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メールで相談する「ツールを使えば簡単にオウンドメディアが作れるって本当?」
「オウンドメディアを運用するうえで使ったほうがいいツールってある?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
オウンドメディアとは、企業が自社で保有するメディアのことです。
適切に運用すれば、認知拡大やブランディングなどの効果が期待できることから、多くの企業が導入しています。
しかし成果が現れるまでには時間がかかるため、根気よく取り組んでいかなくてはいけません。
そこでこの記事では、オウンドメディアの効率的な制作・運用に役立つ12個のツールを紹介します。
制作段階別のおすすめツールや、選び方もわかりやすく解説しています。
オウンドメディアに関するツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事ではオウンドメディア構築に強い制作会社を紹介しています。制作の外注を検討している方は参考にしてください。
オウンドメディア制作に強いホームページ制作会社14選!優良な制作会社を特徴別にご紹介!
オウンドメディアを制作・運用するうえでツールを使う場面は大きくわけて下記の3つです。
ここからは各場面でどのようにツールを活用するのか、くわしく解説していきます。
オウンドメディアを構築する際、基本的にCMSと呼ばれるツールを導入します。
CMSとはコンテンツマネジメントシステムの略称で、専門知識がなくてもWebサイトの構築・運用できるシステムのことです。
テキストや画像、レイアウト、デザインといったWebサイトのコンテンツを一元的に保存・管理できるため、効率的に制作・運用を行えます。
オウンドメディアに適したCMSは複数ありますが、それぞれ管理画面や機能、デザイン性に差があるため、慎重に選ぶ必要があります。
こちらの記事では主要なCMSを厳選して紹介しています。くわしく知りたい方は参考にしてください。
13種類のCMSを徹底比較!目的別におすすめのCMSを紹介します
オウンドメディアに掲載するコンテンツの制作にもツールを使います。
最初に使う場面はキーワード選定です。
記事で上位表示を狙う検索キーワードを選ぶ作業のことで、ユーザーのニーズを把握するためにツールが役立ちます。
また記事を公開する前にはコピペチェックツールを使い、作成した記事がインターネット上に公開されている記事と内容が重複していないか確認します。
コピペは著作権侵害に該当したり、Googleからペナルティを受けたりするおそれがあるため、公開前の確認が必須です。
加えて、コンテンツの独自性を高めるべく、作図を行うこともSEOに効果的です。
オリジナルの画像があると評価が高まりやすいため、制作しましょう。
ただコンテンツを更新するだけでは十分な成果を上げられません。
継続的に改善を行うことで、成長させられます。
改善すべきポイントを見つけるためにツールが役立ちます。
オウンドメディアの運用では、下記のようなポイントを把握する必要があります。
ツールを通してサイトの状況を把握することで、効率的な改善が可能になります。
オウンドメディアの構築には、CMSを用いるのが一般的です。
CMSはWebコンテンツの管理システムのことで、導入すると以下のようなメリットを得られます。
CMSを導入すると、Webサイトの管理・運用が容易になります。
初心者でもテンプレートを選択するだけで、統一感があって読みやすいWebサイトを作成可能です。
また、CMSでは複数人での同時作業が可能なため、効率よくコンテンツを制作できます。
アカウントごとに編集範囲や承認権限を設定できるので、分業体制を取りやすくなるでしょう。
オウンドメディア構築におすすめのCMSは下記の3つです。
CMS | 特徴 |
---|---|
WordPress |
|
Movable Type |
|
Jimdo |
|
それぞれくわしく解説していきます。
出典:WordPress
WordPress(ワードプレス)は世界中で広く利用されており、国内でも約82%(※)という圧倒的なシェアを誇るCMSです。
「テーマ」と呼ばれる豊富なデザインプレートがあり、初心者でも優れたデザインのWebサイトを簡単に制作できます。
機能を拡張できる「プラグイン」も数多くあり、問い合わせフォームの追加やセキュリティ強化など、サイトの目的に合わせた自由なカスタマイズが可能です。
また、サーバーとドメインさえ用意すれば無料で利用できる、導入ハードルの低さも大きな特徴といえます。
利用者が多い分Web上に多くの情報があるため、疑問やトラブルの解決策を見つけやすいのも人気の理由の1つです。
※参考:W3Techs.com
WordPressについてよりくわしく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
CMSの中で1番おすすめなのはWordPress!他のCMSと比較しつつ解説します。
出典:Movable Type
Movable Type(ムーバブルタイプ)は、大企業や官公庁、大学など国内の5万サイト以上で導入されているCMSです。
商用利用するためには、有料ライセンスを購入する必要があります。
時間や場所に関わらずいつも同じページを表示する「静的生成」が可能で、アクセスが集中した状況でも安定した表示速度を維持できます。
オープンソースのWordPressよりもセキュリティ性が高く、日本語でのサポートも受けられるため、安心して利用できるのも大きな特徴です。
WordPressと比較するとテンプレートやプラグインが少なくカスタマイズ性では劣りますが、サポートを重視する場合におすすめのCMSです。
出典:Jimdo
Jimdo(ジンドゥー)はドイツ製のCMSで、国内では株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが提供しています。
無料プランもありますが、広告を非表示にできない、独自ドメインが取得できないなどの制限があるため、ビジネスで利用するなら有料プランがおすすめです。
ドラッグ&ドロップで簡単に扱える操作性の良さが特徴です。
また使い方を学べるユーザーポータルサイトやメールサポートが充実しており、初心者がチャレンジしやすい環境が整っています。
全国のJimdo Cafeでは、勉強会やセミナー、マンツーマンレッスンなどが実施されており、対面相談も可能です。
操作性と充実したサポートが魅力のJimdoですが、SEOには弱いという一面もあります。
その原因には、SEOのカスタマイズ性や表示速度がWordPressよりも劣っていることが挙げられます。
SEOを重視するなら、SEO強化に必要なツールや機能を組み込んだ「SEO Plusプラン」や「Platinumプラン」などの上位プランを契約すると良いでしょう。
Jimdoについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
Jimdoとは?特徴やデザイン事例を解説!WordPressやWixとの違いも徹底比較
コンテンツは、オウンドメディアの肝となる重要な要素です。
闇雲に記事を書いても、成果を上げることはできません。
ツールを活用して、効率よく精度の高いコンテンツを制作しましょう。
コンテンツ制作におすすめのツールは下記4つです。
ツール名 | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
Googleキーワードプランナー | キーワード選定 |
|
ラッコキーワード | キーワード選定 |
|
CopyContentDetector | コピペチェック |
|
Canva | 画像編集 |
|
それぞれくわしく解説していきます。
出典:Google広告
キーワードプランナーは、Googleが提供する広告出稿サービス「Google広告」に搭載されている機能の1つです。
検索ボリュームや競合性、関連キーワードなど、キーワード選定に役立つ情報を調査できます。
さらにリスティング広告を運用する際の表示回数や広告単価を調べることも可能です。
Googleアカウント及びGoogle広告アカウントへ登録すれば無料で利用できます。
ただしGoogle広告を出稿していない場合は、検索ボリュームが「1,000〜10,000」のように概数表示されるなど機能に制限があります。
広告の出稿予定がない場合は、他のツールを利用した方が精度の高いデータを得られるでしょう。
Googleキーワードプランナーについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
Googleキーワードプランナーの使い方!無料で使う方法や有料との違いも解説
出典:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、国産のキーワード選定ツールです。
サジェストキーワード調査や上位記事の見出し抽出、競合の獲得キーワード調査など、数多くの機能を備えています。
Googleだけではなく、YouTubeやBingなどのサジェストも調べられるのが大きな特徴です。
Yahoo!知恵袋や教えてgoo!などのQ&Aサイトに集まった疑問も調査可能で、潜在ニーズを汲み取ったコンテンツ制作に役立てられます。
機能や調査回数に制限はありますが、会員登録をしなくても無料で利用が可能です。
有料会員は検索ボリュームを調べられる、調査回数の上限が増えるなど、制限が大幅に緩和されます。
まずは無料で使用感を試してから、有料プランへアップグレードさせると良いでしょう。
ラッコキーワードについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
ラッコキーワードの基本機能や使い方、活用方法を画像付きで解説
CopyContentDetectorは、無料で4,000文字までのコピペチェックができるツールです。
会員登録不要で回数制限がなく、精度の高い調査ができるため、Web制作の現場で広く利用されています。
チェックのスピードが早くストレスなく使用できる上、文章を連続登録することも可能です。
1つの文章を登録し、判定を待つ間に別の文章を追加で登録できるため、後でまとめて結果を確認できて効率的です。
判定結果は重複の度合いに応じて色分けされ、ひと目でわかるように表示されます。
出典:Canva(キャンバ)
Canvaは無料で使えるグラフィックデザインツールです。
テンプレートと素材の多さが魅力で、非デザイナーでもクオリティの高いデザインを制作できます。
商用利用に対応しているため、アイキャッチ画像やインフォグラフィックの作成に使っても問題ありません。
またドラッグ&ドロップの簡単な操作で編集できる点も人気の理由の1つです。
優良WEBでもCanvaを活用しており、効率的なデザイン作成を実現しています。
Canvaについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
Canvaとは?作れるデザインやできること、活用方法を初心者向けに解説
オウンドメディアを成長させるには、分析と改善を繰り返すことが大切です。
効率よくサイト改善を行うためには、ツールの利用が欠かせません。
オウンドメディアの運用・改善に使えるおすすめのツールは下記の5つです。
ツール名 | 用途 | ツールを使ってわかること |
---|---|---|
Google Search Console | アクセス解析・分析 |
|
Google Analytics | アクセス解析・分析 |
|
User Insight | ヒートマップ |
|
GRC | 検索順位チェック |
|
Ahrefs | 競合分析 |
|
それぞれくわしく解説していきます。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、Googleが提供する無料の分析ツールです。
Webサイトの検索パフォーマンスを確認するために使用されるもので、具体的には下記の機能が備わっています。
上記の通り、Google Search Consoleを活用すれば「ユーザーがWebサイトに訪れるまで」のあらゆるデータを取得でき、改善に活かせます。
たとえば、表示回数が多い割にクリック数が少ないならタイトルをもっと魅力的にするというように、検索パフォーマンスの改善に役立てられるのです。
オウンドメディア運用では必要不可欠なツールのため、必ず導入しましょう。
Google Search Consoleについてくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
Googleサーチコンソールとは?使い方を画像付きでやさしく解説!
Google Analyticsは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
Webサイトのアクセス状況を調べるために利用され、具体的には下記の機能が搭載されています。
時間帯別のアクセス状況や、閲覧ユーザーのデバイス・地域などの属性まで把握できます。
自然検索やSNSなど、どのチャネルから流入しているのかも特定可能です。
「ユーザーがWebサイトに訪れた後の行動」を調査できるため、課題の発見や改善に役立てられます。
機能が多く、使いこなすまでには時間がかかりますが、Web上に設定方法や使い方などたくさんの情報があるので、参考にしてみてください。
Google Analyticsについてくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
Googleアナリティクス(GA4)の使い方・登録方法を徹底解説
出典:User Insight
User Insightは、Webページ上のユーザー行動をヒートマップで可視化できるツールです。
熟読エリアやクリック箇所などを視覚的に把握できます。
Google Analyticsでは把握できない細かいユーザー行動を分析できるのが大きな特徴です。
各ページの具体的な課題を発見し、ピンポイントに改善していけます。
WebサイトのPV数によって料金は異なり、月間PV50万までなら初期費用5万円+月額5万円で利用できます。
月間PV30万までなら、無料版ツールのUser Heatを活用するのもおすすめです。
出典:SEOツールラボ
GRCとは、登録したキーワードの検索順位を簡単に確認できるツールです。
Google、Yahoo!、Bingの3種類の検索エンジンでの順位を取得でき、日々の変動をグラフで確認できます。
視覚的に把握できるため、順位の急落にもいち早く気づいて対策することが可能です。
さらに競合サイトの順位も調査できるため、順位変動の要因を推測するのにも役立てられます。
最も安いベーシックプランは月額495円で、調査するキーワードを500個まで登録できます。
上位表示させるためには、こまめに検索順位を確認して改善を繰り返すことが大切です。
検索エンジンに1つ1つキーワードを入力して順位を確認するのでは、手間と時間がかかり非効率です。
検索順位チェックツールを活用して、効率よくサイト改善を行いましょう。
出典:ahrefs
Ahrefs(エイチレフス)は、世界で60万人以上が導入するSEO分析ツールで、下記のようなシーンで活躍します。
世界最大級の被リンクデータ量をもとにした被リンク分析がAhrefsの最大の強みです。
被リンクとは、外部のWebサイトに自社のページのリンクを貼ってもらうことです。
良質な被リンクを獲得すると、上位表示されやすくなる、ドメインパワーが向上するなどの良い効果が期待できます。
そのため、本格的なオウンドメディアを運用していくには、被リンク分析が欠かせないのです。
Ahrefsを活用すれば、自社と競合サイトの被リンク状況を比較してSEO施策の立案に役立てられます。
料金はライトプランで月額19,990円で、年払いにすると2ヶ月分が無料になります。
コストはかかりますが、競合調査に注力したいときは検討してみてください。
ここでは、オウンドメディアのツールを選ぶ際に押さえるべき以下4つのポイントについて紹介します。
「何のために導入するのか」を明確にしてからツールを決めましょう。
人気があるから、便利だと聞いたからなどの理由で導入しても、高機能なツールを使いこなせず無駄になってしまいます。
以下の一例のように予め自社の課題を洗い出し、必要なツールを絞り込むことが大切です。
ツールの導入には手間もコストもかかります。
1つのツールを長く利用できるよう、導入前に利用目的をしっかりと確認しましょう。
月額料金、初期費用、オプション費用、プラン内容を確認して予算に合ったツールを選びましょう。
ホームページを見て正確な料金がわからないときは、見積もりを依頼してみてください。
ツールによっては、利用人数で価格が変動する場合もあるため、予めどのくらいの人数で使用するのかを確認しておくことも大切です。
高機能なツールは魅力的ではありますが、十分に使いこなせず費用対効果が見込めないこともあります。
必要な機能と予算を明確にして、自社にあったツールを選定しましょう。
予め使いやすさを確認しておくことも大切です。
操作性の悪いツールを導入すると、かえって作業効率が落ちてしまうこともあります。
また高機能なツールは使い方が複雑なこともあり、特に初心者の場合はうまく活用できない可能性も考えられます。
無料プランやお試し期間のあるツールは、予め使用感を試してから導入を検討しましょう。
ツールによってサポート体制は異なります。
自社のリソースに応じて、必要なサポート体制が整ったツールを選んでください。
特にオウンドメディアに精通している人材が社内にいない場合は、手厚いサポートがあると心強いです。
下記の項目をチェックしておくと良いでしょう。
オウンドメディアは長期運用が前提です。
効率よく制作・運用するにはツールの利用が欠かせません。
オーバースペックにならないようにするためには、予め利用目的と予算を明確しておくことが大切です。
また1つのツールを長く活用していくには、サポート体制や操作性のチェックも忘れてはいけません。
オウンドメディアのツールにはたくさんの種類があり、サイト構築、コンテンツ制作、運用・改善と制作段階ごとに必要なツールは異なります。
この記事を参考に、自社に最適なツールを導入してオウンドメディアの制作に役立ててください。
「自分でオウンドメディアを作れるか不安」
「人手不足でしっかり運用する余裕がない」
このようにお悩みの方は優良WEBにご相談ください。
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