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これをみれば解決。STORESの9つの決済方法とは!

優良WEB編集部

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優良WEB編集部

これをみれば解決。STORESの9つの決済方法とは!

「STORESで利用できる決済方法って何が使える?」
「STORES決済とは別サービス?」

STORESの利用を検討している事業者の中には上記のような悩みを持つ方もいるでしょう。

STORESの決済方法と「STORES決済」は全く別のサービスです。そのため人によっては混同してしまうこともあるでしょう。

本記事では、以下の項目について詳しく解説。

・STORESで使用できる決済方法
・それぞれの決済方法の特徴
・プランごとに使用できる決済方法の注意点

これからSTORESでネットショップを運営する際の参考にしてみてください。

STORES決済はSTORESとは異なるサービス

ヘイ株式会社はECサイト構築サービスのSTORESだけでなく、以下のように他サービスを展開しています。

STORES以外のヘイ株式会社で展開されているサービス

  • STORES予約・・・Web予約システム
  • STORES決済・・・店舗のキャッシュレス決済システム
  • STORESレジ・・・POSレジシステム

項目から把握できるように、STORESで使える決済方法とSTORES決済は別サービスです。

STORES内で指定される支払い方法によって、サービス料金を支払う必要があります。

STORES決済とは

STORES決済とは、実店舗でクレジットカードや電子マネー決済を導入するための決済サービスのことです。

サービスの特徴として、月額費用が発生しない点は把握しておきましょう。ただし、クレジットカードでは3.24~3.74%の決済手数料が発生する点に注意が必要です。

STORES決済のその他の特徴

  • WeChatPayが利用できる(国際送金の手数料削減も可能)
  • 電子マネー(Suicaなど)での支払いが可能となる
  • STORESレジと連携できる
  • 多言語対応ができる
  • 会計ソフトとの連携も可能

STORESレジと連携する場合、事業者はSTORESレジアプリを使用することでキャッシュレス決済が可能となります。振り込みの際の指定金融機関はなく、全金融機関で対応できるため、新しい口座を作る手間も発生しません。

支払いに関してはリボ払いや2回払いにも対応しているため、顧客の支払い方法の選択肢がより広がるといえます。

しかし、支払い方法は全て審査が必要なため、注意してください。

STORES決済とSTORESの決済方法に関連性はない

STORES決済とSTORESで選択できる決済方法には、全く関連性はありません。そのため、以下のように2つのサービスの違いを把握しておく必要があります。

  • STORES決済・・・WeChatPay・電子マネーによる支払いが可能
  • STORESの決済方法・・・キャリア決済、代金引換、コンビニ決済など

どちらのサービスも自社の課題に合わせて選べる内容であるため、「実店舗でキャッシュレス決済を導入する場合はSTORES決済、ネットショップを立ち上げたい場合はSTORES」の利用を検討してみましょう。

STORESで使用できる9つの決済方法の特徴

ここからは、STORESで使用できる9つの決済方法の特徴についてみていきます。それぞれの支払い方法のメリット・デメリットや注意点などを把握し、ネットショップ運営に活かしていきましょう。

クレジットカード決済の特徴

顧客が所有するクレジットカードを使用し、専用端末を用いて支払いを行う決済方法です。VISAやMASTERCARDといった国際ブランドと提携することで、対応しているブランドのカードであれば発行会社が異なっても使用できます。

クレジットカード決済のチェックポイント

  • メリット・・・現金が要らない、事業者も手続きが楽
  • デメリット・・・カード加盟店になるには審査が必要、決済手数料が必ず発生する

STORESを利用する場合、ほぼ必ず審査が必要になることは把握しておきましょう。審査結果は3営業日前後が目安となるため、早めの申請が大切です。(1次審査と2次審査で許可される国際ブランドが異なる)

仮に審査が通らなかった場合、自動的にコンビニ決済が適用される点に注意しましょう。また、再審査は入力内容の不備以外では、受け付けていない点も把握しておくことが大切です。

キャリア決済の特徴

大手キャリアで発行されているID ・パスワード・暗証番号を連携させることで決済する方法です。本人認証を行う必要があるものの、携帯電話の料金が引き落とされる口座からまとめて支払うことが可能です。

キャリア決済のチェックポイント

  • メリット・・・大手キャリアのID があれば使用できる、クレジットカードが必要ない、多くの業種に対応できる
  • デメリット・・・格安SIM サービスでは使用できない、限度額をよくチェックしておく必要がある(最高10万円だが、下限設定は事業者で確認する必要もある)

とくに、多くの利用者が選択できる支払い方法であることが魅力だといえます。しかし、格安SIMに乗り換えた場合、利用できなくなるので気をつけてください。

そのため他の決済方法と合わせて採用することを推奨します。 STORESの場合はフリープランであれば必ず使用することになる決済方法であるため、心配はいりません。スタンダードプランの場合は選択制となっていることから、銀行振込やコンビニ決済などの顧客目線で使用しやすい支払い方法と併用しましょう。

コンビニ決済の特徴

インターネット上の商品やサービスの代金を全国各地のコンビニで支払うことのできる決済方法です。 クレジットカード審査が通らなかった場合もこの支払方法に自動的に設定されます。日本の中ではクレジットカードの次に顧客から利用される率の高い支払い方法です。

コンビニ決済のチェックポイント

  • メリット・・・決められた期限までであれば全国各地の対象のコンビニであれば支払いが可能(STORESでは基本前払い)
  • デメリット・・・コンビニにおける専用端末を使用するなど、そのコンビニまで出向く必要があるため顧客に負担がある、それぞれ専用端末の操作が必要となる点も負担となりやすい

STORESのコンビニ決済は、全国のローソン・ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート、デイリーヤマザキで使用できます。顧客の住んでいる地域によっては、近くに店舗がない可能性も想定しておきましょう。

コンビニ決済が行われた場合は入金通知が事業者に届いたあとに発送手続きとなるため、代金の回収漏れが発生することがない点が魅力です。しかし、代金入金後のキャンセル処理は事業者が個別に対応する必要がある点には注意しましょう。

代金引換決済の特徴

電子データなどの無形の商品ではなく、ハンドメイド作品やアクセサリー、服などの有形の商品を発送し、配達時に商品代金を支払ってもらうときに使用する決済方法です。スタンダードプランのみ利用できます。

代金引換決済のチェックポイント

  • メリット・・・商品が届かないといった状況や料金の未回収リスクを避けられる
  • デメリット・・・現金のみしか使用できない、顧客は対面が必須

配送会社が商品の引き渡しとともに代金を回収するため、事業者は配送会社からの連絡と料金受取りが必要となります。そのうえで、以下3つの注意点も把握しておきましょう。

代金引換決済の注意点

  • 個別契約が必要となる
  • 送料などは契約する配達会社によって異なる
  • 受け取り拒否、長期不在など顧客都合によって商品を受けとってもらえず、送料が無駄になる可能性もある

各配送業者との個別契約が必要であるため、荷物の配送などに対してトラブルがあった場合はSTORESではなく、各配送会社と調整しなければなりません。

銀行振込決済の特徴

STORESの指定振込口座へ指定期日内に料金を振り込む決済方法です。事業者の口座へ直接支払うのではなく、STORESが間に入るため、事業者は支払い完了メールを受け取るまでは手間を削減できます。

銀行振込決済のチェックポイント

  • メリット・・・入金までの案内をSTORESに代行してもらえる
  • デメリット・・・支払い手数料が顧客負担となる

銀行振込の場合、事業者はアイテム購入の通知(確認メール)を受けたあと、入金があれば続けて「入金確認メール」が届きます。その際、管理画面が入金待ちから未発送に変化するため、どの注文が対応できていないのかを簡単に把握できるでしょう。

注意点として3日の期限が過ぎた場合、自動的にキャンセル処理がされるものの、事業者からはその間のキャンセル処理ができません。振り込み後のキャンセルも個別に対応が必要となるため、把握しておきましょう。

翌月後払い

Paidyが商品代金を先払いし、顧客に対して翌月に請求する決済方法です。1ヶ月単位で計算されるものの、事業者には負担がありません。

設定方法は、決済方法の画面でチェックを入れるだけで使用できます。

見出し

  • メリット・・・メールアドレスと電話番号さえあれば使用できるため、顧客も事業者も手軽な決済。料金の回収はPaidyが行うため、事業者は料金の未回収リスクを下げられる
  • デメリット・・・キャンセル不可

注意点として、STORESでは、翌月後払いの決済が選択された場合、基本的にSTORES内の手続きではキャンセルできません。仮にキャンセルとなった場合は、事業者が個別対応する必要があるため、購入者層が広がるメリットと比較して導入しましょう。

PayPalの特徴

PayPalはアカウントを所持していれば誰でも決済できるサービスです。200以上の地域で使用されている点と1億人以上の人々に利用されたきた実績がある点は信頼度が高いといえるでしょう。

PayPalのチェックポイント

  • メリット・・・海外も含めてサービス連携がしやすい(クレジットカード情報を事前にPayPalで登録するため、STORESで新たな情報入力が必要ない)
  • デメリット・・・個人情報は自分で管理しなければならない。サポートサービスの質にばらつきがある

STORESの決済方法では、どのプランでもPayPalによる支払いを選択できます。しかし、完全に外部サービスとなるため、連携方法以外の問い合わせはPayPalのサポートに問い合わせるしかありません。

注意点として、急なアカウント制限なども発生する可能性がある点とサポートに問い合わせた場合でも根本的な解決が難しいパターンがある点は把握しておきましょう。

楽天ペイの特徴

楽天が提供する決済サービスです。支払い方法はクレジットカード決済の1種ではあるものの、STORESに新たにクレジットカード情報を入力する必要がありません。

楽天ペイのチェックポイント

  • メリット・・・顧客が楽天ポイントを貯められる
  • デメリット・・・定期便の支払いには使用できない、顧客が楽天会員である必要がある

STORESでの商品購入に対してポイントが付く点は顧客からすれば魅力だといえるでしょう。しかし、一度のみの購入・物販・デジタル商品しか購入できないため、支払い方法を設定する際には注意が必要です。

AmazonPayの特徴

Amazonが提供している決済サービスです。STORESとは別のサービスであるため、個別契約が必要な点に注意しましょう。

AmazonPayのチェックポイント

  • メリット・・・顧客がAmazonを利用している場合、登録情報を新たに入力しなくてよい。STORES内ではギフト券が使用できる
  • デメリット・・・審査に通過しなければ使用できない、スタンダードプランでしか使用できない(決済手数料4%)

AmazonPayの決済手数料は3.9%で、月額費用などはかかりません。

しかし、ショップに導入する際は審査に通過したうえで、スタンダードプランを選択していなければ利用できないので気をつけましょう。

STORESで選べる決済方法の注意点

STORESにはフリープランとスタンダードプランがあります。

フリープランの場合、代金引換とAmazonPay以外は支払い方法として必ず表示されるため、事業者が何らかの設定を行うことができません

スタンダードプランでは、クレジットカード以外の決済方法を任意に表示できます。そのため、事業者が管理しやすい決済方法を選択してネットショップに表示することが可能です。例えば、「クレジットカード主体の支払い方法に限定する」といったこともできます。

そのため、ネットショップ設計時から決済方法と決済手数料の違いをある程度検討したうえでプランを選択することが大切だといえるでしょう。

決済方法によっては、店舗への移動や対面が必要となる決済方法もあるため、よく検討する必要があります。

STORESの決済方法は自社に合わせて事前に検討しましょう

本記事では、STORESでの出店を検討している事業者向けに、

STORESの決済方法と「STORES決済」の違い
STORESで使用できる決済方法

について解説してきました。

フリープランとスタンダードプランで選択できる支払い方法が異なる点や決済手数料が異なる点は、ネットショップ運用前に把握する必要があります。

とくにフリープランの場合は、事業者が決済方法を選択することができないので注意してください。

そして、顧客は「自分が普段使用している決済方法を利用できない場合、購買率が下がる」点を把握しつつ、自社が管理しやすい決済方法を選択しましょう。

この記事を書いたライター

優良WEB編集部

優良WEB編集部

運営元であるホームページ制作会社、JetBのメンバーで構成された編集チームです。1,000社以上のホームページ制作を行なってきた経験やノウハウを活かし、プロの目線からホームページ制作に関するさまざまな情報をお届けします。

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この記事を監修した人

金井 宏透

金井 宏透

JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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