ホームページ作成の費用相場について
いくらくらいが適切なの?
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メールで相談する「ECサイトを作りたいけど、費用はどのくらいかかるの?」
「ECサイトの構築費用は高いイメージがあるけど、何にお金がかかるの?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ECサイトは小規模なもので100万円以下、中規模で100万円~500万円、大規模なサイトになると500万円以上の構築費用がかかります。構築方法や依頼する制作会社によって差があるため、一概に〇〇円と断言はできません。
そこで本記事では、ECサイト構築の費用相場のイメージを掴めるよう、下記について解説します。
本記事はECサイト構築の費用を抑えたい方から、適切な費用をかけてクオリティの高いECサイトを作りたい方まで、幅広い方の役に立つ情報が満載です。とくに冒頭では、Web制作会社40社を対象に実施した取材をもとにリアルな数字を記載しています。ぜひ最後まで読んでECサイトの費用感を掴んでください。
ECサイトの構築方法や制作会社の選定に迷っている方は、以下の記事も参考になります。
【ホームページ作成の費用相場】100社以上のWeb制作会社にインタビューしたリアルな料金相場をご紹介!
ECサイト構築に強いホームページ制作会社22選!優良な制作会社を特徴別にご紹介!
ECサイトの構築費用は、サイトの規模や実装する機能、外注の範囲などによって大きく異なります。小規模であれば100万円以下、中規模なサイトで100万円~500万円、大規模なもので500万円以上が費用相場の目安です。
そして優良WEBでは、よりリアルな数字を提供するため、Web制作会社40社を対象に、実際に受注したECサイト構築費用についての取材を行いました。それぞれの結果は下表の通りです。
平均 | 最高 | 最低 | |
---|---|---|---|
ECサイト構築費用 | 1,457,692円 | 6,000,000円 | 200,000円 |
制作会社ごとの平均構築費用は30万円~600万円と幅広く、平均すると約150万円でした。また最低価格は20万円となっており、ECサイト構築を外注するには、ある程度の予算が必要であることがわかりました。
そして制作価格帯の分布は下図の通りです。
100万円以上500万円未満で制作している制作会社が最も多く、6割以上を占めています。100万円未満でECサイト構築を請け負っている制作会社は、「簡易的な開発のみ」「小~中規模に限る」など、対応できる範囲が限定されているケースが多いです。対して平均構築費用が500万円を超える制作会社は、オリジナルの開発を中心に行っている傾向があります。
「どの制作会社に依頼していいかわからない」「欲しいECサイトはどのくらいの費用で構築できるだろう」このようにお悩みの方は、ぜひ優良WEBにお問い合わせください。作りたいECサイトのイメージをお聞きした上で、10,000社を超える制作会社の中から最適な会社をご紹介します。
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ECサイトを作る目的や、作りたいECサイトの規模によって適切な構築方法は異なり、費用相場に差もあります。ECサイトの構築方法ごとの構築費用の目安と、特徴を表にまとめました。
構築費用 | 特徴 | こんな人におすすめ | |
---|---|---|---|
モール | 0円~10万円 |
|
とにかく費用を抑えたい |
ASP | 0円~100万円 |
|
費用を抑えつつ、ある程度のカスタマイズをしたい |
オープンソース | 0円~500万円 |
|
プラットフォームの制約を受けずに費用を抑えて構築したい |
パッケージ | 100万円~1,000万円 |
|
中~大規模のECサイトを作りたい方向け |
クラウドEC | 100万円~800万円 |
|
中規模のECサイトを作りたい |
フルスクラッチ | 1,000万円~ |
|
オリジナルの大規模なECサイトを作りたい |
ここからは自社が作りたいECサイトと予算感が合うかを知りたい方向けに、各構築方法の特徴と料金相場をくわしく紹介します。
ECサイトの作り方について、よりくわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ECサイトの5つの作り方を解説!個人・企業に適した構築方法や手順や費用相場まで
モールでのECサイト構築費用の相場は0円~10万円です。
既存のECモールに出店する方法です。ECサイトに必要な機能が備わっており、カスタマイズやサーバーの準備の必要がないため、構築費用が抑えられます。
構築費用が無料のケースも多く、自社で登録を行えば初期費用をかけずにオンラインショップを立ち上げることが可能です。一方で制作会社に依頼する場合は、出店代行費用やストアページのデザイン費用として数万円~10万円程度の費用が発生します。
売上に応じて手数料を支払う料金体系となっているため、初期費用のみでプラットフォームを選ぶのは危険です。売り上げの見立てを算出した上で手数料を計算し、無理なく運用できるかを判断しましょう。
なお媒体自体の運用は任せられるため、出店者は商品登録などの簡単な作業のみで運用できる点もモールの特徴です。少人数で運用できるため、人件費を抑えられます。初めてECサイトを運用する方など、まずはお試しで始めてみたい方に適した構築方法といえます。
代表的なECモール
ASPを活用したECサイト構築費用の相場は0円~100万円です。
ASPとはECサイトに必要な機能が搭載されたプラットフォームのことで、プログラミングの知識がなくても簡単に構築できます。無料サービスと有料サービスがあり、自身で登録・構築を行う場合、コストをかけずに立ち上げることが可能です。
一方で機能やデザインにシステム上の制限があるため、カスタマイズできる範囲が限られているのがデメリットといえます。そのため細部までこだわってECサイトを作りたいと考える方には、物足りない可能性があるでしょう。
ASPは費用を抑えつつ、ある程度の独自性を持たせたECサイトを運営したい方に適しています。
代表的なASP
オープンソースを活用したECサイト構築費用の相場は0円~500万円です。
オープンソースは誰でも無料でダウンロードでき、一定のプログラミングの知識があれば、コストをかけずにECサイトを構築できます。プラグインを使えば簡単に構築できる上、デザインや機能の自由度が高いのも特徴です。
ただしセキュリティ面に脆弱性がみられる点がデメリットといえます。十分な知識を持って対策を行わなければ、トラブルに見舞われるおそれがあります。
社内にプログラミングのスキルがあるスタッフがおらず、制作会社に構築を依頼する場合、最低でも数十万円の費用が必要です。小~中規模でオリジナルのECサイトを作りたい方向けの構築方法といえます。
代表的なオープンソース
パッケージを用いたECサイト構築費用の相場は100万円~1,000万円です。
パッケージとはECサイトに必要な機能が標準で備わった製品のことで、要件に合わせてカスタマイズを行い、サイトを構築します。デザインや機能のカスタマイズはベンダーが行い、自社で用意したサーバーにインストールして運用します。
パッケージはさまざまなECサイト運営の状況が想定されているため、カスタマイズ性が高いです。オリジナリティを高めるために多くの機能を搭載させると、その分費用が膨らむため注意が必要です。また構築後には定期的なバージョンアップを実施する必要があり、運用にも高額な費用がかかります。
しっかりと予算をかけて、中~大規模のECサイトをこだわって作りたい方向けの構築方法といえます。
代表的なパッケージ
クラウドECを用いたECサイト構築費用の相場は、100万円~800万円です。
クラウド上のプラットフォームでECサイトを構築する方法で、サーバーの準備や管理の必要がありません。カスタマイズ性も備えていることから、ASPとパッケージの良いとこどりと言われています。
ただしソースコードは共有されないため、改修の際はベンダーに依頼しなければならず、そのたびに費用が発生する点に注意が必要です。
中規模のECサイトを構築したい方や運用の手間を抑えたい方に適した構築方法といえます。
代表的なクラウドEC
フルスクラッチでECサイトを構築する場合の相場は1,000万円以上です。
フルスクラッチとは、ゼロからプログラミングして構築する方法で、システムの制約が一切ないため、カスタマイズが自由に行えます。他の構築方法のように既存のシステムやアプリケーションを使わずに0から開発を進める分、コストが高くなるのが特徴です。
高額の予算を投じても、採算が合うビジネスを展開している人向けの構築方法です。
ここからは「ECサイトの構築に充てられる予算が決まっている」という方向けに、4つの価格帯別に作れるECサイトの規模や特徴を解説します。
目的 | 構築方法 | 発注先 | |
---|---|---|---|
30万円未満 | とにかく費用を抑えたい |
|
自作 |
30万円~100万円 | 費用を抑えつつ、ある程度カスタマイズしたい |
|
中小規模の制作会社 |
100万円~500万円 | デザインや機能面にこだわりたい |
|
中小規模の制作会社・大規模な制作会社 |
500万円~ | 完全オリジナルで大規模なECサイトを作りたい |
|
大規模な制作会社 |
優良WEBでは、ECサイト構築の無料発注相談を承っています。ECサイト構築にかけられる予算が決まっていて、早く制作会社を見つけたいという方は、お気軽にお問い合わせください。ご希望の予算でECサイトを構築できる制作会社をお探しし、無料でご紹介いたします。
完全無料!
適した構築方法:モール、ASP
30万円未満の予算でECサイト制作を外注する、モールへの出店、もしくはASPを活用した構築の2択になります。外注の予算としては少ない部類に入るため、機能やデザインにこだわった構築は難しいです。
また予算内で構築してもらえる場合でも、依頼者側で対応しなければならない作業が多いと考えられます。写真やテキストの用意や、サーバーの準備なども任せると、オプション料金が発生する可能性があるため、外注したい範囲とサービスに含まれる作業を明確にした上で依頼先を決めましょう。
適した構築方法:ASP、オープンソース
30万円~100万円の予算があれば、制作会社に依頼できる作業の範囲が広がります。ただし高度なカスタマイズやデザインのオリジナリティを求めると、予算内に収まらない可能性が高いでしょう。
小~中規模の自社ECサイトを、コストを抑えて立ち上げたい方向けの価格帯といえます。
適した構築方法:オープンソース、パッケージ、クラウドEC
ECサイト構築に100万円~500万円の予算を充てられる場合、カスタマイズの自由度が高い構築方法を選べます。機能やデザインにこだわって構築できるため、競合との差別化を図れるでしょう。
セキュリティ対策も求めるレベルに合わせて依頼できるため、中規模以上のECサイト構築でも十分な価格帯といえます。
適した構築方法:パッケージ、クラウドEC、フルスクラッチ
500万円以上の予算を投じられる場合、ブランドらしさを表現した大規模なECサイトを構築できます。パッケージやクラウドECであれば、比較的コストや期間を抑えたて構築が可能です。対してフルスクラッチは、コストも期間も要するため、とにかくこだわりたい方向けの制作方法といえます
扱う商品が多く、デザインや機能にこだわりたい方の要望を満たせる価格帯といえるでしょう。
ECサイトの構築費用には、下記の費用が含まれています。
それぞれくわしく解説します。
ディレクションとは、プロジェクト全体の進行管理を行う業務のことです。ディレクターが携わる業務が増えたり、ECサイトの制作期間が長くなったりするほど、ディレクション費は高くなります。
ディレクション費には、下記のような業務が含まれます。
サイト設計とは、ECサイトの基盤を作り上げる作業のことです。Webサイト全体の構造をあらわすハイレベルサイトマップやページごとのレイアウトをあらわすワイヤーフレームの作成などが含まれます。
サイト設計は見た目や使いやすさを左右する大事な作業です。サイトの規模が大きくなるほど費用が高くなります。
システム設計とは、必要な機能や仕様を設計書に落とし込む作業です。ECサイトの性能や品質に直接影響を与えるため、重要な作業といえます。搭載する機能の数が多い場合や、設計の難易度が高い機能が含まれる場合、費用が高くなります。
ECサイト構築におけるデザインとは、ワイヤーフレームをもとにデザインを作りこむ作業のことです。ページ数が多かったり、デザイン案の複数提示を希望したりする場合は費用が上がります。また制作会社によっては、実績のあるデザイナーは単価が高く設定されていることもあり、発注先によって設定価格に差が出やすい部分です。
一方でテンプレートを使えばデザイナーの作業を減らせるため、費用を抑えられることがあります。デザイン性を重視していないのであれば、テンプレートの利用も視野に入れておくと良いでしょう。
デザインやシステムの設計図をもとにソースコードを書く作業のことです。コーディングを行うことで、Webサイトとして表示されるようになります。デザインに動きをつけたり、複雑なシステムが含まれたりする場合、費用が高くなります。
サービス利用料は、プラットフォームに支払う料金です。プラットフォームごとに設定されており、かからない場合もあります。
ECサイトを構築する際は「できるだけ費用を抑えたい」「費用対効果の高いECサイトが欲しい」など、さまざまな要望があるのではないでしょうか。
ここからはECサイトを適切な費用で構築するための、4つのポイントを解説していきます。
すぐに制作会社に発注したいと考えている方は、こちらのリンクから発注ガイドをダウンロードできます。制作会社選びのポイントなど、発注前に知っておくべきことがまとまっていますので、ぜひご活用ください。
ECサイトの構築費用は、下記の5つの要素で差が出やすいです。
それぞれくわしく解説します
サイト規模が大きくなるほど行う作業が増えるため、構築費用が高くなります。少しでも費用を抑えるためには、商品登録などの作業を自身で行うのがおすすめです。
デザインにこだわるほどECサイト構築費用は高くなります。ASPやオープンソースなどの構築方法で、テンプレートを活用すれば費用を抑えることも可能です。コストを抑えたい方は、テンプレート活用も視野に入れてみてください。
多くの機能を搭載させるとカスタマイズ費用やコーディング費用が高くなります。そのため、本当に必要か吟味してから搭載する機能を決めることが重要です。
スモールスタートで問題ない場合は、拡張性が高いプラットフォームを選び、ショップの状況を見ながら追加するのもおすすめです。
対応できる決済方法を増やすと、追加で費用がかかるケースが多いです。しかし安易に決済方法を減らすと、購入を検討していたユーザーに離脱されるおそれがあります。
機会損失を避けたい方は、さまざまな決済方法にデフォルトで対応しているプラットフォームでのECサイト構築がおすすめです。追加費用を気にせずに、さまざまなユーザーの要望を満たせます。
強固なセキュリティ対策を行うには費用がかかります。特にオープンソースは、デフォルトでセキュリティ対策が行われていないため、別途対応しなければなりません。少しでも費用を抑えるには、標準で対応しているものを選びましょう。
ECサイトを立ち上げるにあたっては、構築だけでなく「ささげ業務」や「物流」などにも費用がかかります。そのためそれらの費用を織り込んで、構築予算を算出する必要があります。
ささげ業務とは、商品の「撮影」「採寸」「原稿作成」の総称です。商品を登録する際に発生する業務で、外注すれば別途費用がかかります。
自社で行えば、費用を削減できます。しかし商品画像や説明文は売上を左右する部分のため、質が落ちるようなら、プロへの外注がおすすめです。「うまく写真を撮れるか不安」「どんな文章が必要かわからない」という方は、ささげ業務にかかる費用も含めた予算を組みましょう。
物流とは仕入れや商品の保管、梱包、配送など、商品の購入から注文者の手元に届くまでの一連の流れのことです。物流に関する業務を一貫してサポートする業者へのアウトソーシングが一般的ですが、制作会社が対応しているケースもあります。構築とは別途で費用がかかりますが、まとめて依頼できるのが強みです。
モールやASPなどの初期費用が無料のサービスは、ランニングコストが割高な傾向があります。その他の構築方法に関しても、ドメイン・サーバー代など、さまざまな費用がかかります。トータルで費用を抑えるには、ランニングコストも意識して構築方法を決めることが重要です。
運用開始後にかかる費用は、下記のようなものがあります。
ランニングコスト | 費用の目安 |
---|---|
ドメイン代 | 500円~6,000円/年 |
サーバー維持費 | 10,000円~30,000円/年 |
独自SSLサーバー証明書 | 10,000円~90,000円/年 |
カートシステム利用料 | 36,000円~1,200,000円/年 |
決済手数料 | 売上の3%~5% |
販売手数料 | 売上の3%~10% |
構築方法によって、かかる費用は異なります。たとえばサーバー維持費は、ASPやクラウドECの場合にはかかりません。一方でオープンソースとフルスクラッチの場合は必ず必要なコストです。
また必要に応じて発生するコストもあります。たとえば集客のためにプラットフォーム特有の広告や、検索結果に表示されるリスティング広告などを出稿する場合です。またコンサルティングを依頼する場合、コンサル費が発生します。
ランニングコストは内製化により削減できる部分もあります。あらかじめ社内で対応できる作業と依頼したい作業を明確にしておきましょう。そのうえでランニングコストの予測を立てることで、トータルでかかるコストを正しく把握できるようになります。
同じ構築方法でも、制作会社によって料金設定は大きく異なります。複数社から見積りをとることで、より納得のいく費用感で外注できます。
見積りをとったら、必ず内訳まで確認しましょう。中には「構築費用一式〇〇円」というように、曖昧な見積りを出す制作会社も存在します。このような会社は、構築を開始してから追加の費用を請求されるなどのトラブルのおそれがあるため、注意が必要です。詳細な見積りを出してくれる制作会社から外注先を選びましょう。
見積書の確認方法についてくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
ホームページ制作の見積もり書を項目別に解説!相場や確認方法も紹介
正確な見積書を出してもらうには、事前準備が重要です。要件が曖昧な状態で見積りを依頼すると、見積書に書かれた費用と実際の構築費用に乖離が生まれるおそれがあります。
ここからは見積り依頼前にやるべき、下記5つについて解説します。
カスタマイズの程度によって構築費用は大きく変わります。正確な見積りを出してもらうには、依頼内容が明確になっていることが重要です。競合サイトなどを参考に、実装する機能を検討しておきましょう。
ECサイトを公開しただけでは、ユーザーは訪れてくれません。売上が上がるECサイトにするには、集客・マーケティングを行う必要があります。
ECサイトを構築する際は、集客の導線を意識して機能やレイアウトを検討するため、集客手段が決まっていれば、正確な見積りを出してもらいやすくなります。
内製と外注の範囲を決めておきましょう。たとえば写真やテキストの用意、サーバー契約、デザインカスタマイズなどを自社で対応すれば、費用を抑えられます。一方でクオリティを重視するのであれば、コストがかかっても外注するのがおすすめです。
将来的にEC事業をどのように展開させたいかが決まっていれば、制作会社は正確な見積書を出しやすくなります。
もし将来的にショップの規模拡大や、サービス向上を考えているのであれば、拡張性が高い構築方法が適していると判断できます。仮にASPを選んでしまうと、リニューアルの際に1から構築が必要になり、トータルのコストが膨らむことになりかねません。
今やりたいことと将来的な展開が明確になっていれば、的確な提案ができ、長いスパンで考えたときに費用を抑えられる可能性が高いでしょう。
少しでも費用を抑えてECサイトを構築したいという方は、使える補助金制度がないか探してみてください。申請条件をクリアし、審査に通過した場合に構築費用の一部を補助してもらえます。
2024年5月現在、ECサイト構築にかかる費用が補助対象となっている補助金は下表に示した3つです。
補助対象者 | 補助率 | 最大補助額 | 公式サイト | |
---|---|---|---|---|
事業再構築補助金 | 中小企業者及び中堅企業者 | 1/2~ | 1.5億円 | https://jigyou-saikouchiku.go.jp/ |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人 | 2/3 | 200万円 | https://s23.jizokukahojokin.info/ |
ものづくり補助金 | 中小企業・小規模事業者等 | 1/2~ | 2,000万円 | https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html |
事業再構築補助金は、新型コロナの影響により、売り上げの回復が難しい中小企業等を支援することを目的とした補助金制度です。新分野の展開や事業転換などに伴って構築する場合に、ECサイト構築費も補助対象に認められます。
小規模事業者持続化補助金は、小規模な企業の持続的な経営に向けた取り組みを支援する制度です。公募要領では、対象となる経費例の1つに「商品販売のためのウェブサイト作成や更新」と明記されています。
ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者の生産性向上・持続的な賃上げを目的とした補助金制度です。補助金公式サイトには、既存のECサイトへの機能追加や、販路拡大のためのECサイト立ち上げなどで採択された事例が掲載されています。
これらの補助金制度をうまく活用すれば、負担を抑えてECサイトを構築できます。ただし補助金活用を考える上で注意すべきこともあります。
補助金の注意点
どの補助金も、申請すれば必ず交付されるわけではない点に注意が必要です。上記3つの補助金制度は、いずれも採択率50%程度となっています。採択されるには補助条件を満たし、適切に申請を行うことが重要です。
またECサイト構築単体では補助対象にならないケースが多い点にも注意しなければなりません。たとえば事業再構築補助金は、事業転換に対して補助金が支払われます。そのため既存の事業のECサイトを作る場合などは補助対象にならないのです。
なお補助金は、受付回によって公募要領が変わることがあります。そのため常に最新の情報をチェックしておくことが重要です。たとえば「IT導入補助金」は、以前はECサイト構築に使えていましたが、現在は補助対象外となっています。
これらに注意して、自社で使えそうな補助金を探してみてください。
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ECサイトの構築費用は0円~数千万円と、ピンキリです。サイトの規模や搭載する機能によって、大きく差が出ます。制作会社に依頼する場合の平均構築費用は約150万円となっており、最低でも20万円程度かかります。相場よりコストを抑えて作りたい場合は、外注ではなく自作を検討しましょう。
ECサイトは構築方法によってある程度の相場が決まっているため、予算内で作れるECサイトを探している方は、作り方を絞り込むところから始めると良いでしょう。最もコストを抑えられるのはECモールへの出店ですが、オリジナリティを出すのは難しいなど、構築方法によって一長一短があります。求める条件とコストのバランスをみながら、どのように制作するかを決めましょう。
また長期的にみて費用を抑えたいのであれば、ランニングコストも意識して構築方法や制作会社を選ぶことが重要です。初期費用だけで判断すると、月々発生する手数料が高くつくことがあります。数年単位でみたときにコストが膨らむことがあるため、運用にどのくらいの費用がかかるのか計算しておきましょう。
ECサイト構築にかけられる予算が決まっている方や、構築方法の目星がついている方は、ぜひ一度優良WEBにお問い合わせください。優良WEBでは完全無料で発注相談を承っています。予算や作りたいECサイトのイメージをもとに、ぴったりの制作会社をご紹介します。