が13~18万円など安定しない場合は、無料プランのままでも問題はありません。

【まとめ】

本記事では、STORESで利用できる機能について詳しく解説しました。STORESの機能は数多くあるものの、大きく7つに分類できます。

  • 販売方法に関する機能
  • 決済手段に関する機能
  • 集客力向上のための機能
  • 運営業務の効率を向上させるための機能
  • 顧客対応に関する機能
  • ショップを分析する機能
  • Web周りの設定に関する機能

機能を7つに分類することで把握しやすくなります。

とくに運営業務の効率化を重視している方は、有料プランでになければ活用できない機能もあるため、よく確認しておくことが大切です。

STORESは無料プランでも充分に使えるECサイトプラットフォームです。

今回解説した7分野の機能と自分に必要な機能を見比べながら、ぜひSTORESの利用を検討してみましょう。

この記事を書いたライター

鈴原 千景

鈴原 千景

6年ほどライター・編集者・ディレクターを経験。マーケティング、ECサイト分野に強く、今まで数千記事を執筆。「難しいものを分かりやすく解説する」「クライアントと読者どちらの視点も考えつつ執筆する」をモットーにしている。

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この記事を監修した人

佐々 享平

佐々 享平

JetB株式会社制作部マネージャー。2017年入社からディレクターとして数々のホームページ制作案件を担当してきた。ECサイトやSEOについてなど幅広い知識を保有し、プレイングマネージャーとして実務も担当している。趣味はダイビング。

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