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【5分でわかる】ランディングページとホームページの違いとは?事例を使ってランディングページについて徹底解説!

優良WEB編集部

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優良WEB編集部

ランディングページ ホームページ 違い

「上司に『ランディングページを作っといて』と言われたけど、ホームページとは違うの?」
「そもそもランディングページって、どんなデザイン?」

など、いくつかの疑問点が浮かんでいる、Web・マーケティング担当になりたてのそこのあなた!ランディングページとは、1P完結の、コンバージョン獲得を目的としたWebページのことです。それに対して「ホームページ」は、いくつかの下層ページから成り立つもの。本記事では、

  • ランディングページとホームページの違い
  • ランディングページのメリット・デメリット
  • ランディングページの作り方、構成

などを解説していきます。画像付きの事例を用いてわかりやすく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ランディングページとホームページの違い

ホームページは複数のページから成りますが、ランディングページは1ページのみで完結するもので、まったくの別物。

トップページと下層ページで構成されたWebページの集合体が、ホームページです。代表的なものとしては、「コーポレートサイト」や「採用サイト」などが挙げられます。

一方、ランディングページはサイトではなく、1つのサービスや商品を訴求するための専用のWebページです。

これだけの情報だと理解し難いと思うので、以下で具体的に異なる点を挙げていきます。1つ1つの相違点を理解して、ランディングページがどんなものか理解していきましょう。

「ランディングページについて詳しく知りたい!」という方は以下の記事を参考にしてください。

【作り方ガイド付き】ランディングページ(LP)とは?自作する際に参考になるデザインまとめサイトも紹介します

①:デザイン・構成の違い

前述の通り、ホームページはトップページと複数の下層ページによって成り立ちます。対象者が多いため、掲載する情報の量が多く、リンクページが増える点も特徴です。

一方ランディングページは、1ページに収まる情報が掲載されています。1つの商品を売ることが目的なので、商品に関係しない情報は一切なく、リンクもほとんどありません

さらに、コンバージョン獲得のため「申し込みボタン」が各所に配置されているという特徴もあります。通常のホームページには、お問い合わせフォームはあっても、そこに誘導するボタンやエリアがあることは少ないです。

【事例付き】下層ページとは?デザイン・コーディングのポイントを徹底解説!

②:目的・内容の違い

ホームページの場合、会社・商品のイメージを定着させたり、ユーザーとの関係性構築が目的で作られることが多いです。

一方ランディングページは、「ページ内で紹介する特定商品」のコンバージョン獲得が目的で、特にその場で申し込ませることを目標に作られています。

補足:ECサイトとランディングページの違い

ホームページの中でもECサイトは、直接的な販売を目的に作られているので、混同してしまうかもしれません。
ECサイトは商品1つに特化することはなく、複数の商品を並べて比較した上で購入してもらう仕組みになっているので、1つの商品の訴求に特化しているランディングページとは目的が異なります。

③:集客方法の違い

ホームページの場合は自然検索結果からの流入が見込めますが、ランディングページはSEO対策が困難なため、リスティング広告などの広告による流入が多いです。

SNS(広告ではなくツイートから)による流入やブログ記事内に設置されたCTAエリアからの流入も可能ですが、そのためには有益な情報を載せたツイートやブログ記事を作る必要があります。

結論、ランディングページは広告以外の集客難易度が高いため、必然的に広告を打たざるを得ないということです。

【5分で理解】CTAとは?ボタンを作成する際に取り入れたい文章や色も徹底解説!

ランディングページの必要性・効果

特定の売り出したい商品がある場合は、ランディングページを制作することをおすすめします。ホームページでは、1つ1つの商品の情報量が少なく、購入に踏み切るほどは魅力が伝わらないことが多いためです。

デザインに関しても、ホームページ全体の雰囲気や商品のイメージを壊さないようなデザインであることが多く、購入意欲を増大させるようなビジュアルに設定することはあまりありません。

そのため「欲しいけど、今必要なわけではないな…」といったそのうち客で終わってしまったり、「興味はあるけど欲しいかといわれると、そうでもないな…」というまだまだ客で終わってしまうことが多いのです。

「今すぐに商品が欲しい」と思っている今すぐ客は、見込み客の1割程度しかいません。

残りの9割の見込み客を今すぐ客に変えてコンバージョン率を向上させるためには、「欲しい」と思わせる商品の詳しいデータや評価を載せ、自社の思惑通りにユーザーに理解させ購入を促す仕組みのランディングページが必要なのです。

自社で一押しの商品がある場合はランディングページを作り、購入に繋がりやすい見込み客をターゲットにしてアピールしていきましょう。

ランディングページのメリット・デメリット

ここからは、具体的なランディングページのメリット・デメリットを紹介します。

ランディングページのメリット

ランディングページを制作するメリットは大きく分けて2つあります。

訴求力が高い

1番のメリットは、1つの商品に特化しているため訴求力が高いということです。

ホームページの場合は複数の下層ページが存在し、情報がバラバラになっていることが多いですよね。
内部リンクを貼って、意図する方向に誘導ができたとしても、その通りにリンクを辿ってくれるかどうかはユーザー次第。受け取ってほしい情報にたどり着くことなく終了…という可能性もあるでしょう。

しかしランディングページの場合は、リンクがなくとも、1ページで必要な情報すべてが完結します。

読んでもらいたい順(効果的な順)に情報を並べれば、ユーザーが読み進めるだけで購入意欲が掻き立てられるので、そのままコンバージョンに至ることが多いのです。

「売り切れ続出」「12月限定特別価格」など限定感のあるページを作成することも多く、ユーザーの購入意欲を増強してくれる効果があります。

分析がしやすい

ランディングページは1ページで構成されているため、ユーザーの行動が分析しやすいというメリットがあります。

ホームページ同様、ランディングページも制作して終わりではなく、運用していくことで効果を発揮します。アナリティクスなどを使ってどこで離脱したかを分析していきましょう。

ホームページの場合、離脱ポイントがわかったとしても、その原因はいくつか候補が考えられます。

  • 内容がわかりづらいから
  • リンク先に移動するのがめんどくさいから
  • 求めている情報を探すのが面倒になったから

…など、多方面から要因を考え、改善策を考えなくてはなりません。

しかし、ランディングページの場合、1枚に情報が詰まっていてページ移動もないので、「内容が魅力的ではなかった」という理由に絞られ、改善をスムーズに行うことができます。

最初から完璧なWebページは少なく、改善を繰り返してユーザーのニーズをくみ取っていくことで、効果的なものになることはご存知の通りです。

以上の理由から、ランディングページはホームページよりも分析・運用がしやすいと言えます。

ランディングページのデメリット

ランディングページのデメリットは大きく分けて2つあります。

会社のイメージが定着しにくい

販売商品を絞っているため、消費者に企業の詳細を知ってもらえない可能性があります。

例えば、「オーガニック化粧水」のランディングページを制作したとしましょう。その場合、オーガニックの化粧水を求めている人だけがターゲットとなります。
実は「オーガニック肌着」や「オーガニックシャンプー」といったオーガニックに関する様々な商品を扱う会社だったとしても、ランディングページの情報だと「化粧水を売る会社」というイメージしか与えることができません。

広告の存在自体が嫌いという人も一定数います。そのようなユーザーが多い場合、そもそもクリックしてもらえず、閲覧数が伸び悩んでしまうということもあるでしょう。

運用コストがかかる

ランディングページは自然検索結果には掲載されにくいので、運用していくためには広告からの流入が重要になります。そうなると、常に広告費用が必要です。

広告の種類によっても料金は異なりますが、リスティング広告の場合、月に20~50万円ほど必要になります。

広告運用を自力で行うことは知識がない限り難しいため、運用を代行してもらうことが多いです。代行費用は別途発生するので、運用するだけで100万円ほどかかってしまう場合もあります。

ランディングページの事例

ここからは、実際のランディングページを取り上げて特徴を解説していきます。

事例①:乳酸菌サプリ

House ランディングページ

出典:ハウスウェルネスフーズ

ハウスの乳酸菌サプリのランディングページです。

ファーストビューに「1粒に100億個!一家みんなの乳酸菌!」というキャッチコピーを掲載し、お年寄りの男女と若者が楽しく会話している写真を使用することで、どの年代の人にも使える商品であることを訴求しています。

お年寄りにも効果的にアプローチできるように、文字サイズが全体的に大きめに設定されている特徴も見受けられますね。このようなターゲット層に寄り添った工夫は、ランディングページだからこそできることです。

さらに、初回限定半額のキャンペーンを行うことで「半額ならお得だし試してみようかな…」という購入のきっかけづくりになります。

事例②:スポーツジム

ライザップ

出典:RIZAP

ご存知の方も多いRIZAPのランディングページです。

ファーストビューにビフォーアフターの写真を載せて効果をアピールすることで、期待値が高い状態から閲覧してもらえるので、

  • 離脱率を下げる効果
  • ウォンツ状態の見込み客を増やす効果

などが期待できるでしょう。

ページ後半では「30日間全額返金保証制度」を紹介することで、もし合わなくても辞められる安心感を与え、挑戦してみようという気持ちを引き出しています。

辞める理由の例として「仕事の都合が合わない」という現実的に多い理由だけでなく「太っている自分が好きだから」というぱっと思い浮かんだような理由も紹介することで、退会させてくれないなど、揉める危険性が低いということが伝わりますね。

事例③:脱毛

湘南美容クリニック

出典:湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの脱毛に特化したランディングページです。

「今、VIOは脱毛の部位でワキの次に多く受診いただいています。」というキャッチコピーでVIO脱毛を考えるきっかけを与え、「繊細な部位は医療従事者にお任せください」と付け加えることで、「もしやるなら、デリケートな部分なのでプロにやってもらった方が良いかも…」という気持ちにうまく誘導していますね。

「今、医療脱毛が選ばれる理由」の箇所では、よく迷われるエステ脱毛との比較をした上で医療脱毛の良さを伝え、さらにエステ脱毛から乗り換える人もとても多いことを印象付けています。どちらにしようか迷っていたユーザーだけではなく、現在エステ脱毛に通っているユーザーも取り込めるストーリー設計となっていますね。

さらに「今すぐ予約する」という申し込みボタンを、常に表示させることで「申し込みたい!」と思った瞬間を逃すことがないので、コンバージョン率の向上が期待できるでしょう。

ランディングページの作り方

ここからは、ランディングページの作り方を簡単に紹介します。ランディングページを制作する前に以下の事前準備が必要です。

  • 目的・キーワードを決める
  • ターゲット(ペルソナ)、訴求情報を決める
  • ランディングページの構成要素を把握する

ここまで準備をしたら、ようやく制作段階に入り、

  1. ワイヤーフレームの作成
  2. 構成通りに本文を作成
  3. デザイン、コーディング作業
  4. 公開、運用

といった流れでランディングページは作られます。詳しい作り方や構成要素を知りたいという方は、以下の記事を参考にしてください。

【図解付き】ランディングページの作り方をWordPress編・HTML編、それぞれ徹底解説!

ランディングページとホームページは、目的ごとに使い分けましょう!

ランディングページとホームページの違いや、ランディングページの必要性などを解説しました。

繰り返しにはなりますが、ランディングページはコンバージョン獲得の目的で制作されるWebページなので、商品の訴求力には優れていますが、企業イメージの定着が難しいという課題があります

そのため、イメージの定着を目的としたコーポレートサイトやブランドサイトなどのホームページを、別途用意しておくことが大切です。ランディングページとホームページをうまく使い分けて、自社の繁栄に役立てていきましょう!

この記事を書いたライター

優良WEB編集部

優良WEB編集部

運営元であるホームページ制作会社、JetBのメンバーで構成された編集チームです。1,000社以上のホームページ制作を行なってきた経験やノウハウを活かし、プロの目線からホームページ制作に関するさまざまな情報をお届けします。

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この記事を監修した人

金井 宏透

金井 宏透

JetB株式会社顧客マーケティング支援部マネージャー。2008年から大手IT企業にて広告・SEOのセールマネージャーを経験した後、モバイルゲーム会社にてマーケティングに従事。2019年より優良WEB運営元であるJetB株式会社にジョイン。

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