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メールで相談する近年SNSを使ったマーケティングを行うのが主流となっていますが、特に注目を集めているのが音声配信型プラットフォームです。音声配信は、家事や移動時間に視聴可能なため、若い世代や主婦から高い支持を集めています。
そんな音声配信プラットフォームのなかでも、近年多く利用されているのがTwitterの「スペース」です。マーケティングに取り入れる企業も増えており、その活用方法にスポットがあたってます。そこで今回は、スペースとは一体どういったサービスなのかを解説しながら、使い方や活用例などをご紹介します。
スペースとは、Twitterにおける音声配信機能です。会話を配信したり、視聴したりすることができます。数あるSNSのなかでも最新の情報が集まりやすいTwitterにおいて、スペースのリアルタイム性がニーズにマッチしていることから、利用者が続々と増えつつあります。スペースとは一体どういったサービスなのかを理解するために、
について見ていきましょう。
スペースでは4つの役割があります。これらの役割を知って、機能への理解を深めましょう。
立ち位置 | 役割 |
---|---|
ホスト | スペースを作成した代表者 |
共同ホスト | ホストと一緒に管理を行う人 |
スピーカー | 発言権を持つ人 |
リスナー | 発言権を持たず、聞くだけで参加する人 |
ホストとは、スペースを作成した代表者のことを指します。
などを行うことができます。
スペースを開催するには、
という2つの条件を満たしていなければなりません。
また、Twitterの公式サイトでは、健全な会話を促進しルールを守ることをホストに求める旨が記載されています。Twitter ルールに、暴力的な発言やヘイト行為の禁止、プライバシー管理方法などが定められているので、一度目を通しておきましょう。
スペース内では、最大2人を共同ホストとして指定できます。ホストはメインホストと同じように、
などを行います。また、ホストがスペースを離れる際には、管理を引き継ぐことも可能です。
スピーカーは、発言権付きで招待された人のことを指します。最大で13人までスピーカーになることができ、これにはホストや共同ホストも含まれます。スピーカーの設定はホストによって行われ、以下の3つの設定から選ぶ仕組みです。
リスナーは、スペースで会話を聴いて楽しむ人のことを指します。Twitterアカウントがない場合や非公開アカウントしかない場合でも、人数制限なしで誰でもリスナーになれます。そのため、多くの人に参加してもらうことが可能です。
アカウントにログインした状態の場合、タイムラインにあるプロフィールアイコンの近くに紫色のタグが表示され、スペースに参加していることが分かるようになっています。また、他のフォロワーに知られずにスペースに参加したい時は、「設定とプライバシー」から「Twitterアクティビティ」をクリック、「スペース」を選択し「自分が聞いているスペースをフォロワーからわかるようにする」という項目をオフにする必要があります。
音声会話機能を持ったSNSが話題を集めるきっかけとなったのがClubhouseの登場です。Twitterは、普段サービスを利用していない人でもリンクを知っていれば誰でもリスナーになれる一方、Clubhouseでは完全招待制を採用しています。招待する人も、原則2人までと定められていて、幅広い人に聞いてもらうというよりは、参加することに希少価値を持たせたSNSです。
また、Clubhouseの利用規約では、内容を録音したりメモすることが禁止されています。さらに、オフレコの内容を勝手にシェアすることも禁じられていて、非常にクローズなSMSといえるでしょう。より多くの人にリーチしマーケティングにつなげたいという方は、誰でも気軽に参加できるTwitterスペースがおすすめです。
ここでは、ホストとしてTwitterスペースを使う方法をご紹介します。以下の3つの手順で、簡単に楽しむことができます。
スペースを作成する方法は2通りあります。
方法①
方法②
スペースを作成する準備ができたら、「どのようなテーマで会話しますか?」と書かれている部分にタイトルを入力してください。そして、テーマにあったトピックを最大3つ選びます。スケジュールを事前に決めて配信したい場合には、カレンダーマークのアイコンをタップして日時を設定しておくことも可能です。
準備が全て整ったら「スペースを開始」をクリックし、「マイクへのアクセスを許可」をオンにしましょう。
多くのリスナーを集めるためには、ツイートを行ってスペース開催をユーザーに知らせたり、スペースのリンクをメールやチャットで送信する必要があります。もし他のSNSもマーケティングとして利用している場合には、リンクを共有して拡散させましょう。
実際にスペースがスタートしたら、スピーカーやリスナーとコミュニケーションを楽しみましょう。参加しているアカウントを確認したい場合には、配信画面の下に表示されている人形のアイコンをクリックしてチェックすることができます。
リスナーとして会話を聞いて楽しみたいという場合、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
リスナーとしてスペースを楽しむためには、タイムラインの一番上に表示されている配信者のプロフィールをクリックするだけでOKです。また、タイムライン下部中央にあるマイクアイコンをクリックしてスペースのホーム画面に移動し、開催中のさまざまなスペースをチェックすることも可能です。
もし、Twitterを利用していない人でも、スペースのリンクをクリックするだけで参加が可能です。「このスペースに参加」というボタンをクリックすれば自動的にマイクがオフになり、リスナーとしての参加がスタートします。
ホストやその他の参加者にリアクションを行いたい場合には、右下にあるハートマークをクリックしてスタンプを送信しましょう。その他のリスナーのリアクションを見ながら、気軽にコミュニケーションを取れます。
会話に入って発言を楽しみたいという場合には、発言許可のリクエストを送りましょう。リクエストが許可されたら、マイクがオンになり自由に発言することが可能になります。
スペースの利用に関するよくある質問として以下の3つがあげられます。ここでは、それぞれの質問に答える形で解説します。
録音機能を活用することでアーカイブを残すことができます。
ホストはスペースを作成する際に「スペースを録音する」をオンの状態にしてください。録音ができている場合には、スペース開催中の画面左上に「●REC」と表示されます。録音済みのスペースは、リンクを共有することで、さらに拡散させることも可能です。
アーカイブを聞くためには、スペースの再生画面から「録音を再生」というボタンをクリックすればOKです。再生速度を変更したり、字幕表示を行ったりする便利な機能も搭載されています。
ホストがiOS9.15以降およびAndroid9.46以降を使用している場合は無期限でアーカイブを聞くことができますが、ホストが古いアプリを利用している場合には、30日間という期限があります。
ツイートを非公開にしているアカウント、通称「鍵垢」の場合、スペースを作成することはできません。しかし、他のスペースに参加したり、発言したりすることは可能です。ただし、アカウント名やアイコンがスペース内の他の参加者に表示されてしまうため注意しておきましょう。
結論から言うと、2023年7月現在バレずに聞くだけで参加する方法はありません。以前は、ブラウザ版Twitterを使ってログインせずに参加することで、バレずに聞くことが可能でした。しかし、Twitterの仕様変更により、現在はログインせずにスペースに参加することができません。
これらの仕様変更は一時的なものとされていますが、いつ解除されるか明らかになっていないため、どうしてもバレたくないという場合にはスペースを聞くための専用アカウントを作成するのがよいでしょう。
スペースを活用することで、マーケティング面でたくさんのメリットを得られます。効果を最大限に引き出すためには、Twitterアカウント運営やTwitter広告などと組み合わせて、総合的に利用することが大切です。ここでは、マーケティング面における3つのメリットをご紹介します。
スペースは情報を拡散させやすい仕組みになっています。なぜなら、YouTubeライブ配信やInstagramのような配信ごとのコメント欄がなく、ツイートしてコメントするという仕組みになっているからです。そのため、リスナーがスペースに関連するツイートを投稿することで、情報が拡散されやすくなります。キャンペーンなどを行う際には、ハッシュタグの活用をリスナーに促すのが効果的です。
スペースは、ラジオのような音声のみの配信です。動画形態のYouTube、Instagramのライブ配信に比べて、参加へのハードルが低く「ながら聞き」できるのが大きな魅力といえるでしょう。家事中や移動中など、ちょっとした隙間時間に参加できるため、多くの人に参加を促しやすいのがメリットとなっています。
動画配信では、出演者の身なりを整えたり、配信場所を借りたりと、さまざまな準備をしなければなりません。また、配信機材についても高性能なビデオカメラやマイクを準備する必要があります。一方で、スペースは音声配信のみなので、スマホ1つでいつでも簡単に配信できます。少ない予算でもチャレンジしやすいのが大きなメリットです。
さまざまな企業がマーケティングの一環としてスペースを活用しています。ここでは成功例として、以下の3つの企業の取り組みをご紹介します。
味の素冷凍食品株式会社は、商品のプロモーションとして「シュウマイペアリング総選挙」というキャンペーンをTwitter上で行いました。このキャンペーンは、ビールを除くお酒の中で、ハイボール・レモンサワー・赤ワイン・白ワインの4つのうち、どれが一番シュウマイに合うかをユーザーに選んでもらうというキャンペーンです。
プロモーション最終日には、メインMC・公式アンバサダー・シュウマイ開発担当者による開票式としてスペースが開催されました。音声配信である強みを生かして人気声優をゲストとして招いたことも功を奏し、再生回数12万7000回とキャンペーンの締めくくりにふさわしい大きな盛り上がりを見せました。
メディアプラットフォームを運営するnote株式会社は、クリエイターの創作支援を目的としたイベントをスペースで実施しています。
ラジオのようにながら聞きができる連続講座は、漫画の原作者や小説家などのプロフェッショナルをゲストとして招き、創作におけるヒントになるような機会を提供するという内容です。アーカイブをスペース上に残すだけでなく、配信音声をYouTubeにもアップすることで、ユーザーが利用するSNSに選択肢を持たせているのも大きな特徴です。
「商品購入につなげるため」というよりは、「サービスのファンを増やし満足度を高めるため」のマーケティング事例といえるでしょう。
株式会社タニタは、Twitterアカウント運営でも大きく成功している企業です。ユーザーとコミュニケーションを図ることを目的として、スペース上でフォロワーと交流を行っています。
スペースが行われるのは不定期で、ダイエットの経験や日常の出来事など、「中の人」と呼ばれるアカウント運営者の会話がメインコンテンツになっています。企業アカウントとしてというよりは、「中の人」の人柄に魅了されたユーザーも少なくなく、数多くの質問やコメントが寄せられています。
このようにサービスや商品と直接大きく関連がなくとも、アカウント運営の一環として積極的にスペースを活用することで、ユーザーとさらなる交流をはかり、結果的にブランディングにつなげることが可能です。
今回は、Twitterスペースとは一体どういったサービスなのか、マーケティングの視点から詳しくご紹介しました。企業アカウントの運営にスペースを加えることで、ユーザーと交流を深めたり、サービスへの付加価値を与えたりすることが可能になります。アカウントの方向性を明確にした上で、スペースの効果的な使い方を考えてみましょう。