ホームページ作成の費用相場について
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メールで相談するスマートフォンの普及やコロナ禍を経て、ECサイトで買い物をする消費者は大幅に増加しました。対して実店舗の利用者は減少しており、EC化していないショップは不利な状況ともいえます。
このような市場の変化から、ECサイトを作ろうと考える方が増えています。しかし
「ECサイトってどうやって作るの?」
「ECサイトは色々な作り方があるみたいだけど、どれが自分に合うんだろう」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ECサイトには大きく5つの作り方があり、それぞれ難易度やコストに差があります。企業と個人でも適した構築方法は異なるため、ポイントを押さえて決めなければなりません。
そこで本記事では、
について解説します。ECサイト運営を成功させたい方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
ECサイトの制作会社選びに迷っている方は、以下の記事も参考になります。
ECサイト構築に強いホームページ制作会社22選!優良な制作会社を特徴別にご紹介!
ECサイトの5つの作り方の費用相場や制作難易度を下表にまとめました。
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料の有無 | 構築難易度 | サービス例 | |
---|---|---|---|---|---|
ASP | 0円~10万円 | 数千円~数万円 | あり | 低 | BASE、STORES、makeshop、Shopify |
オープンソース | 0円~ (制作費は除く) |
10万円~ | なし | 中 | EC-CUBE、WordPress、Magento |
パッケージ | 数百万円~ | 10万円~ | なし | 低 | ecbeing、welcart |
クラウドEC | 数百万円~ | 10万円~ | なし | 低 | メルカート、ebisumart |
フルスクラッチ | 数千万円~ | 数十万円~ | なし | 高 | – |
ECサイトは構築方法によってコストや難易度が大きく異なります。無理なく構築・運用するには、充てられるリソースを明確にした上で選ぶことが重要です。
また構築方法を検討する際は、自作か外注かもあわせて決めなければなりません。自作する場合、費用を抑えられるのが大きなメリットです。しかし「カスタマイズの範囲が限られる」「一定レベルのプログラミングの知識がないと難しい」などのデメリットもあります。
制作会社に依頼する場合、まとまった費用がかかる点に注意が必要です。
優良WEBが制作会社にインタビューを行ったところ、ECサイト制作の費用相場は20万円~500万円程度という結果になりました。構築方法や依頼先の種類によって、料金は大きく変わるため、事前に予算や要件を明確にしたうえで、制作会社を選定することが大切です。
構築・運用にかけられる予算や、プログラミングスキルによって、適切な構築方法は異なります。ここからは自身に合った作り方の見極め方をよりくわしく解説しますので、参考にしてください。
かけられる予算や開発の難易度が違うため、企業と個人では適したECサイトの作り方は異なります。それぞれに適した作り方は下表のとおりです。
適した作り方 | 特徴 | |
---|---|---|
企業 | ASP |
|
オープンソース |
|
|
パッケージ |
|
|
クラウドEC |
|
|
フルスクラッチ |
|
|
個人 | ASP |
|
オープンソース |
|
ここからは、企業に適したECサイトの作り方と個人に適したECサイトの作り方について、くわしく解説していきます。
優良WEBではWeb発注に関するご相談を承っています。自身にあった作り方がわからない、相談したい方はお気軽にお問い合わせください。
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企業に適したECサイトの作り方は下記5つです。
それぞれ構築にかかる費用や、完成したECサイトの規模に差があります。構築方法を決める際は、下表の年商規模を参考にしてください。
年商規模の目安 | |
---|---|
ASP | 0円~1億円 |
オープンソース | 1億円~5億円 |
パッケージ | 1億円~ |
クラウドEC | 1億円~ |
フルスクラッチ | 50億円~ |
ASPはコストを抑えて構築できます。無料と有料のサービスがありますが、企業であれば有料サービスがおすすめです。ただし他の構築方法に比べてデザインや機能に制限があります。
オープンソースは低コストかつカスタマイズ性が高い構築方法です。プログラミングの知識があれば、自作も可能で、デザインや機能を自由にカスタマイズできます。サーバー管理やセキュリティ対策なども自社で行う必要があるため、運用に十分にリソースを割ける場合に適した方法といえます。
パッケージとクラウドECは、比較的規模が大きいECサイトを構築することを前提とした構築方法です。開発はベンダーが対応し、要件に合わせてカスタマイズしてもらえます。
フルスクラッチはゼロから開発する方法です。一切の制限がないため、独自のECサイトを作れます。開発は自社にチームを構築して対応、もしくは制作会社に依頼するかの2パターンです。膨大な予算と期間を要するため、年商規模が50億円以上の大企業向けの構築方法といえます。
各構築方法の特徴やメリット・デメリットをくわしく知りたい方は、こちらからご覧ください。
個人におすすめのECサイトの作り方は「ASP」と「オープンソース」の2つです。いずれも比較的安価かつ簡単にECサイトを構築できます。
プログラミングのことはわからない、早く立ち上げたい方はASPがおすすめです。無料のサービスもあり、最短30分でショップ運用を始められます。サーバー管理やセキュリティ対策はベンダーに任せられるため、運用の負担もかかりません。
一方こだわって作りたい方はオープンソースがおすすめです。プログラミングができれば自由度が高いため、カスタマイズすることで理想的な機能・デザインのECサイトを作れます。スキルがない場合でも、プラグインを用いれば比較的簡単に構築できます。
ASPとオープンソースの特徴やメリット・デメリットをくわしく知りたい方は、こちらからご覧ください。
ここからはECサイトの以下5つの構築方法ごとの特徴を解説します。
ASPとは、ECサイトに必要な機能が搭載されたプラットフォームのことです。プログラミングの知識がなくても、必要な情報の登録のみで最短30分で立ち上げられます。
無料と有料のものがあり、サービスによって登録できる商品の数や搭載できる機能などに差があります。
代表的なサービス例
ASPの最大のメリットはコストを抑えてECサイトを立ち上げられる点です。初期費用は0円から、月額費用は数千円~数万円で安価に始められます。またサービス提供社が随時アップデートを行うため、手間をかけなくても常に最新の状態を保てる点もASPの優れたポイントです。
またクラウド上のシステムを利用するため、サーバーの準備や管理の必要がありません。手間なく運営できるため、初めてECサイトを作る方や少人数で運営する企業に適しています。
ASPは他の作り方に比べてカスタマイズ性が劣っています。プラットフォームの仕様に制限を受けるため、細部の調整はできません。たとえばデザインについては、数パターンのテンプレートから選択するしかないケースがほとんどです。デザインで世界観を出したいと考える方には不向きな制作方法といえるでしょう。
また外部のシステムと連携できないのもASPのデメリットの1つです。受発注システムなどとの連携ができない場合が多く、バックヤード業務がうまく進まないことがあります。業務が煩雑になり、ヒューマンエラーが増えるなどのリスクがあるため、商品数や注文が多い企業に向きません。
オープンソースとは、ソースコードが一般公開されている、ECサイトを構築するためのソフトウェアです。無料で入手できるため、コストを抑えて始められます。
代表的なサービス例
オープンソースはライセンス費用がかからないため、サーバー代のみでECサイトを立ち上げられます。自社で構築する場合は仕様によって料金が変動することもないため、商品を多く取り扱いつつも、コストを抑えたい場合に適しています。
また自由度が高いため、欲しい機能を搭載したECサイトの構築が可能です。機能を追加するためのプラグインが多数用意されており、簡単にカスタマイズできます。
また一般公開されているという特性上、ブログや本などで情報を得やすいです。万が一トラブルが起きても自力で解決しやすいため、安心感があります。
テンプレートやプラグインを用いれば比較的簡単にECサイトを作れますが、一定レベルのプログラミングの知識が必要です。サイト公開後のメンテナンス時にもソースコードの改修が必要なため、制作時だけでなく常に専門知識をもった人材がいなければなりません。
互換性の低いプラグインの搭載や、ソースコードの改変などのカスタマイズが原因で、バージョンアップ時にサイトに不具合が起こることがあります。最新の状態に更新されていないものは脆弱性も伴うため、慎重にプラグインを選ぶ必要があります。
また全世界にコードが公開されていることから、サイバー攻撃などの標的になりやすいため注意が必要です。セキュリティの知識をつけ、正しい対策を行うことが求められます。
パッケージとは、ECサイトに必要な機能が標準で備わった製品のことです。ソフトを購入し、自社で用意したサーバー上でカスタマイズすることで、ECサイトを作れます。
代表的なサービス例
パッケージは拡張性の高さが強みです。さまざまなニーズに対応できるよう、カスタマイズを前提として作られているため、拡張機能が充実しています。機能を組み合わせれば、オムニチャネルや越境ECなどにも対応させられます。
またシステム連携にも長けており、在庫管理や出荷作業といったバックエンド業務との連動が可能です。すべての業務を連動させることで、作業効率が高まります。
またパッケージはソースコードが公開されていないため、セキュリティが強固です。リスクを抑えて運営したい方の頼りとなるでしょう。
パッケージの初期費用は数百万円以上と高額なケースがほとんどです。そのため年商1億円以上が見込めるような大規模なECサイトでないと、見合わない構築方法といえます。
またECトレンドの移り変わりにより、数年でシステムが古くなるおそれがあります。そのまま使い続けると、時代の変化に対応できなかったりセキュリティリスクが高まったりするため、定期的なメンテナンスが不可欠です。
また自社で用意したサーバー上に設置して運用するため、サーバートラブルが起きた場合は自社で対応する必要があります。適切に対応できる社内体制が敷かれていなければ、安全に運営し続けることは難しい構築方法です。
クラウドECとは、クラウド上のプラットフォームからECサイトを構築できるサービスのことです。ASPよりもカスタマイズや外部連携に長けていて、パッケージでは必要なメンテナンスが不要という、両者の良いとこどりをした構築方法です。
代表的なサービス例
クラウドECはデザインの自由度が高いです。独自性の高いECサイトにしたい方のニーズを満たせます。またシステム連携に対応しており、受発注作業と連動させて快適に運営できます。
なおシステムのアップデートはベンダーが行います。自社で作業を行わなくても常に最新の状態を保てる点もクラウドECの特徴です。クラウド上に設置されたプラットフォームのため、サーバーを用意する必要がなく、すぐに立ち上げられます。
クラウドECのデメリットに、コストがかかる点が挙げられます。初期費用は数百万円かかるため、年商1億円以上が見込める企業でなければ、十分な収益をあげることは難しいでしょう。
またクラウドECは機能の追加などは容易にできる一方、自社エンジニアによるソースコードの改変を伴うカスタマイズはできない点も注意が必要です。
フルスクラッチとは、ECサイトをゼロからプログラミングして構築する方法です。機能やデザインなどを完全オリジナルで制作でき、大規模サイトに適しています。
フルスクラッチのメリットは、完全に自由に構築できる点です。機能やデザインに一切の制限がないため、理想を追及できます。
また既存のシステムを利用する場合、システムエラーの際はベンダーの対応を待つしかありません。一方、フルスクラッチは自身ですぐに対応できます。外部システムに依存しないため、ユーザーの利便性を損ねる心配がありません。
また全て自社で管理する分、タイムリーな改修が可能です。軽微な修正から新機能の追加まで、ベンダーの都合に左右されずに行えるため、スピーディなアップデートが実現します。
カート機能や決済機能など、すべての機能をゼロから開発するため、開発にはかなりのコストがかかります。年商50億円以上が見込める場合でなければ、採算が取れないおそれがあり、大企業向けの構築方法といえます。
またフルスクラッチはすぐに立ち上げたい方には不向きです。開発には半年~数年かかるといわれているため、長期的なプロジェクトとして取り組める企業でなければ難しいでしょう。
またECサイトのトレンドの移り変わりにより、システムが陳腐化してしまうケースがあります。数年に1度はリニューアルを行い、最新の状態を保てるように手をかけ続ける必要があります。
ECサイトの構築方法を選ぶ際は、下記の5つのポイントに注目しましょう。
それぞれくわしく解説します。
ECサイトの制作には、一般的なWebサイトで発生する「制作費」や「保守管理費」のほかに、下記のような費用がかかります。
初期費用だけで判断すると、ランニングコストが高額になり赤字になるおそれがあるため、運営を見据えて構築方法を選ぶことが重要です。売上によって手数料率が変動する場合もあるため、売上の予測を立てた上で検討しましょう。
カスタマイズ性は、使いやすさやサービスの充実度が決まるポイントです。カート機能や決済機能などは基本的に含まれていますが、下記のような機能は構築方法によっては搭載できない場合もあります。
デフォルトでは対応できない機能を入れたい場合は、事前に対応できるか確認しておきましょう。
上記の機能すべてに対応できるのはフルスクラッチですが、莫大なコストがかかります。優先順位をつけて、コストとのバランスを考えることが重要です。
ECモールとあわせて多店舗展開する場合や、運営しているオウンドメディアと連携させる場合、外部システムと連携できるかを確認する必要があります。
ECモールと連携させることができれば、在庫管理などの業務負担を大幅に軽減できます。またオウンドメディアと連携させれば、顧客を誘導できる導線を構築でき、売上アップが期待できるでしょう。
どのように運営するかを見据えてECサイトの作り方を選ぶことが重要です。
ECサイトの立ち上げや運営には、エラーの発生がつきものです。そのためすぐにトラブルに対処できる運用体制の構築が求められます。作り方に応じて対応の難易度も変わるため、自社のスキルやリソースに合わせて内製と外注を検討する必要があります。
はじめてECサイトを作る、社内にプログラミングの知識がある人がいないなどの場合、サポートが手厚いサービスを選択するのが無難です。構築費用やサービス利用料が高いほど、サポートが充実している傾向があるため、コストとのバランスを考えて選択しましょう。
ECサイトの運営では、顧客の住所やカード情報など多くの個人情報を扱うため、セキュリティ対策が不可欠です。情報漏洩などのトラブルがあると顧客に被害が及ぶ上、企業の信頼を損ねることになりかねません。
特にソースコードが一般公開されているオープンソースは、自社に知識がある人がいなければ、安全に運用できるとは言い難いでしょう。ソースコードが非公開のECサービスや、継続的にサポートしてくれるベンダーを選び、セキュリティに不安がない状態で運用しましょう。
ここからはECサイト構築手順を、作り方ごとに解説します。各フェーズで押さえるべきポイントも紹介するので、これからECサイトを作る方は参考にしてください。
ASPを使ったECサイト構築の手順は下記の通りです。
構築手順
Step1
ログインに必要なメールアドレス・パスワードの登録やショップ名・URLの設定などを行います。
ショップ名やURLは後から変更できない場合があるため注意が必要です。変更できる場合でも、ショップ名を覚えてくれた顧客から認識されなくなったり、SEOで不利になったりするため、長く使えるものを設定しましょう。
Step2
テンプレートを選択し、ショップのデザインを決定します。おしゃれさにこだわることも大事ですが、ターゲットユーザーが見やすいデザインであることも重要です。ショップの世界観を表現しつつ、ユーザビリティに配慮したものを選びましょう。
有料ASPの場合、自由にデザインをカスタマイズできる場合があります。コーディングのスキルがある方は、競合との差別化を意識してカスタマイズしてみてください。
Step3
販売する商品の画像や情報を登録します。一目で商品の特徴がわかるような画像や、消費者が知りたい情報を盛り込むことで、購入者増加が期待できます。
Step4
対応する決済方法や手数料を設定します。決済方法が充実しているほど、多くの購入が見込めます。ターゲットが使いそうな決済方法に、できるだけ多く対応させるのがおすすめです。
Step5
発送業者や発送手段を決めた上で、送料を設定します。地域ごとに配送料を変更したい場合は、このタイミングで設定を行います。
Step6
一通り設定できたら、テスト注文を行います。購入者になったつもりで注文し、適切に設定できているかを確認しましょう。
Step7
テストで問題がないことが確認できたら、公開しましょう。
オープンソースでのECサイト構築の手順は下記の通りです。
構築手順
Step1
ECサイトを設置するためのレンタルサーバーを契約します。ユーザーが安心して買い物できるよう、安定性が高いサーバーを選びましょう。また初めてレンタルサーバーを契約する場合は、サポートが充実している会社がおすすめです。
Step2
ソフトをダウンロードし、サーバーにインストールします。ショップ名やURLなどの基本情報の設定も行いましょう。
Step3
デザインや機能をカスタマイズします。
デザインに関しては、テンプレートを利用する方法と、ゼロからデザインする方法があります。自身のスキルやデザインの重要度に応じて、いずれかの方法を選びましょう。
機能に関しては、プラグインもしくは独自改修でカスタマイズできます。要望に沿うものがあれば、手間を抑えられるプラグインの利用がおすすめです。
Step4
販売する商品を登録します。視覚に訴えかけられる画像は、販売数を左右する重要な要素です。一目見て商品の特徴がわかるものを登録しましょう。
Step5
購入者になったつもりで、問題なく注文できるかテストします。機能の不具合やデザインの表示崩れが起きていないかなど、細部までチェックしましょう。
Step6
テスト注文で問題がなければ公開します。
パッケージを使ったECサイト構築の手順は下記の通りです。
構築手順
Step1
パッケージのベンダーを選定します。搭載されている機能やカスタマイズ性、サポート体制などを比較し、自社が求める要件に合うベンダーと契約しましょう。
Step2
ECサイトのコンセプトや必要な機能、構築スケジュールなど、ECサイト構築の全体像のすり合わせを行います。パッケージでの開発はベンダーが行うため、このタイミングで要望を抜けもれなく伝えておくことが重要です。
Step3
打ち合わせの内容をもとにベンダーが開発を行います。進捗確認や定例会議で、問題なく開発が進んでいるかを確認しましょう。
Step4
開発が終わったら商品を登録し、開店の準備をします。写真や説明文など、商品の特徴や魅力が伝わるように意識して設定しましょう。
Step5
購入者になったつもりで、問題なく商品を注文できるかテストします。万が一機能の不備や表示崩れなどが見つかった場合はベンダーに修正を依頼してください。
Step6
不備がない状態を確認できたら、ECサイトを公開します。
クラウドECを使ったECサイト構築の手順は下記の通りです。
構築手順
Step1
実績や機能、サポートなどで比較し、契約するベンダーを決めます。特にクラウドECは、セキュリティ面や開発に関してベンダーに依存する部分が多いため、いくつかのベンダーに見積もりをとって慎重に選定することをおすすめします。
Step2
契約したベンダーと、ECサイトのコンセプトや機能、構築スケジュールなどについてすり合わせます。
Step3
ベンダーが打ち合わせをもとに開発を行います。開発期間中は、進捗確認や定例会議などで適宜状況を確認しましょう。
Step4
販売する商品の写真や情報を登録します。購入を検討する人が欲しい情報を抜け漏れなく登録しましょう。
Step5
購入者が問題なく注文できるかテストをします。機能の不具合やデザインの表示崩れが起きないか、くまなく確認しましょう。
Step6
テストで問題がなければECサイトを公開します。
フルスクラッチでのECサイト構築の手順は下記の通りです。
構築手順
Step1
必要な機能やシステムを洗い出し、まとめます。実際の業務フローをイメージしながら行うことで、後から機能の不足に気づく事態を防げます。また長期的な視点を持つことも重要です。数年後にどのようなECサイトにしたいのかを明確にしておけば、今必要な機能がみえてきます。
Step2
要件定義で定めた機能や仕様を設計書に落とし込みます。画面や機能の設計、項目定義などを行い、開発メンバー間で共有しましょう。
Step3
設計書に従ってデザインや機能を実装します。公開予定日までにリリースできるよう、進捗管理を行いながら進めましょう。
Step4
ECサイトが完成したら、商品を登録します。写真やテキストで魅力を伝え、訪問者が購入したくなる工夫を凝らしましょう。
Step5
購入者になったつもりで、問題なく注文できるかをテストします。大規模になるほど不具合に気づきにくいため複数人で実施し、ECサイト内をくまなくチェックしましょう。
Step6
テストで問題がないことを確認できたら公開します。公開後は適宜システムのアップデートを行い、ユーザーが快適に買い物できる環境を提供しましょう。
5つの作り方の中でも、オープンソースやフルスクラッチは制作会社に依頼するケースが多いです。ECサイト制作に対応している制作会社は多数ありますが、どこに依頼するかでECサイトの仕上がりや満足度に大きく差が出ます。
ここからは、制作会社を知り尽くす優良WEBだからこそわかる依頼のポイントを紹介します。
下記の記事では優良WEBが厳選した、おすすめのECサイト制作会社についても紹介しているため、よろしければ参考にしてください。
ECサイト構築に強いホームページ制作会社22選!優良な制作会社を特徴別にご紹介!
ECサイトの制作を依頼する業者選びの際には、優良WEBのノウハウを詰め込んだ発注ガイドが役立ちます。
制作会社によって対応しているECサイトの作り方は異なります。そのため構築方法が定まっているのであれば、制作方法に応じて業者を選ぶ必要があります。
一方定まっていない場合は、さまざまな構築方法に対応している制作会社への依頼がおすすめです。幅広い知見を持つ制作会社なら、これまでの経験から要望やコンセプトに合わせて最適な制作方法を提案してもらえるでしょう。
ECサイト制作会社が提供するサービスには、下記のようなものがあります。
「制作だけ」や「運営まで一貫して対応している」など、制作会社によってサービス領域が異なるため、どこまで任せられるかを確認しましょう。
まとめて依頼するメリットは「情報共有の手間が抑えられる」「運営に一貫性を持たせられる」ことです。複数の業務を外注し、効率化を図りたいと考える方は、サービスが充実している制作会社を探してみてください。
事前にどこまで自社で対応し、どの業務を外注したいかを明確にしておくと制作会社を探しやすいでしょう。
制作会社が公開している開発実績は、依頼先を決める上でヒントになります。たとえば下記に当てはまる方は開発実績数が多い制作会社への依頼がおすすめです。
豊富な経験を活かして提案してもらえたり、培った経験を活かして開発に対応してもらえたりする可能性が高いでしょう。
また開発実績から、得意な業種やデザインのテイストもわかります。公式サイトで確認したり、制作会社に問い合わせて実績を見せてもらったりして、自社に合う制作会社を探してみてください。
ECサイト制作でトラブルに遭わないためには、制作会社を選ぶ際に下記2点に注意が必要です。
それぞれくわしく解説します。
以下の記事ではホームページ制作の契約に関して、確認すべきことや注意点をまとめています。外注のリスクを知り、防ぎたいとお考えの方はご覧ください。
ホームページ制作の契約時に必ず確認すべきポイントと、契約形態の注意点について【2023年10月最新版】
ECサイト開発費があまりにも安いと、クオリティが低かったり問題が起きたときにフォローしてもらえなかったりするおそれがあります。
ECサイトにおいて、クオリティは売上を左右するポイントの1つです。使いにくかったりデザインが安っぽかったりすると、どれだけ商品が良くても購入してもらえません。またECサイトは個人情報を扱うため、ユーザーとの信頼関係を築くことが重要です。トラブルが起きてもすぐに対処しないお店は、不信感を持たれてしまうでしょう。
このような理由から、安さだけにとらわれて制作会社を決めることはおすすめできません。どうしてもECサイト制作のコストを抑えたいのであれば、ASPやオープンソースの利用も視野に入れて、制作会社に依頼すべきかを再度検討してみてください。
格安の制作会社に依頼する際のの注意点について、よりくわしく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
「ECサイト開発一式〇〇円」というように、見積書の記載内容が曖昧な場合、注意が必要です。
このような見積書を発行する制作会社は、最低限の対応のみで、口頭で依頼していた作業に対応してもらえないなどのおそれがあります。必要な作業を追加すると、総額が膨らんでしまうこともあり得ます。
このようなトラブルを避けるため、依頼する制作会社を決める前に見積書をしっかりと確認しましょう。怪しいと感じる制作会社は避け、作業項目が詳細に書かれた見積書を出してくれる制作会社への依頼がおすすめです。
ASPやオープンソースなど、ECサイトの作り方は5つあり、それぞれコストや難易度が異なります。どの作り方で構築を進めるか決める際は運営を意識し、必要な機能などの優先度やトータルコストを確認しながら検討することが重要です。
また制作会社に依頼するのであれば、対応している作り方やサポートの範囲に着目して選ぶことで、理想とするECサイトになります。本記事を参考に自身に合った作り方を見つけ、目的やコンセプトに合ったECサイトを手に入れてください。
優良WEBでは、制作会社への依頼に悩む方向けの相談窓口を設けています。完全無料でご利用いただけますので、どこにECサイト制作を依頼するか悩んでいる方は、お気軽にお問い合わせください。
しつこい営業一切ありません!