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「STORESではどんな発送方法に対応しているの」
「STORESで送料を設定するときの方法がよくわからない」
STORESに出店したばかりの事業者の中には、上記のような疑問を持った方も多いでしょう。
ネットショップを運営する上で、発送方法の選定や設定方法を把握することは利益確保のためにも大切な要素です。
そこで、本記事では以下の項目について解説していきます。
発送方法を決めるポイントが把握できるため、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、STORESで対応できる発送方法についての解説です。商品の幅・奥行き・高さの合計によって、金額や適した発送方法が異なります。
商品に応じて適切な発送方法を選択することで利益に直結するため重要といえるでしょう。
メール便は「軽く体積の少ない商品に適しており、受領印を必要としない1kg以内の商品を全国一律料金で発送できる」方法です。
代表的なサービス
それぞれのサービスの特徴をみていきましょう。
ゆうメールは1kgまでの荷物が発送可能です。ゆうメールでは信書以外の書籍のほか、DVDやBlu-rayディスクが発送できます。
郵便ポストに投函できる点も特徴です。
ネコポスは届け先のポストに配達するサービスです。発送できる商品は、A4サイズ以内かつ厚さが2.5cm以内となっています。
翌日配達のスピード感が魅力です。※ネコポスの利用にはヤマト運輸との契約が必要
飛脚メール便はネコポス同様、届け先のポストに配達するサービスです。
発送できる商品は、3辺合計が70cm以内かつ重さ1kg以内の雑誌やカタログに限定されています。
※飛脚メール便は佐川急便と契約している法人限定
宅配便は大きな商品の発送に適した発送方法です。代表的なサービスは以下の3つがあります。
ゆうパック |
宅急便 |
飛脚宅急便 |
|
発送可能なサイズ |
3辺合計170cm以下 |
3辺合計200cm以下 |
3辺合計160cm以下 |
発送可能な重量 |
25kgまで |
30kgまで |
30kgまで |
送料 |
810円~3160円(税別) ※最大料金は重量考慮せず北海道から沖縄までの料金 |
930円~5920円(税込) ※最大料金は重量考慮せず北海道から沖縄までの料金 |
770円~14,740円(税込) ※最大料金は上限設定で北海道から沖縄までの料金 |
利用可能な発送方法 |
・集荷 ・郵便局へ持ち込み ・コンビニへ持ち込み |
・集荷 ・営業所へ持ち込み ・コンビニへ持ち込み |
・集荷 ・営業所へ持ち込み |
補償制度 |
・30万円まで ・+380円で50万円まで |
・30万円まで |
・30万円まで |
その他特徴 |
・持ち込みで120円割引 ・日時希望配達対応 ・目的別配送可能 (チルド配送など) ・送り状発行Webサービス対応 |
・持ち込みで100円割引 ・キャッシュレス割引 ・宅配ロッカー対応 ・日時希望配達対応 ・メンバー限定サービス (割引額アップや簡単送り状発行など) |
・持ち込みで100円割引 ・日時希望配達対応 ・目的別配送可能 (飛脚クール便・飛脚ハンガー便) ・送り状発行サービス対応 |
いずれも送り状発行サービスを利用すれば業務効率向上に効果的です。ヤマト運輸と佐川急便は、集荷費用もオンライン決済に対応しているため、決済業務の手間を削減できます。
ここからは、STORESで設定できる2つの方法について解説していきます。
発送方法の設定を行うことで、「商品ごとに送料や発送方法を選択する必要がなくなる」ため、業務効率を向上させることが可能です。
一括設定は、すべての商品に対して同じ送料を設定する方法です。
設定は2ステップで完了します。
メニューからストア設定を選択します。
基本設定の画面にある送料設定を選択し、編集するを選択しましょう。
送料設定画面が表示されたら、送料に希望する金額を入力して保存するを選択してください。
以上で送料の設定は完了です。
商品が一定の配送方法で対応できる場合は、大幅に業務効率の向上が見込めるため、一括設定が便利といえます。
しかし、さまざまなサイズの商品がある場合には損をしてしまう場合もあるため注意しましょう。
送料詳細設定は、商品ごとに異なる配送方法が必要な場合や地域別に送料を設定したい場合に行う方法です。
詳しい設定方法をみていきましょう。
メニューから「機能を追加」を選択して送料詳細設定をONに変更します。
メニューのストア設定から基本設定に移行し、送料設定右側の「編集する」を選択しましょう。
送料設定の画面が表示されたら、基本設定欄にある項目ごとに設定していきます。
例として、ポスト便を選択すると専用の設定画面が表示されます。
地域ごとに送料を変更する場合は、画面上の「地域を追加」ボタンを押して、それぞれの地域に合わせた送料を入力・保存しましょう。
以上で送料詳細設定が完了です。
初期設定のポスト便などの項目は名称を変更できるため、管理しやすい名称に変更しておきましょう。送料詳細設定では、必要に応じて項目を追加したり海外の送料を設定したりすることも可能です。
ここからは、STORESの発送設定で利用できるオプション設定についてみていきましょう。
オプション設定を活用した場合、顧客に対する購入メリットの提供と自社の業務効率向上、利益向上に役立てることが可能です。
STORESでは、複数の商品が売れた場合に送料を自動で計算してくれる機能があります。
送料の計算方法では、以下の3パターンで自動計算設定が可能です。
商品が売れた個数に応じて送料が加算されていく方法です。
個数ごとに加算されるため、大きな利益を見込めるものの、顧客の負担が大きくなるというデメリットもあります。
発送方法が同じ商品の場合は、複数の商品が売れた場合でも1個分の送料しか発生させない計算方法です。
例えば、送料が800円の商品が2つ、送料が1,000円の商品が1つ売れたとしても、800円の商品は1つ分と計算されるため送料の合計は1,800円となります。
顧客の負担を抑えられる点はメリットといえますが、同じ商品が多く売れた場合に自社負担が増えるでしょう。
送料の異なる商品が複数売れた場合に、最も送料の高い発送方法が適用される計算方法です。たとえば、送料が800円の商品が2つ、送料が1,000円の商品が1つ売れたとしましょう。
この場合には、送料が1,000円となります。顧客の負担が少なくなる、自社負担が大きく増える可能性の高い計算方法です。
送料の自動計算設定では、顧客の負担になりすぎる送料設定の場合、購入機会を失う可能性もあります。
そのため、顧客の負担と自社の利益バランスを考慮して設定しましょう。
購入金額に応じて送料無料サービスを提供したいという場合は送料無料設定を行いましょう。
顧客からすれば「送料が無料になるという条件は魅力となるため、購買意欲が大きく向上する可能性が高い」といえます。
あるアンケート調査の結果ては、「送料を確認してから購入すると回答した人の割合は全体で96.6%」というデータも。
また、全体の84.2%が送料無料の表記に魅力を感じるという回答があるそうです。この調査結果から「送料無料は顧客の購買意欲を高める非常に有効なアピール方法である」といえるでしょう。
しかし、すべての商品に対して送料無料とした場合、当然ですが、利益が薄くなるといったデメリットもあります。そのため、キャンペーンや特定商品に対して使っていきましょう。
詳細設定で設定した配送方法のなかから、すべての商品に対して同じ発送方法にしたいときに設定できる機能です。
業務効率が向上し、顧客にとってもわかりやすい商品ページとなります。
ただし、一括設定を行った場合、商品が複数購入されても1つ分の送料しか加算されない点に注意しましょう。
ここからは、商品の発送方法を決める場合に確認すべきポイントについてみていきましょう。
事業者によって何を優先するのかは異なるものの、商品の大きさや重さなどは発送する前からある程度把握できているため、ニーズに合わせて発送方法を変えることが大切です。
自社の商品の大きさに合わせて、発送方法を検討してみましょう。A4サイズ以上の大きさであれば、ほぼ配送手段は宅急便だけです。
扱う商品の大きさがバラバラとなっている場合は、大きいものは宅急便、小さいものはメール便とするなど使い分けが大切。まずは、自社内で大きさとしてどのような範囲の商品を扱っているのか把握してみましょう。
商品の体積が小さくても4キロ以上の重さがある場合は、メール便やレターパックの規定を超えてしまうため、宅急便を利用するしかありません。
しかし、A4サイズに収まる大きさで4kg 以下であれば、宅急便をわざわざ使用する必要がなくなります。
そのため、自社で扱っている商品の大きさと同様に、重さについても調べておきましょう。
ここでは利益率と梱包コストから配送料を決定するための考え方についてみていきましょう。
ネットショップを運用する場合、常に利益率は考えなければなりません。商品の原価や売り上げだけでなく送料まで含めたうえで計算しましょう。
例えば、10,000円で商品を販売した場合、原価が4,000円で、送料が1,000の場合は5,000円が利益となるため、利益率は50%となります。しかし、送料が1,200円となった場合は、利益が4,800円まで減少するため、利益率も48%となってしまいます。
そのため、利益率を確認しながら発送方法を決めることが大切です。
次に、梱包の工数やコストについてみていきましょう。簡潔にいえば、かけた時間に対して利益を確保できているかどうかをよく把握する必要があります。
例えば、商品の梱包に10分の時間を使用するとしましょう。利益率が高い商品であれば時間を割いても問題ありませんが、利益率が低いものだとすれば時間的・人的コストの方が高くなってしまうでしょう。
梱包業務などに関しては代行サービスなどもあるため、時間や人的コストを検討したうえで発送方法を決めてください。
ここからは、 STORESにおける送料設定の方法についてみていきましょう。それぞれの送料設定を使い分けることによって、利益計算がしやすくなります。
全国一律で送料設定を行う場合、以下のような手順で設定しましょう。
送料を決める場合は、各社の料金表を一度眺めてみるなどある程度利益のバランスが取れる値段に設定することを意識しましょう。
地域別に送料を設定する方法は以下の手順になります。
宅急便などの場合、発送先によって送料が大きく変動することも少なくありません。
その場合、自社の利益を確保するためにも地域別に送料を設定しておくことによって、顧客の負担と自社の利益のバランスを取ることが可能となります。
送料無料の設定はこれまでの設定よりも簡単です。以下のような手順で設定しましょう。
送料無料設定は事業者の負担が大きくなりますが、顧客の購入単価の上昇やお得感の演出に役立ちます。また、設定に関してはいつでも変更することが可能なため、キャンペーン中は普段よりも上限額を引き下げるといった施策も検討できるでしょう。
ここからは、送料を決めるポイントについてみていきます。
STORESも含めて、ネットショップの送料は事業者が金額を決めることが可能です。しかし、自社の利益だけを意識した送料設定では顧客が離れてしまうといったマイナス要素も把握しておきましょう。
顧客からすれば、「同様の値段設定の商品があれば送料が安価な方を選ぶ」のは当然のことです。これは、送料も含めて「ネットショップが決めた価格」と捉えられているためです。
送料を設定する場合には他社の状況を把握し、戦略的に全国一律や送料無料といった方法を取ることも重要になります。
顧客目線からどのように判断されるのかといった観点から送料をきめていきましょう。
前項でもふれましたが、店舗全体・個別商品の利益率をある程度決めておくことによって、送料を判断することが可能です。利益率が高ければ高いほど自社は潤いますが、利益を優先しすぎて顧客をないがしろにすると他店舗へ流れてしまいます。
利益率を考慮する場合は、顧客のお得感なども考え設定しましょう。
STORESでは、離島のみに対する送料設定はできません。そのため、送料のみの商品ページを作成することで対応できます。
しかし、販売手数料は全ての商品に発生する点は把握しておきましょう。
STORESでは倉庫サービスを利用することが可能です。自社で在庫を持っておくことが負担となる場合や配送業務が負担となる場合に活用できます。
STORESの倉庫サービスでは、商品の保管から発送までを代行してくれます。そのため、注文後の発送に関する全ての業務を一任することが可能です。発送作業が課題だった場合、倉庫サービスの利用によって課題をクリアできる可能性が高いといえるでしょう。
注意点として、倉庫サービスに預けたままの状態で顧客に発送されるため、商品はシュリンクラップなどで梱包しておく必要があります。
入庫と固定の月額料金は発生しません。しかし、保管料・配送料・同梱料が追加で発生します。配送料だけでも402円~4,197円まで幅があるため、自社で扱う商品に合わせて利用を検討しましょう。
導入は管理画面から可能です。倉庫サービスはデフォルトだとOFFになっているため、ONにすることで利用開始できます。
ただし、200個以上の大量入庫を行う場合はカスタマーサポートに対象アイテム名、入庫数、出荷予定日などの情報を提供する必要があります。
ここまで、STORESを開設したばかりの事業者向けに、
STORESの発送方法と送料
発送方法や送料を決める際のポイント
について解説してきました。
発送方法は、商品の大きさと重さによってメール便か宅急便のどちらかになります。
送料に関しては、全国一律で設定する方法や地域別に設定る方法など、自社の状況に合わせて送料を設定できる点は魅力だといえます。
また、他社と商品の値段で対抗できない場合に、送料で差をつけるといった顧客へのアピール方法もあるため、送料設定は有効に活用していきましょう。