ランディングページのおすすめテンプレートをHTML・WordPress・作成ツールそれぞれで紹介

ランディングページはテンプレートを活用することで、Web制作のスキルがない方でも制作可能です。

しかし適切なツールを選ばないと、構築に時間がかかったり、コストパフォーマンスが低下したりします。

そこで本記事では状況別に、最適なテンプレートの選び方について解説していきます。

おすすめのテンプレートも紹介するので、高品質なランディングページを自社で制作したい方はぜひ参考にしてください。

また下記記事ではランディングページの構築に強い、おすすめの制作会社を紹介しています。

コストだけでなく質にもこだわりたい方は、あわせてご覧ください。

LP（ランディングページ）制作に強い16の優良制作会社をご紹介

ランディングページのテンプレートの種類

ランディングページはテンプレートを活用することで、コーディングやデザインの知識がなくても制作できます。

代表的なテンプレートは下記の3種類で、それぞれ費用相場や必要な知識が異なります。

種類ごとに特徴をくわしく解説していきます。

HTMLテンプレート

HTMLテンプレートとは、HTMLやCSSなどでランディングページの基本構造を定義したファイルのことです。

レイアウトがすでに決められており、1からランディングページを構築する必要がありません。

テキストや画像を編集するだけで完成するため、制作期間を大幅に削減できます。

またHTMLテンプレートはソースコードを直接編集できる点も魅力です。

コーディングの技術があれば、高度なアニメーションやインタラクティブな要素なども自由に追加できます。

デザイン・機能面それぞれで独自性を高められるため、競合と差別化しやすい制作方法です。

WordPressテーマ

WordPressテーマとは、Webサイトの外観や機能を定義するファイルのセットです。

利用すればプログラミングの知識がなくても、Webサイト全体のデザインを簡単に変更できます。

最大の特徴は種類の豊富さで、あらゆる業種・目的ごとに、デザインや機能が最適化されたテーマが存在します。

そのため特別なカスタマイズを施さなくても、コンバージョン率の高いLPを作成しやすいです。

最低限の労力でランディングページを制作したい場合におすすめの手法です。

LP作成ツールのテンプレート

LP作成ツールとはドラッグアンドドロップなど、直感的な操作のみでランディングページを制作できるプラットフォームです。

テンプレートを選択し、機能やコンテンツを調整するだけでランディングページが完成します。

コーディング機能が搭載されているツールもあるため、カスタマイズ性を求めている企業も満足できるでしょう。

また自社でサーバーを用意する必要がない点もメリットです。

セキュリティのアップデートなどもベンダーに任せられるため、クライアント側にWeb運用の知識がなくても効果的な運用が可能です。

ランディングページ制作でテンプレートを使うメリット

テンプレートを活用してランディングページを制作するメリットは下記の2点です。

それぞれ解説していきます。

制作コストを抑えられる

HTMLテンプレートを用いれば、デザインの経験がなくても見た目に優れたランディングページを手軽に制作できます。

またWordPressテーマやLP作成ツールを利用する場合、コーディングの知識も必要ありません。

自社のリソースを気にせず内製化でき、低コストでランディングページを制作できるため、Web制作に予算をかけられない企業にぴったりです。

また下記記事では、無料でランディングページを制作する方法をくわしく解説しています。

コストを追求したい方はぜひ参考にしてください。

【比較表アリ】ランディングページを無料で制作！スマホでも使える作成アプリ・ツールを紹介

短期間で制作できる

テンプレートを使用すれば、1からデザインを考える必要がありません。

業種や目的に適したテンプレートを選択し、テキストや文章を変更するだけなので、ランディングページを短期間で制作できます。

また外部企業との打ち合わせやスケジュール調整が不要なため、デザインの修正や更新もスムーズに進められます。

ランディングページ制作でテンプレートを使うデメリット

テンプレートを活用してランディングページを制作するデメリットは下記の2点です。

それぞれ解説していきます。

成果が得られないおそれがある

テンプレートを用いてランディングページ制作を内製化する場合、戦略設計も自社で行う必要があります。

マーケティングの知識が求められるため、素人が行うとニーズに則さない戦略になる可能性が高いです。

上手く立案できないと、デザインの質に関わらずターゲットからの反響は得られません。

したがって成果を第一に考えているのであれば、内製化ではなく、制作会社への外注が適しています。

優良WEBにご相談いただければ、予算に応じた制作会社のご案内が可能です。

費用もいただきませんので、ぜひお気軽にご連絡ください。

独自性を出しづらい

テンプレートはさまざまなユーザーの利用を前提に作られています。

そのため汎用性には優れていますが、オリジナリティが出しづらいデメリットがあります。

とくにデザインの微調整が難しいWordPressテーマやLP作成ツールを使う場合、多くのサイトと同じ見た目になりやすいです。

コンセプトを反映できず、商品の魅力を最大限に活かすデザインにならない可能性があります。

そのためビジュアル面で差別化を図りたい企業とは相性が悪いです。

ランディングページが作れるHTMLテンプレート3選

おすすめのHTMLテンプレート、紹介サイトは下記のとおりです。

それぞれ特徴を解説していきます。

テンプレどん（無料）

出典：テンプレどん

テンプレどん特徴は下記の2点です。

シンプルなテンプレート

デザインはとてもシンプルで、無駄がありません。最低限の機能があれば良いという方におすすめです。

制作代行もしている

ランディングページ制作をコーディングまで任せることもできます。プロにカスタマイズを依頼できるので、見た目に優れたデザインが期待できます。

クラウドテンプレート（有料）

出典：クラウドテンプレート

クラウドテンプレートの特徴は下記のとおりです。

大規模なカスタマイズも可能

クラウドテンプレートは「原型がなくなるほど変更してもいい」と記載されてるので、安心してカスタマイズを行えます。自由に編集して、独自性を高めたい方におすすめです。

テンプレート内の写真の利用ができる

テンプレートに設置された写真は自由に使用できるので、素材を用意せずにランディングページを制作することも可能です。できるだけ労力を減らしたい方のメリットとなります。

レスポンシブ対応しているテンプレートが多い

クラウドテンプレートで提供されているテンプレートは、ほとんどがレスポンシブデザインに対応しています。ユーザーの閲覧環境によらず、常に見やすいデザインを提供できます。

料金

全テンプレート、1,980円で販売されています。

TEMPLX（有料）

出典：TEMPLX

TEMPLXの特徴は下記のとおりです。

7日間のサポートあり

TEMPLXは、購入してから7日間以内であれば既存HTML・CSSに関してのサポートを受け付けているので、不明点があっても相談が可能です。

メイン画像の表示方法が多様

トップ画像のメインビジュアルは、画像・スライダー形式・動画の3つから選択できます。持っている素材に合わせて、インパクトのあるトップページを制作できる点が魅力的といえます。

カスタマイズの依頼も可能

提供元がホームページ制作も請け負っており、テンプレートのカスタマイズ依頼が可能です。コーディング技術に自信がなくても、高度な編集ができるでしょう。

料金

ランディングページを制作するためには、本体料金3,980円+カラム数変更料金16,000円が必要です。

ランディングページ制作ができるWordPressテーマ

おすすめのWordPressテーマは下記のとおりです。

無料・有料に分けて解説していきます。

Xeory（無料）

出典：Xeory

Xeoryの特徴は下記のとおりです。

提供元がバズ部

Xeoryは、コンテンツマーケティング支援やWeb制作を行う「バズ部」が提供しているため、高い集客力が期待できます。追尾型のバナーを制作できるプラグインなども用意されているため、高いコンバージョン率を求めている方と相性が良さそうです。

ランディングページの制作方法の説明ページがある

公式HP内に、テンプレートを使ったランディングページ制作方法が丁寧に記載されています。インストールなどに不安を抱えている場合でも、安心して公開まで進められるでしょう。

コンテンツマーケティングを前提としたテーマ

Xeoryはサイト型テーマで、コンテンツの1つとしてランディングページの制作機能が搭載されています。コンテンツマーケティングが可能なので、ブログを制作することで見込み顧客のアクセスを効率的に増やせます。

Lightning（無料）

出典：Lightning

Lightningの特徴は下記のとおりです。

短期間の制作を実現するサポート

Lightningを利用すると、最短5分でWebサイトを制作できるそうです。手順は動画でも解説されているため、初めてWeb制作をする方でもスムーズに進められるでしょう。

同時開発されたExUnitで機能面もサポート

Lightningはテンプレートデザインですが、同時開発されたExUnitという無料の拡張機能をインストールすれば、独自性の高いページにカスタマイズできます。

レスポンシブ対応している

レスポンシブデザインに対応しているので、スマホ用のページを別に作成する手間を省けます。

Colorful （有料）

出典：Colorful

LIQUID PRESS（有料）

出典：LIQUID PRESS

LIQUID PRESSの特徴は下記のとおりです。

シンプルでおしゃれなデザイン

LIQUID PRESSは、落ち着いたデザインのランディングページを制作できます。高額な商品やオーガニック製品など、高級感を重視したい方と相性が良いでしょう。

レスポンシブプラス機能

レスポンシブデザインではありますが、ユーザーが望んだ場合、スマホでもPCサイト表示ができる機能が搭載されています。人によっては、PC表示の方が見やすい場合もあるため、ターゲットに合わせて調整できるのは魅力的です。

ランディングページマニュアルもついてくる

マーケティング視点でデザインを設計する方法や、ライティングのヒントが詰まったPDFもセットになっています。別途プラグインをインストールすればA/BテストやLPOにも対応可能です。

料金

マニュアルがセットになって10,890円です。

OOPS!（有料）

出典：OOPS!

OOPS!の特徴は下記のとおりです。

コンバージョン率を高めるためにリリースされたテーマ

OOPS!は、改善機能が豊富に搭載されているテーマです。インプレッションやコンバージョン率などの計測機能や、A/Bテスト機能を利用できます。

フッターCTAが設置できる

「購入はこちら」などのCTAボタンを常時表示させることができる「フッターCTA」機能を利用できます。ユーザーが見える場所にCVボタンを常に設置できるため、高いコンバージョン率が期待できます。

SNSボタンが挿入可能

SNSボタンを挿入できるため、情報の拡散を促しやすいです。より多くのユーザーにアプローチしたい方と相性が良いでしょう。

無料プランがあるおすすめLP作成ツール4選

LP作成ツールは基本利用料が無料で、機能を拡張する際に有料プランにアップデートする場合が多いです。

本記事では無料プランが用意されている、下記4つのLP作成ツールを紹介していきます。

機能や月額料金の違いに着目し、自社と相性が良いツールを見つけましょう。

Wix

出典：Wix

Wixの特徴は下記の3点です。

世界中に利用者がいる

Wixは2億5,000万人以上のユーザーを抱える作成ツールです。コーディングを使った高度なカスタマイズや、集客ツールを用いた分析など、機能が豊富なため、成果につながりやすいランディングページを制作できます。

モバイルアプリが提供されている

モバイルアプリであるWix Ownerを利用すれば、スマホでもランディングページを制作できます。注文管理やアクセス解析など、運用に必要な機能も搭載されており、外出先でもWeb運用をスムーズに行えます。

セキュリティ対策が不要

Wixで使われているサーバーは、大企業でも採用されている最高水準のセキュリティが特徴です。高度な設定を必要とせずに、堅牢なランディングページを構築できるのは大きなメリットといえます。

料金

ペライチ

出典：ペライチ

ペライチの特徴は下記の3点です。

機能が豊富

ペライチは機能数の多さが魅力的なツールです。ファイルのダウンロードや決済、メルマガ配信など、さまざまな機能を搭載できるため、業種や目的によらず、ビジネスモデルに適したランディングページを制作しやすいです。

決済手数料が業界最低水準

ペライチの決済手数料は最低3.5%です。業界最低レベルなので、商品購入を目的としてランディングページを制作する方と相性が良いです。

充実のサポートを提供

ペライチは無料セミナーや個別サポートを行っています。自社におすすめのテンプレートなど、専門家に相談できるため、LP制作の初心者でも安心です。

料金

STUDIO

出典：STUDIO

STUDIOの特徴は下記の3点です。

デザインの柔軟性が高い

STUDIOは編集画面のUIが洗練されており、作成ツールの中でも直感的な操作がしやすい点が特徴です。ピクセル単位の微調整やアニメーションの追加もできるため、カスタマイズ性を重視している企業におすすめです。

豊富なテンプレート

STUDIOはプロのデザイナーが設計したテンプレートが豊富に用意されています。搭載機能や業種など、さまざまなカテゴリで絞り込むこともできるため、自社に最適なテンプレートを探しやすいです。

100本以上の動画鋼材を用意

公式のYouTubeには、STUDIOに関するさまざまなチュートリアル動画が掲載されています。問い合わせフォームを設置する方法など、初心者向けの情報が幅広く発信されており、制作時の参考にしやすいです。

料金

Jimdo

出典：Jimdo

Jimdoの特徴は下記の3点です。

短時間で制作できるAIビルダー機能を搭載

Jimdoに搭載されているAIビルダー機能を利用すれば、いくつかの質問に応えるだけで、ランディングページが完成します。レイアウトや配色を考える必要もないので、制作期間を短縮したい方におすすめです。

解析機能を利用可能

Jimdoには訪問者数やアクセスの多いページなどを確認できる、アクセス解析ツールが搭載されています。外部ツールとの連携などを行わずに分析できる点は、手軽にランディングページを運用したい企業にとってメリットとなります。

スマホアプリも用意

パソコンだけでなくスマホでもカスタマイズや、アクセス解析などが行えます。場所やデバイスに依存しないため、より効率的にランディングページの制作・運営を進められるでしょう。

料金

ランディングページのテンプレートを選ぶポイント

ランディングページのテンプレートを選ぶポイントは下記の3点です。

それぞれくわしく解説していきます。

自社でカスタマイズが可能か

ランディングページのテンプレートは、そのまま使うことはほとんどありません。

ターゲットのニーズに合わせて、コンテンツを追加したりデザインを変更したりしないと、成果につながらないためです。

したがってテンプレートは、自社で編集する前提で選びましょう。

テンプレートの種類ごとに、カスタマイズの難易度を下記に示します。

自社にコーダーがいなければ、WordPressテーマか、LP作成ツールがおすすめです。

WordPressテーマは直感的な操作は難しいものの、Web上の情報を参考にすればWeb制作の初心者でもカスタマイズできます。

一方パソコンが苦手で、可能な限り簡単な操作でランディングページを編集したければ、LP作成ツールとの相性が良いです。

目的や業種に適しているか

テンプレートは、目的や業種に合わせてレイアウトやデザインが最適化されています。

具体例を下記に示します。

ビジネスモデルに合わせてデザインを選べば、最小限のカスタマイズでランディングページを制作できます。

制作期間にも影響するので、利用目的に合うテンプレートを選びましょう。

レスポンシブデザインに対応しているか

レスポンシブデザインとはデバイスの画面サイズに応じて、Webページのレイアウトが自動的に調節されるデザイン手法です。

スマートフォンやパソコンなど、ユーザーの使用デバイスは多様化しているため、現代では対応が必須です。

LP作成ツールで用意されているテンプレートは、レスポンシブデザインがほとんどですが、無料のHTMLテンプレートやWordPressテーマは、対応してない場合があります。

レスポンシブデザインの有無は、ダウンロード画面の注意事項や、よくある質問などに記載されているので、事前に確認しておきましょう。

費用対効果を求めるなら制作会社への依頼がおすすめ

テンプレートを活用すれば費用を抑えつつ、見た目に優れたランディングページを自社で制作できます。

リスクが少ないため、試しに利用する価値は十分あります。

しかしランディングページで売上を上げるには、緻密な戦略設計や継続的なアクセス解析・改善など、さまざまな作業が必要です。

そのため自社で制作しても、期待していた成果が得られない場合もあるでしょう。

内製化に限界を感じたら、制作会社に依頼するのも1つの手です。

一時的に費用は嵩むものの、成果が上がりやすいため、長期的な費用対効果は高くなります。

優良WEBにご相談いただければ、貴社の予算に合わせて、高品質なランディングページを制作できる企業をご案内いたします。

相談から紹介まで費用はかかりませんので、お気軽にご連絡ください。

またランディングページの制作費用は下記記事でくわしく解説していますので、外注を考えている方は合わせてご覧ください。

ランディングページ（LP）制作の相場 | 作成費用を安く抑えるコツを解説

テンプレートを利用すれば手軽にランディングページを制作できる

ランディングページ制作はテンプレートの活用により、Web制作初心者でも手軽に行えます。

テンプレートの種類は3つに分けられ、特徴は下記のように異なります。

それぞれ特徴を理解したうえで、自社に最適なテンプレートの種類を選択しましょう。

業種や目的に適したレイアウトになっているか、レスポンシブデザインに対応しているかまで確認することで、より成果につながるランディングページを制作できます。

また高品質なランディングページを求めているのであれば、制作会社への外注もおすすめです。

優良WEBにご相談いただければ、貴社の予算や目的に適した企業をご案内いたしますので、お気軽にご連絡ください。